こんにちは。恋愛も人生も、いろんな「転機」を越えてきたマリです。
今回は「自己肯定感」をテーマに、落ち込んだとき、うまくいかないとき、自分を信じられないときに、どう立て直していくかをじっくりお話しします。
自己肯定感とは?
自己肯定感とは「自分をかけがえのない存在として受け入れる気持ち」のこと。
完璧でなくても、何かができなくても、「私には価値がある」と思える感覚です。
勘違いされやすいのですが、自己肯定感=自信たっぷりな人、というわけではありません。
むしろ「できない自分」「うまくいかない時の自分」を責めすぎず、そっと受け止められる心の力。それが自己肯定感です。
なぜ自己肯定感を高めた方がいいのか?
自己肯定感が低いと、些細なことで落ち込んだり、人の言葉に傷つきやすくなったり、自分を過小評価しすぎたりしてしまいます。
たとえば恋愛でも、「こんな私なんかじゃ、愛されるはずない」と無意識に思い込んでしまうことも。
そんな状態では、相手に遠慮したり、過度に依存したりしてしまい、健全な関係が築けません。
逆に、自己肯定感が高まれば、多少のミスも「まぁ、そういう時もある」と切り替えられたり、失恋しても「でも私には魅力がある」と前を向けたりします。
人生においても、人間関係においても、恋愛においても。
自己肯定感がある人は「自分を守る力」と「前に進む力」の両方を持っているのです。
自己肯定感を高める5つの方法

1. 小さな「できた」を記録する
どんなに些細なことでも、「今日これができた」と自分を認めてあげること。
日記に書くのも、スマホにメモするのもOK。
たとえば「洗濯物を干せた」「今日も朝起きられた」「ちゃんと断れた」──こうした「日常の小さな成功体験」は、少しずつ心に積み重なっていきます。
人は「できなかったこと」には敏感で、「できたこと」には鈍感です。
だからこそ、意識的に「できた」に目を向けてみてください。
2. 人と比較するクセをやめる
自己肯定感を下げる大きな要因のひとつが、「人との比較」です。
SNSで他人のキラキラした日常を見て、「自分はなんてダメなんだ」と落ち込むこと、誰しもあると思います。
でも、他人の人生と自分の人生は、土俵もルールも違うんです。
比べるなら、昨日の自分、1週間前の自分にしましょう。
ほんの少しでも「自分なりに進めた」と感じられたら、それで十分。
その繰り返しが、確かな自信と自己肯定感を育ててくれます。
3. 自分の好きなところを書き出してみる
「自己肯定感が低い」と感じる人の多くは、自分の短所には詳しくても、長所はすぐに出てきません。
たとえば、「人の話をきちんと聞ける」「約束は守る方」「面白い動画を見つけるのがうまい」など、どんなに小さなことでもOK。
書き出すことで、自分を客観的に見つめることができ、「あれ、意外と私いいとこあるじゃん」って気づけるようになります。
4. 「心が喜ぶこと」を日常に取り入れる
好きな音楽を聴く。花を飾る。丁寧にコーヒーを淹れる。お気に入りの香水をつける──。
自分の「気分が上がること」を毎日のどこかに取り入れると、「私は自分を大切にしてる」という実感に繋がります。
この「自己受容感」は、自己肯定感の土台になります。
誰かに褒められなくても、自分の機嫌を自分で取れるようになることは、大きな強みです。
5. 頼れる人を持つ・相談する
どんなに自己肯定感を高めようとしても、孤独な状態では難しいこともあります。
「しんどいな」「つらいな」と思ったときに、声をかけられる相手がいること。
「大丈夫?」と言ってくれる人がそばにいること。
それだけで、「私はひとりじゃない」と思えて、自己肯定感は底上げされていきます。
一人で抱え込まないで、誰かに頼っていいんです。
マリ・ユウト・ミカコのトーク:自己肯定感、どう育てる?
ユウト:「自己肯定感」って、言葉だけ見ると難しく感じるけど、要は「ありのままの自分でいい」って思えるかどうか、だよね。
ミカコ:でも実際、「ありのまま」で生きるのって、結構むずかしいよ。社会って、比較と評価の連続だから。
マリ:そうね。でも私は、失敗した時に「まぁ、これも私」って笑えるようになった時、自分に優しくなれた気がしたかな。
ユウト:うん、それ大事だと思う。僕は結婚してから、自分を肯定するより「家族にとっての自分」を肯定できるようになったかな。
ミカコ:私はね、「やらなきゃ」っていう義務感じゃなくて、「やりたいからやる」に切り替えたら、少しだけ自己肯定感が育った気がする。
マリ:結局、誰かと比べずに、自分の「心地よさ」を大切にできるかが鍵なのかもね。
マリからのひとこと:自己肯定感は、何度でも育て直せる
私はかつて、自分を責めてばかりの時期がありました。
「なんでこんなにうまくできないの」「私なんてどうせ…」と、何度も心が折れそうになりました。
でも、今こうして年を重ねて思うのは、「自分を許す力」は何より大事だということ。
失敗してもいい。完璧じゃなくてもいい。
そう思えたとき、はじめて心が自由になります。
自己肯定感は、一度崩れても大丈夫。
何度でも、少しずつ、取り戻せるから。
まとめ:自分を大切にすることが、人生を変える
自己肯定感は、生きる上での「心の土台」です。
高めることは簡単じゃないけれど、丁寧に育てていけば、人生そのものの見え方が変わってきます。
どうか今日から、「自分をちょっと大切にすること」を始めてみてください。
小さな一歩が、きっと明日の自分を支えてくれます。
