「脈があるのかないのか、正直わかんねぇ…」って思ったこと、誰にでも一度はあるはずだ。LINEの返信が早いと「これは脈ありか？」って期待しちゃうし、そっけない態度を取られると「やっぱ脈なし？」って落ち込んだり。
だけど、恋ってそんなに単純じゃねぇ。脈ありだと思って告白して振られることもあれば、脈なしだと思ってたのにうまくいくこともある。そんなの、答えなんて最後までわかんねぇよ。
だからこそ、「脈がわからないけど告白するかどうか」って迷う気持ち、すっげぇよくわかる。今回はそんなときに読んでほしい話だ。
1. 「脈アリかも？」のサインは、案外当てにならない
「よく話しかけてくれる」「LINEの返信が早い」「笑顔が多い」──そんなサインに、つい「これって脈アリ？」と期待しちゃうこと、あるよな。でもな、そのサイン、実は相手にとっては“普通の対応”だったりすることも、めちゃくちゃ多い。
たとえば誰にでもフレンドリーな性格の人とか、職場や学校の空気を読むのが上手い人。そういう人の優しさや気配りに「もしかして…？」って思っちまうのは自然なことなんだけど、それが恋愛感情とは限らない。
逆に、ちょっとそっけなかったり、距離をとってるように見える相手のほうが、実は好意を持ってるパターンもある。恋ってやつは、わかりやすさとは真逆を行くこともあるんだ。
だから「脈アリっぽい」だけで突っ走ると、痛い目を見ることもある。大事なのは、サインの数や強さよりも、「この人はどういう性格か」「普段からどう接してるか」っていう背景まで考えることなんだよな。
2. 「脈ナシ」と思っても、うまくいくことはある
「返事がそっけない」「誘っても反応が薄い」「あっちからは連絡してこない」──そんな態度を見ると、「脈ナシだな…」って諦めたくなるよな。でも実は、そこから恋が始まるケースもけっこうある。
理由はいろいろあるけど、たとえば相手が恋愛に対して慎重だったり、自分に自信がなかったり。あるいは「今はタイミングじゃない」と思ってたり。“脈がないように見えるだけ”の人って、実はかなり多いんだ。
俺の知り合いにも、「最初は完全に興味なさそうだったのに、こっちの真剣さに打たれて付き合うことになった」って人がいる。つまり、脈のなさは、恋の終わりじゃなくて“まだ始まってない”だけかもしれない。
諦める前に、「自分がこの人にどう向き合いたいか」を一回考えてみてほしい。“脈ナシ”を決めつけるのは、まだ早いかもしれないからさ。
3. 告白って、相手の気持ちを「聞きに行く」こと
告白って、「勝負」とか「賭け」とか、そんな風に考えがちだけど……本当は“相手の気持ちを確認しに行く”行為なんだよな。
つまり、こっちが一方的に勝ち負けを決めるものじゃなくて、ふたりの間にある空気を、ハッキリ言葉にしてみるだけ。たとえば「好きです」って伝えるのは、「君はどう思ってる？」って尋ねてるのと同じ。リアクションを引き出すためのアクションなんだ。
俺も昔、告白したとき「えっ…そんなふうに思ってくれてたんだ？言ってくれなきゃわかんないよ！」って笑われたことがある。こっちは勝手に「脈ナシかな…」って思ってたのに、実は向こうも気になってた、でも気づいてなかったっていうオチ。
つまり、言葉にしないと伝わらないことって、ほんとにある。目線とか態度とか、そんなもんでわかる人ばっかじゃない。逆に、言葉にしたからこそ「自分の気持ち」に気づく人もいる。
だから、もし告白を迷ってるなら、「相手の気持ちを知るため」っていう視点でも考えてみてほしい。言葉って、ただの結果じゃなくて、未来を作る手段にもなるからさ。
4. 告白して失敗しても、それが全部「ダメ」じゃない
告白って、うまくいかなかったら「失敗」って思いがちだけど、本当に“ダメ”なのは何も行動しないまま終わることなんじゃないかな。
俺も昔、玉砕覚悟で想いを伝えたことがあった。もちろん結果はフラれた。でもそのとき、相手に「気持ちを伝えてくれてありがとう。ちゃんと向き合おうとしてくれたのが嬉しかった」って言われたんだよ。
想いを受け止めてもらえたっていう事実は、たとえ両想いじゃなくても、すごく救いになる。その出来事は、自分にとって今でも大切な記憶になってるし、何より「ちゃんと気持ちを言えた自分」がちょっと誇らしく思えた。
「言わなかった後悔」って、あとになってもずっとモヤモヤが残る。でも「言ったけどダメだった」っていう経験は、ちゃんと終わらせた分だけ、次のステップに進める。
恋愛って、勝ち負けじゃない。ちゃんと気持ちを伝えられたら、それだけで人生的には“勝ち”なんじゃないかって思う。だからこそ、怖くても伝えた自分を、どうか否定しないでほしい。
5. じゃあ、告白するタイミングはいつ？
告白のタイミングって、ほんと悩むよな。脈があるかどうかを気にするのも大事だけど、結局いちばん大切なのは「自分の気持ちが整ったとき」なんだと思う。
「今言ったらフラれそう」とか「もっと仲良くなってからの方がいいかな」とか、考える気持ちはわかる。でも、相手の気持ちばかり探って、いつまでも動けないのはもったいない。
俺自身の経験から言うと、告白する前に考えてよかった視点はこの3つ：
- 相手の状況：忙しそうな時期や心に余裕がなさそうなときは、伝えてもちゃんと届かないことがある。
- 自分の覚悟：もしフラれても、ちゃんと受け止められるかどうか。それができるなら、もう行っていい。
- 関係性の変化：伝えた後に気まずくなる可能性もある。そこをどう考えるか、自分の中で整理しとくといい。
タイミングって、完璧を求めたら永遠に来ない。だからこそ、自分の気持ちが「もう言いたい」って思えた瞬間こそが、実はベストなのかもしれない。
まとめ：脈が読めなくても、気持ちは伝えていい
告白って、「脈があるからする」ってもんじゃない。「気持ちがあるから伝える」ほうが、よっぽどかっこいいと思う。
たしかに脈を読みたくなるし、フラれるのは怖い。でも、読めないからこそ、ちゃんと気持ちを言葉にする意味がある。その勇気が、思ってもみなかった未来を引き寄せることもある。
恋に確実な正解なんてない。だからこそ、自分の「好き」を信じてみなよ。言わずに後悔するより、言ってスッキリして次に進む。その選択が、きっと一歩先の自分をつくってくれるから。