ライターたちの日々– category –
読むたびに推したくなる──
恋愛記事の裏で、ライターたちが紡ぐ物語や絆、日常のふとした感情を集めました。
ここは、彼ら・彼女たちの“ドラマの舞台”です。
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ライターたちの日々
ナツメ珈琲店へようこそ──意味の予感を、あなたに。
ミカコ「……ここ、ほんとに喫茶店?看板に『ナツメ』って、名前しか書いてなかったけど」 アカリ「ねぇミカコ、あのさ……ドアの取っ手、ナツメだったんだけど」 ミカコ「何言ってんのよ」 アカリ「いやマジで。てか見て。中、ぜんぶ……」 カランコロン──扉を... -
ライターたちの日々
ギターとポテトと恋の予感。──バイト帰りの青春、3人で過ごす夜
今日はハルキのプライベートを公開。コンビニバイトの帰り、同僚の女子「シュウ」とファーストフード店へ行くことに。そこになんとあの人が! コンビニバイト終わり 夜のコンビニ、シャッターが少しだけ下りかけた店舗の前で、ハルキとシュウが肩を並べて... -
ライターたちの日々
ナツメ語録爆誕。「恋はニラ玉のニラ抜き」って何!?
料理対決で見事優勝したソウタのごほうび企画。それは「会いたい人に会う」こと。 彼が希望したのは、こいこと。界隈で一部に熱狂的ファンをもつ謎の詩人・ナツメ。 正直、編集部も「なぜ?」という反応だった。 だがソウタはまっすぐに言った。「あの人の... -
ライターたちの日々
「パートナーが変わっていくこと」──BAR恋古都にて、夜の恋語り
こいこと。編集部の近くにある、隠れ家的なバー「恋古都(こいこと)」──。この夜、カウンターにはマリ、ケンジ、ナナ、そしてアカリがいた。古風な照明とレコードのBGMが漂うこの場所で、恋について、人生について、少しだけ本音がこぼれる夜が始まった。... -
ライターたちの日々
ロックとギターと、あの子の笑顔が胸に灯る夜
「それ、ギター?」 コンビニの休憩室。制服のままギターケースを足元に置いていたハルキに、同じバイト仲間のシュウが声をかけてきた。 「ああ、最近始めたんだ。まだ全然だけど」 「へえ、なんで?」 ハルキは少し考えてから答える。 「この前さ、ちょっ... -
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友達に彼氏ができて、なんか焦った日。
大学入ってからも仲よくしてる友達グループがあって。ランチ一緒に食べたり、放課後カフェ行ったり、恋バナもたまにするけど基本はゆるゆる、平和な感じ。 その中のひとりが、ある日ふわっと言ったの。 「彼氏できたんだ〜」 笑顔で「え、やば!おめでと〜... -
ライターたちの日々
恋をして、自分を歌いたくなった日。
「恋をして変わった」とか、 「恋をすると自分らしくいられなくなる」とか。そういう言葉を、ずっとよくわからないまま聞いてきた。 でも、たしかに今、俺は変わってる。いや、変わってるって言い方はちょっと違うかもしれない。“変わった”んじゃなくて、“... -
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推しの聖地、恋の予感。──恋とは違う、でも恋だったかもしれない旅の記録
料理対決の勝者、ごほうび企画。私が選んだのは──“推しの聖地、一人旅”。 でも、あのときはまだ知らなかった。ただの旅じゃなくなることを。 ■ ごほうび旅、出発進行。 「推し活を記事にするって話だったのに…なんで私、電車に乗ってんだろ?」 窓の外を流... -
ライターたちの日々
一人が平気。でも、たまに平気じゃなくなる夜がある
ひとりで過ごすことに、ずいぶん慣れた。 休日にカフェに行っても、ひとり。買い物も映画も、誰かと行かないのがデフォルトになって久しい。 家に帰って、コンビニで買ったスープを温めて、お気に入りの動画を流して、ご飯を食べる。 それで充分。別に不満... -
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BAR 恋古都で語らう、ケンジ・マリ・ソウタの夜
静かな夜。編集部の帰り道にあるバー「恋古都(こいこと)」には、変わらぬ灯りがともっている。 木のカウンターにそっと置かれたグラス。ジャズが低く流れる空間に、ケンジとマリ、そしてソウタが並んで座っていた。 ケンジ:「……ここはさ、何も言わなく...
