最近、うちちょっとモヤっとすることがあってさ。
話してる途中なのに、
「あーそれさ、わかる!」って言われたと思ったら、
次の瞬間には相手の話にすり替わってるやつ。
アカリ:
いや、共感はしてくれてるっぽいんだけどさ、
……それ、うちの話、最後まで聞いてなくない?ってなるんよね
こいこと。編集部でそんな話をしていたら、
「あるある」「それ地味にしんどいよね」と声が上がった。
ミカコ:
聞いてる“つもり”の人、多いよね。
でも内容まったく入ってないやつ
ナナ:
それ一番ムカつくやつじゃん。
途中で遮られると、気持ちごと置いていかれる感じするのよ
ユウト:
本人は悪気ない場合も多いけど、
受け取る側はけっこうダメージ残るよね
そこへ、静かにコーヒーを飲んでいたワニオが、
ふと顔を上げた。
ワニオ:
人間の会話は、思ったより受信精度が低いのですね。
送信はされているのに、受信側の設定が合っていない
アカリ:
いやワニオ、それどういうこと?ラジオ?
ワニオ:
はい。周波数が合っていないラジオは、
音は出ますが、意味は届きません
……なるほど、わかるような、わからないような。
でも確かに、
話を聞かない人に感じるモヤモヤって、
「無視された」というより、
「ちゃんと受け取ってもらえなかった」感覚なのかもしれない。
そこで今回は、
人が話しているのに聞かない人の特徴や心理、
そしてイライラしすぎないための対処法を、
こいこと。編集部の座談会で整理していく。
話を聞かない人の特徴とは?
まずは、「話を聞かない人」によく見られる特徴を整理してみよう。
話を途中で遮ってくる
アカリ:
これ一番多くない?
まだ話終わってないのに、「あーそれね!」って被せてくるやつ
ナナ:
いるいる。
あれね、本人は会話盛り上げてるつもりだけど、
こっちは話を奪われた感じになるのよ
ミカコ:
遮る人って、相手の話を「最後まで聞く前提」がそもそもない。
自分の中で結論決めちゃってるから
相槌は打つが、内容を理解していない
ユウト:
うんうんって聞いてるのに、
あとで全然違う反応が返ってくることあるよね
アカリ:
そうそう!
「あ、そこ全然伝わってなかったんだ…」って後から気づくやつ
ワニオ:
それは「受信はしているが、記録されていない状態」に近いですね。
音は聞こえているが、保存されていないデータです
ナナ:
ワニオ、また機械の話してるけど…まあ、わかるわそれ
すぐ自分の話にすり替える
ミカコ:
話を聞かない人って、
共感した瞬間に自分語りに切り替わるんだよね
アカリ:
「それ私もさ〜」って始まった瞬間、
あ、もううちの話終わったなってなる
ユウト:
悪気はなくても、
相手の話を「きっかけ」にしか使ってないケースは多いかも
こうした特徴が重なると、
話している側は理解されていない・軽く扱われたと感じ、
イライラやモヤモヤが溜まりやすくなる。
なぜ人の話を聞かないのか?その心理を整理
「話を聞かない人」は、単に性格が悪いわけではない。
その背景には、いくつか共通する心理がある。
自分の話をしたい欲が強すぎる
ミカコ:
一番わかりやすいのはこれ。
会話=自分が話す時間、って思ってるタイプ
アカリ:
いるよね。
人の話聞いてるようで、
次に何話そうか考えてる顔してる人
ワニオ:
人間の一部は、会話を「順番待ち制の発表会」と誤認しています。
相手の話は、自分の番が来るまでの待ち時間ですね
ナナ:
順番待ち制の発表会って…
でも確かに、聞く気ない人ってそんな感じだわ
共感より「正解」を出したいタイプ
ユウト:
話を聞かない人って、
「どう感じたか」より「どうすべきか」にすぐ行くことあるよね
ミカコ:
うん。
相談じゃなくて、問題解決モードに勝手に入る人
アカリ:
いや今、正解とかアドバイスいらんのよ…
ただ聞いてほしいだけなのにってなる
会話はキャッチボールだと思っていない
ワニオ:
そもそも会話を「往復運動」だと理解していない個体も存在します。
一方向に投げ続ける投球練習に近いですね
ナナ:
ちょっと待って、個体って言うのやめなさいよ
ユウト:
でも、会話の感覚がズレてるだけで、
悪意があるわけじゃない人も多いんだよね
こうした心理が重なると、
話している側は「聞いてもらえない」「大切にされていない」と感じやすくなる。
話を聞かない人に、なぜこんなにイライラするのか
話を聞かない人に対して感じるイライラは、
単なる「会話の不快感」では終わらないことが多い。
軽く扱われたように感じてしまうから
アカリ:
ちゃんと話してるのに、
途中で遮られるとさ、
自分の話がどうでもいいみたいに感じちゃうんよね
ナナ:
そうそう。
言葉を遮られるって、
気持ちを途中で切られる感じなのよ
ミカコ:
会話の内容じゃなくて、
自分の存在を雑に扱われた感覚が残るんだよね
理解されなかった、という孤独感が残る
ユウト:
聞いてもらえなかったあとって、
一人で話してたみたいな気持ちになることあるよね
アカリ:
うん。
誰かに話したはずなのに、
逆に一人になった感じする
ワニオ:
それは「共有されなかった体験」に近いですね。
情報は発信されたが、感情が受信されなかった状態です
ナナ:
ワニオの言い方ムズいけど…
要は、気持ちが置き去りってことよね
「聞いてほしいだけだった」気持ちが行き場を失う
ミカコ:
多くの場合、
答えが欲しいわけじゃないんだよね
アカリ:
そう!
正解とかアドバイスじゃなくて、
「そうなんだ」って言ってほしかっただけ
ユウト:
そのズレがあると、
話した側だけが疲れて終わっちゃうんだよね
話を聞かない人にイライラするのは、
あなたが神経質だからでも、心が狭いからでもない。
ちゃんと向き合ってほしかった
その気持ちが行き場を失った結果なのだ。
話を聞かない人への対処法|疲れないためにできること
話を聞かない人に対して、
真正面から「ちゃんと聞いて」と求め続けるのは、正直しんどい。
ここでは、自分の心をすり減らさないための対処法を整理する。
最初から期待しすぎない
ミカコ:
正直さ、
全員がちゃんと話聞いてくれる人だと思わない方が楽
アカリ:
わかる。
「この人には深い話しない」って決めるだけで、
だいぶラクになる
ユウト:
期待値を下げるって、
諦めることじゃなくて、自分を守る選択だと思う
「聞いてほしい前提」を先に伝える
アカリ:
最近はさ、
「アドバイスいらないから、聞いてほしいだけなんだけど」って
先に言うようにしてる
ナナ:
それ大事。
言わなきゃ伝わらない人、ほんと多いから
ワニオ:
仕様が異なる機器には、
使用条件を事前に明示する方が誤作動が減ります
ミカコ:
ワニオの例え、妙に納得できるのやめて
話す相手と内容を使い分ける
ユウト:
大事な話ほど、
ちゃんと聞いてくれる人に話した方がいい
アカリ:
誰にでも全部話さなくていいんだよね
ナナ:
聞く力ない人に期待して、
毎回傷つくのはもったいないわ
「この人はこういう人」と割り切る
ワニオ:
人間を改修するのは困難ですが、
取扱説明書を更新することは可能です
アカリ:
ワニオ、それ結構名言じゃない?
ミカコ:
相手を変えようとしない方が、
結果的に自分がラクになるんだよね
話を聞かない人に合わせて、
自分の気持ちを押し殺す必要はない。
距離を調整することも、立派な対処法だ。
まとめ|話を聞かない人に、あなたが消耗する必要はない
話を聞かない人と向き合っていると、
「自分の伝え方が悪いのかな」
「もっと我慢すべきなのかな」
そんなふうに考えてしまうことがある。
ユウト:
でもね、
話を聞いてもらえなかったからといって、
あなたの話や気持ちに価値がないわけじゃない
ナナ:
そうよ。
ちゃんと受け取れる人は、ちゃんといるんだから
アカリ:
聞いてくれない人に合わせすぎて、
自分がしんどくなるのは違う気がする
ワニオ:
通信が成立しない相手に、
何度も同じ周波数で送信し続ける必要はありません
ミカコ:
合わない人とは、距離を調整すればいい。
それだけの話
話を聞かない人にイライラするのは、
あなたがわがままだからでも、心が狭いからでもない。
「ちゃんと向き合ってほしかった」
その気持ちがあるからこそ、モヤモヤするのだ。
無理に相手を変えようとしなくていい。
自分が疲れない距離を選んでいい。
あなたの話を、
ちゃんと受け取ってくれる人は、必ずいる。

