「いやもう、好きじゃないのよ。ほんとに」
──そう思ってるのに、なぜか別れられないことって、あるあるだよね。
相手が悪い人ってわけでもないし、
一緒にいるのが苦痛ってわけでもない。
むしろ、ラクではある。慣れてるし、情もある。
でもさ、ふとした瞬間に思っちゃうの。
「この人と、あと1年…いや、来週も会いたい?」って。
で、自分で「あー、終わってんな」って気づくのよ。
でもそのあと、「じゃ、別れよっか」ってすんなり言えるかって言うと──言えないんだなこれが。
ズルズル。
なんとなく。
気づいたら半年そのまま。
気持ちは冷めてる。なのに、別れない。
この矛盾に悩んでる人、めっちゃ多いと思う。
だから今日は、ナナなりにこのテーマ、ぶっちゃけて書いていくよ。
なぜ別れられないのか?主な理由
気持ちはもう冷めてるのに、なんで別れないの?って思うよね。
でもね、理由はいくつもあるのよ。
「あるある〜」ってうなずいてる人、絶対いると思う(笑)
● 相手を傷つけたくない
これは定番。こっちはもう気持ちないんだけど、
「別れよう」って伝えたら相手が泣いちゃいそうとか、
めっちゃ落ち込みそうとか、考えちゃうんだよね。
優しさかもしれないけど、自分の首しめてるパターン多い。
● 今さら切れない関係性
長く付き合ってるとか、同棲してるとか、共通の友達が多いとか。
別れるって言ったら、生活まるごと変えなきゃいけなくなる気がして動けない。
「めんどい」が勝っちゃうやつ。
● 相手が悪い人じゃない
これが一番やっかい。
DVしてくるとか浮気したとかなら、スパッといけるんだけど、
“いい人”だと罪悪感が勝っちゃうんだよね。
「こんな人、他にいないかも…」って思い込みもあるある。
● 自分が嫌われるのが怖い
「私が悪者になりたくない」って気持ち。
これ、言いづらさの正体だったりする。
優柔不断って思われたくない、決断力ないと思われたくない。
結局、自分を守ってるだけの場合もある。
● 一人になるのが不安
ここまで読んで「わかる〜」ってなった人、多いと思う。
好きじゃないけど、ひとりになるのがイヤって感情、めっちゃリアルだし、
誰かと繋がってたいって気持ち、悪いことじゃないと思う。
──でもね、これ全部、
“今の関係が心地いいから残ってる”わけじゃないのよ。
ただ、「変えるのが怖い」だけなんだよね。
このまま続けるリスクって?
ここまで読んで、「うん、わかる…でもやっぱ別れられないよ」って人。
それも全然アリ。責めない。
でもね、ひとつだけ言わせて?
続けることが優しさとは限らない。
気持ちがないまま付き合いを続けてると、
自分だけじゃなくて、相手のこともジワジワ傷つけてるんよ。
・無意識に冷たい言い方になる
・LINEの返事が適当になる
・会うのがめんどくさくなる
・将来の話されるとモヤッとする
これ、全部“もう愛じゃない”サイン。
でも相手は気づいてないから、余計につらくさせちゃう。
そしてなにより、自分の時間が削られる。
「この人じゃない」って思ってる相手に時間も心も使い続けるのって、
けっこう人生のロスなんだよね。
もっと他に、あなたをちゃんと好きになってくれる人がいるかもしれないのに。
だから、「今の関係を続けるリスク」って、実はけっこうデカい。
情とか、慣れとか、優しさのつもりで続けてたことが、
結果的に、どっちも幸せにしてないってこと、よくあるの。
ナナからの提案:正直になるって、実は優しさ
じゃあどうしたらいいの?ってなるよね。
答えはシンプル。
「ちゃんと、正直になろう」ってこと。
別れるって、冷たいことじゃない。
本当の気持ちを伝えることって、勇気がいるし、めっちゃしんどい。
でも、それってすごく優しいことでもあると思うんだよね。
「好きじゃなくなった自分」を責めなくていい。
恋って、始まるのも終わるのも理由がハッキリしてるわけじゃない。
変わっていく感情は、ダメなことじゃない。
でも、その変化から目をそらし続けると、
自分にも相手にもウソをつく時間がどんどん増えてく。
だから、どんなに曖昧でも、「いまの気持ち」に正直になってみて。
別れ話を切り出すときに完璧な言葉なんてなくていい。
伝えようとすることそのものが、もう優しさだから。
気持ちが冷めたって、愛がなかったわけじゃない。
その関係があったこと、全部否定しなくていい。
だからこそ、自分の気持ちにウソつかずに、ちゃんと手放すこと。
それが、あなたにも相手にも必要な“卒業”なのかもしれない。
まとめ:その一歩に、価値がある
別れるって、いつだってパワーがいる。
冷めたことを認めるのって、自分の中の“いい人”像を崩すようで、苦しくなることもある。
でも、気づいてほしい。
情でつながる関係にしがみついても、お互いの幸せにはならない。
「別れよう」って伝えることは、終わりじゃない。
それはふたりにとって、ちゃんと“自由になる選択”かもしれない。
ほんとはもう、わかってたよね?
ずっと前から、自分の中で答えは出てたはず。
だからこそ、今ここで立ち止まって、
ほんとの意味で、自分を解放してあげてほしい。
別れたあと、ちょっとだけ寂しくなるかもしれない。
でもそのぶん、きっと空いたスペースに、新しい風が入ってくる。
気持ちが冷めたって、それは失敗じゃない。
関係の中でちゃんと悩んで、考えて、
ここまで来たあなただからこそ、
その一歩に価値がある。
──ナナは、そんなあなたを応援してるよ。