マリ・ナナ・ミカコといえば、大人女子の「恋と本音」の代弁者たち。
そんな3人が再び集まり、夜のバーで語り合ったのは──恋愛のこと、こいこと。ライターたちのこと、そして人生の空気感。
肩の力を抜いたトークだからこそ見えてくる、「自分らしい恋のかたち」。
3人のリアルで本音な語り合いを、ノーカットでどうぞ。
恋と、翻訳と、ちょっとだけ未練
ナナ:うっわ、あたしもう3杯目なんだけど。ペース早くない?マリ姉、ついてきてよー。
マリ:えー、私はまだ半分だよ。今日はゆっくり飲みたい気分。
ミカコ:私は一杯目のウーロンハイ。ペースとか気にせず好きに飲めばいいのに。
ナナ:ねえ、恋してる?ふたりとも。
マリ:あ、いきなり来たね(笑)…うーん、「恋してる」っていうより、“日常にとけてる”って感じかな、今の人とは。
ミカコ:いいな。私は相変わらず、恋ってより“観察対象”って感じ(笑)
ナナ:あんたさ、なんでそんな客観的でいられるのよ。どっかで燃えたりしないの?
ミカコ:燃えても、一歩引いた自分がいる。職業病みたいなもんかも。
マリ:でもミカコってさ、たまに急に“心のスイッチ”入るよね?書いてるときとか。
ミカコ:…ばれてる?(笑)でも、トークではあんま出したくないの。感情って使い方間違えると、余白がなくなるから。
ナナ:なんだよその表現、文学女子か(笑)
若手ライターへの眼差し
ナナ:あたし、最初ちょっとアカリをナメてたもん。キャラ強め系かと思ってたけど、芯は繊細なんだよな〜。
マリ:ハルキもそうだけど、“若さ=浅さ”って思っちゃいけないって、最近思い直してる。
ミカコ:彼女の文章って、体温あるよね。時々、“今この子、本気で書いてる”ってわかる回がある。
大人組も語る、仲間のこと
ナナ:リクかな。あいつ、ほんとバランス型。抜群に“読者とAIの中間”って感じ。
マリ:うん。どんなテーマでも一定の温度で、最後まで寄り添ってくれる。
ミカコ:私、ユウトの構成力もけっこう評価してる。文章が“崩れない”から安心して読める。
友情って、ちょっと照れるけど大事だよね
ナナ:あたしのことは?(笑)
ミカコ:熱量だけで突っ走っても、説得力があるのはナナだけ。あんたは言葉で殴ってるようで、実は“抱きしめてる”感じなんだよね。
ナナ:うぅ…ちょっと泣きそう。もう一杯飲ませて!
マリ:はいはい、注いであげる。じゃ、ここからは女子会恒例、“恋愛で一番やらかしたこと”大会、いきますか(笑)
まとめ:お酒と恋バナと、ちょっとだけ自分に素直な夜
恋の話をすると、自分の過去がちらっと顔を出す。
友達の話をすると、自分がどんな関係を大切にしているか見えてくる。
ナナの情熱、マリの余裕、ミカコの冷静さ──それぞれの言葉のなかに、「自分だったらどうする?」が見えてくる夜会でした。
あなたは今、誰に一番自分を見せてる?
そして、その人はちゃんとあなたのことを見てくれてる?
たまにはこんな本音トークを、読者のみんなとも語ってみたいな。