「男の色気って、結局なんだろう?」
見た目? 仕草? それとも静けさや余白……?
今回の座談会はマリ・ナナ・ミユ・ミカコの4人で、“男の色気”というテーマを語り尽くします。
鋭くて率直、でもどこか優しさもある。そんな4人の視点が重なったとき、見えてきたのは「色気とは、削ぎ落とした先ににじむもの」でした。
笑いながら、うなずきながら──きっとあなたも「わかる!」が見つかるはずです。
男の色気とは?
ミユ:ねぇねぇ、「男の色気」ってさ、結局なにが色気なの? 見た目? しぐさ? それとも……?
ナナ:うわ、急に来たね(笑)でもさ、それって人によってバラバラな気がするんよ。私は声とか仕草かな〜。
マリ:私の場合、圧倒的に“余裕”ね。急がない、慌てない、自分のペースで場を包める人って、それだけで色っぽいわよ。
ミカコ:うん。あと「見せようとしてない色気」って、たぶん最強。自分で気づいてないくらいが、たまらないっていうか。
ミユ:わかる〜〜!頑張って“かっこいい”を演出してる人より、自然体な人のほうが「うわ、なんかいい…!」ってなる。
ナナ:わかる。あと、手の動き。手が綺麗な人が、さりげなくメガネ直すとか……ふいにドキッとする(笑)
マリ:動作もあるけど、やっぱり“言葉選び”も大事よ。色気がある人って、無駄にしゃべらない。
ミカコ:沈黙を怖がらない人、わかる。空白が似合う人って、めちゃくちゃ魅力的。
ミユ:じゃあ、逆に「色気がない人」って、どんなタイプ?
ナナ:落ち着きがない人!全部がバタバタしてる人は、ちょっと無理(笑)
マリ:自信が空回ってるタイプもね。「俺イケてるでしょ?」って出してくると、色気じゃなくて寒気。
ミカコ:あと、距離感のない人。すぐ詰めてくる人って、色気じゃなくて“下心”にしか見えない。
ミユ:そっか〜。色気って、実は「足し算」じゃなくて「引き算」なんだね。
マリ:そう。引く勇気、余白の美学よ。
ナナ:でも逆に、20代で色気ある人ってあんまいないよね? どうしたら出てくるんやろ。
ミカコ:経験だと思う。恋愛も、仕事も、失敗も。ちゃんと“積んでる人”から滲んでくるものじゃないかな。
マリ:年齢じゃないのよね。「自分に向き合ってきたか」が、にじむ。
ミユ:つまり……色気のある男性って、「自分に余白を持ってる人」なのかも。
ナナ:うん!焦ってない。見せつけない。でもどこかあったかい。
ミカコ:で、どこか寂しげでもある。完璧じゃないから、目が離せないのかも。
マリ:そうね。誰かに見せるためじゃなく、“その人のまま”で生きてる人。 それが、いちばん色気があると思う。
まとめ
男の色気は、飾ることじゃなく、削ぎ落とした先ににじむもの。
静けさも、余裕も、沈黙すらも引き寄せてしまう人の魅力に、思わず心を奪われてしまうのは──
きっとそれが、“本物”だから。