恋愛って楽しいだけじゃなくて、ちょっと恥ずかしかったり、あのときの自分を思い出すと顔を覆いたくなったり──誰にだって、そんな瞬間があるはず。
今日は、マリ・リク・ユウトの3人が、まったりとそんな“恋のちょっぴり恥ずかしいエピソード”を語り合います。
あの頃の自分に苦笑いしつつ、でもそこにある気づきや成長を振り返る時間。
落ち着いた3人だからこそ、じんわり響く会話になりました。あなたにも、そっと思い出すきっかけになるかもしれません。
恋愛でのちょっと恥ずかしかったエピソードと、そこから学んだこと
マリ:こういうテーマ、意外と私が一番あるかもね(笑)若い頃はとにかく恋愛に必死だったから。
リク:マリさんでもそうだったんですか?なんか、いつも余裕ありそうなイメージが……。
ユウト:僕もけっこう慎重派だったから、逆に“行動しなかった”が恥ずかしかったことかもしれません。
マリ:じゃあ、まずは私から行こうかな。 大学の頃、好きな人に手編みのマフラーを渡そうとしたの。でね、夜に呼び出して「寒いから」って渡したんだけど……その人、毛糸アレルギーだった(笑)
リク:うわ、それは……気まずいですね……!
ユウト:でも、気持ちはめっちゃ伝わります。すごくまっすぐですよね。
マリ:今思えば、“相手のことを知った気になってた”んだよね。自分の“してあげたい”ばかりで、“相手に合ってるか”を考える余裕がなかった。 それに気づけたのは、あの恥ずかしさのおかげだったと思うわ。
リク:僕は……高校時代に一回だけ、好きな子に手紙を渡そうとしたことがあって。 でもタイミングが全然合わなくて、結局その手紙、僕のカバンの中で2週間くらい眠ってました。
マリ:あら……純情(笑)
ユウト:その気持ち、わかります……。「今じゃないかも」って、延々と迷うやつですよね。
リク:はい……。結局渡せなかったし、彼女には何も伝わらなかった。 でも、「伝える勇気を持たなきゃ」っていう教訓は、それからの自分にずっと残ってます。
ユウト:僕は……中学生の時、好きだった子にメールで「今日の髪型、似合ってたよ」って送ったら、返信が「ありがとう。母が結んでくれたの」ってだけだったんです。
マリ:うわー、なんか微笑ましい(笑)
リク:でも、返信に恋心がなかったって感じ、わかるかもしれません……。
ユウト:はい。たぶん、僕だけが“特別なやりとり”だと思ってたんですね。 あの時、「気持ちの温度差」に気づいたというか。だからこそ、大人になってからは“相手のペース”を大事にしようと思ってます。
マリ:……こうやって思い出すと、どれも“自分の未熟さ”とちゃんと向き合えたエピソードだね。
リク:そうですね……恥ずかしかったけど、大事な通過点だったような気がします。
ユウト:あの頃の自分、今見たら顔真っ赤ですけど……でも、ああいう経験があったからこそ、今の恋愛の仕方があるんですよね。
マリ:うん。恋って、失敗して、恥かいて、それでもまた誰かに惹かれて。 そうやって、少しずつ優しくなっていくのかもね。
まとめ
恋にまつわる、ちょっとだけ恥ずかしい話。
それは失敗というより、優しさに近づくための足跡かもしれない。
まったりと交わされた3人の思い出話は、心の奥でじんわり温かく広がっていく。