恋人がいるのに、他の人が気になるとき。どうすればいい?5人の本音座談会

目次

「彼氏はいるけど…正直ちょっと揺れてる」

「やばい、ちょっと揺れてるかも…」

編集部に久しぶりに顔を出したユカリが、アイスコーヒー片手にふとつぶやいた。

ミユ:ちょ、なにそれ唐突すぎ(笑)何に揺れてんのよ〜!

ユカリ:いや〜、彼氏はちゃんといるんだけどさ。
最近ちょっと別の人が気になるっていうか……

ナナ:お〜〜〜!来たわね、恋愛あるあるランキング上位。

マリ:これは座談会案件だね。はい、全員飲み物持った?本音でよろしく。

こうして、急きょ始まった“恋人がいるのに他の人が気になる”問題についての恋バナ座談会。

元こいこと。メンバーのユカリを迎えて、 現役メンバーのマリ・ナナ・ミカコ・ミユがいつも以上にざっくばらんに語ってくれた。

ユカリ:ほんと自分でも引いてるんだけど、
最近、職場の人のこと、ちょっといいなって思っちゃっててさ……

ミカコ:あー、それ職場ってとこがまた沼案件。

ユカリ:しかもさ、彼氏には不満とか特にないのよ?
なのに、なんかこう…気になっちゃう自分がいて。

ナナ:いやでもそれ、恋人いてもあるあるだよ〜。
長く付き合ってると、気持ちが一回りするの。

ミユ:なんかさ、「この人じゃない誰かにドキドキする自分まだいたんだ」っていう謎の確認しちゃうとき、あるよね〜

ユカリ:それ!まさにそれ!自分でもびっくりしたもん。

マリ:恋愛って「安定」と「ときめき」が同時に手に入らないんだよね、ほんと。

そんなわけで、この日の議題は決定。 「恋人がいるのに他の人が気になるとき、どうするべきか?」

答えは出ないかもしれない。
でも、みんなで話すことで、なにかがほどける気がした。

揺れるのはアリ。でも、行動するかは別

ユカリ:もうね、自分でも「え、何してんの私」って思うんだけど… LINEの通知とかちょっと期待しちゃったりしてて。

ナナ:でもさ、それって別に悪いことじゃなくない?
「揺れる」って、人間だもん。あるあるじゃん。

ミユ:うん、浮気したとかじゃないんでしょ?
だったら、なんなら今ちょっと恋してる自分に酔ってる可能性もあるよね〜

ユカリ:やめて…図星すぎて顔から火出る(笑)

ミカコ:ただまあ、「気持ちが揺れた」ことと、「行動に出るかどうか」って、別軸だよ。

マリ:そうそう、揺れるのは自然。でも“揺れに流されるかどうか”は、自分で選べること。

ユカリ:それがさ〜、選べる気がしないときがあるのよ。

ナナ:いやでもわかる!恋って一回そっちに傾くと、理性とかほんと無力よね。

ミカコ:正直、今の彼氏と関係が良好だったら、そこまで気持ち揺れないと思うよ。

ユカリ:うーん、たしかに。なんか、嫌いじゃないけど物足りないというか… 刺激はないのよね。

ミユ:あー、“落ち着き”が逆にトラップになるやつ!

ナナ:そういうときに現れるんだよね、ちょっと優しくて、ちょっといい匂いするやつが(笑)

マリ:でもね、その“ちょっといい匂い”って、関係性が深まるほどに消えてくから。

ミユ:ぎゃん!!刺さった!!

恋にときめくのは自由。でも、そのときめきにどう向き合うかは、自分次第。

「心が揺れるのは仕方ない。でも、その揺れを理由に人を傷つけたくはない」

──そんな空気が、テーブルの上にふんわりと漂っていた。

一時の感情か、本気のサインか見極めるには?

ユカリ:でもさ、こういうのって、ほんとに好きになりかけてるのか、
ただの一時的なときめきなのか、自分でもよくわかんなくて。

マリ:それ、すごい大事な視点だよね。
感情が動いた=即恋愛とは限らないし。

ミユ:でもさ〜、見極めってどうやるの?
「ドキッとした」とか「LINEちょっと待っちゃう」とか、なんか微妙すぎて!

ミカコ:私は“その人と何をしたいか”で判断するかな。

ミユ:なにそれ、深そう。

ミカコ:一緒にいて落ち着くとか、尊敬できるとか、ちゃんと人生の会話できるかとか。
そういう要素がなかったら、それはただの“刺激”だと思ってる。

ナナ:逆に“この人と夜ごはん行ったらやばいな”って思う人って、だいたい“行っちゃいけないやつ”なのよ(笑)

マリ:あるある(笑) でもそれを乗り越えて「会いたい」って思ったら、それは“本気の入り口”かもね。

ユカリ:ああ……なんか今ちょっと整理されたかも。

ミユ:でもさ、ドキドキって、“今の恋に足りないもの”を映してくるとこあるじゃん?
なんか「この人がいい」ってより、「彼氏にこれしてほしい」が浮き彫りになるみたいな。

ナナ:それめっちゃある!“比較対象にときめいてるだけ”ってやつね。

ミカコ:本当に乗り換えたいなら、相手のスペックよりも「今の彼と終わってもいいか」で判断するのがベター。

ユカリ:うわ、それガチで刺さるやつ…。

ときめきは甘くて、一瞬で心を揺らす。 でも、その揺れの正体をちゃんと見極めることで、未来の選択肢が変わってくる。

罪悪感がある=本気じゃない?

ユカリ:なんかさ、自分でも「ダメだな…」って思っちゃうんだよね。 ちゃんと彼氏いるのに、別の人が気になるとか、裏切りっぽいっていうか。

ミユ:うーん、でも気持ちが動いちゃうのって、コントロールできないじゃん?
責めすぎても苦しくなっちゃいそう。

ナナ:てか、逆に本気で恋に落ちたら、罪悪感って薄れると思う。

ミカコ:あ〜わかる。「もうどうでもいい」ってなるやつね。

ナナ:そうそう。 「彼氏に悪い」とかじゃなくて、「この人といたい」しかなくなる瞬間、あるんだよ。

ミユ:それは怖いけど…ちょっとわかる。

ユカリ:ってことは、今の私は本気じゃないってことか。
罪悪感があるってことは、まだ迷ってるんだよね。

マリ:でもね、“罪悪感がある=本気じゃない”っていうわけでもないと思うよ。

ミユ:あ、どういうこと?

マリ:たとえば、すごく惹かれてるし、気持ちも傾いてるけど、 それでも「今の人を裏切りたくない」って気持ちが同時にあるときって、
本気ゆえに葛藤することもある。

ミカコ:結局“自分がどれだけ責任を背負えるか”なんだよね。
気持ちが本気でも、行動に移さない人もいる。 逆に、気持ちは遊びでも勢いで行動する人もいる。

ナナ:そうそう。 だから結局、“どうしたか”じゃなくて“どうありたいか”なんだよね。

ユカリ:あーもう、ほんとそれ!! 正解がないのが一番厄介!!

罪悪感は、心がまだ誰かを思ってる証拠かもしれない。 でもその一方で、本気の恋ほど迷いが吹っ飛ぶこともある。

答えなんてない。 ただ、自分の感情とちゃんと向き合う勇気だけが、少しずつ輪郭を描いていく。

結論:揺れること自体を責めない。でも、自分で選ぼう。

マリ:誰にだって、気持ちが揺れる瞬間ってあると思うの。
でもそのとき、自分がどう動くか、どう選ぶかはちゃんと自分の意志で決めてほしいな。

ミカコ:責めるんじゃなくて、見つめる。
自分の感情って、ちゃんと向き合えば意外とヒントになるよ。

ナナ:“ときめき”に流されるのも、選ぶのも、自分次第。 でもその後にちゃんと自分の責任とれるかは、大事だよね。

ミユ:てかもう、恋ってむずくない!?(笑)
気持ちだけで動けたらラクだけど、実際そうもいかないもんね〜

ユカリ:うん、ほんとにそう。
でも今日こうやって話せてちょっと整理できたし、 彼氏とちゃんと向き合う勇気、ちょっと出てきたかも。

恋人がいるのに、別の誰かに心が揺れる── それって、きっと誰にでも起こり得ること。

でも大事なのは、その“揺れ”にどう向き合うか。

ごまかすのか、見つめるのか、選び取るのか。
正解なんてないけれど、「わたしがどうしたいか」は、誰よりも自分が知ってるはず。

恋のモヤモヤも、ちょっと笑って話せる仲間がいれば、 ほんの少しだけ軽くなる──そんな時間だった。

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