休み明けの朝、仕事行きたくない時の対処法──心を整える4人の言葉

休み明けの朝。
カーテンを開けても、光がまぶしいより先に「……あぁ、仕事行きたくない」って言葉が出る。
そんな気持ち、誰にだってある。
でも、SNSを見ればみんな頑張ってるように見えるし、
自分だけ立ち止まってるような焦りも出てくる。

恋愛メディア「こいこと。」のライターたちは、そんな“休み明けブルー”をどう受け止めてるのか。
今日はミカコ・ナナ・ソウタ・ケンジの4人で、“仕事行きたくない”気分との付き合い方を語ってもらった。

目次

休み明けって、なんでこんなに仕事行きたくないの?

ナナ「気持ちの切り替え、無理にしなくていい日もある」

ナナ:「あたしね、休み明けって“戦闘モード”に戻るのがしんどいんだと思う。
だって休日は“人間らしいペース”で過ごしてるじゃん。朝ゆっくり起きて、美味しいもの食べて、
好きな人や家族と過ごして。なのに翌日いきなり“社会人モードON!”って、誰でもズレるよ。」

ミカコ:「それわかる。
“サボりたい”んじゃなくて、心がまだ“生活モード”のままなんだよね。」

ナナ:「そうそう。だから“気持ちの切り替えしなきゃ”って焦るより、
“今日はエンジンかかんない日だな”って認めるほうがいい。
自分を責めると余計にしんどくなるし。」

ミカコ「“怠け”じゃなく、脳の防衛反応だと思ってる」

ミカコ:「人間の脳って、“危険な場所”を避けるようにできてるの。
職場がストレス源になってる場合、体が“行きたくない”って反応を出すのは自然。
それを“怠け”とか“甘え”って思うと、自分のSOSを無視することになる。
だから私は“今の職場にどんなストレスがあるか”を一度言語化してみる。」

ソウタ:「あ〜それ、なんか“頭の整理”にもなりそう。」

ケンジ「心が“俺まだ休みたい”って言ってる証拠だな」

ケンジ:「“仕事行きたくない”ってさ、心が“俺まだ休みたい”って言ってるサインなんだよ。
人間って、心と体に“エンジン”が2つあるんだ。
体は充電済みでも、心のほうはまだ残量ゼロってときがある。
それを無理やり走らせたら、そりゃエンストもするってもんだ。」

ナナ:「うわ〜、それめっちゃわかる。
“体は元気なのにテンションが追いつかない”って、まさにそれだよね。」

ケンジ:「だからな、“行きたくない=怠け者”なんて思う必要はない。
むしろ“ちゃんと自分の声を聞けてる証拠”だと思えばいい。
誰だって、頑張るために休む時期があるんだ。」

ソウタ「体より先に“空気”がつらいんだよね」

ソウタ:「おれの場合、“仕事行きたくない”って思うのは、
体が疲れてるってより、“空気”の問題かも。
職場の雰囲気とか、朝の電車とか、
“あ〜、今日もまた同じ流れに入るのか”って思う瞬間にブルーになるんだよね。」

ミカコ:「あ、それある。
自分のペースで過ごしてた休日のあとって、社会のスピードが異常に早く感じるんだよ。」

ソウタ:「うん。だから、朝から“自分の空気”をちょっと作るだけで全然違う。
お気に入りの音楽とか、香りとか。
なんか“自分の世界”を持ち込む感じで、ゆっくり戻す。」

ナナ:「ソウタくん、意外と繊細だね(笑)」

ソウタ:「繊細だよ(笑)でもそれでいいと思う。
無理して切り替えるより、自然に戻るのがいちばん。」

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どうやって気持ちを立て直してる?

ナナ「小さな“ご褒美予定”を入れて、未来にフックを作る」

ナナ:「あたしはね、“仕事終わったら○○しよう”っていう小さな楽しみを必ず作る。
金曜の夜に友だちと飲む予定とか、週末のスイーツ開拓とか。
“そのために今週を乗り切る!”って思えると、月曜の憂鬱もだいぶ軽くなるんだよね。」

ケンジ:「なるほどな。小さな“ご褒美予約”をしておくわけだ。」

ナナ:「そうそう。未来に“ワクワクのフック”をかけておく感じ。
『やる気出ない』ってときは、“ご褒美”が遠すぎるのかもしれないね。」

ミカコ「“やる気”を探すより“できること”を1個やる」

ミカコ:「私は、“やる気”を出そうとするのをやめた。
だって、やる気って待ってても来ないし、呼んでも来ないから(笑)
代わりに“今できることを1個だけやる”って決めてる。
メール1件返すとか、机の上を片づけるとか、それで十分。」

ソウタ:「わかる。“ちょっと動く”と、止まってた気持ちが少しずつ流れ出すんだよね。」

ミカコ:「そう。完璧を求めないこと。
“今日は5割の自分でいいや”って思うほうが、結果的に続く。
やる気は、動いたあとにくっついてくるものだよ。」

ケンジ「俺は“誰かに感謝メール”を送る。感情が動くから」

ケンジ:「おれはね、休み明けの朝に“誰かに感謝メール”を送るんだ。
『この前ありがとな』とか『あの話、笑ったわ』とか。
そうすると不思議と気持ちが前に動くんだよ。
“人とつながってる”って実感が、エネルギーになるんだな。」

ナナ:「ケンジさん、それめっちゃいい!
なんか自分もポジティブもらえる気がする。」

ケンジ:「だろ? 感情を動かすって、心のストレッチなんだよ。
ブルーな月曜こそ、誰かに“ありがとう”を投げとくといい。」

ソウタ「朝の音を変える。好きな音楽で“空気の温度”を戻す」

ソウタ:「おれは、朝の音を変える派。
休み明けって、部屋の空気まで“仕事モード”に戻すのが大変なんだよね。
だから、好きな音楽を流して、空気の温度を“休日寄り”に戻す。」

ミカコ:「なるほど。外の世界に合わせる前に、自分の世界を整える感じだね。」

ソウタ:「そうそう。“仕事行きたくない”って思う朝ほど、
“自分に合ったリズム”を取り戻す時間を作るのが大事だと思う。」

ケンジ:「お前の言葉、詩みたいだな(笑)」

ソウタ:「それ、褒め言葉として受け取っとく(笑)」

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恋愛目線で見た“休み明けブルー”の乗り越え方

ナナ「恋人に“会いたくなる仕事”を見つけなさいって言いたい」

ナナ:「恋愛目線で言うならさ、“恋人に会いたくなる仕事”って最高だと思うのよ。
仕事がんばってる自分を、好きな人に見せたいって思えると、
月曜の朝もちょっとだけ張り合いが出る。
恋って、“頑張る理由”をくれるエネルギーだからね。」

ミカコ:「確かに。“誰かに誇れる自分でいたい”って気持ちは、
仕事にも恋にも共通してるよね。」

ナナ:「そうそう。だから“仕事行きたくない”って思ったとき、
“この仕事をしてる自分、あの人にどう映るかな?”って考えると、
ちょっとスイッチ入るんじゃない?」

ミカコ「仕事で疲れた自分を、恋人に甘やかしてもらうのもアリ」

ミカコ:「私は、“休み明けブルー”のときこそ、
恋人にちょっとだけ甘えるのもアリだと思う。
『今日だるい〜』って正直に言える関係なら、それだけで癒される。
無理して元気出そうとするより、“疲れてる自分を見せられる”ほうが健全。」

ソウタ:「あ〜それ、すごくわかる。
“弱音を出せる恋”って、休み明けの特効薬だよね。」

ミカコ:「うん。“頑張らなきゃ”じゃなくて、“支え合えばいい”でいい。
恋が“癒し”になる瞬間って、そういうときだと思う。」

ソウタ「“恋が癒し”っていうより、“自分を整える”恋がいい」

ソウタ:「おれは、“恋が癒し”って言葉、ちょっと違うと思ってて。
誰かに癒してもらうより、“自分を整えられる恋”がいいなって。
好きな人がいると、自分のペースを大事にしたくなるし、
相手のために無理しない自分でいようと思える。
それが結果的に“仕事も頑張れる”につながる気がする。」

ナナ:「なるほどね〜。“恋で立て直す”ってより、“恋が軸を戻す”感じか。」

ソウタ:「うん。だから、恋人がいる人も、いない人も、
“誰かに見せるための元気”じゃなくて、“自分の心地よさ”を優先したらいいと思う。」

ケンジ「恋してると、朝の景色がちょっと違って見えるんだよ」

ケンジ:「俺なんかもう年季入ってるけどよ(笑)、
恋してるときの朝って、やっぱり違うんだよな。
出勤の電車も、なんかちょっとだけ明るく見える。
“あの人に会える”とか“LINE返ってくるかも”って、
ほんの小さな期待でも、人は前に進める。」

ナナ:「ケンジさん、それ名言だね(笑)」

ケンジ:「恋ってのはな、“心のエンジンオイル”みたいなもんだ。
焦って足すもんじゃないけど、入ってると走りが違う。
仕事がしんどいときほど、そういう小さな“潤い”が効くんだよ。」

まとめ──“行きたくない日”を否定しない

4人の話を聞いていると、“休み明けに仕事行きたくない”という気持ちは、
誰にでも起こる“自然な揺らぎ”なんだと感じる。
それは怠けでも、逃げでもなく、心が「ちょっと立ち止まりたい」と伝えているだけ。

焦らず、立ち止まりながら自分のペースを取り戻せばいい。
恋愛も仕事も、無理に“やる気”を作るより、“心の整え方”を知るほうがずっと大事だ。

最後に、4人から読者へのメッセージを。

ナナ:「行きたくない自分を責めないで、ひと休みしな。」

ミカコ:「モチベーションは波。落ちる時こそ、自分を観察するチャンス。」

ソウタ:「心の声を聞く日も、立派な“仕事”だと思う。」

ケンジ:「人生、定休日があるから回るんだよ。」

“仕事行きたくない”と感じる日があるあなたへ。
その気持ちを否定せず、今日も小さく呼吸してみよう。
月曜の朝をゆっくり取り戻す時間が、また次の一歩になるはず。

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