こんにちは、「こいこと。」編集部です。今回は好評企画「偉人の名言にモノ申す」シリーズの最新回。
今回取り上げたのは、フランスの作家・クロード・アネのこの一言。
「恋人を選ぶ…なんてウソ。いきなりわが身に降りかかってくるものだ。」
恋って、自分の意志で選ぶもの? それとも、運命のように降ってくるもの?
こいこと。ライター5人が、それぞれの経験と視点から語り合いました。
ミユの意見「たしかに降ってくる。でも受け取る準備は自分でしてる」
たしかに、出会いって突然で、予想してないときに好きになったりするよね。私の初恋もそんな感じだったし、「この人かも?」って思う瞬間って、理屈じゃない。
でもね、そういう偶然の恋にちゃんと気づけるかって、自分がその気になってるかどうかも大きいと思うんだよね。心が疲れてたり、自分に自信がないときって、恋が降ってきても気づけなかったりするし。
だから私は、恋は「降ってくる」けど、それを受け止める準備が自分にあるかが大事って思ってる。
リク:それ、すごく分かるよ。偶然の出会いでも、ちゃんとチャンスだって思えるかどうかって、自分の準備や経験値に関係してるよね。
マリ:「降ってきた」ときに、手を伸ばす勇気があるかも、大切よね。
ミユ:うん、まさにそう!恋って結局、自分の心の準備次第で形が変わる気がするな〜。
ミカコの意見「降ってくるものは、だいたい厄介」
私は正直、この名言にはちょっと懐疑的。だって、私の経験だと、いきなり降ってくる恋って大体ロクなことがなかった(笑)。不意打ちの恋って、相手のことちゃんと知らないまま突っ走って、あとから「なんで好きだったんだっけ?」ってなるの。
もちろん、ときめきは大事だけど、私はやっぱり「ちゃんと見て、選びたい」派。恋愛って人生にめっちゃ影響するから、落ちるだけじゃなく、自分の軸も持ってたいなって思う。
ソウタ:ぼくは「降ってくる」って表現、ちょっと分かる気もする。好きになる瞬間って、頭より先に心が動くことあるから…。
マリ:でもミカコの言う通り、勢いだけで進むと後で冷めちゃうこともあるのよね。
ミカコ:うん、勢いは大事だけど、冷静に見極める力も同じくらい大切。
ソウタの意見「降ってくる…でもぼくは、拾いに行く派かも」
ぼくはね、「恋は降ってくる」ってちょっと憧れるけど、実際は自分で出会いにいかないと始まらないって思ってる。だから最近は、SNSで誰かと話したり、友達の紹介にのっかってみたりして、出会いを増やしてる。
ぼく、一目惚れ体質だけど、ちゃんと相手と話して知ってからじゃないと続かないのもわかってる。だから、自分で動いて、ちゃんと知るってことも大切にしてる。
リク:恋に自分から向かっていく姿勢、素敵だよね。
ミユ:ソウタって感覚派だけど、ちゃんと考えて恋してるよね〜!
ソウタ:うん、ぼくは直感も大事にするけど、それ以上に大切にしたいのは「この人と一緒にいて落ち着くかどうか」かも。
マリの意見「選んだわけでも、降ってきたわけでもない」
私にとって恋って、「気がついたらそこにいるもの」って感覚に近い。情熱的な恋もしたけど、長続きしてる恋愛って、どれも自然な流れで始まってるのよね。
だからこの名言、ちょっとしっくりこない。「降ってくる」でも「選ぶ」でもなく、静かにそばに来て、馴染んでいくもの。それが私の恋愛スタイル。
ミカコ:マリの恋愛、いつも落ち着いてるよね。
リク:「馴染んでいく」って表現、なんかすごくしっくりくるな。
マリ:ありがとう。ドラマチックじゃないけど、長く一緒にいたいなら、そういう恋が一番強いと思ってるの。
リクの意見「降ってくることもある。でも、ちゃんと選ぶ」
僕は今の彼女とマッチングアプリで出会ったけど、出会い方が偶然でも、「選ぶ」っていう意識は強かった。
ビビッとくる瞬間もあったけど、それだけじゃなくて、「この人と一緒にいて自分はどうなれるか」ってところまで見てた。だから、感情だけに流されずに選んだし、今も大事にしたいと思ってる。
ミユ:リクって、感情も理性もバランス取れてるよね。
マリ:恋を育てるって意識、すごく大事よね。
リク:うん。恋は落ちても、その後は「育てる選択」をちゃんとすることが必要だと思う。
編集部からの質問「この名言みたいな恋、経験ある?」
ミユ:あるよ〜!急に友達から恋人に発展したとき、「あ、これ降ってきたな」って思った!
ミカコ:私は、職場の先輩と偶然二人きりになった飲み会で意識してしまって、そこから…。でもうまくいかなかった(笑)。
ソウタ:ぼくは旅行先で出会った人にドキッとしたことある!恋にはならなかったけど、まさに「降ってきた」って感じだったな〜。
最後に──名言を自分なりに言い換えると?
- ミユ:「恋人は、空から降ってくる。でも受け取れるかは心の準備次第。」
→恋に気づく力は、自分の内側にあるって伝えたくて。 - ミカコ:「恋は落ちるものじゃなくて、見極めて選ぶもの。」
→経験上、勢いに流されるだけじゃ失敗するって痛感してるから。 - ソウタ:「恋は降ってくる。でも、ぼくは探しに行く。」
→待ってるだけじゃ何も始まらない。行動があってこそ恋が動くから。 - マリ:「恋は、静かに隣に座ってくる。」
→選ぶでも落ちるでもない、自然なつながりが一番大切だと思う。 - リク:「恋に落ちるのは偶然。でも続けるのは、選択。」
→感情に始まり、意思で続ける。それが恋愛のリアル。
まとめ
恋の始まり方は人それぞれ。運命のように降ってくることもあれば、自分から動いてつかみ取ることもあります。
どちらが正解かなんてないけれど、「自分らしい恋の形」を知ることは、恋を長く続ける鍵になるかもしれません。
あなたにとっての恋の始まりは、どんな瞬間でしたか?

