“好き”の正体って何?恋愛だけじゃない「好き」の種類と向き合い方

「ねえ、“好き”って、どんな気持ちのことを言うんだろうね?」
恋バナしてると、ふと立ち止まっちゃう問い。キュンとするのも“好き”だし、安心するのも“好き”。でもそれって、同じ“好き”なのかな?

このコラムでは、恋愛における“好き”のカタチについて、あたしミユがあれこれ考えてみたよ。もしかしたら、恋に悩んでる誰かのヒントになるかもしれないから、ゆるっと読んでくれたら嬉しいな♡

目次

“好き”って、ほんとに1種類だけ?

恋愛ドラマではよくあるセリフ、「それって“好き”でしょ?」ってやつ。
たとえば、相手のLINEが気になるとか、つい目で追っちゃうとか、会えないと寂しいとか。そんな気持ちが芽生えたとき、“これは恋だ!”って決めつけてない?

でも、あたし思うんだよね。“好き”って、もっといろんな形があるんじゃないかなって。
だって、友達に会いたいのも“好き”だし、家族に安心するのも“好き”。それと恋愛の“好き”って、どこか重なるようで、ちょっと違う。
ドキドキ=好き、って単純じゃない。それは憧れかもしれないし、寂しさを埋めたいだけかもしれない。

よく「誰かを好きになれない」って悩む人もいるけど、実はちゃんと人を“好き”になってるけど、それが“恋愛の好き”じゃないだけってことも多いんじゃないかな。
逆に、付き合ってみたら「あれ?思ってたのと違う」ってなるのも、“好き”の種類を勘違いしてたからかもしれない。

あたしは、“好き”って感情は、もっと自由で、もっとグラデーションがあっていいと思ってる。
白か黒かじゃなくて、ピンクとかラベンダーとか、にじむ色味の中にあるのが本当の“好き”なんじゃないかな。

“好き”の種類って、いくつあるの?

“好き”って言葉、簡単に使っちゃうけど、よく考えるとぜんぜん同じじゃない。
たとえば「一緒にいて楽しい」っていう好きと、「抱きしめたい」っていう好き、まったく違う感情じゃない?

ここでは、あたしが感じる“好き”の種類を、いくつかに分けてみたよ。

1. 安心の“好き”

これは家族とか、長年の友達に抱く感情に近いかも。
一緒にいてホッとする。特別なことしなくても心地いい。恋愛っぽいドキドキはないけど、「この人といると自分でいられる」って感覚。

2. 憧れの“好き”

すごいなぁ、カッコいいなぁって思う気持ち。
恋じゃないのに、どこか心が引っ張られる。だけどそれって、「なりたい自分」や「自分にないもの」を見てるだけのこともある。

3. 所有したい“好き”

これはちょっと危ういけど、「自分のものにしたい」「誰にも渡したくない」っていう欲からくる“好き”。
相手の気持ちより、自分の満足が優先されちゃう恋は、しんどくなることもあるかも。

4. ドキドキする“好き”

まさに恋の入り口。目が合うだけで心臓バクバク、LINEきたら一日が変わるような感覚
でもこの“好き”って、一時的なこともあるから、関係を深める中で変化していくこともあるよね。

5. 大切にしたい“好き”

これが恋愛のゴールかもしれないなって、最近思う。
自分が幸せになりたい、じゃなくて、「この人を笑顔にしたい」って思える感情。それってきっと、愛に近い“好き”。

“好き”って、ひとことで言ってもほんといろいろ。それぞれの感情にちゃんと名前をつけてあげると、自分の気持ちが見えてくる気がする。

“恋”と“愛”のあいだで揺れる気持ち

“好き”が膨らんでいくと、その先にあるのが「恋」だったり「愛」だったりするんだけど……
この2つって、似てるようで全然ちがう。あたしはそう思ってる。

“恋”は、自分の心が主役。
「会いたい」「触れたい」「見てたい」って、相手を通して自分がどう感じるかに集中してる。
でも、“愛”になると、主語が相手に変わってくる気がするんだよね。

「この人がしんどいとき、そばにいてあげたい」
「自分の時間やエネルギーを使っても、この人のためなら惜しくない」

そう思えるとき、それは恋を超えて、愛に変わりつつあるんじゃないかなって。

もちろん、恋と愛はくっついてることもあるし、時間をかけて“恋→愛”に育っていくことも多い
でも、“好き”の中にどっちが多く含まれてるかで、未来が変わってくることもあるよね。

自分の“好き”が、恋なのか、愛なのか──
一度ゆっくり考えてみると、本当に求めてるものが見えてくるかもしれない。

「好き」にはいろんな形があると思う

あたしね、最近よく思うの。「好き」って、ひとつじゃないよねって。
「付き合いたい」とか「独占したい」とか、そういう気持ちもあるけど、それだけが“好き”じゃない。

一緒にいて安心する人。
目が合うだけでドキドキする人。
なんでもないLINEが嬉しい人。

ぜんぶ「好き」だけど、どれも違う“種類”の好きかもしれないよね。

たとえば、推し活で「推しが元気ならそれでいい」って思える気持ちも、ある意味で愛だと思うの。
相手をコントロールしようとしない“好き”って、深くて美しいなって感じる。

逆に、どこか独占したくなる気持ちも自然な感情。
だからこそ、「自分はどんな“好き”を感じてるんだろ?」って向き合ってみるのが大事だと思うんだ。

「好き=付き合う」じゃなくていいし、「好き=恋人になる」だけでもない。
もっと自由で、もっと多様でいいんじゃないかな。そんなふうに思ってるよ。

誰かを好きになったら、ちゃんと伝えなきゃいけないの?

よくね、「好きなら告白しなきゃダメ」とか「伝えなきゃ始まらない」って言われるけど…
あたしは、必ずしもそうじゃないと思うの。

もちろん、伝えることで進展する恋もあるし、言葉にしないと相手には伝わらないこともある。
でも、「伝える勇気がない=その恋が本物じゃない」ってわけじゃないよね?

好きな気持ちを抱えてるだけで、十分すごいこと。
その人のことを考えて、ドキドキして、でも言えなくて…って、もうドラマだよね(笑)。

もし、「伝えたら迷惑かも」とか「気まずくなるのがこわい」って思うなら、伝えない選択だって、やさしさのひとつだと思うんだ。

恋の形も、行動も、正解はひとつじゃない。
だから無理して「言わなきゃ!」って自分を追いつめなくていいよ。
言えない恋も、ちゃんと“恋”なんだから。

「片想いが苦しい」って思ったときの乗り越え方

恋って、楽しいだけじゃない。
特に片想いは、相手の気持ちがわからないぶん、悩みも増えるし、自己嫌悪になっちゃうこともあるよね。

「どうせ自分なんて…」って思っちゃう夜もあるし、ちょっとしたことで一喜一憂して疲れちゃうこともある。
でも、それってぜんぶ本気で好きだからこそなんだよね。

そんなとき、あたしが大事にしてるのは、恋以外の「好き」も大切にすること。
推し活でもいいし、美味しいものでも、推しアニメでも、お気に入りの服でも。
恋だけに心を預けすぎないで、「好きの分散」って、ほんと大事。

片想いが苦しい=その人を好きになった自分まで嫌いになる、ってことじゃない。
むしろその恋を通して、もっとやさしくて、可愛くて、強い自分になっていけばいいんだよ♡

恋が自分を壊すものじゃなくて、自分を育てるものになりますように。

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