「浮気って一度だけなら許すべき?」
そんな相談、よく受ける。けど俺はこう答える。
浮気するやつは一生治らん──基本的には、な。
もちろん、例外もある。でもそれは“浮気をした側”が徹底的に向き合って、変わる努力を続けた場合だけだ。
大抵は、都合よく忘れ、都合よく繰り返す。
俺もね、4年付き合った彼女に浮気されて、全身が砂になったみたいに崩れた夜があったんだ。
今回はそのときの話も交えながら、浮気というやっかいな“習性”と向き合う方法を、話していこうと思う。
浮気された側こそ、自分の人生を取り戻していい。
なぜ浮気は“繰り返す”のか?
浮気ってのは、たとえるなら「甘えグセ」みたいなもんだ。
誰かにバレても、「謝れば許される」「なんとかなる」って経験があると、人はまた繰り返す。
本気で反省しているように見えても、心のどこかで「バレたら謝ればいい」って思ってるやつ、多いんだよ。
しかも、浮気する人の多くは「寂しかった」「相手に構ってもらえなかった」って、自分の理由を正当化する。
反省よりも言い訳。だから、何度も同じことを繰り返す。
人はそう簡単には変わらない。だからこそ、浮気グセのある人と向き合うときは、“希望”じゃなく“現実”を見て判断すべきなんだ。
俺の元彼女の話──浮気の代償は、地味で重い
かつて、4年付き合った彼女がいた。
離婚してしばらくたってから出会って、少しずつ関係を深めて、将来を考えるようになってた。
けど、ある日、彼女が浮気した。
「寂しかった」「あなたが忙しそうだったから」って。
正直、殴られたような衝撃だったよ。
そりゃ俺も完璧じゃない。仕事ばっかで彼女の寂しさに気づけなかったかもしれない。
でも、だからって他の男と関係を持つ理由にはならないだろ。
信じてたぶん、裏切られたときのダメージはでかい。
時間をかけて築いてきた信頼も、思い出も、一気に崩れた。
その後? 話し合ったよ、何度も。でも「ごめんね」のあとに続くのはいつも自分の正当化だった。
「私もつらかったの」「あなたも悪いところあったでしょ?」って。
結局、別れた。
別れたあとも、正直、何年かは引きずった。
「あれは俺が悪かったのか?」って自問したりもした。でも、今なら言える。
浮気は、していい理由なんてない。繰り返す人は、やっぱりまたやる。
許すべき?別れるべき?──浮気されたあなたが考えること
「浮気されたけど、相手は反省してるみたい。許すべきか、別れるべきか──」
そうやって悩む人、実際多い。俺も相談を受けることがある。
で、よく言うのは、「自分が何に一番傷ついたのか」を言葉にしてみるってこと。
信頼? 嘘をつかれたこと? それとも、他の人と親しくされた嫉妬?
どこに一番傷を感じたかによって、次にすべきことも違ってくる。
ただな、「許す」ってのは忘れることじゃない。
また笑い合えるようになるには、時間も覚悟もいる。
しかも、それは相手の誠意にもよる。
浮気した人が本気で反省してるのか、それとも「バレて怒られたから反省してるフリ」なのか。
そこ、ちゃんと見極めないとダメだ。
そしてもうひとつ。「別れたくない」の本音が、寂しさや依存じゃないかどうかも自問してほしい。
付き合い続けても、自分をすり減らしてまで一緒にいる価値があるか?
それを見極めるのは、自分自身だけだ。
浮気されて得た“強さ”もある
さっき書いたように、俺は長く付き合った彼女に浮気されたことがある。
しかも、相手は俺の知り合いだった。信じてた分、ダメージもでかかった。
あの時は、自分の価値が地面に落ちたような気がしたよ。
「俺がダメだったからかな」「もっと魅力があれば」って、ひとりで勝手に責めてた。
でもな、今は違う。
「浮気された=自分に価値がない」じゃない。
裏切ったのは向こうだ。俺の全部を否定されたわけじゃない。
あの経験を経て、俺は“人を見る目”がちょっと育った気がする。
それに、自分の限界や弱さも知れた。そういう意味では、無駄じゃなかった。
もちろん、浮気なんてされない方がいい。
でも、されたからこそ分かる“本当のやさしさ”とか、“自分を守る力”ってのもあるんだ。
まとめ|浮気されたって、人生は終わらない
浮気されたって、別れを告げられたって。
その一瞬で「自分の人生が全部否定された」なんて思わなくていい。
傷つくのは当然。でも、そこからどう立ち直るかが大事なんだ。
悔しさも、涙も、やり場のない怒りも──全部、自分の一部になる。
そのうえで、もう一度誰かを信じる強さが持てたとき。
きっと、もっとやさしい恋ができる。
……って、偉そうに語ったけどな。
俺だってまだまだ模索中だよ。未熟で、ちょっと臆病で。
でも、それでも。
また誰かを本気で好きになれたら、幸せなことだと思うんだ。
浮気されたお前へ。お前は、ちゃんと価値ある人間だ。
どうか、自分を見失うな。
——ケンジより。