「男友達に告白された。でも、好きなのかどうかは分からない。」 胸がざわついて、どう返事をすればいいのか分からない──。 そんな戸惑いは、決してあなただけのものではありません。
彼のことは“嫌いじゃない”。むしろ一緒にいて楽しい。 でも「恋人として好きなのか?」と聞かれると、はっきりした答えが出てこない。 友情と恋のあいだで立ち止まってしまうのは、とても自然なことです。
今回は、こいこと。編集部の4人── 明るい共感担当のミユ、リアル恋愛世代のアカリ、ドライ分析派のミカコ、 そして姉御肌のナナが、あなたの揺れる気持ちに寄り添いながら、 「好きかどうか分からない時に、どう判断すべきか」 を座談会形式で深掘りします。
まずはそもそも、「好きかわからない」状態がなぜこんなに苦しいのか── その理由から話していきましょう。
好きかわからないのは“おかしい”ことじゃない?
① 男友達に告白されると判断が止まる理由
ミユ:わかるよ〜!友達として仲良かったからこそ、告白されると一回フリーズするんだよね。「え…どうしたらいいの?」って。
アカリ:うちもある!“嫌じゃないけど好きかも分からん”みたいな。急に恋愛目線で見ろって言われても無理なんよね。
ミカコ:そもそもさ、恋愛の好きって“スイッチ式”じゃないんだよ。友情から恋に移るときほど、判断に時間がかかるもの。
ナナ:女子って頭と心が両方動かないと好きって確信できないのよ。だから「分からない」ってむしろ健全なの。勢いでOKするほうが危ない。
② 友情が深いほど恋の判断が難しくなるワケ
ミユ:長く仲良くしてた子ほど、「もし付き合ってうまくいかなかったら…」って想像しちゃって怖くなるの分かる。
アカリ:友情崩れたらツラいしね。好きじゃないわけじゃないのに、リスク考えて動けなくなるやつ。
ミカコ:それは単純に“失う怖さが強いだけ”だよ。恋心がないとは限らない。
ナナ:そうそう。“怖い=脈なし”じゃない。むしろ慎重になってる証拠よ。
③ 嫌いじゃないほど悩む理由
ミユ:本当に興味ない相手なら、悩まずに断れるもんね。悩むってことは…心のどこかでは大事に思ってる証拠かも。
アカリ:そう!うちは興味ない人に告られても0.1秒で「ごめん」だし(笑)。悩むってことはゼロじゃないよ。
ミカコ:問題は“好きの形”をはっきり判断できないだけ。恋なのか、友情の延長なのか、まだ見えてないだけ。
ナナ:焦る必要はゼロ。好きが分からない時は、いったん立ち止まったほうが正しい判断ができるのよ。
ナナ:じゃあ次は、“好きかどうかを見極める3つのポイント”を話していくよ!
ロリポップ公式サイト好きかどうかを見極める3つの指標
① 一緒にいて“安心よりトキメキ”があるか
ミユ:好きかどうか迷うときって、「安心はあるのにトキメキがない」みたいな状態が多いよね。でもね、友情と恋の違いって“ちょっとのトキメキ”なんだよ〜。
アカリ:うちも分かる!友達として楽しいだけなら、会っても心がフラットなんよね。でもちょっとでも“あ、なんかドキッ”てあるなら、それは恋の入り口よ。
ミカコ:ただし「トキメキがない=恋じゃない」ではないね。安心が強すぎて気づいてないケースもあるから。特に長い友達関係だとね。
ナナ:大事なのは、「この人と付き合ったらどうかな?」って想像したときの心の動き。ワクワクするなら恋寄り、真っ暗なら友達止まりよ。
② キスやスキンシップを想像して拒否感があるか
ミユ:これ超大事!「え、キスはちょっと無理かも…」って思うなら、まだ恋じゃない可能性が高いよね。
アカリ:うちはこれで判断してる(笑)。ちょっとでも“嫌じゃないか”を想像で確認するのってめっちゃリアル。
ミカコ:逆に言うと、拒否感が強いならどれだけ悩んでも恋には発展しない。身体的な距離感の許容度は、恋愛における重要なフィルターだよ。
ナナ:ただし“恥ずかしい”のと“嫌”は違うのよ。恥ずかしいは恋寄り、嫌は友達寄りね。
③ もし彼と会えなくなったら“寂しい”と思うか
ミユ:友達として好きでも、会えなくなって「ふーん」で終わる関係もあるじゃん。でもね、会えない想像で心がチクッとするなら恋の可能性アリだよ〜。
アカリ:そうそう!告白されて意識しちゃってるだけじゃなくて、“失いたくない”って感覚あるなら、それって立派な恋の種。
ミカコ:恋愛感情ってね、実際の行動より“心の反応”に出るのよ。寂しさ・モヤモヤ・気にしちゃう…これ全部サイン。
ナナ:結局、好きかどうかって“心が動くかどうか”なのよ。頭で判断するもんじゃない。心が動いてるなら、それを信じな。
ナナ:じゃあ次は、“返事を急がなくていいケース・急いだほうがいいケース”をまとめて話していくわよ!
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① 返事を“急がなくていい”ケース
ミユ:好きかわかんない状態で即答って、絶対ムリだよ〜!気持ちがまだ整理できてないなら保留でOKだと思う。
アカリ:うちもそう。むしろ友達関係長いと、一晩じゃ答え出んよ。返事を急がない=誠実なパターンもあるし。
ミカコ:相手が「ゆっくり考えていいよ」って言ってくれるタイプなら、焦って判断しないほうがいい。時間をかけたほうが後悔しない選択になるからね。
ナナ:大事なのは、保留するならちゃんと伝えることよ。「少し考える時間がほしい」って言える女子は素敵だからね。
② 返事を“急いだほうがいい”ケース
ミユ:逆にね、相手がすごい真剣で、ずっと待たせちゃいそうなら…返事を引っ張りすぎると傷つけちゃうかもしれないんだよね。
アカリ:たしかに。「多分脈なしなのに期待だけさせちゃう」って状態は一番つらいやつ。早めに気持ち伝えたほうが優しいときもある。
ミカコ:あと、友情が完全にギクシャクし始めた場合。距離が変に空いたり、避けられたり…関係崩壊の前に方向性だけ示すべきだよ。
ナナ:つまり、返事を急ぐ=相手への思いやりになる場面もあるのよ。「好きじゃないかも…」って時ほど曖昧にしないほうが優しいの。
③ 返事をする前に“絶対言ってはいけないNGワード”
ミユ:これは絶対!「とりあえず付き合ってみる?」はダメ〜!軽く聞こえて傷つくよ。
アカリ:逆に「友達のままがいい」も、言い方次第でめっちゃ刺さるやつ…。雑に言うのだけは避けよ。
ミカコ:「元カノと比べちゃう」「他の人と悩んでて…」とか、正直に言えばいいと思ってる危険ワードもある。相手の自尊心を傷つける発言は絶対NG。
ナナ:返事って内容だけじゃなく“伝え方”が命よ。誠実さがあれば、友達でも恋人でも関係は続くんだからね。
ナナ:じゃあ次は、“告白後の距離感の取り方”をまとめていくよ!
告白後も友達でいられる?距離感のコツ
① 好意が“少しある”場合の距離感
ミユ:ちょっと気になってるなら、いきなり恋人モードに入らなくてOK!今まで通りの距離をキープしながら、少しだけ相手を恋愛目線で見るくらいがちょうどいいよ〜。
アカリ:そうそう。焦って仲良しグループに公表したり、“特別扱い”しすぎると逆にぎこちなくなるからね。自然体のまま、様子見で十分!
ミカコ:もし相手がぐいぐい来るタイプなら、境界線だけ明確にしとくのが安全だよ。「まだ考え中だからペース合わせてね」って軽く言っておくとか。
ナナ:大切なのは“進めるのは自分のペース”ってこと。女子が自分のテンポで恋を育てられるとき、いちばん本気になりやすいからね。
② まだ答えが出ない場合の距離感
ミユ:好きかどうかまだ分からないときって、彼の顔見るだけで意識しちゃって…距離感バグるよね(笑)。
アカリ:わかる!でもだからこそ、“今までより少しだけ距離を保つ”のが大事なんよ。頻繁に2人きりにならないとかね。
ミカコ:返事を曖昧にしたまま毎日会うのは危険。相手に期待させるし、自分も混乱する。お互いが呼吸できる距離を一回つくるべき。
ナナ:そうそう。“保留”って選択をしたなら、距離の保ち方もセットで考えるのよ。優柔不断とは違うからね。
③ 脈なしの場合(優しい断り方)
ミユ:もし恋としては無理だなって思ったら…「友達として大事」って気持ちはちゃんと伝えたほうがいいよ。相手の救いにもなるから。
アカリ:「ごめん、恋愛としては考えられへん…」じゃなくて、“あなたの人柄は好きだけど恋とは違う”って伝え方すると優しいよね。
ミカコ:ただ、断った後に数日以内で前みたいにベタベタするのはNG。“区切り”を作らないと相手は吹っ切れないよ。
ナナ:女子ってつい気遣いで連絡しちゃうけど、それは逆効果。距離を置く=冷たい」じゃなくて、相手の再スタートのための優しさなのよ。
ナナ:じゃあ最後に、このテーマの総まとめに入るよ!
まとめ|“好きかわからない”は、答えが出る前の大切な時間
男友達に告白されたとき、心がざわついて「どうしよう…」と戸惑うのは、とても自然なことです。 むしろ、すぐ答えが出せないということは、相手との関係を大切に思っている証拠でもあります。
今日の座談会で出たように、好きかどうかは “トキメキ” “拒否感の有無” “会えなくなった時の心の反応”など、 自分の中にある小さなサインを手がかりにゆっくり見えてきます。
そして、返事を急がなくていい場面、逆に急ぐべき場面、 告白後の距離感の置き方など、あなたのペースを守る方法もたくさんあります。
- 迷っているなら保留も立派な選択
- 誠実に伝えれば友情は守れる
- あなたのテンポで恋は育てていい
恋は形が決まっていません。 友達から恋人になる人もいれば、友情を選ぶことで幸せになる人もいます。
どんな答えを出すとしても── “あなたが心から納得できる選択をすること”が一番大切です。
こいこと。編集部は、あなたの気持ちが少しでも軽くなり、 前に進める恋ができますよう、これからも応援しています。

