【どうする?】好きになっちゃダメな人を、好きになった。

「絶対に好きになっちゃいけない相手って、いるんだよな」 そう思ってても、心って案外いうこと聞かないもんだ。 既婚者、上司、友達の恋人、昔の因縁──理屈で止めようとしても、感情の火種がついたら簡単には消せない。 理性がブレーキを踏みながら、感情はアクセルを全開にして突っ走る。 それが“好きになっちゃダメな人”を好きになったときの、典型的な状態。 今回はそんな“禁断の恋”に足を踏み入れそうなとき、どう自分と向き合うべきか、経験も踏まえて語らせてもらう。 どこまで行くのか、どこで止まるのか──答えは人それぞれだけど、心に引っかかるものを残せたら嬉しい。

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好きになったのは、超えてはいけない線の向こう側

「この人、好きになっちゃいけない」 そう思ったときほど、なぜか惹かれてしまう。俺の知人に、奥さんの友達を好きになったやつがいた。 「たまたま2人きりで話す機会があってさ、気づいたら全部さらけ出してた」って言ってたな。 共感されて、笑い合って、でもその関係は“ただの友人”にとどめなきゃいけない。…それがつらいんだよ。 ほかにも、上司に片想いしてる後輩もいた。 年上で頼れて、いつも気にかけてくれて。気づいたらその人のLINEを何度も見てる自分がいたって。 でも会社でバレたらまずいし、告白する勇気もない。何より、向こうがその気かどうかもわからない。 それでも「好き」の気持ちだけが残ってしまう。 この“好きになっちゃダメな人”って、誰かにとっての「越えてはいけない線」なんだよな。 でもその線の向こうにこそ、自分の欲や孤独が引き寄せられてしまう。 だから厄介なんだ。気持ちに気づいた時点で、もう後戻りが難しい。

気持ちは止められない。でも、現実は動いている

こういう恋って、たいていの場合、気持ちが先行して現実が後からズシンと重くのしかかってくる。 「もしバレたらどうなる?」「自分だけじゃなく、相手も傷つけるかもしれない」──そんな考えが、夜になると脳内をぐるぐる回る。 でも不思議と、昼間は理屈がどこかに飛んでって、ちょっと目が合っただけで嬉しかったりする。 メッセージが来るたびにドキッとして、返信の言葉を何度も直してる自分がいる。 そしてふと思う。「…これ、いつか終わらせなきゃいけないやつだよな」って。 でもなかなか終わらせられない。 なぜって、気持ちはもうとっくに“始まって”しまってるから。 そういうとき、人は「正解」を求めて苦しむけど、そもそもこの恋に正解なんてない。 誰かが不幸になる前に引くのか、それとも、一歩踏み出してみるのか── どちらにしても、自分の中に答えを出すしかない。 俺は何度か、そういう“ダメな恋”を目の前で見てきた。中には、自分自身が踏みかけたこともある。 だからこそ言いたい。「気持ちは止められなくても、選択はできる」って。

ケンジの本音──恋は自由。でも責任もセットだ

俺はさ、恋に落ちること自体は責めない派なんだよ。 ただ、「そのあとどうするか」が人間の価値を決めると思ってる。 好きになるのは一瞬。けど、責任を取るには時間も覚悟もいる。 たとえば、相手が既婚者だったら? その人に家庭があるって知ってて近づくのは、自分の心も削るし、相手の人生にも泥を塗る。 そんなの、長続きするわけないし、あとで絶対後悔する。 俺はある時、ほんとに踏み出しそうになったことがあった。 でもその時、仲間の一人が「ケンジ、それ“本気”になる前に引いた方がいい」って言ってくれたんだ。 その言葉がなかったら、今こうして笑って話せる自分はいなかったかもしれない。 だから今、誰かを好きになって苦しんでる人がいたら、言いたい。 気持ちがきれいでも、行動が誰かを傷つけるなら、それはもう“きれいな恋”じゃない。 それを知ってるだけでも、心のどこかにブレーキはかけられると思うんだ。

最後に伝えたいこと

“好きになっちゃダメな人”って、どこかで自分が一番わかってる。 それでも止められないのが恋の怖さであり、面白さでもあるんだよな。 ただ忘れないでほしいのは、「気持ちと行動は別」ってこと。 好きになるのは仕方ない。でも、その後に何をするかは、自分で選べる。 誰かを傷つけてしまいそうな関係なら、踏み出す前に一度立ち止まってみてくれ。 それでも「どうしても気持ちに嘘をつけない」なら、せめて相手にも自分にも誠実であるように。 中途半端な関係は、結局どちらも不幸にしてしまうから。 恋は、理性より感情の方が速く走る。 でもブレーキを踏むタイミングだけは、自分で握っていたい。 どんな恋でも、あとから「それでよかった」と思える自分でいられるように──それが、俺の願いだ。

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この記事を書いた人

恋愛は修行みたいなもん。痛みも笑いもいっぱい経験してきたオレだからこそ言えることがある。ちょっと豪快でちょっとウザいけど、本気で真剣だぞ?
座右の銘は「恋も人生も、真っ向勝負でいこうぜ!」

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