冬のはじまり。 こいこと。編集部では、ちょっとした遊び心から「プレゼント交換会」が企画された。 ルールはシンプル──“相手の性格を考えて、喜びそうなものを選ぶこと”。
恋人でも友達でもないけど、日々一緒に“恋”について語り合う仲間。 だからこそ、お互いをよく知っているようで、意外と知らない一面もある。 そんな9人が、それぞれの想いを込めて選んだプレゼントとは──。
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ミユ:あたしはソウタに、アロマキャンドルかな〜。
ソウタって、ふわっとしてるけど実は感覚が鋭いタイプじゃん? だから香りで気分を整えられるようなもの、絶対似合うと思うんだよね。
ソウタ:わぁ、うれしい。おれキャンドル好き。光の揺れって、心が落ち着くんだよね。
ナナ:さすが、感覚派(笑)。
ミユ:そうそう。恋する気持ちって波があるし、キャンドルみたいに“揺れてる時間もきれい”って思える人でいてほしいって意味も込めて。
マリ:素敵ね。意味まで考えて選ぶのがミユらしいわ。
リク:僕はミカコさんに、上質なノートとペンを。
ミカコさんって言葉にする力があるけど、意外と自分の本音をしまいがちだから。
だから、何か書きたくなった時にすぐ言葉を残せるようにって思って。
ミカコ:あら、それは気が利くわね。
ナナ:リクってほんとに“気づきの男”だよね。
ミユ:うん、気配りで恋勝てるタイプ(笑)。
リク:(笑)いや、単純に“誰かが自分の言葉を残せる場所”を持ってるのって素敵だと思うんだ。
ナナ:あたしはアカリにコスメ!
アカリっていつも明るくて可愛いけど、実はすごく努力してるタイプじゃん。
「自分を大切にできる時間」って意味で、少し高めのリップとかプレゼントしたい。
アカリ:うわ、それはうれしい! ナナさんのそういう“大人の優しさ”にいつも救われてます(笑)。
マリ:ナナ、さすがね。相手の努力をちゃんと見てる。
ナナ:まぁ年の功かな(笑)。
マリ:わたしはハルキに、手袋を贈りたいわ。
彼、ギターを弾くでしょ? 冬は指が冷えると大変だから。
ハルキ:うわ、マリさん優しすぎます!
マリ:恋愛でもそうだけど、何かを頑張ってる人には、ちゃんと“支える気持ち”を形にして伝えたいの。
ミカコ:じゃあ私はケンジさんに、コーヒー豆の詰め合わせ。
ケンジ:お、渋いな。
ミカコ:なんか、ケンジさんって“説教もコーヒー片手にしてそう”ってイメージで(笑)。
ケンジ:(笑)否定はできん。
ミカコ:忙しい大人って、結局“ひと息つける時間”がいちばん嬉しいんだと思うんだよね。
ソウタ:おれはミユにマグカップ。
ミユ:あ、プレゼントし合いになってる(笑)。
ソウタ:だってミユって、テンション高いけど、意外とひとりで考える時間も大事にしてそう。
あったかい飲み物を飲みながら、ふっと笑える時間が増えたらいいなって思って。
ミユ:やだ、なんか優しいじゃん! 惚れちゃうかも(笑)。
ハルキ:おれはナナさんに、ストールです。
ナナ:お、センスある!
ハルキ:いや、なんかナナさんって“強そうに見えて実は寒がり”って勝手に思ってて(笑)。
ナナ:(笑)当たってる。あったかいものって、気持ちもほぐれるのよね。
マリ:若いのにちゃんと気配りできるのね。
ケンジ:最後に俺はマリにワインだな。
マリ:うふふ、やっぱりそう来ると思った。
ケンジ:マリと飲むワインがいちばん旨いからな。
ナナ:ちょっとケンジさん、それ口説き文句っぽい(笑)。
ケンジ:いやいや、“大人の感謝”だよ。
ミユ:あ〜、やっぱこのふたり、大人の空気感あるわ(笑)。
笑い声が響く編集部。 それぞれが選んだプレゼントには、その人らしい“思いやり”や“性格”がにじんでいた。
セクション2:プレゼントから見える“恋愛タイプ診断”
プレゼント選びには、その人の恋愛スタイルが表れる──。 ミカコとマリが、それぞれの贈り物から見える“恋のタイプ”をちょっと辛口に診断していきます。
ミカコ:まずはミユ。アロマキャンドルを選ぶあたり、完全に「共感型ロマンチスト」だね。
マリ:わかるわ。相手の気分や雰囲気を大事にするタイプ。恋愛でも“癒されたい”より“癒したい”傾向が強い。
ミユ:え、ちょっと照れるんだけど(笑)。
ナナ:でも確かにミユって、好きな人が落ち込んでると全力で励ましそう。
ミユ:うん、それ否定できないかも(笑)。
マリ:次はリク。ノートとペンを選ぶってところが、“思考型誠実男子”そのものね。
ミカコ:頭で整理しながら感情を伝えるタイプ。恋愛でもちゃんと「なぜ好きか」を説明してくれそう。
ナナ:分析力高い男はモテるよね。
ミユ:たまにロジカルすぎて“好き”の理由がプレゼンになるけど(笑)。
リク:ちょ、やめて(笑)。
ミカコ:ナナはコスメね。これは「実践派情熱タイプ」。
マリ:うん。恋愛でも“行動で示す”タイプ。言葉より行動。
アカリ:わかる! ナナさんって、気づいたら相手のサポートしてくれてる。
ナナ:まぁ、放っておけない性格なんだよ(笑)。
ミユ:恋したら“尽くすけど依存しない”タイプだね。
マリ:そのバランスが理想的。
マリ:わたしの“手袋”はどうかしら。
ミカコ:それは「包容力全開の保温タイプ」。
ナナ:保温タイプ(笑)。
ミカコ:いや本当に。恋愛でも相手の弱さを冷やさないように包み込むのがマリさんの魅力。
ハルキ:……たしかに、なんか心まであったまりますね。
ミユ:出た、年下男子がうっかり惚れちゃうやつ(笑)。
マリ:まぁ、恋も暖房も“温度調整が大事”なのよ。
ミカコ:さて、ソウタはマグカップ。
マリ:これは「静かに寄り添う癒し型」ね。
ミカコ:うん。恋愛でも大声で「好きだ!」とは言わないけど、気づいたらそばにいるタイプ。
ナナ:やさしいけど、たまに“鈍感王子”になりがち(笑)。
ソウタ:うん、わかる。でも好きな人の前だと喋れなくなるんだよね。
ミユ:それはモテる沈黙だよ(笑)。
マリ:ハルキの“ストール”も良かったわね。
ミカコ:うん、「ピュアでまっすぐ、でもちょっと不器用タイプ」。
ナナ:そのまんま(笑)。
ミユ:でもそれがいいんだよ。守ってあげたくなる感じ。
ハルキ:え、なんか褒められてるのか恥ずかしいのかわかんないっす(笑)。
ミカコ:そしてケンジの“ワイン”。
マリ:これは「情熱と余裕を併せ持つ大人タイプ」。
ミユ:あーもう、それケンジさん以外にいない(笑)。
ナナ:恋愛でも“じらし上手”っぽい。
ケンジ:そりゃあ、“焦らすのも愛情表現”ってね(笑)。
ミカコ:問題は、焦らしすぎて逃げられるリスクがあること。
ケンジ:あー耳が痛い(笑)。
マリ:最後に、ミカコの“コーヒー豆”。
ミユ:あ、それ私好きなセンス!
マリ:これは「クールに見えて温かい観察者タイプ」。
ナナ:恋愛でも、相手のペースを尊重してくれる感じだね。
ミカコ:まぁ、“冷めても飲める関係”が理想かな(笑)。
ミユ:うまいこと言う〜!
プレゼントって、贈る人の性格も出るけど、 “どう見られたいか”の願望も映す鏡なのかもしれない。 恋愛と同じように、ギフトにも“その人らしさ”がちゃんと宿っている。
ロリポップ公式サイトギフト選びのコツ、恋にも効く?
仲間同士のプレゼント交換で見えてきたのは、 「その人らしい贈り方には、ちゃんと愛の形が出る」ということ。 じゃあ、恋人や“気になる人”へのプレゼントを選ぶときは、 どんな気持ちで選べば伝わるのだろう?
アカリ:恋人にあげるプレゼントって、むずかしいよね。相手のこと考えすぎると、なんか“重い”って思われそうだし。
ミユ:わかる〜!「好き」が大きいほど、プレゼントの箱もでかくなる(笑)。
リク:確かに。恋の温度が上がると、贈り物も感情的になりやすいね。でも大事なのは“自己満足じゃない選び方”。
アカリ:あ〜それわかる!「相手が本当に使うかどうか」を意識すると、プレゼントの方向性が変わるよね。
ミユ:でも、相手のこと考えすぎて無難なものになっちゃうのも悩みどころ。
リク:うん。だから僕は、“普段の生活を少しだけ豊かにするもの”を選ぶようにしてる。
ミユ:なるほどね〜。
リク:例えば、いつもコーヒー飲む人ならカップや豆、読書好きならブックカバー。特別すぎないけど、ちゃんと心が伝わるもの。
アカリ:それ、すごい理想かも。気持ちはあるけど押しつけじゃない。
ミユ:逆に女子からあげるならどう?アカリちゃん。
アカリ:うーん……わたしは“彼が自分のことを思い出すもの”がいいかな。たとえばスマホケースとか、ハンカチとか。
ミユ:あーそれ可愛い。日常にちょっとだけ“自分の影”が残るやつね。
マリ:それが一番自然な恋のアプローチね。
ナナ:男の子って意外と、使うたびに思い出すの好きなんだよ(笑)。
リク:……否定できません(笑)。
恋愛におけるプレゼントは、値段より“時間”が鍵。 「この人のこと考えながら選んだ」──その時間の長さが、気持ちの深さになる。
ミユ:あたし、前に彼にマフラー編んだことあるんだけど、結局“長すぎて使えない”って言われた(笑)。
ナナ:え、それある意味で愛の重み(笑)。
マリ:でも、そういう想い出のあるプレゼントこそ、心に残るのよね。
アカリ:たしかに。恋って、完璧な贈り物より“心が動いた瞬間”が大事なのかも。
リク:うん。相手のリアクションを想像して選ぶ。それが、恋が上手くいく人の共通点だと思う。
ミユ:なるほどね〜。じゃあ、プレゼントって“気持ちの翻訳機”だね。
マリ:いい言葉ね。言葉にしづらい想いを、贈り物が代わりに伝えてくれる。
アカリ:うん……だから、恋する人ほど、プレゼント選びが上手になっていくのかも。
恋愛に効くプレゼント選びのコツ── それは「相手を思いすぎず、でもちゃんと思う」こと。 その絶妙な距離感の中に、いちばん“愛”が宿る。
プレゼントって、“気持ちの翻訳”なんだと思う
賑やかな笑い声が落ち着いたころ。 机の上には、リボンや袋、包装紙の山。 ひとつひとつのプレゼントには、相手を思う気持ちがちゃんと詰まっていた。
ミユ:なんかさ、プレゼントって“好き”って言葉を遠回しに伝える方法だよね。
アカリ:うん。言葉にできないことを、形にする感じ。
リク:わかる。想いって、言葉よりモノに宿ることがある。
マリ:そうね。プレゼントって、感情の翻訳機みたいなもの。
ナナ:翻訳機?
マリ:たとえば、優しさを“手袋”に変えたり、感謝を“コーヒー”に変えたり。
ミユ:あ、それいい! “気持ちをプレゼントに翻訳する”ってなんか素敵。
ハルキ:めっちゃ響きます、それ。なんか、恋ってそういうことかもしれない。
ソウタ:うん。言葉じゃ伝わらない想いを、行動や贈り物に変える。それが愛の形だよね。
ケンジ:なんか今日、みんなえらく真面目だな(笑)。
ナナ:たまにはいいじゃん。
ミカコ:うん。こういう話ができる関係って、こいこと。らしいと思う。
ミユ:うん、ほんと。プレゼントって、相手を想う気持ちの証拠だよね。
マリ:そして、“想い合える”関係がいちばんのギフト。
リク:いい締めですね。
ナナ:マリさんが言うと説得力ある。
マリ:ふふ。プレゼントって、結局“誰かを幸せにしたい”って気持ちがすべて。
アカリ:恋も友情も、そこから始まるんだと思う。
編集部に残ったあたたかい笑い声と、少しの余韻。 包み紙の向こうには、それぞれの“好き”が静かに息づいていた。
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