「連絡は自分からしすぎない方がいい?」「会いたいって言ったら重いかな?」
ネットに溢れる恋愛テクニックに振り回されて、自分の「好き」が迷子になっていませんか?今回は、こいこと。編集部の女性メンバー4人が、正論だけでは片付かない「自分軸」と「距離感」について、本音で語り合いました。
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私たちが「恋愛の正解」に振り回されていた頃
アカリ:ねえ、いきなりだけど。みんな、ネットの『恋愛必勝法』みたいなの信じてた時期ある? うちさ、昔は「LINEは30分空けてから返せ」とか、マジでタイマーかけてやってたことあるんだけど(笑)
ミユ:あはは!アカリ、意外と真面目〜! わたしはね、とにかく「愛される女はいつも笑顔」って信じ込んで、彼氏の前で一回も怒らなかったことある。結果、何考えてるか分からないって言われて振られたけど!
ナナ:二人とも可愛いわね(笑)。でも分かるわ。特に若い頃って、自分の中に正解がないから、外側に答えを求めちゃうのよね。あたしも「尽くすのが女の喜び」だと思って、掃除も洗濯も全部やって、ただの便利な家政婦さんみたいになっちゃった苦い思い出があるわ。
ミカコ:私は逆に、弱さを見せたら負けだと思ってた。自立したかっこいい女でいなきゃって。でも、それってただの強がりで、結局ノイズを消しすぎて、相手が入ってくる隙間まで埋めちゃってた。今思えば、一番効率の悪い『自立』だった。

なぜ私たちは、自分軸をさらっと手放してしまうのか
アカリ:でもさ、なんであんなに必死だったんだろ。今思うと、相手を好きっていうより、失敗するのが怖かっただけな気がする。
ミカコ:それは、評価の基準を相手に渡しちゃってるからだよ。自分がどうしたいか、じゃなくて、相手にどう思われるか。それって、自分の人生のハンドルを助手席の人に握らせてるようなもの。
ミユ:ハンドル……。あたし、ハンドルどころか、エンジンもタイヤも全部相手にあげちゃってたかも! 相手が喜んでくれたら満タンになるけど、ちょっとでも不機嫌だとガス欠で動けない、みたいな。
ナナ:ミユの例え、分かりやすいわね(笑)。でも、それって実はすごく「楽」なのよね。相手に合わせている間は、自分で決断しなくていいから。
アカリ:うわ、ナナさん鋭い……。たしかに、マニュアル通りに動いてれば、もしダメになっても「ネットに書いてあったことが間違ってたんだ」って、自分のせいにしなくて済むもん。
エアトリ国内ツアー自分軸がある状態って、具体的にどういうこと?
ミユ:ねえねえ、でもさ、「自分軸」ってワガママとは違うの? あたし、自分のやりたいことばっかり通してたら、結局相手に愛されない気がしちゃう。
ミカコ:ワガママは、相手を変えようとすること。自分軸は、自分はどうしたいかを表明すること。例えば、「今夜会いたい」って言うのは自分軸。「なんで会いに来てくれないの?」って責めるのはワガママ。
アカリ:あー、なるほど。主語が「うち」か「あなた」かの違いか。それなら分かりやすいかも。
ナナ:自分軸がある人って、相手に断られることを怖がってないのよね。だって、断られても自分の価値が下がるわけじゃないって知ってるから。
ミユ:断られても価値が下がらない……。そっか、あたし、断られたら「全否定された!」って思っちゃってた。だから相手に合わせまくって、自分の軸を隠してたんだ。
アカリ:うちもそれある!だから先に駆け引きして、相手の出方伺っちゃう。でも、それって結局「相手軸」で生きてるってことだよね。疲れるはずだよね。
ミカコ:自分を大切にするって、自分を甘やかすことじゃなくて、自分の感情に嘘をつかないことなんだよ。たとえ相手と意見が違っても、私はこう思うって言える強さ。それが結果的に、相手にとっても「信頼できるパートナー」になるんだと思う。
自分軸を育てる「小さな筋トレ」の話
アカリ:でもさ、いきなり「自分軸で生きる!」って言われても、長年のクセって抜けないじゃん? うちもさ、いまだにデートのお店選びとかで「どこでもいいよ」って言っちゃいそうになるもん。
ナナ:それ、典型的な筋力不足ね。自分軸って、いきなり大きな決断で発揮できるもんじゃないのよ。まずはランチで「自分が今、本当に食べたいもの」を妥協せずに選ぶ。そこからよ。
ミユ:えっ、そんな小さなことでいいの? 相手がイタリアン食べたいって言っても、「あたしは今日は和食!」って言っていいってこと?
ミカコ:いいんだよ。そこで「じゃあお昼は和食にして、夜はイタリアンにしようか」とか、二人の着地点を探せばいいだけ。最初から自分の希望を消しちゃうのが、一番良くない。
アカリ:あー、そっか。自分の意見を出すことと、相手を否定することは別だもんね。うちはなんか、相手に合わせることが「優しさ」だって勘違いしてたのかも。
ナナ:合わせるだけなのは、優しさじゃなくて「サボり」よ。相手に嫌われないための安全策を取ってるだけ。本当に相手を大事にしたいなら、まずは自分が「何に喜びを感じる人間か」をちゃんと見せてあげなきゃ。
正解のない「余白」を愛せるようになると
ミユ:自分軸ができると、恋愛って楽になるのかな?
ミカコ:楽っていうか、納得感が増える。上手くいってもいかなくても、「私は私のままで選んだ」って思えるから、変な後悔がなくなるんだよね。
ナナ:そう。恋愛って結局、他人同士がぶつかり合うんだから、マニュアル通りになんていかないのよ。その「正解のなさ」とか「思い通りにいかない余白」を楽しめるようになるのが、大人なんだと思うわ。
アカリ:なんかいいな、それ。完璧じゃないけど、なんか心地いい、みたいな。うちもさ、もっと自分の「好き」とか「嫌」を、柔らかく出していけるようになりたいな。
ミユ:あたしも! 今日から「ミユ軸」の修行、始めてみるね!
ナナ:期待してるわよ。でも無理は禁物。たまにブレるのも、それはそれで人間らしくていいんだから。



