彼氏との関係に「もう疲れた…」と感じてしまう瞬間って、誰にでもありますよね。最初は大好きで始まったのに、価値観の違いや連絡の頻度、甘えすぎ、将来の考え方のズレなど、気づけば小さなストレスが積み重なって「なんでこんなにしんどいんだろう？」とため息をついてしまう…。
でも、疲れたからといって必ずしも別れなきゃいけないわけではありません。大事なのは「どう向き合うか」。今回は、こいこと。ライターたちが集まり、彼氏に疲れたときの原因や対処法について本音で語り合いました。あなたの気持ちが少しでも軽くなるヒントになるはずです。
彼氏との関係で「疲れた」と感じる瞬間
ミユ：あたしがよく聞くのは「連絡頻度」だよね。LINEが多すぎて返信に追われるとか、逆に少なすぎて不安になるとか。どっちも疲れるって声多いよ♡
ナナ：わかる。結局、リズムが合わないとしんどいんだよ。あたしの場合は、仕事で疲れてるときに「なんで会ってくれないの？」って言われると一気に「はぁ…」ってなる。
マリ：夫婦関係でも似たようなことはありますよ。「自分の時間が奪われている」と感じると、気持ちがどっと疲れるんです。恋人同士でも同じですね。
ミサキ：あと、彼が何でも決めたがるタイプだと辛いわね。行き先から食べるものまで指示されて、「わたし、付き人じゃないんだけど？」って思う瞬間、正直あるでしょ。
ミユ：あるある〜！逆に何も決めないタイプも疲れるんだよね。「どっちでもいい」ばっかりだと「ちょっとは考えて！」って言いたくなるし。
ナナ：つまり、「バランスが崩れる」と疲れるってことかも。お互いのペースや考え方に差があると、好きって気持ちがあっても、心はだんだんしんどくなるんだよね。
彼氏に疲れたときの心理背景
ミカコ：そもそも「疲れた」って感じるときって、気持ちがすでに無理してる証拠だよね。好きなのにしんどいって、矛盾してるけど意外と多い。
マリ：そうそう。「我慢してる自分」に気づいたときに一気に疲れがくるのよね。例えば相手に合わせすぎてたり、嫌なことを「まあいいか」って流し続けたり。大人になればなるほど「この先もずっとこれ？」って考えちゃうの。
ミユ：あ〜わかる！彼のことは好きなんだけど、自分を置き去りにしてまで付き合ってると「なんか違う」って感じが募ってくるんだよね。
ナナ：心理的に言うとさ、「恋愛で自分が報われてない」って思う瞬間が一番きついんだと思う。片方だけが頑張ってると、そりゃ疲れるよ。
ミサキ：あと「比較」もあるわね。友達のカップルが仲良さそうに見えると、自分だけ疲れてる気がして余計に落ち込む。SNSで幸せアピールを見ちゃうと、心にくるものがあるでしょ？
マリ：うんうん。だから「疲れた」って感情はただの愚痴じゃなくて、「今の関係を見直すサイン」って捉えた方がいいと思う。気づけるのはむしろ大事なことかもしれないわね。
「彼氏に疲れた」と感じたときの対処法
ミカコ：じゃあ実際に疲れたとき、どう動くかが大事だよね。感情的に「もうムリ！」って爆発する前に、できることってあると思う。
マリ：そうね。まずは自分の気持ちを整理する時間をとることかしら。忙しい日常の中だと、彼への苛立ちと自分の疲れがごちゃ混ぜになってわからなくなるの。冷静に考えて「何に一番ストレスを感じてるのか」を切り分けるだけでも少しラクになるわ。
ミユ：なるほど〜。感情に任せて動いちゃうとケンカになるしね。落ち着いて「自分は何に疲れてるのか」を言葉にできたら、彼に伝えるのもスムーズになりそう。
ナナ：伝えるときもポイントがあるよ。相手を責める言い方じゃなくて、「わたしはこう感じてる」って主語を自分にすると、ケンカ腰にならない。これでだいぶ変わるはず。
ミサキ：あとは「距離を取る」のも有効よね。会う頻度を減らしたり、連絡を少し控えたり。依存状態から抜け出すだけでも呼吸がしやすくなるの。…もちろん、それで逆に冷めちゃう場合もあるけど（笑）。
マリ：ええ、それも一つの答えだからね。「疲れる恋愛は長くは続かない」っていう現実はあるし、無理に引き延ばすよりも、自分の心を守ることのほうが大事。お互いが歩み寄れるならベストだけど、そうじゃないなら「手放す勇気」も選択肢に入れていいと思うわ。
疲れた気持ちを乗り越えるためにできる工夫
ミユ：でもさ、疲れたからってすぐ別れるのももったいないときあるよね。まだ彼のこと好きだし…って気持ちもあるじゃん？
ナナ：そうそう。だから「疲れた＝終わり」って決めつけるのは早い。気持ちを回復させる方法を試してからでも遅くないと思う。
ミカコ：例えば、一人の時間をちゃんと持つことだね。恋愛にのめり込みすぎると、自分の楽しみや生活のペースが崩れて、それがストレスになる。趣味や友達との時間を大事にするだけで、彼への気持ちが整理されやすいよ。
マリ：それは本当に大事ね。パートナーがいるからこそ「自分の時間を楽しむ」って姿勢が、関係を健全に保つの。むしろそのほうが相手からも魅力的に見えることもあるのよ。
ミサキ：あとね、意外と効果あるのが小さな期待を手放すこと。例えば「連絡はすぐ返してほしい」とか「デートは毎週してほしい」とか、全部求めすぎると疲れるのは当然。欲張りなわたしが言うのもアレだけど（笑）、期待を少し減らすだけで楽になるの。
ナナ：確かに。相手に完璧を求めるとしんどいよな。だからこそ「まあこんなもんか」って思える心の余裕が必要なんだと思う。
マリ：その余裕を持つためには、やっぱり自分を満たす習慣が欠かせないわね。運動、食事、睡眠、そして好きなこと。恋愛に全部のエネルギーを注がないで、自分自身を大切にすることが、結局は恋を続ける力にもなるのよ。
それでも疲れが続くときの決断ポイント
ミユ：でもさ、いろいろ工夫してもやっぱり疲れちゃうときってあるよね…。そういうときは、どうすればいいの？
ナナ：うん、正直言うと「我慢の限界」を見極めるしかない。例えば会うのが憂うつになってきたとか、連絡が来ても心が重くなるとか。そんなサインが出てきたら、黄色信号だな。
ミカコ：私はね、相手といる自分が好きかどうかを基準にしてる。彼と一緒にいるときの自分がイライラばかりしてるなら、その関係は長く続かない。逆に疲れても「楽しいから頑張れる」って気持ちが残ってるなら、まだ可能性はあるかなって。
マリ：そうね…。恋愛は努力して続けるものだけど、自分をすり減らしてまで続ける必要はないのよ。人生は長いんだから、無理をしてまでその人にしがみつく必要はないわ。
ミサキ：わたしの場合は、シンプルに「これ以上は損だ」って思ったら切る（笑）。恋愛って感情だけじゃなくて投資でもあるから。投資先がマイナスばかりなら、見切りをつけるのが賢い女ってものよ♡
ナナ：さすがだな。まあ結局は「疲れ」と「幸せ」のバランスだよな。疲れが幸せを大きく上回ってるなら、もう答えは出てるんだと思う。
マリ：ええ。だからこそ、決断の勇気を持つことも恋愛の大切なスキル。別れは失敗じゃなくて、自分を守る選択なのよ。
まとめ
今回の座談会では、「彼氏に疲れた」と感じるときの心のサインや、その対処法について話してきました。恋愛は本来、楽しくて心を満たしてくれるもの。でも疲れが大きくなりすぎたときには、自分の気持ちを見直すチャンスでもあるんです。
・疲れの原因を分析すること ・自分時間を大切にすること ・相手と本音で話すこと ・それでも改善しないなら、勇気を持って決断すること
この流れを意識すれば、無理に我慢することなく、自分に合った恋愛スタイルを選べるはず。恋愛に正解はありませんが、「自分を大切にする」という視点を忘れなければ、次の一歩もきっと前向きになれるでしょう。
みなさんの恋愛が、少しでも軽やかで、心が温かくなるものでありますように。
