「ねぇ、明日休みって、なんでこんなに幸せなんだろうね?」
そう言いながら、夜ふかしを決め込むのが、あたしのささやかな楽しみ。
休日そのものより、“休日の前の夜”のほうが、何倍も心が踊る──これ、共感してくれる人、きっと多いはず♡
この夜のワクワク感って、何も予定がなくても成立するから不思議。むしろ「何も決まってない自由」こそが最高で。
今回はそんな“前夜の魔法”について、恋にも人生にもからめながら、ゆるっと語らせてください♪
なぜ“休日の前の夜”が特別なのか?
「金曜の夜がいちばん好き」。そう断言できるくらい、あたしにとって特別な時間。
カレンダーを見て「あ、明日休みだ」って思った瞬間から、なんだか心の中で小さな花火が上がる。
仕事帰り、コンビニに寄ると、ちょっと高めのスイーツやお酒を手に取ってしまう。
平日だったら絶対買わないような、カップに入ったティラミスとか、キラキラしたロゼの缶ワイン。
それをレジに運ぶとき、なんだか自分にごほうびをあげてる気分になる。
家に帰って、メイクを落として、パジャマに着替えて、ソファにダイブ。
テレビもスマホもつけず、部屋の照明をちょっとだけ暗くして、スイーツをひと口。
「ああ、今、誰にも急かされてない」っていう実感が、じんわりと体に広がっていく。
これが土曜の夜や日曜の夜だと、ちょっと違う。
日曜の夜なんて特に、次の日のことが気になって、心がどこか縛られる。
でも金曜の夜は、まだ何も始まってない「白紙の休日」が、まるまる目の前に広がってる。
あたし、そういう「これからなにしようかな〜」って考えてるときが、一番幸せかもしれない。
予定があるわけでもないのに、ワクワクしちゃう。
旅行の前夜とか、新しい服を着て出かける日の前日とかもそうだけど、「まだ何も起きてない時間」って、特別な魔法がかかってるんだと思う。
恋愛も似てない?
付き合う前に、相手からのLINEを何度も見返して、「え、これって脈あり?」って一人で盛り上がってたあの感じ。
デートが決まったときの「なに着てこう?」「なに話そう?」っていう、実際よりも想像の中で勝手に盛り上がってる時間が、すごく楽しかったりする。
金曜の夜は、そんな「恋が始まる前のドキドキ」にも似てる。
本番はまだ始まってないけど、頭の中では100通りのシナリオを勝手に描いてる。
ひとりでいるのに、心がにぎやかで、うるさいくらい。
だからこそ、休日の前の夜は、休日そのものよりも、ずっと自由で、ずっと夢がある。
その夜にやりたいこと、ぜんぶ語ってもいい?
「今日はもう、寝なくていいや〜♡」って思える夜って、ほんと最高!
そんな夜は、あれもこれもやりたいことが溢れてきて、まるで脳内フェス状態なんだよね。
まずは、お風呂ケアからスタート。
ちょっと高かったけど奮発して買ったバスボム、今夜こそ出番!
湯船にしゅわ〜っと溶けていくカラフルな泡を眺めながら、
「このまま溶けちゃってもいいかも…」なんて思ったりして。
湯上がりは、ボディクリームを塗りながら自己肯定タイム。
「今日も頑張った!わたし、えらい!」って声に出して褒めるの。
こういうちょっとした自己愛、マジで大事。笑
次は、映画やドラマを一気見!
「1話だけ観るつもりだったのに…」ってやつ、あるあるだよね?
恋愛ドラマで“尊い”キスシーンに悶絶して、
「こんな恋したいぃぃぃ」ってなってスマホ握りしめたまま放心。笑
気づいたら深夜1時。お腹が鳴って、おやつ爆食タイム突入。
夜中のポテチって、なんであんなに美味しいの?
罪悪感?あるけど、それ以上に幸福感が勝ってるから、OKってことで!
で、SNSを開いてストーリーや投稿をパトロール。
「あの子、また彼氏とデートかぁ〜」
「え、この人、別れたって言ってたのに復縁してない!?」
とか、深夜のテンションで考察が止まらなくなる。
そんな風に、自分だけの世界で思いっきり好き勝手に過ごせるのが、
“休日の前の夜”の醍醐味だと思うんだよね。
誰にもジャマされず、時間に縛られず、
「わたしのためだけの時間」を、余すことなく味わいたい♡
でも、たまに寂しくなる夜もあるよね
どれだけ楽しいことを詰め込んでも、ふとした瞬間に訪れる“寂しさ”ってあるよね。
たとえば映画のハッピーエンドを観終わったあと、
ふたりが手をつないで歩くラストシーンにキュンとしつつ、
「いいなぁ…わたしも誰かと観たかったな」って思ったり。
SNSのカップル投稿を見てると、
「幸せそうでいいね〜♡」って笑ってるつもりが、
じんわり胸の奥がうずく感覚だったり。
そんな夜は、つい誰かにLINEしたくなる。
「今日なにしてた?」「久しぶりに会いたいな」とか、
本音を隠したどうでもいいようなメッセージ。
返事が返ってくればうれしいし、既読スルーされると
「やっぱりわたしって、ひとりなのかも」って
深く考えなくてもいいことまで考えちゃう。
寂しさって、ほんとにやっかい。
でも、たぶんそれって、
誰かと過ごす時間を求めてる証拠なんだと思う。
恋人がいなくても、親友がそばにいなくても、
“わたし自身”がわたしを抱きしめてあげることって、
実はめっちゃ大切なんだよね。
寂しさに負けたくない、でも感じないふりもしない。
それくらいが、ちょうどいい。
夜にしか出会えない、自分がいる
昼間は元気で、誰かとたくさん喋って、
いろんな予定をこなして、自分なりに頑張ってる。
でも、夜になると一転して、
静かな気持ちと向き合う時間がやってくる。
誰にも会ってないのに、
やけに疲れてる日とかあるよね。
何をしたわけでもないのに、涙が出てくる夜。
そんなときは、
ちょっとだけ素直な自分が顔を出す。
「ほんとは、あのとき寂しかった」
「ほんとは、もっと優しくしてほしかった」
「ほんとは、わたしも誰かを大事にしたい」
昼間のわたしが見ないふりをしていた感情が、
夜になると小さな声で語りかけてくる。
それって、弱さじゃなくて
“心がちゃんと動いてる証拠”なんだと思う。
夜にしか出会えない、
ほんとのわたし。
それをちゃんと感じられるのって、すごく大切。
だからこそ、
夜に浮かんできた気持ちは、
そっと大事にしてあげよう。
恋も、夢も、全部“休日の前の夜”に詰まってる
「明日から変わりたい」って、
ほんとうはいつだって思ってる。
でもさ、本気で思えるのって、“休日の前の夜”じゃない?
だって、次の日は自由!
失敗しても笑えるし、寝坊しても許されるし、
なにより、ちょっと自分に期待したくなる。
鏡の前でメイクの練習したり、
ずっと見てた美容系YouTubeを真似してスキンケアしてみたり、
恋愛運が上がるおまじないとか、本気で信じちゃう夜。
「あの人から連絡くるかも」
「次に会うとき、かわいくなってたら…」
「週明けのわたし、絶対変わってる」
──そんなふうに、
ちょっとだけ未来の自分を信じてあげられる時間。
恋をしてるときも、
夢に向かって頑張ってるときも、
この夜の“前向きな妄想”が、背中を押してくれる。
その勢いのまま、告白しちゃったこともあった。
部屋の模様替えして、深夜に家具を運んだ日もあった。
人生を変えるって、小さな衝動の積み重ねだったりするんだよね。
わたしは知ってる。
最高の決断は、休日の前の夜に生まれるってこと。
まとめ──最高な夜を味わい尽くそ♡
「なんか今日、いい夜かも」
そんなふうに思える日は、ちょっとだけ自分を甘やかしていい。
恋に悩んでるときも、
仕事でヘトヘトになってるときも、
誰かのひと言に傷ついた日も。
“休日の前の夜”って、それら全部を一度手放して、
「明日からまた頑張れそう」って思わせてくれる。
スキンケアしてるときの鏡の中のわたし。
カフェで見つけた恋愛マンガの1ページ。
SNSで誰かがつぶやいた優しい言葉。
そういう小さな“ときめきの種”が、
わたしたちの夜を満たしてくれる。
だからこそ──
「恋も、夢も、わたしも、もっと好きになる」
そんな夜を、思いっきり味わい尽くそ♡