不条理恋愛– tag –
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駄菓子屋ナツメと、跳び箱と、恋の味がするアメ玉の話
だがしやナツメ アカリ、駄菓子屋ナツメに立ち寄る。そこには跳び箱をする店主がいた。 ──その日、アカリは学校帰りに迷い込んだ。 見たこともない細道の奥に、くすんだ色の看板。 「だがしやナツメ」 木の扉を押し開けた瞬間、アカリは凍りついた。 跳び... -
不条理空間で、愛は腐るか発酵するか。
──ミユとソウタが訪れたのは、“時間のねじれ”と呼ばれる謎の空間だった。 ソウタ:「このへんだったと思うんだよね、ナツメが最後に溶けた場所」ミユ:「溶けた…ってどういうこと⁉ ねえソウタ、ナツメって誰なん?」 ソウタ:「詩人だよ。たぶん。...
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