「彼氏が女の子と話してて…」「元カノの話をされて…」
そんな嫉妬エピソード、よくあるけど——女子の嫉妬って、もっとずっと深くて、広い。
今回はちょっぴり意外な“嫉妬の瞬間”について、こいこと。の人が本音で語り合いました。
テーマはずばり、「女子って、どんなときに嫉妬する?」
恋愛だけじゃない、推し活・SNS・仕事……あらゆる場面で芽生える、あのモヤモヤの正体って?
本音トーク、いってみましょう!
嫉妬って、恋愛だけじゃないよね?──友情と日常の中にあるモヤモヤ
ミユ:なんかさ、「女子の嫉妬=彼氏が他の子と話してた」みたいな話ばっかじゃん?でも、あたし最近いちばんモヤッとしたの、友達があたし抜きで他の子と盛り上がってるの見た時なんよね。
ミカコ:あー、それ分かる。SNSで「仲良し〜♡」って写真あげてたりすると、「え?あたしは?」ってなるやつ。別にその子を取られたとかじゃないけど、なんか置いていかれた気分になるのよ。
アカリ:うち、高校の時にずっと一緒だった子がいたの。でも文化祭で別のグループに入って、そっちで爆笑してんの見た瞬間、「え、そっちの方が楽しいん?」って涙こらえるの必死だった。
ナナ:それ、友情における“選ばれなかった感”だよね。恋愛と違って言語化しづらいけど、あたしも「いちばん近い存在」って思ってた子が、他でちゃんとやれてると、嬉しいはずなのにチクッとくる。
ミユ:しかもさ、そのチクッと感って、誰にも言いづらくない?「あたしの方が仲良かったのに!」って言ったら面倒くさいヤツ扱いされそうで、余計こじれる。
ナナ:うん、そういう感情って恋愛の嫉妬より根が深い気がする。相手を責める気持ちはないけど、心の奥で「自分だけが知ってる特別」でいたかった、みたいな。
ミカコ:あとさ、友情って対等じゃん?だから余計に「なんであの子を選んだの?」ってなっちゃう。恋愛はまだ“好きな人を選ぶ”っていうルールがあるけど、友情って曖昧だからこそ、選ばれなかった感が刺さる。
ミユ:結局、「嫉妬=恋愛」って思われがちだけど、実は一番こじらせるのって友情や人間関係だったりするよね。
女子同士の“なんか悔しい”って感情、ありません?
ミユ:ねえ、恋愛以外の嫉妬って、あるよね?たとえば、同じグループの子がすっごいオシャレになってたり、いつの間にかメイク上手くなってたりすると、「え、なんか悔しい…」って思っちゃうことある!
アカリ:あるある、それめっちゃある〜!あと、「なんでその服そんな似合うん!?」ってなるとき、うちは笑顔で「かわいい〜♡」って言いながら、心で「ずるっ」て思ってる(笑)
ミカコ:あー、それはちょっとわかるかも。表では褒めるけど、内心「そんな技、どこで身につけたんだよ…」って思ったり。で、自分も夜な夜なYouTubeでメイク研究始めたりする(笑)
マリ:女子って、そういうちょっとした優劣に敏感よね。恋愛と違って言葉にしにくいから、余計にモヤモヤする。あの子は何も悪くないのに、なんだか置いていかれたような気持ちになる。
ミユ:あとさ、SNSで「最近ちょっと垢抜けたかも♡」みたいな投稿してる子がいると、思わず「また自撮りか〜」ってツッコミたくなるけど……ほんとは、ちょっと羨ましいんだよね(笑)
アカリ:「わたしはこういうのしないし〜」って言いながら、ほんとは「うちも褒められたいな…」って思ってることある。比べちゃいけないってわかってるのにね。
マリ:でも、そういう“悔しい”って気持ちは、自分の中の変わりたいサインでもあるから、素直に受け止めたほうがいいかもしれないわね。
ミカコ:わたしはその嫉妬を燃料にするタイプかな。「よし、じゃあこっちは眉毛を極めよう」とか(笑)
ミユ:うわ〜ミカコちゃん、それ正解♡ あたしも“可愛さへの嫉妬”は努力のスイッチとして使うようにしてるよ!
アカリ:みんな、そうやって前向きにしとるんやね。うちも今日から、かわいい子に嫉妬したら「ありがと♡ライバル♡」って心の中で言ってみよかな(笑)
“先に幸せになった子”に、ちょっとザワつくとき
マリ:このテーマ、共感しかないわ。幸せになってほしいと思ってても、「あれ、先越された?」ってふと感じる瞬間、あるもの。
ミカコ:そう。おめでたい話を聞くたびに、自分の人生と見比べちゃうんだよね。意識してなくても、「あれ、私は?」ってなる。
ナナ:あたし、学生時代の親友が結婚して、家建てたって聞いたとき、心の中でちょっと「あれ?」ってなったよ。いや、よかったなとは思ってるよ? でも、そのあとSNSの写真とか見て、やたら比較しちゃってさ。
アカリ:うちも、高校のときの子が「ママになりました♡」って投稿してるの見たとき、ちょっとドキッとしたかも。別に焦ってないけど、「もうそんな年なん?」って不思議な気持ちになったな〜。
マリ:たぶん、心が追いついてないのよね。昔からの友だちって、どこか「同じペースで歩いてる」前提になってるから、急に差がついたように感じちゃう。
ナナ:あと、「今の彼氏に出会って人生変わりました♡」みたいなやつ。あれ、なかなか刺さるわ。
ミカコ:わかる。こっちはもう、毎日仕事でヘロヘロで、冷蔵庫に水しかないときにさ。笑
アカリ:うちはコンビニのチョコレートでしあわせになれるから大丈夫だけど……あ、でもちょっとだけ「ええな〜」って思っちゃうときもあるな。
ミカコ:それが普通だと思う。嫉妬っていうより、自分の人生の位置確認っていうか。
マリ:そうね。他人の幸せを見て、ざわつくときって、「わたしの幸せって何だろう?」って問い直す瞬間かも。
ナナ:つまり、誰かの幸せって、わたしたちの“幸せセンサー”を動かすトリガーなんだろうね。
アカリ:うちも、自分の幸せをちゃんと見つけたいなって思った。比べるんじゃなくて、自分のペースで。
まとめ:嫉妬って、ちょっとだけ「本音のヒント」
マリ:今日いろいろ話して思ったけど、嫉妬って「自分が本当にほしいもの」を教えてくれるサインかもしれないわね。
ナナ:うん、たしかに。「なんで私こんなにモヤッとしてるんだろう?」って、自分に問いかけると、本音が見えてくる気がする。
ミカコ:「わたしも、あんな恋してみたい」って思ってたんだって、あとから気づくときあるし。そういう自分、嫌いじゃない。
アカリ:嫉妬した自分を責めるより、どうしてそう思ったのかを見つめてあげた方が、きっと優しくなれると思う。
マリ:そうね。他人と比べすぎず、自分の“心のざわつき”と上手に向き合えたら、恋も人生も、もっと自由に楽しめそう。
ナナ:……って、まとめた風に言ってるけど、次に誰かのリア充投稿見たら、また「はあ?」ってなるかもね。笑
ミカコ:それでいいじゃん。人間なんだし、モヤモヤしながらも、ちょっとずつ前に進めれば。
アカリ:うん!わたしも、素直な気持ちを大事にしていきたいって思った。