恋人と一緒にいてもドキドキしなくなった。これは気持ちが冷めたってこと?マリが解説

恋愛って、はじめは何をしてもドキドキするもの。
LINEの通知だけで胸が高鳴って、会える日が近づくとそわそわして。
でも、あるときふと気づくんです。「あれ、最近ドキドキしないかも」って。

彼が嫌いになったわけじゃない。
むしろ一緒にいると落ち着くし、楽しいことだってある。
だけど“ときめき”だけが、前ほど感じられない。
これって……気持ちが冷めたってこと?

この記事では、そんなふうに「ドキドキしなくなった自分」に戸惑うあなたへ、
恋愛の“次のステージ”について、一緒に考えていきます。

目次

“ドキドキ”の正体とは

“ドキドキする”って、実は心理的にも生理的にもかなり興奮状態。
心拍数が上がったり、脳内ホルモン(ドーパミンやアドレナリン)が分泌されたりして、
「この人、好きかも」「気になる!」って高揚感につながっているようです。

でもこのドキドキって、恋の初期ほど強く出やすい。
出会ったばかりの“非日常感”や“未知の存在へのワクワク”が、
ドキドキの燃料になってるからです。

逆に、関係が深まり、お互いのことがわかってくると、
この“刺激”はだんだん落ち着いていくのが自然な流れ。

つまり、「ドキドキしなくなった=恋が終わった」ではなく、
単に“興奮のフェーズ”から“安心のフェーズ”に変わっただけかもしれません。

冷めたのか、慣れただけか

「最近ドキドキしないから、もう冷めたのかも」と感じるのは自然なこと。
でも、その感情だけで“気持ちの終わり”と判断するのは、少し早いかもしれません。

たとえば、あなたが彼と会って「安心できる」「気をつかわなくていい」と思えるなら、
それは“信頼”が育ってきた証拠でもあります。

恋の初期は不安とセットでドキドキしますが、
関係が深まるほど、“安定”や“安心”が主役になってくるもの。

一方で、「刺激がほしい」「もっと恋をしてる感じがほしい」と思うときは、
日常の中で“ときめきスイッチ”が不足しているだけの可能性も。

だから、まずは「本当に冷めたのか」「単に慣れただけか」を
落ち着いて整理してみることが大切です。

自分の気持ちを見極めるヒント

1. 一緒にいて「疲れる」?それとも「安心する」?
→ 落ち着いて過ごせるなら、信頼が育っている証拠かも。

2. 「会いたい」と思える?
→ 「好き」の気持ちは、無理なく相手に会いたいと感じるもの。

3. 嫌なところが目立つようになった?
→ それは冷めたサインかもしれない。でも、ちょっとした不満が目につくだけなら修復の余地あり。

4. “ドキドキ”以外に、彼と過ごす意味がある?
→ 楽しさ、落ち着き、成長、安心感──恋愛はドキドキだけじゃないはず。

「やっぱり違うかも」と思ったとき

もし考えてみて、「やっぱり気持ちが前とは違うな」と思ったら──
それも、自分の中で大事にしたい“気づき”です。

恋愛は、ずっと同じ形ではいられない。
変わっていくことも、終わることも、決して失敗じゃありません。

「ドキドキしない=ダメな恋」ではなく、
「その恋を、今のあなたがどう感じているか」が一番大事なんです。

自分の本音をごまかさないで、でも焦って結論を出さずに、
ゆっくり整理する時間をとってみてください。

ドキドキの代わりに見つけたもの

たとえば、静かな夜に話す何気ない会話、風邪をひいたときに買ってきてくれたスポーツドリンク、
疲れてソファで寝落ちしても何も言わず毛布をかけてくれる、そんな日常の中に、
本当の“愛されてる実感”がある場合もあります。

「彼を見てドキドキはしないけど、彼といない自分が想像できない」──
それはもう、恋というより“絆”の始まりかもしれません。

ふたりであえて新しいことにチャレンジして“刺激”をつくるのも一つの方法。
思い出を増やすことが、ドキドキとは違う“温かいときめき”につながることもあります。

日常の中で育つ“愛し方”

たとえばマリの知り合いに、付き合って3年経った20代のカップルがいます。
「最近のやり取りは“おやすみ”だけのLINE」という日々に、不安を抱えていた彼女。

でも、彼のスマホの待ち受けがふたりの写真だったことに気づいて、
「この人、ちゃんと今も私を大切に思ってくれてる」と感じたそうです。

「お互いが当たり前になっていく時間をどう楽しむか」──
ドキドキよりも、“信頼”や“穏やかな関係”を育てていく恋もあるんです。

おわりに

恋の形に正解はありません。
大事なのは、あなたがその恋をどう感じているか。
この記事が、その答えを探すヒントになりますように。

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この記事を書いた人

人生も恋も、いろんな節目を経験してきました。落ち着いた視点で、そっと背中を押すような言葉を届けたい。丁寧に生きること、丁寧に愛すること。その尊さを綴っていきます。
信念は「どんな日にも、小さな幸せはある。」

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