アカリ: ちょっと聞いてほしいことがあってさ……。 この前、男友達から告白されたんだけど。
ミユ: え、やったじゃん!モテ期到来?
アカリ: そうかもしれないけど、問題はそこじゃなくて。 その人ね、うちの友達がずっと好きって言ってた人なの。
ミユ: ……え、それは一気に話変わるね。
アカリ: しかも、その男友達は 「友達が自分のこと好き」ってことを知らないの。 だから普通に告白してきてさ。
ワニオ: なるほど。 誰も悪くないけど、選択を間違えると全員がモヤつくタイプの状況ですね。
アカリ: そうなの……。 断るのが正しいのか、 それとも自分の気持ちを優先していいのか、 正直わからなくて。
ミユ: これ、答え一個じゃないやつだ。
ワニオ: ええ。 今日は「どうするべきか」じゃなくて、 「それぞれの選択に、何がついてくるか」を整理した方がよさそうです。
アカリ: うん……。 じゃあさ、編集部のみんなにも相談させて。
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まず状況を整理しよう
リク: 感情が絡む話だからこそ、いったん事実だけ整理しようか。
ミユ: うん、今ちょっと情報が多いもんね。
アカリ: 整理するとね、 友達がずっと好きって言ってた男友達に、わたしが告白された。 でも、その男友達は「友達が自分のこと好き」って知らない。
ミカコ: なるほど。三角関係未満、情報非対称状態。
ワニオ: つまり、 ・好意を持たれている人 ・好意を向けている人 ・その事実を知らない人 が、きれいにズレて並んでいる。 パズルとしては非常に厄介ですね。
ミユ: 恋愛パズルって言い方すると急に難易度上がるね。
リク: ポイントは三つありそう。
- アカリはその男性をどう思っているか
- 友達との関係をどこまで大事にしたいか
- この告白をどう扱うか
アカリ: 正直、嫌いじゃない。 でも「付き合いたい!」って即答できるほどでもない。 それに、友達のこと考えると頭がこんがらがる。
ワニオ: はい。ここで重要なのは、 「好きか嫌いか」よりも、 「今、その関係を引き受けられるか」です。
ミカコ: 感情じゃなくて、現実ベースの話だね。
ワニオ: ええ。 恋愛は感情で始まり、 後から現実が請求書を持ってきます。
ミユ: やだ、その言い方リアルすぎ。
リク: だからまずは、 「断る・受ける」の前に、 自分が今どこに立ってるのかを確認する必要がある。
告白を断る場合に考えておきたいこと
ミユ: まずさ、断る選択をした場合の話からいこっか。 アカリ的には、今はそっち寄り?
アカリ: うん……正直、今は断る可能性のほうが高い。 気持ちが追いついてないし。
リク: 断る=冷たい、ではないからね。 ただ「今は受け取れない」という判断。
ミカコ: むしろ中途半端に期待持たせるほうが残酷。
ワニオ: 恋愛で一番ダメージが大きいのは、 希望を持たされたまま放置されることです。 生殺しとも言います。
ミユ: ワニオ、その言い方やめて。 でも言ってることは分かる。
リク: 断るなら、ポイントは二つかな。
- 理由を曖昧にしすぎないこと
- 相手の好意そのものは否定しないこと
アカリ: 「友達のことがあるから」って言うのは、どうなんだろ。
ミカコ: それは慎重に。 相手が知らない事実を、ここで初めて突きつける形になる。
ワニオ: 知らなかった地雷を、突然踏ませる構図ですね。 しかも本人は地雷だと分かっていない。
ミユ: それ言われた側、混乱するよね。
リク: だから、 「今は誰かと付き合う気持ちになれない」 「気持ちに応えられる状態じゃない」 みたいに、自分軸で伝えるほうがいい場合も多い。
アカリ: 断るって、勇気いるけど、 ちゃんと線を引くのも優しさなんだね。
ワニオ: ええ。 扉を閉める行為は、冷たいように見えて、 実は通路を塞がないための優しい処理です。
もし告白を受ける場合に気をつけたいポイント
ミユ: じゃあ逆にさ、 「告白を受ける」選択をする場合の話もしよ。
アカリ: うん……もし受けるとしたら、 それはそれで怖さもある。
ミカコ: このケース、受けるなら“覚悟”は必要。
リク: ポイントは大きく三つあると思う。
- 友達との関係が変わる可能性
- 相手が知らない事実をどう扱うか
- 罪悪感を抱えたまま付き合わないこと
ミユ: 罪悪感って、あとから効いてくるんだよね。
ワニオ: 後払いの感情は、利息が高い。 気づいたときには、だいたい重くなっています。
アカリ: 「友達に悪いかも」って思いながら付き合うの、 たしかにしんどそう。
ミカコ: そう。 その気持ちがあるうちは、 対等な恋愛になりにくい。
リク: もし受けるなら、 「自分はこの人を選ぶ」と決めきれるか。 そこが重要だね。
ミユ: あと、受ける前に一回立ち止まるのもアリだと思う。
アカリ: すぐ答えを出さなくてもいい?
ミユ: いいと思う。 ちゃんと考える時間をもらうのは失礼じゃない。
ワニオ: 即答しない=優柔不断、ではありません。 熟考は、誠実の一形態です。
ミカコ: むしろこの状況で即OKするほうが雑。
アカリ: 受けるなら、 「自分はどうしたいか」を一番に考えないとダメだね。
リク: 友達のためでも、相手のためでもなく、 最後は自分の選択をすべきです。
アカリの結論と、同じ立場の人へ
アカリ: いろいろ聞いて、考えて…… やっぱり今回は断ろうと思う。
ミユ: うん。その選択、アカリらしいと思う。
リク: 断る=冷たい、じゃないからね。 ちゃんと考えた結果なら、誠実な判断だ。
ミカコ: 何より、「迷いながら付き合う」状態を選ばなかったのは大きい。
ワニオ: 選ばなかった恋も、失敗ではありません。 未選択というだけです。
アカリ: 友達のこともあるけど、 自分がちゃんと向き合えないまま付き合うのは違うなって。
ミユ: それ、読んでる人にも伝えたいよね。
リク: この状況に正解はない。
ミカコ: 断る人もいれば、受ける人もいる。 どちらも間違いじゃない。
ワニオ: ただし一つだけ。 「誰かの気持ち」を理由にして、 自分の本音から逃げると、あとで必ず歪みます。
アカリ: 自分がどうしたいか。 そこをちゃんと考えるのが一番大事だね。
ミユ: 告白された側って、責任感じがちだけどさ。
ミユ: 選ぶ権利があるってこと、忘れないでほしい。
リク: 迷った時間も含めて、全部“ちゃんと向き合った証拠”だよ。
ミカコ: 読者さんも、 「断る」「受ける」じゃなく 「自分が納得できるか」で考えてほしい。
ワニオ: 恋は判断ミスより、 判断放棄のほうが長引きます。
アカリ: この話が、 同じ状況で悩んでる人のヒントになったら嬉しいな。


