可愛いって言ってくる男は脈あり?男性心理と見極め方【ハウツードラマ】

“可愛いね”って言ってくる男って、本気なの?それとも社交辞令?」

褒められた瞬間はうれしい。なのに、あとからじわじわ不安になるんだよね。

  • 自分だけに言ってるの?
  • 距離を縮めたいサイン?
  • それとも、ノリで誰にでも言ってるだけ?

この記事では、「可愛い」と言ってくる男性心理を“決めつけずに”整理しながら、脈ありかどうか見極める判断軸と、実際に試せる軽い確認フレーズまでまとめます。

そして今回は、こいこと。編集部のミユが、まさにその状況に巻き込まれます。

目次

「可愛い」って言われた日

「ねえミユ、今日さ、ちょっとだけ付き合って〜」

女友達のマナが、いつもよりテンション高めに誘ってきた。

聞けば、マナの友達の男の子が一緒らしい。
「みんなで軽くカフェね」ってやつ。

…うん、まあ、悪くない。
“みんなで”って言われたら、警戒心も薄まるし。

で、当日。

駅近のカフェ。ふわっと甘い匂い。夕方の窓際席。

マナの友達、ユウジくん(仮)は、第一印象から“感じのいい人”だった。

笑うと目が細くなるタイプで、会話も丁寧。
店員さんにもちゃんと「ありがとうございます」って言う。

「ミユちゃんだよね?マナから聞いてた」

「あ、そうそう。あたしミユ〜」

最初は、ほんとに普通の会話だった。

マナの仕事の話。最近ハマってるドラマ。
「それわかる〜」って笑って、飲み物が減って。

…で、ふいに。

ユウジくんが、カップを置いてから、さらっと言った。

「ミユちゃん、可愛いね」

え?

あたし、たぶん一瞬、動き止まったと思う。

「…え、なに急に。ありがと?」

笑って返したけど、心臓がちょっとだけ速くなった。

だって、そんな流れじゃなかったし。

マナは「はい出た〜」って笑って、軽く肩を叩いてくる。

ユウジくんは悪びれない顔で、続けた。

「いや、ほんとに。表情とか、話し方とか。可愛い」

……褒めるの上手いじゃん。

うれしい。
でも、同時に、脳内にもう一人のあたしが出てくる。

(待って。これ、脈あり?)

(それとも、こういう人って、誰にでも言うやつ?)

その後も、ユウジくんは、会話の合間に何回か「可愛い」を差し込んでくる。

「そのリアクション可愛い」
「笑い方、可愛いね」

…うん、わかる。
これ、褒められてるのは事実なんだけど。

なんか、ふわっとしてる。

具体的な誘いがあるわけでもない。
「今度ふたりで」みたいな言葉も出ない。

ただ、距離だけは近い。

目は合う。
でも、テンションは軽い。

帰り道、マナがニヤニヤしながら言った。

「どう?ユウジ、いい感じじゃない?」

「んー…悪い人じゃない。全然」

「じゃあ脈ありじゃん」

……それが、わかんないんだってば。

“可愛い”って言葉が、うれしいほど、怖い。

期待して、違ったら、自分がバカみたいじゃん。

その夜。ミユは編集部のグループチャットに、短く投げた。

「ねえ、男の人って、可愛いって誰にでも言う?」

編集部トーク:「可愛い」は脈あり?判断軸を分解する 

編集部で考え事をするミユ。

翌日、編集部。

ミユはコーヒー片手に、イスへ崩れ落ちるみたいに座った。

「ねえ、聞いて。昨日さ…」

デスクにいたミカコが、顔だけ上げる。

「“昨日さ”の時点でだいたい察するけど、言って」

ナナも資料をまとめながら、軽く笑った。

「ミユが疲れ顔の時って、だいたい恋だよね」

奥の席のリクが、キーボードを止めて振り向く。

「どうしたの?何かあった?」

ミユは昨日のカフェの流れを、ざっくり話した。
女友達のマナ、その友達の男の子、そして“可愛い”の連発。

話し終えて、ミユは両手を上げた。

「悪い人じゃないの。むしろ感じいい。でも…脈ありなのか、ただ褒め慣れてるだけなのかがわかんない」

ミカコが即答する。

「判断はできる。“言葉の種類”と、“行動の有無”で」

「出た、ミカコの断定」

「断定じゃない。分解」

リクが少しだけ丁寧に補足する。

「“可愛い”って言葉は、男性側にとっても便利なんだ。褒めて空気が良くなるし、距離も縮まる」

ナナが頷く。

「便利な言葉ってことは、本気でも遊びでも使えるってことよ」

判断軸① 「可愛い」のタイプは3つある

ミカコが指を3本立てた。

  • 本命の可愛い:相手を“選んで”言う。具体性がある。緊張や照れが混ざる。
  • 社交辞令の可愛い:場を良くするため。軽い。誰にでも言いやすい。
  • 様子見の可愛い:距離を詰めるための探り。反応を見てる。テンションが一定。

ミユは眉を寄せる。

「え、待って。様子見ってなに?怖い」

「怖くない。むしろ普通。恋愛って最初はみんな様子見るでしょ」

「まあ、そうなんだけどさ…」

判断軸② 脈ありかどうかは「言葉」じゃなく「セット」で見る

リクが画面を見ながら、落ち着いて言った。

「脈ありかどうかは、“可愛い”単体じゃ判断できない。“可愛い+何があるか”で見るのが現実的」

  • 具体性:どこが可愛い?なぜ可愛い?(表情、仕草、考え方など)
  • 継続性:その場だけじゃなく、別の日にも同じ温度で関わる?
  • 行動:連絡が来る/次の約束を取る/時間を使う/配慮がある
  • 一貫性:他の女性にも同じテンションで言ってない?

ナナが腕を組む。

「要は、言葉が先に来て、行動がついてこない男は信用しすぎないこと」

ミユは口を尖らせた。

「う…刺さる」

判断軸③ “悪い人じゃない”と“本気”は別

ミカコがさらっと言う。

「あとこれ。大事。悪い人じゃない=脈ありじゃない」

「わかってる、わかってるけど…」

「“感じいい人”って、恋愛市場にいくらでもいる」

「ミカコ口悪い!」

「事実」

リクが苦笑いしながら、やわらかく着地させる。

「でも、ミユが“違和感”を持ったのは大事だよ。違和感って、だいたい当たる」

NG例:ここでやりがちな勘違い

ナナがテンポよく言う。

  • 「可愛いって言われた」→ 即“本気”認定
  • 「目が合った」→ 即“脈あり確定”
  • 「優しい」→ 即“誠実”扱い

「うわ、やりがち…」とミユ。

ナナは笑った。

「やりがちだから言ってんのよ。恋はチョロくなりがち」

じゃあどうする?一番ラクなのは「軽く試す」

ミユが机に頬杖をつく。

「でもさ、結局わかんないままじゃん。どうしたらいいの?」

ミカコが、ペンを回しながら言った。

軽く試せばいい。深刻に詰めない。空気壊さない。相手の反応を見る」

リクも頷く。

「試すっていうより、“確認”だね。相手を責めるんじゃなくて、温度感を知る

ナナがニヤっとする。

「ミユ、言ってみなよ。“それ、みんなに言ってるやつ?”って」

ミユは吹き出した。

「やば、強くない?」

「冗談っぽく。笑いながら。軽く。その返しでわかるから」

ミユは、コーヒーのフタをカチッと押さえた。

「……じゃあ、次会ったらやってみる」

言った瞬間、ちょっとだけ背筋が伸びた。

“期待して勝手に傷つく”より、
“自分で確かめる”ほうが、たぶん大人だ。

後日実践:「それ、みんなに言ってるやつ?」

数日後。

またマナに誘われて、同じメンバーで夜ごはんになった。

前より少しだけ、ミユの心は落ち着いている。

“今日は観察する側。”
そう決めて、席についた。

乾杯して、他愛ない話をして。
タイミングは、やっぱり唐突にやってくる。

ユウジくんが、笑いながら言った。

「今日も可愛いね」

心臓は、前ほど跳ねなかった。

(よし、ここだ。)

ミユは、できるだけ軽く、冗談っぽく笑った。

「それってさ、みんなに言ってるやつ?」

一瞬だけ、間があいた。

ユウジくんは、あはは、と笑って、肩をすくめた。

「えー?まあ、可愛いと思ったら言うタイプかも」

「ノリだよノリ」

……ああ、なるほど。

ミユは、その言い方を、ちゃんと聞いた。

否定はしない。
照れもない。
特別感も、ない。

悪い人じゃない。
軽いだけだ。

その後も、会話は普通に楽しかった。
でも、ミユの中で、何かが静かに整理されていく。

(あ、これは“様子見の可愛い”じゃない。
これは“便利な可愛い”だ。)

帰り道、マナがまた聞いてきた。

「で、どう?アリ?」

ミユは少しだけ笑って、首を横に振った。

「今回は、パスかな」

「えー、なんで?」

「可愛いよりさ、ちゃんと選ばれてる感じがほしい」

マナは一瞬きょとんとして、すぐにニヤっとした。

「成長したじゃん」

うん。たぶん、少しだけ。

まとめ|“可愛い”だけで決めないために

「可愛い」と言ってくる男性が、脈ありかどうかは、その言葉だけでは判断できません。

  • 具体性はあるか?
  • 継続して関わろうとしているか?
  • 行動が伴っているか?
  • 自分だけに向けられているか?

そして、迷ったときは——
軽く、冗談っぽく確認してみる。

「それ、みんなに言ってるやつ?」

相手の反応は、意外と正直です。

大事なのは、期待しすぎることでも、疑いすぎることでもなく、
自分で確かめて、自分で選ぶこと。

“可愛い”という言葉に振り回されるより、
ちゃんと向き合ってくれる人を、あなたが選べばいい。

恋は、言葉よりも、温度と行動。

それだけ、忘れなければ大丈夫です。

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