高校生の脈ありサインって何?──青春トリオが語る「勘違い」と「本当に脈ありな行動」

春の午後。

編集部の窓からやわらかい日差しが差し込んでいる。

ソファではアカリとシュウがコンビニスイーツの話で盛り上がり、ハルキはコーヒーを飲みながらスマホをいじっていた。

その様子を見ながら、ユキノはノートパソコンで記事のリサーチ中。

アカリ:
ねぇユキノさん、さっきから何見てるの?

ユキノ:
恋愛記事のネタ探し。

シュウ:
ちゃんと仕事してる。

ユキノ:
失礼だな(笑)。

ハルキ:
どんなテーマ?

ユキノ:
これ。

ユキノ:
「高校生 脈ありサイン」

アカリ:
うわーーー!

アカリ:
永遠のテーマじゃんそれ。

ハルキ:
高校生なんて四六時中それ考えてるだろ。

シュウ:
考えてたね。

アカリ:
好きな人と目が合っただけで友達に報告してたもん。

ハルキ:
いや、目が合うのは大事だろ。

シュウ:
ほら始まった(笑)。

ユキノ:
でも実際どうなんだろうね。

ユキノ:
高校生って何を脈ありだと思うの?

アカリ:
LINE!

ハルキ:
目が合う回数!

シュウ:
その二つ、勘違い率高そう。

ハルキ:
なんでだよ(笑)。

アカリ:
でもさ、好きな人からLINE来たら期待しちゃうよね。

シュウ:
まぁ気持ちは分かる。

???:
人類は目が三回合うと運命だと思い始めます。

ハルキ:
うわっ。

アカリ:
いたの!?

ワニオ:
先ほどからいました。

シュウ:
毎回それ言うよね。

ワニオ:
高校生の恋愛は、脈あり判定ゲームになりがちです。

アカリ:
それはちょっと分かる(笑)。

ユキノ:
じゃあ今日は、その話をしてみようか。

ユキノ:
高校生の脈ありサインって、本当はどこまで信じていいのか。

ハルキ:
これは盛り上がりそうだな。

目次

高校生が勘違いしやすい脈ありサイン

好きな人と目が合って脈ありを期待する男子高校生。

ユキノ:
じゃあまず聞きたいんだけど。

ユキノ:
高校生って、どんなことで「脈ありかも」って思うの?

ハルキ:
目が合う。

シュウ:
早いな。

アカリ:
いやでも分かる(笑)。

ハルキ:
だってさ。
好きな人と何回も目が合ったら期待するだろ。

シュウ:
でもそれ、相手も同じこと考えてるとは限らない。

アカリ:
女子側からすると、たまたま見てることもあるしね。

ハルキ:
夢がないなぁ。

ワニオ:
人類は“目が合った回数”に意味を見出しがちです。

シュウ:
出た。

ワニオ:
しかし相手は、「窓の外の鳥を見ていた」可能性もあります。

アカリ:
それは悲しい(笑)。

ユキノ:
じゃあLINEはどう?

アカリ:
これは勘違い多いと思う。

ハルキ:
えっ。

シュウ:
女子って普通に友達としてLINEするからね。

アカリ:
うん。
仲良い人なら普通に送る。

ハルキ:
じゃあLINE来ても脈ありじゃないの?

アカリ:
LINEが来るだけなら分からない。

シュウ:
むしろ高校生って、クラス連絡とか雑談とか普通にあるし。

ユキノ:
なるほど。
じゃあ「LINEが来る=脈あり」ではないんだね。

ワニオ:
人類は通知音に希望を乗せすぎです。

ハルキ:
それはあるかもしれない…。

アカリ:
あと女子がよく勘違いされるのは“優しさ”。

シュウ:
あー。

アカリ:
困ってたら助けるし、体調悪そうなら心配するし。

ハルキ:
でもそれ好きだからじゃないの?

シュウ:
違う違う(笑)。
優しい子はみんなに優しい。

ユキノ:
これ恋愛相談でも本当に多いですね。

ユキノ:
「優しくしてくれたんです!」って。

アカリ:
でもその子、クラス全員に優しいかもしれない。

ハルキ:
うわぁ…。

ワニオ:
人類は“特別扱い”と“親切”を混同しやすい生き物です。

シュウ:
ワニオ今日ちょっと冴えてるな。

ワニオ:
春なので。

アカリ:
便利だなその言い訳(笑)。

ユキノ:
つまりここまでをまとめると、

ユキノ:
目が合う、LINEが来る、優しくされる。
これだけで脈ありと決めつけるのは少し早いかもしれないってことだね。

ハルキ:
高校生の頃の俺に聞かせたい。

アカリ:
みんなそうだよ(笑)。

シュウ:
じゃあ逆にさ。

シュウ:
本当に脈ありっぽいサインって何なんだろうね。

本当に脈ありの可能性が高いサイン

男子高校生に話しかける女子高生。脈ありを期待してよいシーン。

シュウ:
じゃあ逆に、本当に脈ありっぽいサインって何だと思う?

ハルキ:
それが知りたいんだよ。

アカリ:
まずさ。
相手から話しかけてくるのは結構強いと思う。

ユキノ:
あー、それは分かるかも。

アカリ:
興味ない人にはわざわざ話しかけないもん。

シュウ:
特に高校生って、好きでもない相手に自分から行くの結構エネルギー使うしね。

ハルキ:
たしかに。

ワニオ:
人類は興味がある対象に、自ら接近を試みます。

アカリ:
急に動物図鑑みたいになるな(笑)。

ユキノ:
でも、「向こうから来てくれる」って大事なポイントだよね。

シュウ:
あとLINEかな。

ハルキ:
さっき脈ありじゃないって言ってたじゃん。

シュウ:
来るだけじゃね。

シュウ:
でも相手から話題振ってきたり、会話終わらせないようにしてたりするなら話は別。

アカリ:
分かる!

アカリ:
「それでさー」とか「そういえばさー」とか。

アカリ:
会話続けようとしてる感じ。

ハルキ:
あー、それは確かに嬉しいかも。

ワニオ:
人類は興味のある相手との会話を終了させたがりません。

シュウ:
今日ワニオ全部その路線だな(笑)。

ユキノ:
他には?

アカリ:
小さい変化に気づくとか。

ハルキ:
髪切ったとか?

アカリ:
そうそう。

アカリ:
前髪とか髪色とか。

シュウ:
興味ない人の変化って、意外と見てないからね。

ユキノ:
たしかに好きな人って自然と目に入るもんね。

ハルキ:
それ聞くとちょっと希望出てくるな。

ワニオ:
人類は興味のある対象のデータを優先保存します。

アカリ:
だからそのデータ保存やめな(笑)。

シュウ:
あと結構大事なのが、二人で話す時間作ろうとする人。

ハルキ:
あー。

ユキノ:
それは強いかも。

シュウ:
みんなでいる時じゃなくて、わざわざ話しかけてきたり。

アカリ:
帰り道合わせたりね。

ハルキ:
それ高校生っぽいなぁ。

ワニオ:
人類は好きな相手と“偶然”を作り始めます。

ユキノ:
なるほどね。

ユキノ:
つまり本当に脈ありの可能性が高いのは、

ユキノ:
相手から近づいてくる行動があるかどうか。

ユキノ:
そこが大きなポイントになりそうだね。

ハルキ:
でもさ。

ハルキ:
高校生の頃って、結局そこばっか気にしちゃうんだよな。

アカリ:
分かる(笑)。

シュウ:
むしろ気にしすぎる。

ワニオ:
脈あり判定は、人類の趣味のひとつです。

ハルキ:
否定できない。

ユキノ:
じゃあ次はそこかな。

ユキノ:
脈ありかどうかばかり気にすると、実は失敗しやすい理由。

脈ありかどうかばかり気にすると、実は失敗しやすい理由

話しかける女子高生。脈ありを気にするより仲良くなることが大切。

ハルキ:
でもさ。

ハルキ:
高校生の頃って、脈ありかどうかばっか気にならなかった?

アカリ:
なるなる(笑)。

シュウ:
好きな人できると急に探偵になる。

ユキノ:
分かる。
全部の行動に意味を探し始めるんだよね。

ハルキ:
「今日笑った」

ハルキ:
「目が合った」

ハルキ:
「消しゴム貸してくれた」

ハルキ:
みたいな。

アカリ:
それで友達会議始まる(笑)。

シュウ:
「これは脈ありです」って。

ユキノ:
根拠ゼロのね(笑)。

ワニオ:
高校生の恋愛は、野生の鳥を見つけたときに少し似ています。

ハルキ:
どういうこと?

ワニオ:
見つけた瞬間は嬉しい。

ワニオ:
しかし追いかけ始めると逃げます。

アカリ:
あー(笑)。

シュウ:
ちょっと分かる。

ワニオ:
人類は恋愛になると、観察をやめて捕獲しようとします。

ユキノ:
それは意外と真理かも。

ハルキ:
耳が痛いな。

アカリ:
好きな人できると急に焦るもんね。

シュウ:
脈あり判定ばっかりしてる人って、結局話しかけないし。

ユキノ:
そこなんだよね。

ユキノ:
恋愛って診断ゲームじゃなくて、人間関係だから。

ワニオ:
人類は信号を待ちすぎます。

ハルキ:
信号?

ワニオ:
青になったら話しかけよう。

ワニオ:
脈ありだったら話しかけよう。

ワニオ:
確信が持てたら動こう。

ワニオ:
そうしているうちに、放課後になります。

アカリ:
うわ、それ高校生っぽい。

シュウ:
結局、動いた人しか前進しないんだよね。

ユキノ:
もちろん無理はしなくていい。

ユキノ:
でも、脈ありかどうかだけ考えて終わるのはもったいないかも。

ワニオ:
なお卒業後、人類はこう言います。

ワニオ:
「たぶん、あれ脈ありだった。」

ハルキ:
やめろ(笑)。

アカリ:
ありそうすぎる(笑)。

ユキノ:
じゃあ最後にまとめようか。

ユキノ:
高校生の恋愛で、本当に大事なこと。

高校生の恋愛で一番大事なのは“脈あり確認”じゃない

ワニオが脈あり判定ゲームとホワイトボードに書いている。それを見て笑うメンバー。脈ありばかり考えるより行動すべしということを表現。

ユキノ:
じゃあ最後に。

ユキノ:
高校生の恋愛で一番大事なことって何だと思う?

ハルキ:
うーん…。

ハルキ:
脈ありを見抜くこと?

シュウ:
今の流れでそれ言う?(笑)

アカリ:
絶対違うでしょ(笑)。

ユキノ:
でも実際、検索してる人はそう思ってるかもね。

アカリ:
うちはね。

アカリ:
話しかけることだと思う。

ハルキ:
シンプルだな。

アカリ:
だって脈ありかどうか考えてても始まらないじゃん。

アカリ:
挨拶するとか、話すとか。

アカリ:
結局そこだと思う。

シュウ:
分かる。

シュウ:
恋愛って判定より接点だよね。

ユキノ:
いい言葉。

ハルキ:
でも怖いんだよなぁ。

ハルキ:
嫌われたらどうしようとか。

アカリ:
高校生なんてみんなそうだって。

シュウ:
むしろ怖くない恋の方が少ない。

ワニオ:
高校生の恋愛は、テスト前日に少し似ています。

ハルキ:
なんで?

ワニオ:
勉強していない人ほど、問題集を眺めます。

アカリ:
は?(笑)

ワニオ:
恋愛も同じです。

ワニオ:
動いていない人ほど、脈あり診断を眺めます。

シュウ:
あー(笑)。

ユキノ:
それはちょっと刺さるかも。

ワニオ:
もちろん診断は楽しいです。

ワニオ:
しかし問題集を見ているだけでは点数になりません。

ハルキ:
耳が痛いなぁ。

アカリ:
でも本当にそう。

アカリ:
好きな人と話したこともないのに、脈ありか悩んでる子とかいるもん。

シュウ:
まず話そうってなるよね。

ユキノ:
恋愛って、相手を知るところから始まるからね。

ワニオ:
脈ありかどうかは、会話すると少しずつ分かります。

ワニオ:
会話しないと永遠に占いです。

アカリ:
恋愛占い扱いになった(笑)。

ハルキ:
でも高校生の頃の俺、それだったかも。

シュウ:
みんな通る道だから大丈夫。

ユキノ:
じゃあ今日の結論かな。

ユキノ:
脈ありサインは参考になる。
でも一番大事なのは、相手との距離を少しずつ縮めること。

アカリ:
うん。

アカリ:
高校生の恋愛なんて、ちょっと勇気出した人が強い。

ハルキ:
それは本当にそうかも。

ワニオ:
なお人類は卒業後にこう言います。

ワニオ:
「あの時、話しかければよかった。」

シュウ:
妙にリアルだな。

ユキノ:
でも、それが青春なのかもね。

編集部に笑い声が広がる。

脈ありかどうか。
その答えを探していた時間も、きっと恋の一部だった。

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