「え、そこで怒る?」──彼女を怒らせた“うっかり一言”座談会

恋愛において、ふとしたひと言が地雷になる──そんな経験、誰しもあるのでは?
今回のテーマはずばり「彼女を怒らせたひと言」。
ケンジ・リク・ソウタの男性陣が、それぞれの“しくじり発言”を暴露。
そこにミカコが女性目線の冷静なツッコミを入れてくれる形で、リアルな男女の感覚の違いを炙り出していきます。
恋愛中の人も、これから恋したい人も、ぜひ“うっかり防止”の参考にどうぞ!

目次

ケンジの無神経発言「それ、そんな怒ることか?」

ケンジ:俺、昔付き合ってた彼女に言ったことあるんだよ。「それ、そんな怒ることか?」って。
リク:うわ、それは……火に油(笑)
ミカコ:即アウト。即!その一言で感情を“無効化”されたと思われるやつね。
ソウタ:ケンジさん、それ言ったタイミングによると思うんですけど……何で怒られてたんですか?
ケンジ:飲み会行って、LINE返さなかったら怒られて。「なんでそんなに責められなきゃいけないの?」って、口滑らせた感じかな。
ミカコ:いやいや、そっちが悪い!既読すらついてないやつに「責めるな」はない!
リク:LINEって、“反応がない=気にされてない”って思われちゃうツールだからなぁ……。
ケンジ:その後、1時間ぐらい口聞いてもらえなかった。
ソウタ:1時間ならまだ優しい方じゃ……。
ミカコ:怒ってる女性に「そんな怒ること?」って言うのは、「あなたの感情は大げさです」って言ってるようなもん。そりゃ地雷よ。
ケンジ:……いや~今ならわかる。ほんと反省してる。

リクの天然発言「元カノもそうだったな」

リク:僕の“やらかし発言”は、もう完全に無自覚だったやつですね……
ソウタ:リクが?なんか意外かも。
リク:彼女とちょっとしたことで言い合いになって、「でもそれ、元カノも似たようなことで怒ってたな」って言っちゃったんですよ……
ミカコ:最低か(笑)
ケンジ:あかんやつや、それ。ぜったい言っちゃいけんやつ。
ソウタ:「元カノ」って単語、出した時点でアウトでしょ。
リク:そう……その後の空気、めちゃくちゃ重くなって……
ミカコ:比較されたって思っちゃうんだよね。「私も結局“その1人”かよ」ってなる。
ケンジ:しかも「前の彼女も」って言ったら、“学習してない”って思われるよな。
リク:僕としては「また同じことになっちゃった」みたいな自省だったんですけど、それは言い訳でした……
ミカコ:あと、過去の恋愛がチラつくってだけで嫌な人も多いからね。
ソウタ:恋愛中の“元”って、マジで禁句ワードだよな……。
リク:はい、心に刻みました(苦笑)。

ソウタの空気読みミス「そういうとこ直せば?」

ソウタ:俺のはたぶん、「正しさ」を盾にしちゃったタイプのやつだと思う。
ケンジ:ああ〜わかるわ、それ地味にやっちゃうやつ。
ミカコ:“正しいけどムカつく”ってパターン、意外と多いんだよね。
ソウタ:当時の彼女が、遅刻がちょっと多い子だったんだけど、3回目くらいで俺が我慢できなくなって「そういうとこ直せば?」って言っちゃってさ。
リク:うわ……アドバイス風の地雷!
ミカコ:「直せば?」って、言い方が上から目線に聞こえるんだよね。反省促されてる感がすごい。
ソウタ:こっちは冷静に伝えたつもりだったけど、言われた瞬間に彼女が無言になってさ。「は?」みたいな空気。
ケンジ:たぶんその瞬間、“反省”より“反発”が勝ったやろな。
ソウタ:そのあと「そんな言い方しなくてもよくない?」って言われて、すげえ後悔した。
ミカコ:たぶんね、「指摘そのもの」じゃなくて、「言い方のチョイス」が問題だったんだと思うよ。
リク:「いつもありがとう。でも遅刻が増えてるのがちょっと気になってて……」くらいならよかったかもね。
ソウタ:そう、今思えば“伝え方”が9割だった。正しさで人の心は動かない……って、身をもって学びました(苦笑)
ケンジ:でもこういう経験があると、次は気をつけるよな。
ソウタ:そうそう。怒られたくなかったら、“怒らせない言い方”を身につけろって話だよね。

ミカコが語る「それ言われると引くんだよね」発言集

ミカコ:さて、ここまでみんなの失言エピソード聞いてきたけど……正直、わかるわ〜ってことばっかだった(笑)
ソウタ:やっぱり女性側から見ても、「その言い方ないよね」って感じですか?
ミカコ:うん。で、今日はせっかくだから「これ言われると、わたし個人的には冷める」ってひと言集、出していい?
リク:めっちゃ聞きたい。
ケンジ:そうだな、どういうのが地雷なのかって、ちゃんと知っといた方がいい気がする。

ミカコ:まずは鉄板のやつ。「で、結局なにが言いたいの?」。
ソウタ:ああ〜それ、たまに言ってる人いる……
ミカコ:たしかに、話がまとまってない時もあるけど、こっちは感情を共有したいだけの時もあるんだよね。
リク:「正論でまとめようとする」より、「共感して寄り添う」ってことですね。
ミカコ:そう!あともうひとつ、「めんどくさいなぁ」ってやつ。
ケンジ:あー……それ言っちゃったことあるわ……。
ミカコ:もうね、その瞬間に「あ、心の距離あったんだな」ってなる。
ソウタ:相手が“本気で話してること”を、軽く扱ってるように聞こえちゃうんですよね。

ミカコ:あとね、「それ、普通こうじゃない?」ってのもキツい。
リク:無意識でやっちゃいそう……
ミカコ:「普通」って何?って話になっちゃう。
ソウタ:正論×一般化=炎上、ですね。
ミカコ:結局さ、“自分の基準”を正義にしちゃうと、恋愛って壊れやすいんだと思うよ。
ケンジ:……それはマジで身に沁みるな。
ミカコ:ま、恋愛ってどっちかが“完璧”でいようとすると、しんどくなる。
リク:“完璧な自分”じゃなくて、“素直な自分”でいたいですね。
ミカコ:そうそう。その方が可愛げあるって思うしね。

まとめ──思いやりと“言い換え”のセンスがカギ?

 今回の座談会、どのエピソードにも共通していたのは、「言い方ひとつで空気が変わる」ということ。
 悪気はなくても、タイミングや言葉のチョイスで“地雷”になってしまうことって、恋愛では本当によくある。

ミカコ:正直、「何を言うか」よりも「どう言うか」なんだよね。
ケンジ:ああ、それはもう間違いない。思いやりがないと、ただのダメ出しになっちゃう。
リク:“自分は正しい”と思ってるときほど、ちょっと立ち止まって言い換える意識が必要かもしれませんね。
ソウタ:恋愛って、言葉でつながってる部分がすごく大きいから……雑に扱うと関係ごと崩れますよね。
ミカコ:あと、相手が怒ってるときに「そんな怒ること?」って言うのだけは……マジで地雷(笑)

 結局のところ、恋愛は“察してほしい”と“わかってほしい”がぶつかり合う場所。
 だからこそ、感情に寄り添う姿勢と、ちょっとした“言い換えのセンス”が、ふたりの関係をぐっと優しくしてくれるのかもしれない。

あなたは、最近どんな言葉を誰かにかけましたか?
それが“地雷”ではなく、“やさしさ”であるように──。

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