恋のきっかけって、ふとした会話だったり、たまたま視線が合った瞬間だったりするけれど── それが「手作りごはん」だったら? なんて、ちょっとロマンチックじゃない?
そんな妄想から生まれたのが、「こいこと。料理対決」!
恋に生きるこいこと。ライターたちが、お題に合わせた“実際に作れるレシピ”で本気の勝負を繰り広げます。
【今回のテーマ】
「初めての彼氏に作ってあげたい、恋のはじまりごはん」
材料は、手に入りやすいものを。
調理時間も現実的に。
そして何より、“彼に喜んでほしい”という気持ちが一番の調味料。
判定を務めるのは、料理哲学の化身・極飯 味男(きわめし あじお)と、リアクションの女王・あじ子。 さらに、ライター代表としてミカコも実食&コメントに参加してくれます。

そして勝者には── 「好きな企画をひとつ実現できる権利」が贈られます!
※この記事で紹介するレシピはすべて、実際に再現可能な家庭向けの料理です。
材料・工程ともに一般の読者の方でも挑戦しやすい内容となっています。
エントリーライター紹介
アカリ
「彼氏には、やっぱ可愛いって思われたい!見た目もキュンなごはん、用意したよっ」
初恋体質&ちょいギャルなアカリが、初彼氏に全力投球の“萌えごはん”を提案!
ミユ
「推しに捧げる弁当とか作ってたら、料理の方向性が独特になっちゃったんだよね(笑)」
妄想力豊かなミユは、“彼が絶対おかわりする”がテーマのボリューム愛情弁当で勝負!
マリ
「彼に無理させない、私らしい“あたたかさ”を届けたかったの。大人の包容ごはんよ」
再婚経験のあるマリが、“胃と心にしみる”癒しの初手ごはんを提案。
エントリー①:アカリの「萌えオムライス」

甘めの卵に包まれたケチャップライス。 上には“だいすき”ってケチャップ文字。
ちょっとベタだけど、彼には笑ってほしいから──アカリの恋は、味も見た目も全力です!
材料(1人分)
- ごはん:1杯分
- 鶏もも肉:50g
- 玉ねぎ:1/4個
- ケチャップ:大さじ3
- 卵:2個
- 牛乳:大さじ1
- バター:5g
作り方
- 鶏もも肉は一口大、玉ねぎはみじん切りにします。
- フライパンに油を少しひいて中火にかけ、鶏肉→玉ねぎの順に炒めます。
- 火が通ったらご飯を加え、全体をほぐすように混ぜながら炒め、ケチャップを加えてさらに炒め合わせます(1〜2分)。
- ボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えてよく溶きます。別のフライパンにバターを溶かし、卵液を流し入れて弱めの中火でふんわり焼きます。
- チキンライスの上に卵を乗せ、フライパンごとお皿にひっくり返すと綺麗に仕上がります。
- 最後にケチャップで「だいすき」って書いたら完成!
エントリー②:ミユの「推し愛から揚げ弁当」

外はカリッと、中はじゅわっと。 お肉はしっかり下味をつけて。
お昼休みに彼がフタ開けた瞬間、ちょっと笑ってくれたら、それでいい。
そんな願いを込めた、“推し仕立て”のお弁当です!
材料(1人分)
- 鶏もも肉:100g
- しょうゆ:大さじ1
- 酒・みりん:各小さじ1
- しょうが・にんにくチューブ:各1cm
- 片栗粉:適量
- ごはん、卵焼き、ミニトマト、ブロッコリー:お好みで
作り方
- 鶏肉を食べやすい大きさに切り、しょうゆ・酒・みりん・しょうが・にんにくを混ぜた調味液に15〜20分漬け込みます。
- 片栗粉をしっかりまぶし、170〜180℃の油で3〜4分、両面こんがりと揚げ焼きにします。
- 油を切ったら、あら熱を取り、お弁当箱にごはんやおかずと一緒に彩りよく詰めます。
- 仕上げに小さな旗や、のりアートで、推し感アップ!
エントリー③:マリの「生姜焼き定食風ごはん」

初めてのごはん、派手すぎず、でもちゃんと“家庭のぬくもり”を感じてほしくて── 焼き立ての生姜焼きに、味噌汁と小鉢を添えて。
「疲れてない?無理してない?」って、言葉じゃなくても伝えられるように。
材料(1人分)
- 豚ロース薄切り:100g
- 玉ねぎ:1/4個
- しょうゆ・みりん・酒:各大さじ1
- おろし生姜:小さじ1
- ごはん、味噌汁、サラダ:添える用
作り方(ちょい詳しめver)
- 豚肉と玉ねぎをそれぞれ食べやすく切ります。
- フライパンに油を少し熱し、中火で玉ねぎ→豚肉の順に炒めます。
- 火が通ったら、あらかじめ混ぜた調味料(しょうゆ・みりん・酒・おろし生姜)を加え、弱火で1〜2分ほど炒め合わせます。
- 定食風にごはん・味噌汁・サラダと共に盛りつけて完成。
実食&判定タイム
ミカコ: これは…真剣に悩む。全部おいしい。ていうか、アカリと付き合いたくなる。
味男: アカリのオムライス──恋の初期衝動。あのときめき、詰まっておる。
あじ子: んま〜〜〜っ!おなかときめいた〜!
味男: ミユの唐揚げ弁当──愛の密度が高すぎる。弁当箱に宇宙を感じた。
ミカコ: お昼にこれ出されたら、絶対浮気しないと思う。
味男: マリの定食──これは、“包容の味”だな。恋が安心に変わっていく瞬間だ。
あじ子: なんか、涙腺にきた…。胃袋って心に直結だよね。
勝者は…ミユ!
味男: 今回は、“想像力と現実のバランス”を最高に表現していたミユの弁当に軍配。
ミユ: えっ、マジ!? やば、推しに捧げてた唐揚げ、人生で初めて報われた(笑)
あじ子: 次は何企画する〜〜!? デザート対決!? 推し旅!? 気になる〜〜!
次回予告──ごほうびは、ミユの“妄想旅企画”!?
今回の勝者、ミユには「好きな企画をひとつ実現できる権利」が授与されました。 彼女が選んだテーマとは──?
続報は「こいこと。」本サイト、またはSNSでお知らせします! 読者のみなさんも、どのごはんが一番“恋っぽい”と思ったか、ぜひ教えてくださいね。
恋も、料理も。
ことこと煮込んだ分だけ、あたたかくなる。