付き合っているからって、いつも一緒にいたいわけじゃない。
ひとりの時間も大事にしたい。でも、相手にそう伝えるのって、なんだか冷たいって思われそうで難しい……。
今回の座談会では、「恋人がいても、ひとりの時間って欲しい?」をテーマに、マリ、ナナ、ミユ、リク、ソウタの5人が本音で語ります。
ライターそれぞれの恋愛スタイルから見えてくる、自分らしい恋のかたちとは?
まずどう思う?「ひとりの時間、ほしい派?いらない派?」
ミユ:わたしはぜったい欲しい派! 彼氏のことは大好きでも、ずーっと一緒にいたら息詰まっちゃうよ〜。お風呂とか、ベッドでごろごろとか、一人で過ごす時間がリセットになるっていうか。
ナナ:私もそうかな。誰かと一緒にいるってことは、それなりに気を遣ってるんだよね。たとえ恋人でも。ずっと一緒にいたら、自分のペースがなくなる感覚はある。
リク:僕も基本的には、ひとりの時間が必要だと思ってます。相手を大切にするためにも、自分を整える時間が必要ですし。もちろん、会いたいときは素直に会う。でも、距離を取ることも愛情のひとつじゃないかな。
マリ:ひとりの時間って、自分自身を思い出す時間だと思うの。誰かといると、どうしても「相手にとっての自分」になってしまうからね。
ソウタ:ひとりで夜道を歩くと、月がすごく大きく見えたりする。そういう瞬間、誰とも喋ってないのに、何かとつながってる気がして、好きなんだよね。……あれ、これ恋バナ?
ひとりの時間、何してる?
ミユ:わたしはカフェでぼーっとしてるのが好き!あとは、ネイル変えたりドラマ観たり。ひとりで機嫌よく過ごせる女になりたいんだよね〜。
ナナ:ひとりカラオケめっちゃ行くよ。誰にも気を遣わずに、ひたすら熱唱できるのが最高。
リク:本を読んだり、散歩したりしてます。情報や人との関わりから少し離れて、自分の感情をキャッチアップする時間にしています。
マリ:私は料理をしたり、音楽を聴いたり。誰かのためじゃない「自分のための時間」って、人生の潤いなのよ。
ソウタ:あえて携帯を見ない時間を作ったりしてる。空の色が変わるのをじーっと見てたり。たまに、そういうのって恋よりロマンチックだと思っちゃう。
「いつも一緒派」ってどう思う?
ミユ:ちょっと、しんどいかも……。束縛とか依存とか、そういう言葉がよぎっちゃう。会えない時間も信じ合える関係がいいなって思う。
ナナ:べったりしたいタイプの子もいるし、それが合えばいいと思うけど、どっちかが我慢してたらしんどいよね。私は無理だなぁ。
リク:依存と愛情の違いって、案外紙一重だと思います。でも、共依存にならないように、お互いが「自立した個」であることは大切にしたい。
マリ:「ずっと一緒にいたい」は愛情の表現だけど、長い目で見たときに、それは続かないことが多い。お互いが「一緒にいても、ひとりでも幸せ」でいられるほうが、持続力があるわ。
ソウタ:うーん、たまにはずっと一緒にいたいって思っちゃうけど……でもやっぱ、いない時間に相手のこと考えるのも恋じゃない?
まとめ&ひとこと
ミユ:ひとりの時間があるから、会えたときの嬉しさが倍になる気がする♡
ナナ:自分を大事にできる人が、いい恋もできるんじゃないかな。
リク:無理せず、自分らしい距離感でいられる関係が理想です。
マリ:恋人がいることと、自分を見失わないことは両立できる。そのバランスを探していくのが、大人の恋よね。
ソウタ:好きって、離れてても届くと思ってる。
編集後記
「ひとりの時間が欲しい」って、冷たいことでもワガママでもありません。
自分を整える時間があるからこそ、誰かを本気で大事にできる。
恋のスタイルは人それぞれ。でも、「自分らしく恋をする」っていう軸があれば、それがきっとあなたにとっての正解です。
あなたは、どんな距離感が心地いいですか?