「好きって言ったら、なにかが壊れてしまいそうで……」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
頭では伝えた方がいいってわかってる。でも、心が「やめておけ」と引き留める。
ソウタです。恋って不思議で、近づきたいのに怖くて逃げたくなること、あるよね。
今回は、「好きって言ったら壊れそう」と感じてしまう理由と、そこからどう抜け出せるかについて、僕なりの考えをお話しします。
好きな人と今の関係が心地よすぎる
一番よくあるのは、「今がちょうどいい」って状態。
友達として自然に話せて、たまにLINEが来ると嬉しくて、目が合うだけで幸せ。
そんな日々が続くなら、それで十分と思ってしまうんだ。
告白することで、この関係が終わってしまうかもしれない。
返事が「ごめんね」だったら、もう今までみたいに話せなくなるかもしれない。
だから、言えない。
心地よい日常を守るために、好きって言葉を飲み込んでしまう。
自分に自信がないから
「こんな自分じゃ、好きになってもらえないよな……」
そう思うと、最初から諦めたくなる。
僕もそうだった。相手は明るくて、人気者で、笑顔がまぶしい。
一方で、自分はうまく話せないし、自分の何がいいのか分からない。
そんな気持ちで告白なんてできるわけがないって、何度も自分を止めた。
でも、自信って、相手に好かれるためだけに持つものじゃないんだよね。
まずは、自分で自分を好きになってあげること。それが、気持ちを伝える第一歩になると思う。
相手の気持ちが見えなくて怖い
「相手はどう思ってるんだろう?」
ちょっと優しくされると「もしかして脈あり?」って期待してしまう。
でも、次の日にはそっけなかったりして、「やっぱり違うかも」って落ち込む。
その繰り返しが、不安と恐怖を育てていく。
そんな時は、想像に支配されすぎてるのかもしれない。
相手の態度の変化に一喜一憂するのって、けっこう疲れるよね。
だったら、自分の気持ちを軸にして、どうしたいかを考えてみて。
壊れる=終わる、じゃない
「壊れる」って怖い言葉だけど、それって本当に“終わり”なのかな?
もしかしたら、関係が変わることを“壊れる”って思ってるだけで、
新しい関係が始まるきっかけになるかもしれない。
好きって言ったら、相手のことをもっと知れるかもしれないし、
本音で話せる関係になれるかもしれない。
もちろん、失うこともある。でも、それもまた「自分をちゃんと生きた証」だと思う。
ソウタのエピソード:春の小道で、言えなかった
大学の入学式の少し前。
オリエンテーションの帰り道、気になる子と偶然一緒になった。
桜がちょうど満開で、歩道に花びらが舞ってた。
その子がふと、「春って、なんか切ないよね」ってつぶやいたんだ。
そのとき、言おうと思った。「俺、お前のこと、好きかもしれない」って。
でも、言えなかった。
あの空気が、壊れるのが怖かったから。
あの時、言ってたらどうなってただろうって、今でもたまに思う。
でも後悔はしてない。あれは、僕にとって大切な気持ちだったから。
まとめ:言葉にできる日が、きっと来る
「好きって言ったら壊れそう」
その気持ち、めっちゃわかる。
でもね、好きって気持ちって、伝えようとするときに初めて、本物になることもある。
今は言えなくても大丈夫。自分のペースでいい。
心の中でずっと大事にしてた気持ちは、いつかちゃんと言葉になる。
その日が来たとき、自分の中で何かが“壊れて”、そして“始まる”。
恋って、そういうものなのかもしれない。