間接キスは脈あり?ファミレスで起きた青春事件を本気で検証してみた

それは、ファミレスでの何気ない雑談中に起きた。

こいこと。の打ち合わせ帰り。
夜ごはんがてら立ち寄った、いつものファミレス。

ハルキはドリンクバーで取ってきたメロンソーダを飲みながら、
アカリの話を聞いていた。

アカリ「今日さ、ほんとに風強くなかった?」

ハルキ「うん、前髪やばかったよね」

そんな会話の途中。

アカリが、ふとハルキのグラスに目を向けた。

アカリ「あ、それおいしそう」

ハルキ「え?」

アカリ「ちょっと飲んでいい?」

一瞬、時間が止まった。

ハルキ「……い、いいよ」

そう答えた次の瞬間。

アカリは、何のためらいもなくハルキのグラスを手に取り、
ストローに口をつけた。

――チュー。

アカリ「あ、やっぱ甘い。これ好きかも」

そう言って、普通にグラスをハルキの前に戻す。

アカリは何事もなかったように、メニュー表を見始めた。

一方、ハルキは——。

ハルキ(心の声)
「……え?」
「いま……」
「これって……」

目の前に置かれたグラス。

ハルキ(心の声)
間接キス……だよな?

アカリはスマホを見ながら、さらっと続ける。

アカリ「ねえ、デザートどうする?」

ハルキは、ストローを見つめたまま動けなかった。

ハルキ(心の声)
「いや、待って」
「これって普通?」
「それとも……」

ハルキ(心の声)
好かれてるって思っていいやつ?

結局、その場では何も聞けないまま会計を済ませ、解散。

そして後日——。

編集部に現れたハルキは、明らかに様子がおかしかった。

ミユ「あれ?なんか今日静かじゃない?」

ケンジ「その顔は恋だな」

ミカコ「わかりやす」

ハルキはしばらく迷ったあと、ぽつりと切り出した。

ハルキ「あのさ……」
間接キスって、脈ありなのかな?

編集部の空気が、一気にざわついた。

目次

間接キス=脈あり?それとも無意識?

ミユ「ちょっと待ってハルキ、それ状況もう一回ちゃんと教えて?」

ハルキ「えっと……ファミレスで、俺のドリンクを“ちょっと飲んでいい?”って」

ミユ「で、普通に飲んだ?」

ハルキ「うん……普通に」

ミユ「うわ〜〜〜」

ケンジ「青春だな」

ミカコ「はい一旦落ち着こ」

ミカコはコーヒーをひと口飲んでから、冷静に言った。

ミカコ「まずさ、“間接キス”って言葉を意識してるのは、だいたい受け取った側だけだから」

ハルキ「……え」

ミカコ「する側は、
“飲み物ちょっともらう”
“ストロー気にしてない”
この二択が多い」

ミユ「うんうん、わたしも正直あんまり考えてないかも」

ハルキ「じゃあ……脈なし?」

ケンジ「いや、そう単純でもない」

ケンジは腕を組みながら、少しだけ笑った。

ケンジ「“嫌いな相手の飲み物”は、そもそも飲まない」

ハルキ「……!」

ケンジ「つまりな、
脈ありとも脈なしとも言えないが、安心圏ではある

ミユ「なるほど〜。“ドキドキゾーン”じゃなくて“安全ゾーン”ね」

ミカコ「そう。
距離が近い=恋愛感情とは限らないけど、
距離が近い=嫌われてない、はほぼ確定」

ハルキ「じゃあ俺、期待しすぎ?」

ミユ「期待“しすぎ”ではないけど、
これだけで確信するのは早いかな」

ケンジ「ここで勘違いして突っ走ると、
“あ、そういう意味じゃなかったんだけど”が発生する」

ハルキ「うわ……怖」

ミカコ「だから見るべきは“その後”」

ミカコ「・その後も距離が近いか
・二人きりの誘いがあるか
・ボディタッチが自然に続くか」

ミユ「間接キス単体は、前兆くらいに考えとこ」

ハルキ「前兆……」

ケンジ「焦るな。
本当に脈ありなら、次はもっとわかりやすいサインが来る」

ミユ「来なかったら?」

ケンジ「そのときは、そのときだ」

ミカコ「でも今のところ、“勘違いしても仕方ない状況”ではあるよ」

ハルキは、少しだけ肩の力を抜いた。

ハルキ「……じゃあ、とりあえずストローは忘れます」

ミユ「それが一番(笑)」

間接キスで舞い上がりすぎないために

ミユ「正直さ、間接キスって言葉が強すぎるんだよね」

ミカコ「そう。“キス”って付いた瞬間、恋愛イベント感が爆上がりする」

ケンジ「でも実態は“飲み物をちょっともらった”だけだからな」

ハルキ「……言われると冷静になる」

ミユ「大事なのはね、“その行動が特別かどうか”」

ミユ「他の人の飲み物も普通に飲むタイプか、
ハルキのだけなのか」

ミカコ「あと“その後の距離感”ね」

ミカコ「間接キスしたあと、
・照れる
・ちょっと避ける
・逆に距離が縮む

このどれかで意味は全然変わる」

ハルキ「距離は……そのまま」

ケンジ「じゃあ、“自然な距離感”ってことだ」

ミユ「つまり安心ゾーン。
悪くないけど、決定打ではない」


本当に脈ありか見極めるポイント

ミカコ「間接キスより、こっちを見たほうが早い」

  • 二人きりの時間を作ろうとする
  • 用事がなくても連絡が続く
  • 相手から次の約束が出る

ミカコ「この3つが揃ってきたら、かなり期待していい」

ハルキ「……ひとつも揃ってないかも」

ミユ「今はね。
でも“嫌じゃない”はクリアしてる」

ケンジ「恋は段階制だ。
間接キスは“入場許可”くらい」

ハルキ「入場しただけで、ステージには立ってない」

ミユ「そうそう(笑)」


まとめ|間接キスはサインじゃなく「空気」

間接キス=脈あり、と即断するのは早い。

でも、
嫌われていたら起きない行動なのも事実。

大切なのは、その一瞬よりもその前後の空気

舞い上がりすぎず、
でも落ち込みすぎず、

少し距離を縮めてみるくらいが、ちょうどいい。

ハルキ「……とりあえず、次は普通に話します」

ミユ「それが一番の正解だと思う!」

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