7月初旬、晴れ。
夏のはじまりを感じるこの日、「こいこと。」ヤングチームでドライブ旅に出かけました。
メンバーはリク、ソウタ、アカリ、ミユの4人。実は、ハルキも誘ってたんだけど、今回はどうしても外せない取材が入って不参加に。彼の分まで楽しもう!ってことで、青春ドライブスタートです
朝、待ち合わせ──テンション高めのスタート
集合場所は、都内某所のレンタカー屋さん前。集合時間は10時だったけど、アカリとミユは9時半にはすでに到着。
「あたしら、楽しみすぎでしょ〜!」
「はやく江ノ島でしらす丼食べたい〜♡」
すでにハイテンションな2人が記念写真を撮っていると、リクとソウタも無事到着。リクは運転担当のため、やや緊張気味の表情で、「え、俺、4人分の命預かるやつだよね…?」とぼやきつつも、内心ワクワクしている様子。
ソウタはというと、日焼け止めを塗りながらぼそっと「海って、近くで見るとちょっと緊張するよね」と天然発言。アカリが「そういうソウタ、わりと好き〜」と笑って、ミユが「てか、運転リクなの安心しかない!」とフォロー。
そんなこんなで、いざ車に乗り込み、鎌倉・江ノ島コースの青春ドライブ、出発です!
車内トーク、止まらない!──恋愛・推し・天然ボケ
車はスムーズに首都高を抜けて、海沿いの道へ。窓の外に広がる青空と、時おり見える海の気配にテンションは上がるばかり。
ミユが流したプレイリストからは、懐かしの夏ソングが。
「これ流れてるだけで恋したくなるよね〜!」
「それより、誰かいま恋してる人〜?」
アカリの質問に、沈黙のあと「ぶっちゃけると、とある女子と何回かデートをしている」とリク。
「マジで!?それ、職場の人じゃなくて?」
「いやいや、ちゃんとプライベートです」
ミユは、「でもさ、リクって恋愛になるとマジ誠実すぎて逆に難しそう」と鋭いツッコミ。リクは笑いながら「否定はしない…」と肩をすくめる。
一方、ソウタは後部座席で空を見上げながら「俺、最近夢に出てきた人を好きになったかも…」と爆弾発言。
「どゆこと!?実在する人なの?それ」
「ん〜、昔のバイト先の人…顔忘れかけてるけど、声がリアルで」
アカリが「それ、会いに行こうよ!江ノ島で再会とかエモくない!?」とノリノリになり、全員で「ドラマか!」と総ツッコミ。
恋の話から、推しの話、そして最近観た映画の話まで、話題が尽きることなく。リクの運転も安定していて、車内は和やかそのもの。
こうして、ヤングチームは海と空のまぶしさに包まれながら、鎌倉エリアへと近づいていくのでした。
青春、ここにあり!鎌倉&江ノ島で笑顔全開
最初の目的地は、鎌倉小町通り。着くやいなや、アカリが「わたし!しらす丼食べたい!」と張り切りモード。
「じゃあ“しらす三色丼”いくか」とリクが調べておいた店を提案し、全員一致で即決。
地元食材たっぷりのランチに舌鼓を打ちながら、それぞれの“初デートグルメの思い出”トークがはじまる。
ミユ「私、昔付き合ってた人と来たとき、しらす嫌いって言われて超気まずくなった(笑)」
アカリ「気まずいっていうか、それは空気読んでよ案件だよね〜」
リク「僕は“嫌いなものがない人”がちょっと羨ましいかも」
ソウタ「俺、初デートで緊張しすぎて味覚ゼロだったことある」
食後は、鶴岡八幡宮でおみくじタイム。「恋愛運が悪いの誰かでろ〜」というノリで引いた結果……
アカリ「中吉!え、好きな人には積極的にって書いてある!
……でも積極的って、どこまでが積極的?」
ミユ「LINEして即日ごはん誘うくらいが“積極的”でしょ」
ソウタ「俺、たぶん“積極的”って単語で照れるタイプかも…」
リク「行動って勇気より“誠意”だと思う」
その後は江ノ電に乗って海岸線を抜け、江ノ島へ。
夕焼けの時間、シーキャンドルのあたりで海風に吹かれながら、リクがぼそっと。
「こういう時間、ちゃんと記憶に残しておきたいよね」
それを聞いたアカリが「じゃあ写真とろっ!」と提案し、ソウタがポラ風のチェキアプリで撮影。
4人の笑顔が1枚の画面に収まった瞬間──その場所の風と音、空の色までもが、青春の1ページになったようだった。
帰り道、それぞれの想い
夕暮れの江ノ島をあとにして、車内は少ししんみりムード。
だけど、沈黙じゃない。心地よい“余韻”の静けさ。
ミユが小さく「あー、終わってほしくなーい」とつぶやくと、
アカリも「え、わかる!ずっとドライブしてたい!」と共鳴。
ソウタ「夜の海も見たかったかも」
リク「帰り道が寂しく感じるのは、今日が楽しかった証拠だよね」
道中、ひとつのコンビニに立ち寄ってドリンクを買いながら、
なぜか始まる“またみんなで行きたい場所プレゼン大会”。
アカリ「次は花火大会がいい!」
ミユ「私は温泉宿で浴衣着て夜更かししたい!」
リク「それぞれの“理想の夏デート”をテーマに回るのも楽しそう」
ソウタ「……僕、また今日みたいに何でもない日を過ごしたい」
帰り道、高速を走る車内に流れるのはミユのプレイリストから選んだ、ちょっと切ないJ-POP。
アカリが歌詞に乗せてふざけて歌えば、ソウタが隣で笑って、リクは静かにハンドルを握る。
ふと誰かが言った。「また行こうね」
その“また”が、本当に来るかはわからない。
でも今日、このメンバーでここにいた事実だけで、なんだかもうじゅうぶん。
そんな空気が、帰り道の闇のなかに、優しく灯っていた。
まとめ|“また行こうね”の約束
ドライブの帰り道、立ち寄ったサービスエリアで、ミユがふとつぶやいた。
「そうだ、“こいこと。”のみんなにお土産買ってこうよ!」
その提案に、アカリはノリノリでご当地クッキーを手に取り、
リクは真剣に「ケンジさんは渋めが好きそう…」と選び始め、
ソウタは何やらしみじみしながら、ハルキへのキーホルダーを手に取った。
「あ、ハルキくんにLINE入れとく!」
そう言って、アカリがスマホを取り出し、ドライブ中の写真と「次は絶対一緒に行こ!」のメッセージを添えて送信。
ハルキからはすぐに「まじうらやましい…!おれも行きたかった…!」と既読と同時に返信が。
そんなやりとりに、みんなの顔がふっとほころぶ。
ただ遊んで、ただ笑って、
ほんの少し大人に近づいた気がする、そんな7月初旬の一日。
きっと次の“また行こうね”も、約束しなくたって実現する。
このメンバーなら、自然と。
“好き”のカタチも、“恋”のタイミングも、それぞれ違うけど。
誰かを思いやる気持ちは、こうしてちゃんと伝わる。
この日見た海の色も、聞いた声も、
きっとこの夏の記憶として、いつまでも残っていく。