こんにちは、マリです。
結婚して何年かたつと、「あれ、わたし夫のこと、前みたいに好きじゃなくなったかも…」と、ふと不安になる瞬間がありますよね。
そんな感情を抱えてしまうと、「こんなこと思うなんてダメな妻なのかな」「もうこの結婚は終わり?」と、ひとりで自分を追い詰めてしまいがちです。
でもまず伝えたいのは、「夫を好きじゃなくなった」と感じるのは、決して珍しいことではないということ。
恋人から夫婦になり、生活や子育てに追われる中で、気持ちの形が変わっていくのはとても自然な流れです。
この記事では、離婚も再婚も経験したわたしマリが、「夫 好きじゃなくなった」と悩むあなたの気持ちを整理しながら、これからどう向き合っていけばいいのかを、一緒に考えていきます。途中では、同じく既婚者のユウトと、その妻でありナナの妹でもあるネネも登場して、夫婦の本音トークもしてもらいますね。
「今のわたしの気持ちはおかしくないんだ」と、ほんの少しでも肩の力を抜いて読んでもらえたらうれしいです。
夫を好きじゃなくなるのはおかしいこと?まずは「愛情の変化」を知ろう
まず一緒に整理したいのは、「夫を好きじゃなくなった」と感じること自体は、異常でも失敗でもないという事実です。
結婚当初のようなドキドキやトキメキは、どうしても長くは続きません。脳科学や心理学でも、恋愛初期の高揚感は数年で落ち着くと言われています。そこから夫婦の関係は、恋人モードから「生活を一緒に回していくパートナー」へと変化していきます。
このとき、多くの人がこう感じます。
- 前みたいにドキドキしない → 「好きじゃなくなったのかも」
- 生活の不満ばかり目につく → 「一緒にいてもイライラする」
- 会話が減って空気のような存在 → 「いてもいなくても同じかも」
でもそれは、「愛情がゼロになった」ではなく「愛情の形が変わったサイン」であることも多いのです。恋人同士のような熱量は落ちても、安心感や信頼、家族としての情は静かに積み上がっている場合もあります。
一方で、わたし自身の最初の結婚のように、本当に関係が壊れかけていることに気づくサインであるケースもあります。
だからこそ大切なのは、「好きじゃなくなった」と感じたときに、感情をごまかさず、
- 何に対して冷めているのか
- 本当に夫そのものが嫌なのか
- それとも、今の生活や自分の余裕のなさが原因なのか
を丁寧に見つめ直していくことなんですね。
次のセクションでは、「夫が好きじゃなくなった」と感じる背景に、どんなパターンがあるのかを具体的に整理していきます。
「夫が好きじゃなくなった」と感じるときに起きていること
① 夫への“不満”が積み重なっているだけのケース
好きじゃなくなった…と感じるとき、実は「夫という人間への嫌悪」ではなく、生活の中に溜まった小さな不満が限界に達しているだけということがあります。
- 家事のやり方が合わない
- 育児の負担が偏っている
- 会話が雑になった
- 話を聞かない・向き合ってくれない
こうした小さな「モヤ」が蓄積すると、夫の存在そのものまで嫌に思えてしまうんですね。
これは夫婦の間でよくある状態で、関係の再調整で改善できるタイプです。
② 自分自身の“余裕のなさ”が原因のケース
夫に冷たくなっているように見えて、実は自分が疲れ切っているだけの場合もあります。
- 育児や仕事で自分の時間がない
- ホルモンバランスの変化
- 睡眠不足・慢性的なストレス
この状態だと、誰のことも好きになれないし、優しく接する余裕もなくなります。
「夫が嫌い」ではなく「いまの生活がしんどい」のかもしれません。
③ 本当に夫への愛情が離れているケース
もちろん、すべての夫婦が「改善できる」わけではありません。
わたし自身が離婚を経験して感じるのは、愛情がゆっくりと離れていく瞬間は確かに存在するということです。
- 思いやりがなくなった
- 話しても心が動かない
- 一緒にいるのに孤独を感じる
こうした感覚が続くときは、「なにを大切にしたいか」を見つめ直すサインかもしれません。
④ 夫以外の場所で“心の支え”を見つけてしまったケース
夫婦仲が悪くなったというより、他の人間関係のほうが心地よくなってしまうケースもあります。
友人、同僚、SNSのつながり…そこに救われると、比較で夫が冷たく見えてしまうことも。
ここでは「夫が悪い」ではなく、自分の心が安心できる場所を求めているだけということも多いです。
【座談会】夫婦の“好きじゃなくなる瞬間”ってある?
マリ:今日はわたしのテーマ「夫が好きじゃなくなった気がする」について、既婚者のユウトくんと、その妻のネネちゃんにも来てもらいました。
ユウト:呼んでもらえて嬉しいです。これ、誰にでも起こると思うんですよね。
ネネ:うん。お姉ちゃん(ナナ)ほど情熱的じゃないけど(笑)、わたしも結婚って“気持ちが一定じゃない”って思ってるよ。
■ マリ:正直に言うと、相手のことを嫌いになりかけた瞬間はあった?
ユウト:ありますよ。仕事が忙しすぎて気持ちに余裕がないとき、「なんでわかってくれないの?」って思うこともあったし。
ネネ:わたしは逆に、自分の余裕がなくてユウトに当たっちゃうときがあったかな。そこで「好きじゃないのかも」って不安になったこともあった。
マリ:それ、すごくわかる。気持ちが弱ってると、自分の感情が“本心”に見えてしまうのよね。
■ ネネ:好きじゃないと感じたとき、どうしてた?
ネネ:わたしの場合は、“好きじゃない”って感情より、「いまの生活がしんどい」って部分を整えるほうが先だったの。
- 寝る時間を増やす
- 家事の分担を見直す
- 自分の趣味を取り戻す
ネネ:自分の心が回復したら、「あれ?ユウトのこと普通に好きかも」って戻ってきた(笑)。
ユウト:僕はなるべく、“責められてる”と感じないように気をつけたかな。感情の言葉より、事実の共有を大事にした。
マリ:ふたりで気持ちを整えながら言葉にするって大事よね。
夫への気持ちが冷めたとき、どう向き合う?【実践ステップ】
① まず「本音」を紙に書き出してみる
気持ちが冷めたように感じるとき、いちばん最初にやってほしいのが本音を可視化することです。
頭の中だけで考えていると、不安も不満も強めに感じてしまうんですね。
- 何に疲れているのか
- 夫のどんな言動が気になるのか
- 自分の生活でしんどい部分はどこか
書き出してみると、「夫が嫌いなわけじゃないかも」と気づく人は多いです。
② “夫婦の温度差”を確認する
夫婦は、どんなに仲良くても気持ちのペースがずれる瞬間があります。
そのズレを「好きじゃなくなった」と早合点してしまうケースも。
例えば…
- 自分は話したいのに、夫は仕事モードで素っ気ない
- 自分は休みたいのに、夫が予定を詰めてくる
これは“愛情の問題”ではなく、ただのリズムの違い。
「最近ちょっとペース合わないね」と軽く共有できるだけで、関係が楽になることもあります。
③ 小さな「回復ポイント」を作る
夫婦の関係は、特別なイベントより日々の小さな積み重ねで変わります。
- 5分だけゆっくり話す時間を作る
- 「ありがとう」を意識して増やす
- 週1回だけ家事の負担を変える
どれも簡単ですが、夫婦の距離が少しずつ戻るきっかけになります。
④ 気持ちが戻らないときは…“選択肢”を並べてみる
マリとしては、ひとつ大事なことをお伝えしたいのですが──
「好きじゃないかも」と思った瞬間が、離婚の決断につながる必要はありません。
選べる手段は、実はたくさんあります。
- 夫婦関係を再構築する
- 距離を置いてみる(別寝室・ワンオペからの脱出など)
- カウンセリングを利用する
- 実家や友人に頼って心を休める
そして最後に、どうしても無理なら別れるという選択も「人生の自立」として尊重されるべき。
離婚を経験したわたしは、これは声を大にして言えます。
「夫を嫌いになった自分」を責める必要なんて、どこにもありません。
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① “話し合い”ができるかどうか
愛情が戻る夫婦は、とにかく話し合いの姿勢を失いません。
完璧じゃなくていいんです。「ごめん」「ありがとう」「最近どう?」の一言だけでも十分。
② お互いの努力が“見える形”になっているか
努力って、言語化されないと伝わらないんですよね。
相手の努力が見えないと、「自分ばっかり頑張ってる」という孤独に変わっていきます。
③ “夫婦としての未来”が想像できるか
好きじゃなくなった原因はさておき、未来を想像できるかどうかは大事な指標です。
・一緒に老後を迎える姿 ・これからの家族の形 ・生活のイメージ
これらが全く描けないなら、関係を再構築するのが難しいサインかもしれません。
マリから読者へ:夫婦関係は“正解がないから”悩むもの
離婚を経験した身として断言しますが── 夫婦関係に「正解の道」なんてありません。
好きじゃなくなった。 疲れた。 一緒にいるのがしんどい。
そのどれもが「悪いこと」ではなく、ただの感情の変化です。
夫婦は長い関係だからこそ、気持ちが揺れたり離れたり、また戻ったりするものなんです。
いま心がしんどいなら、少し休んでみてください。 無理に前向きにならなくてもいい。 「また好きになれる」未来を選んでも、「別の幸せ」を選んでもいいんです。
あなたの人生の舵を切る権利は、あなたにあります。
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