恋ってむずかしい。でも、ひとりで悩まなくていい【こいこと。お悩み相談室】

恋愛って楽しいだけじゃなく、ふとした瞬間に悩んじゃうことも多い。

今回は編集部が集めたリアルなお悩みをもとに、こいこと。ライターのケンジ、ミカコ、ナナ、リクが座談会形式で語り合いました。

正論だけじゃない、それぞれの人生や価値観がにじむトークをどうぞ。

目次

相談1:LINEの返信が遅い彼、私って本命じゃないの?

相談者:20代女性/交際3ヶ月の彼がいます。LINEの返信がいつも遅くて不安になります。付き合う前はもっとマメだったのに…。本命じゃないのかな?って思っちゃいます。

ナナ:うわ〜、これあるあるだね。付き合う前と後で急に連絡のペースが変わると、「あれ?」って思う気持ち、すごく分かるよ。

リク:うん、付き合う前はやっぱり「好きになってもらいたい」って気持ちが強くて、連絡も頑張っちゃう。でも関係が落ち着くと、自分のペースが出てくる人も多いかも。

ミカコ:そもそもLINEにあんまり重きを置いてないタイプの人、いるよね。私もわりとそうだけど、既読無視=興味がないってわけじゃない場合もある。

ケンジ:でもさ、返信遅いのが「当たり前」になってると、気持ちってやっぱりすれ違うよな。だから、ちゃんと不安って伝えていいと思う。「責める」んじゃなくて「寂しかった」って、ね。

ナナ:そうそう!「連絡が欲しい=重い女」みたいに思われたくなくて我慢しちゃう人多いけど、それがモヤモヤのもとになるんだよね。

リク:伝え方ってすごく大事で。「返信が遅いと嫌だ」じゃなくて、「連絡くれると安心する」っていう、ポジティブな表現が効果的だったりします。

ミカコ:あとは、自分も相手も心地よくやり取りできるラインを探ってくのが大事かな。恋愛って、思いやりのキャッチボールだから。

相談2:元カレが忘れられません。復縁ってアリですか?

相談者:30代前半女性/別れて1年経ちますが、元カレを忘れられません。新しい恋に進めず、ずっと彼のことを考えてしまいます。復縁ってアリなんでしょうか?

ケンジ:この相談、多いよな〜。俺も昔、復縁しようかって悩んだことあったよ。結論から言うと「なんで別れたか」によるな。

ナナ:ほんとそれ。別れた理由が解決してないなら、復縁しても同じところでまたつまずく。感情だけで戻っても、根本が変わってなかったらしんどいよ。

リク:でも気持ちは分かるなあ。「あの人しかいない」って思っちゃう時ってある。でも、忘れられない理由が「寂しさ」や「思い出補正」だけなら、それは復縁じゃなくて“過去にすがってる”状態かも。

ミカコ:私はわりとシビアに見ちゃう派だけど…戻ってうまくいくケースもゼロじゃない。ただ、タイミングと成長が必要。別れたことでお互いに何かを学んで、変われてたら、ワンチャンはある。

ケンジ:あと大事なのは「その元カレは今も君を幸せにできるか?」って視点。過去の楽しかった記憶に恋してるだけだと、現実とギャップが出る。

ナナ:今の自分がもう一度惚れる相手かどうか、って考えてみるといいかもね。過去じゃなくて、“今”のふたりで考えて欲しいな。

リク:復縁は、リスクもある。でもそれ以上に「ちゃんと自分の気持ちを見つめ直す」チャンスでもあると思うよ。

相談3:彼のSNSに出てくる“元カノらしき存在”が気になります

相談者:20代後半女性/彼のSNSに、よく同じ女性が出てきます。聞いたら「昔からの友達」と言われましたが、どう見ても元カノっぽくて…。モヤモヤしてしまいます。

ナナ:これ、あるある〜!「友達」って言い方も便利だけど、曖昧すぎて余計気になるんだよね。

ミカコ:SNSってほんと、余計な情報ばっかり見えるよね。個人的には、気になるならちゃんと聞いたほうがいいと思う。「あなたの過去を知りたい」って気持ちは自然だから。

リク:僕も「信じたいけど不安」って気持ち、分かるなあ。大事なのは、その不安をどう扱うか。相手を責めるんじゃなくて、「自分がどこに引っかかってるのか」を伝えることが大切だと思う。

ケンジ:ぶっちゃけ、男から見て「本当にただの友達」なら堂々としてるもんだよ。逆にやましいことあるときは、説明が曖昧だったり、隠そうとする。

ナナ:そうそう、説明に誠実さがあるかって超大事。あと、その女の子の存在だけじゃなくて、彼の“ふるまい”をちゃんと見た方がいい。

ミカコ:モヤモヤって、言葉にしないと増幅するだけだしね。ちゃんと話して、納得できるかどうかで今後の関係が変わってくると思う。

リク:信頼って、確認の積み重ねでもあるから。言いづらいことでも、誠実に向き合ってくれる人かどうか、それが試される場面かもしれないね。

相談4:恋人と価値観が違いすぎて不安です

相談者:30代前半女性/付き合って1年の彼と、最近よく価値観の違いを感じるようになりました。食べ物、お金の使い方、休日の過ごし方…細かいことばかりですが、積み重なると不安になります。

リク:小さなズレでも、何度も感じると「この先大丈夫かな」って思っちゃいますよね。でも、違う価値観をすり合わせていくことが、関係の成熟でもあると思います。

ナナ:わかる〜。最初は好きの気持ちだけで乗り越えられたことが、だんだん現実になってくるよね。でも逆に言えば、そこでちゃんと向き合えたら関係が強くなるチャンスでもある。

ミカコ:ていうか価値観なんて、全く一緒の人なんていないよね。私だったら、「違うのが当たり前」って前提で付き合う。そのうえで、「どこまで歩み寄れるか」が肝心。

ケンジ:おれなんか、離婚も経験してるけど、結局「違いをどう扱うか」ってとこに尽きるよ。押しつけ合いじゃなくて、「その違いを受け入れられるか」。それが覚悟ってもんだと思う。

リク:価値観の違いがあるからこそ、新しい視点をもらえることもあるしね。全部合わせようとせず、「違いを尊重する」って視点に変えるとラクになるかもしれません。

ナナ:大事なのは「それでも一緒にいたいか」ってことだよ。妥協と尊重は違うしね。

ミカコ:むしろ最初から「全部合う!」って人は、どこかでズレが出てくるよ。そのとき話し合える関係かどうか、それが見極めポイント。

まとめ

今回は「恋愛相談」をテーマに、ケンジ・ミカコ・ナナ・リクの4人でお話ししました。悩みのカタチは人それぞれ。でも共通しているのは、「一人で抱え込まないでほしい」という想いです。

誰かに話すことで見えてくる答えもあるし、自分とは違う価値観に触れることで、心が軽くなることもある。恋愛に正解はないけれど、迷っている気持ちに寄り添うことは、きっとできると思います。

あなたの恋が、少しでも前に進みますように。

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