“都合のいい存在”になってしまうのはなぜ?女性と男性、それぞれの心理と傾向

「なんで私ばっかりが振り回されるんだろう」
「好きになった人に、また雑に扱われた」

そんなふうに、都合よく扱われる恋を繰り返してしまう女性もいれば、
無自覚に相手を“都合のいい存在”にしてしまう男性もいます。

今回はその両面から、なぜそうなってしまうのかを冷静に見ていきましょう。

目次

都合のいい女にされがちな女性の特徴

1. 嫌われたくない気持ちが強すぎる

相手の頼みを断れない、急な呼び出しにも応じてしまう。
本当は不満があっても、「嫌われたくないから」と自分を押し殺してしまう。

その優しさが、結果的に「何をしても受け入れてくれる存在」に見えてしまい、
相手にとって都合のいい関係が成立してしまうことがあります。

2. “愛されたい欲求”が強く、自己肯定感が低い

「誰かに必要とされたい」「この人しかいない」と思い込むあまり、
理不尽な対応も“愛情の形”だと無理やり解釈してしまう。

自分の価値を他人からの扱いで測ってしまうと、
たとえ不安定な関係でも「ここにいればいいんだ」と錯覚してしまいます。

3. 恋愛=尽くすもの、と思い込んでいる

「好きなら、何でもしてあげたい」と思うのは素敵なこと。
でもそれが“見返りを求めない無限奉仕”になってしまうと、
やがて相手からは“与えるだけの存在”としか見られなくなってしまいます。

逆に、“都合のいい女”を作ってしまう男性の特徴

1. 相手に依存されることを“好意”と勘違いしている

「俺がいないとダメって感じ、かわいいよね」
そんなふうに、相手の尽くしすぎる態度を愛情だと受け取ってしまう男性。

結果的に、自分に都合のいい関係を維持しながら、
責任や向き合いは避けるという“不誠実な選択”をしてしまうことがあります。

2. 言葉ではっきり伝えることを避けている

「今は恋愛とか考えてないけど、君とは気が合う」
「付き合ってるわけじゃないけど、好きだよ」

こうした曖昧な言葉で相手を引き留め、
関係性をあいまいにしたまま都合の良さをキープする人も。

3. 自分本位なペースを当たり前にしている

連絡は気まぐれ、自分が会いたいときだけ誘う、
相手の予定や気持ちを考慮しない。

これらが習慣化すると、相手を“いつでも動かせる存在”と認識し、
無意識に上下関係ができてしまいます。

まとめ:どちらか一方が悪いわけじゃない

都合のいい関係ができあがってしまうとき、
そこには加害と被害のような構図だけではなく、
お互いの“心の歪み”や“満たされなさ”が影響し合っていることが多いです。

まず大切なのは、自分がどんなふうに人と関わっているかを知ること

「いい人になろう」としすぎていないか。
「傷つけないため」と言って、逃げていないか。

関係の歪みは、無理を重ねた先に生まれます。
少しでも自分の中に“違和感”があるなら、まずそこに目を向けるところから。

都合のいい関係をやめる第一歩は、自分をちゃんと見ることかもしれません。

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この記事を書いた人

恋愛は後回し。でも分析は得意。冷静だからこそ見える恋のポイントを、ちょっとドライに、でも本音で伝えていきます。
モットーは「期待しない、でも希望は捨てない。」

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