登場人物:
アカリ(ギャル系)/ハルキ(拗らせ男子)/マリ(大人女子)/ソウタ(天然感覚派)/ワニオ(恋愛に興味なし)
夏の恋、どこでときめきたい?
編集部:
今回は、「夏のデート、どこ行きたい?」をテーマに、こいこと。ライター陣で座談会を開催!
ただ行きたい場所を語るだけじゃなく、夏ならではの注意点──たとえば「汗とニオイ問題」「体調管理」「服装」「虫」など、実際に付き合うときに大事なこともまじめに(?)話していきます。
アカリ、ハルキ、マリ、ソウタ、そしてワニオくん。よろしくお願いします!
アカリ:
はーい!夏だし恋しよ〜♡って気分なんだけど、汗との戦いでもあるんだよね〜!
ハルキ:
夏は恋するには暑すぎる…でもそれがまた思い出になるって言われたら、ぐうの音も出ません。
マリ:
デートって“どこに行くか”も大事だけど、“どう過ごすか”のほうが印象に残るのよね。夏はその差が特に出るかも。
ソウタ:
かき氷って、あんま味しなくない?でも一緒に食べるとなんかおいしいの、不思議。
ワニオ:
恋愛感情は持ち合わせていないが、夏は日陰を選ぶ価値があるとは思う。
編集部:
クセ強メンバーで、夏のデートについて語っていきます!
さて、まずは「夏だからこそ行きたい場所」から聞いていきましょう!
夏だからこそ行きたいデートスポットって?
編集部:
それでは早速、「夏のデート、どこに行きたい?」をみんなに聞いてみました。
夏だからこそ映える場所、気持ちが高まる瞬間──あなたならどこを選びますか?
アカリ:
うちはやっぱ海!もう王道中の王道だけど、外せなくない?
海ってテンション上がるし、水着は正義♡ 日焼け止めは絶対だけど、日差しも思い出になるから好き〜!
ハルキ:
俺は避暑地に逃げたい派…。海とか夏祭りもいいけど、人混みが多いと一気に疲れちゃうタイプなんだよね。
静かな湖とか、山奥のカフェとか、ちょっと秘境っぽいとこでのんびりしたい。
マリ:
私は夕方からの街歩きとか、ナイトプールみたいに“涼しさと非日常”が両立してるところがいいかな。
日中の暑さはほんと消耗しちゃうから、無理に昼間動き回るより、時間帯を選ぶのも大人の夏デートって感じ。
ソウタ:
うーん、ひまわり畑っていいよね。
花に囲まれてると、なにか人生が明るくなった気がする。
でも虫がすごかったら…それもまた風流なのかな?
ワニオ:
水辺は体温を3℃下げる効果がある。科学的には好ましい。
だが、人が多い場所は“目的地にたどり着くまでの摩擦”が多いので、評価が下がります。
なお、ぼくは基本的に泳ぎません。水に浮くが、沈むこともある。
よって、デートに適しているのは「屋根があって風通しの良い場所」だと思います。
たとえば大型のホームセンターなど、環境制御が優れている屋内施設はもっと評価されるべきではないでしょうか。
アカリ:
ちょっと待って、ホームセンターでデートは斬新すぎるでしょ!
でも確かに、エアコン効いてるし、ペットコーナーとか見てると盛り上がるかも…?(笑)
マリ:
案外、一緒に家具とか見るのって“未来”をちょっと感じさせるから、悪くないわよ。
ハルキ:
でもそれ、付き合いたてで行くと「えっこの人結婚願望強い?」って思われるリスクあるよね(笑)
編集部:
王道スポットからちょっとマニアックな選択肢まで、かなり個性が出ました!
「夏らしさ」をどう楽しむかは人それぞれ。
さて、続いては「夏のデートで気をつけたいこと」──リアルな注意点について語ってもらいましょう!
夏のデートで気をつけたいことって?
編集部:
行きたい場所はたくさんあっても、夏のデートって実は地味に難しい。
「暑すぎて集中できない」「汗が気になる」「虫刺され地獄」…などなど。
今回は、夏ならではのリアルな“注意点”や“気遣い”について語ってもらいました!
アカリ:
とりあえず、汗とニオイ問題は避けられないよね〜。
自分が気にするのもそうだけど、相手のニオイって…意外と恋の行方を左右するから…マジで。
マリ:
そうそう。清潔感って、顔とか服装よりも“体調管理できてるか”って意味でも出ると思う。
夏は気温も湿度も高いから、ふだん以上に身だしなみが大事になる季節。
ソウタ:
たまに日差しで目が見えなくなって、ずっと変な顔しちゃう。
だからサングラスと帽子は必須。あと、冷やしタオル首に巻くとけっこう救われる。
ハルキ:
俺、汗かくの早いから夏のデートはめっちゃ準備する。
タオル持ち歩くのはもちろん、着替えも用意するし、ニオイ対策のスプレーも使ってる。
あと、水分補給忘れるとすぐ体調崩すから、気を抜けないんだよね。
アカリ:
え、ガチすぎて逆に好感持てる(笑)
ちゃんと準備してる人って、デートに本気で向き合ってくれてる感じして、うれしいよ〜。
ワニオ:
あの……ぼくは恋愛に関して未経験ですが、「気温の高さが判断力を下げる」という研究結果は読んだことがあります。
暑さの中での会話は、語彙が減り、感情が不安定になりやすいそうです。
ですので、重要な話題はエアコンの効いた環境で行うことをおすすめします。
マリ:
それ、恋愛経験あるなし関係なくめちゃくちゃ正論よ(笑)
カフェとかレストラン選びって、ほんとに大事なのよね。
暑いだけでイライラするし、そういう細かい配慮ができるかどうかで人間性見えたりするのよ。
ソウタ:
あと夏の外デートって、虫に刺されたかどうかでテンション変わらない?
片思い中の子がかゆそうにしてたら、虫刺されパッチ持っててあげたいって思う(笑)
アカリ:
それできたら100点満点すぎるって!
あとさ、日焼け対策ちゃんとしてくれる人も好き。
「焼けてるほうが男らしい」とか言ってくる人は、ちょっとムリ(笑)
ハルキ:
俺も昔はそういうタイプだったけど、最近ようやく日焼け止め塗るようになった(笑)
塗っても“男らしさ”は減らないことに気づいたわ。
ワニオ:
ちなみに、紫外線は人間の皮膚にダメージを与えるだけでなく、将来的にシミや老化の原因になるそうです。
ぼくは体表が硬いためあまり影響は受けませんが、人間の皆さまは十分お気をつけくださいませ。
編集部:
日焼け、ニオイ、虫、体調…夏のデートは気をつけるポイントがたくさん!
“気合い”よりも“準備”が大事なのかもしれませんね。
さて、ラストのトピックは「夏デートの理想の思い出」──みんなの胸キュン妄想、聞かせてください!
夏デートの“理想の思い出”、ある?
編集部:
最後のテーマはちょっとロマンチックに。「夏デートでこんな思い出ができたら最高!」っていう妄想、語ってもらいました♡
リアルな経験でも、まだ実現してない願望でもOK! 夏だからこその“ときめきの瞬間”、ある?
アカリ:
え、妄想ってめっちゃ得意なやつなんだけど(笑)
うちは花火大会デートかな〜♡
浴衣着てさ、屋台とか回って、でも途中で「人多すぎるね」って川辺に避難して、ふたりで静かに花火見るやつ。
で、「暑いね」って言いながらジュース渡される流れ…完璧じゃない?
ハルキ:
俺は…夏の深夜ドライブとかいいな。
ちょっと涼しくなってきた時間に、海沿い走って、車の中で音楽流しながらなんでもない話する。
ああいう無言が平気な関係って、いいよなって思う。
マリ:
私はやっぱり、大人なリゾートステイがいいわね。
ホテルのテラスで夜風に当たりながら一緒にお酒飲むとか。
静かだけど、ちょっと非日常で、ちゃんと“ふたりきり”になれる空間って貴重よ。
ソウタ:
あのさ、夕方の公園で、ただアイス食べながらベンチでボーッとしてたい(笑)
別に何も起きないけど、それが逆にいいっていうか。
あ、でもアイス溶けるのはちょっと切ないかも。
アカリ:
ソウタの妄想、地味なのにめっちゃエモいのずるい(笑)
でもそういうのも“記憶に残るデート”って感じするかも〜!
ワニオ:
理想の思い出、とのことですが…ぼくには恋愛感情というものが存在しないため、
仮に「夏に誰かと過ごす」とすれば、熱中症を回避できた日が理想と言えるかと思います。
もし強いて“理想の情景”を挙げるならば、屋内で冷房の効いた空間で、水分を補給しながら静かに本を読む時間…でしょうか。
相手が隣にいてもいなくても、基本的には変わりません。
アカリ:
え、地味すぎて逆に笑えるんだけど(笑)
でもまあ、なんだかんだ“安心できる時間”が最強って話よね。
マリ:
そうね。特別なことよりも、涼しくて落ち着けて、相手のことをちゃんと感じられるってことが理想なのかも。
ハルキ:
あと、思い出って作ろうとしすぎると空回りするしな。
自然にできたひとつの言葉とか表情の方が、あとで鮮明に残る気がする。
編集部:
恋する夏、みんなの“理想の思い出”はバラバラだけど、それぞれにとって大切な時間が浮かびました。
恋愛って結局、「どこへ行くか」より「誰とどう過ごすか」が大切ですね。
まとめ|夏デート、楽しいだけじゃなくて、ちゃんと向き合う時間に
編集部:
今回は、こいこと。のクセ強メンバーたちに「夏のデート」について語ってもらいました。
行きたい場所、気をつけたいこと、そして理想の思い出──バラバラなようでいて、みんなに共通していたのは「相手をちゃんと見てる」ってことでした。
- 海もいいし、静かな避暑地もいい。
- 汗やニオイ、日焼けや体調管理も含めて“気遣い”が大事。
- 特別なことをしなくても、一緒に笑える時間こそが思い出になる。
“夏デート”ってキラキラしてるイメージがあるけど、実際はけっこう過酷。
でもだからこそ、相手との距離感やペース、気遣いがすごくリアルに出る季節でもあります。
大げさに盛り上げようとしなくてもいい。
ちょっとした冷たいドリンク、貸した日傘、虫よけスプレー、ひとつの言葉。
そんな小さなやさしさが、あとで「夏の恋」っていう記憶になるのかもしれません。
編集部:
ということで、今回の座談会はここまで!
この夏、あなたの恋が少しでも快適に、そしてあたたかくなりますように。
「こいこと。」では今後も、恋の悩みも楽しさも全部まるごと語っていきます♡