恋の始まりって、運命のタイミングに任せる? それとも、自分から動いてチャンスを掴みにいく?
今回は「こいこと。」の若手ライターたち、アカリ・ミユ・ハルキ・ソウタの4人が集まって、恋の出会い方について語り合ってみました。
恋に前のめりなタイプから、ふわっとした出会いを待つタイプまで、性格バラバラな4人。果たして、どんなトークが展開されるのでしょうか?
■ 参加メンバー、自己紹介!
アカリ:青春ギャル系ライター。ちょいギャル口調&推し活大好き。
ミユ:明るく妄想好きな恋愛経験豊富女子。絵文字多めのノリ担当。
ハルキ:青春ピュア男子。最近、ギターを始めた熱血系。
ソウタ:天然感覚派男子。ふわっとしてるけど、一目惚れ体質。
ミユ:今日はよろしく〜♡ 出会いの話ってテンション上がるよね♪
アカリ:うんうん、めっちゃワクワクする!ミユ先輩ってさ、出会いの作り方うまそうなイメージあるんだけど?
ミユ:え〜それ褒めてくれてる?嬉しいな♡
ハルキ:俺は……たぶん流れに任せるタイプかなあ。
ソウタ:うん、おれも。なんか、気づいたら恋してるって感じ……。
アカリ:もうそれ、流れに任せすぎじゃない?今日はちゃんと語ってもらうからね〜!
出会いは作るもの?運命に任せる?
■ 恋の始まりって、待つ?動く?
アカリ:じゃあさ、ぶっちゃけ聞くけど……出会いってさ、作るもん?それとも自然に来るのを待つ感じ?
ミユ:私はねぇ、自分から作りに行くタイプかな♡ 待ってるだけじゃ始まらないって、だいぶ昔に悟ったよ(笑)
ハルキ:うーん、俺は逆かも……。無理に行動しても、なんかうまくいかないっていうか。
自然に「この人だ!」って思える瞬間を待ちたくなる。
ソウタ:おれも似てる。道で目が合っただけで「あ、この人かも……」ってなることあるし。
出会いって、風に乗ってくるものじゃない?
ミユ:ソウタくん詩人〜♡ でもさ、現実ってけっこうシビアじゃない?
待ってたら何も始まらないまま季節だけ過ぎていく、みたいな。
アカリ:それめっちゃ分かる!
うちも昔は「そのうちいい人現れるやろ〜」って思ってたけど、気づいたら周りの子どんどん彼氏できてて、焦ったよね。
ハルキ:そういう焦り、確かにあるかも。
でも、作ろうとして空回りするのも怖くて……。
ソウタ:うん。無理して出会っても、気持ちが追いつかないと続かない気がする。
ミユ:でもさ〜、たとえば「ちょっといいかも」って思った人と偶然に任せて何も行動しなかったら……そのまま何も起きずに終わるよ?
それって、もったいなくない?
アカリ:ミユ先輩、それ正論すぎる……!
うち、それで一回めちゃくちゃ後悔したことあるもん。「もっと話しかけとけばよかった〜〜〜!」って、あとで泣いた(笑)
ハルキ:え、アカリでも後悔するんだ。
なんか、いつも明るくて押し強いイメージだった。
アカリ:意外とね? 恋に関してはビビリなの(笑)
ソウタ:そういうとき、タイミングって難しいよね。
ミユ:結局は、運命も信じつつ、自分からも少しは動いてみることが大事なんだよね。
“出会いを呼び込む準備”ってやつ!
アカリ:それな! 待ってるだけじゃなくて、「今来ても大丈夫だよ」っていうモードにしとくの大事かも。
自分から動いてよかったエピソード
■ 一歩踏み出して、恋が動いた瞬間
アカリ:じゃあさ、みんな自分から動いて「よかった〜!」って思ったエピソードある?
恋が進んだきっかけになったとかさ!
ミユ:私はあるある!大学時代に、気になる先輩がいて。
連絡先聞こうか迷ってたんだけど、たまたま帰り道が一緒になってさ、「あの…LINE交換しませんか?」って言ってみたの。
ハルキ:うわ、それけっこう勇気いらない?
ミユ:めちゃくちゃドキドキだったよ〜!でも、その後ごはん行けて、付き合うまで行ったから……
「自分からいってよかった〜〜〜!!」って全力で思った(笑)
ソウタ:ミユかっこいいなあ。おれは……
バイト先にいた子に、気になってるのバレバレで、「あなたのこと気になってます」って言っちゃったことある。
アカリ:えっ、それ言ったん!?
ソウタ:うん。もう、顔が真っ赤で手も震えてたけど(笑)
そしたら「私も実はちょっと気になってた」って言われて、そこから仲良くなったんだ。
ミユ:わぁ〜〜それ青春じゃん!感情がぶつかってる感じ、好き♡
アカリ:うちもある!高校のとき、クラス替えで同じクラスになった男子に「この授業プリントもう一枚もらってきてくれる?」って、毎週頼んでた(笑)
ハルキ:それ、計画的やん(笑)
アカリ:そうなのっ、声かけるきっかけ作りたくてさ〜。そしたら向こうから「プリント係になろうか?」って言ってきて、
そのあと自然に話すようになって、付き合えた!
ミユ:アカリちゃん、策士!でも可愛い〜〜♡
アカリ:自分から行ったっていうか、状況つくったって感じかな?
でもあのとき行動してなかったら、なにも始まらんかったと思う。
ハルキ:……俺も、ひとつある。
高2のとき、文化祭の準備で遅くなった日にさ、気になってた子と二人きりになって。
ミユ:お!青春の予感……!
ハルキ:「一緒に帰ろう」って言いたかったんだけど、ずっと言えなくて。
でも校門の前で立ち止まって、「俺、もうちょいだけ一緒にいたい」って言った。
アカリ:きゅん……!
ソウタ:それ、素直でいいなあ……。
言葉にするのって、すごく勇気いるけど、大事だよね。
ハルキ:その日からちょっと距離縮まったんだよな。あの一言がなかったら、今も何もなかったかも。
ミユ:やっぱり、自分から動いた瞬間って、ちゃんと残るんだよね。
勇気って、恋においてほんと最強のスパイスだと思う♡
逆に「流れに任せて失敗した恋」ってある?
アカリ:うちはあるなあ…。高校のとき、仲良い男友達とほぼ毎日LINEしてて、周りからも「付き合ってるの?」って聞かれるくらいだったの。でも告白とかなくて、自然にデートっぽいことはしてたけど…。
ミユ:うんうん、その「自然に」ってやつね。いい感じに見えるのに、実は何も進んでないやつ。
アカリ:そう!それで、うちも「このまま付き合うんかな」って思ってたら、ある日突然「好きな子できた」って言われた。びっくりしすぎて返事もできんかったよ……。
ハルキ:うわ、それはキツいな。実はさっきの文化祭の準備で仲良くなった子と、放課後一緒に作業してて…終わったあとに「実は告白しようと思ってたけど、もういいや」って言われてさ。
ソウタ:えっ、なんで「もういいや」になるの?
ハルキ:たぶん俺が「告白してくれるの待ってるだけの人」って思われてたんだと思う。流れに乗っかってただけで、結局自分から何も動いてなかった。
ミユ:うーわ、それは……女の子の気持ちもわかるかも。なんとなくで関係続けてる人って、いざって時に頼れない感じしちゃうんだよね。
ソウタ:おれは逆かな……。なんとなくいい雰囲気のまま、勢いで告白して付き合ったんだけど、実はちゃんと「この人を好き」って自覚がなかった。
アカリ:あ、それもある!なんか、「このタイミングで告白しなきゃ」って焦ると、ほんとの気持ちが見えなくなるよね。
ソウタ:うん、結局うまくいかなくて、すぐ別れた。相手にも悪かったと思う。
ミユ:こういう話聞くとさ、やっぱ恋って「流れ」も大事だけど、どこかでちゃんと気持ちを確かめ合わないとズレるんだよね。雰囲気だけで進んじゃうと、どっかで歯車狂う。
ハルキ:うん、ちゃんと踏み出すタイミングとか、自分の気持ちを言葉にするのってやっぱ大事なんだなって思った。
まとめ──恋の“流れ”を待つだけじゃなく、自分で動くことも大切
今回の座談会では、「出会いは流れに身を任せるべきか? それとも自分から動いてつかみにいくべきか?」というテーマについて、アカリ・ミユ・ハルキ・ソウタの4人が語り合いました。
印象的だったのは、「自然な流れで出会ったほうがロマンチック」という声がある一方で、ただ流れに身を任せているだけでは何も始まらないというリアルな気づきもあったことです。
「相手のことが気になったなら、そこからは“動く”ことが大切」という意見には、一同大きくうなずいていました。
恋は“始まり”にこそドラマがあるもの。流れを信じる気持ちも大切ですが、チャンスをただ待つのではなく、自分から話しかけたり、一歩を踏み出すこと。それが恋を“関係”へと育てるきっかけになるのかもしれません。
もしいま、「出会いがない」と感じている人がいたら──。流れを待ちながらも、動く準備をしておく。その意識こそが、運命の出会いを本物の恋に変えていく第一歩です。