ユウカ:ねぇみんな。
ユウカ:今日はちょっと真面目なテーマやっていい?
ミユ:珍しいじゃん。
ナナ:どうしたの急に。
ユウカ:これ。
ユウカ:「恋人に本音で話せない」
ミユ:うわ。
ミユ:それめっちゃ分かる。
リク:恋愛相談でもよく出るテーマですね。
ナナ:でもさ。
ナナ:ユウカがそのテーマ出すの意外なんだけど。
ユウカ:なんで?
ナナ:いや、あんた本音しか言わないタイプじゃん。
ミユ:分かる(笑)
ミユ:むしろ思ったこと全部口に出してるイメージ。
ユウカ:それが違うんだよ。
ナナ:へぇ?
ユウカ:楽しい話とかさ。
ユウカ:恋バナとか。
ユウカ:そういうのはいくらでも話せるの。
ユウカ:でも本当に大事なことは無理。
ミユ:例えば?
ユウカ:寂しいとか。
ユウカ:もっと会いたいとか。
ユウカ:そういうやつ。
ナナ:あー。
ナナ:そっちか。
ユウカ:重いって思われそうじゃん。
ユウカ:面倒くさい女って思われるのも嫌だし。
ユウカ:だったら笑ってる方が楽。
ミユ:分かるなぁ……。
ミユ:嫌われるくらいなら我慢しようってなる時ある。
リク:実際、本音を言えない人は多いと思います。
リク:恋人だから何でも話せるとは限りません。
リク:むしろ大切な相手だからこそ言えないこともあります。
ワニオ:本音は押し入れの奥ですね。
ナナ:出た。
ワニオ:必要な物だと分かっています。
ワニオ:でも出すと部屋が散らかりそうで怖いです。
ミユ:ちょっと分かるのやめて(笑)
ユウカ:今日はそんな話。
ユウカ:恋人なのに本音で話せないのはなぜなのか。
ユウカ:本音って言った方がいいのか。
ユウカ:みんなで考えてみよう。

恋人なのに本音が言えないのはなぜ?

ユウカ:じゃあ最初のテーマ。
ユウカ:恋人なのに本音が言えないのは、なんでなんだろうね。
ミユ:私は嫌われたくないからかな。
ミユ:本当は寂しいとか、もっと会いたいとか思ってても、重いって思われたら嫌じゃん。
ナナ:分かる。
ナナ:特に付き合い始めとかね。
ナナ:まだ関係が安定してない時は、嫌われるリスクを避けたくなる。
リク:実はそれ、珍しいことではないんです。
リク:恋人に本音を言えない人は、本音を持っていないわけではありません。
リク:本音を言った結果、関係が壊れることを恐れている。それが本質だったりします。
ユウカ:それだ。
ユウカ:私、別に本音がないわけじゃないんだよね。
ユウカ:むしろある。
ユウカ:でも言ったら空気変わりそうだから言わない。
ミユ:分かるなぁ。
ミユ:我慢した方が早いって思っちゃうんだよね。
ワニオ:本音は非常ベルみたいなものです。
ナナ:また始まった。
ワニオ:押した方がいい時もあります。
ワニオ:でも押したら大ごとになる気もします。
ミユ:その例えちょっと好き(笑)
ナナ:でもさ。
ナナ:本音を言えない人って、相手を信用してないわけじゃないんだよね。
ナナ:むしろ逆。
ナナ:相手を大事に思ってるから怖い。
リク:そうですね。
リク:恋人に本音が言えない人は、自分の気持ちより関係を優先しているケースが多いです。
リク:だから我慢する。
リク:だから飲み込む。
リク:そして少しずつ苦しくなる。
ユウカ:耳が痛い。
ミユ:ユウカ今日ずっと刺さってるじゃん。
ユウカ:だって今回のテーマ、思ったより私の話だった。
本音を言えない人は弱いの?

ユウカ:でもさ。本音を言えない人って、自分でもダメだなって思わない?
ミユ:思う。私はよく思う。本当は言いたいことあるのに言えなくて、あとから一人で落ち込む。なんか弱いなぁって。
ナナ:私はそうは思わないな。だって本音を言えない人って、相手のこと考えてるじゃん。言ったら傷つくかな、困らせるかな、嫌われるかなって。少なくとも自己中心的な人ではないよね。
リク:僕も近い意見です。本音を言えない人は弱いというより、相手との関係を大切にしすぎている人なのかもしれません。
ミユ:大切にしすぎている?
リク:はい。自分の気持ちより、まず相手との関係を守ろうとする。だから我慢するんです。
ユウカ:それ聞くと少し救われるな。私、自分のこと逃げてるだけだと思ってた。
ナナ:いや、逃げてる部分もあると思うよ。
ユウカ:急に刺してくるじゃん。
ナナ:だって本音を言わないことで守られてるものもあるから。傷つく可能性とか、拒絶される可能性とか。だから優しさだけじゃなくて怖さも混ざってると思う。
ミユ:あー……それは分かる。
ワニオ:本音を言わない人は傘を持っている人です。雨が降るかもしれないから持っています。でも一度も降らなければ、本当は必要なかったかもしれません。
リク:なるほど。嫌われるかもしれないという不安も同じですね。実際には受け入れてもらえることもあります。
ユウカ:つまり、本音を言えない人は弱いわけじゃない。でも優しいだけでもない。相手を大切にしたい気持ちと、傷つきたくない気持ちが両方あるってことか。
ナナ:私はそう思う。
ミユ:なんか今回、ユウカさんの恋愛相談みたいになってきたね。
ユウカ:たしかに(笑)
ユウカはなぜ恋が長続きしないのか
ユウカ:なんか今回、私の話になってきたな。
ミユ:だって一番刺さってそうだもん。
ナナ:むしろ聞きたいことある。
ユウカ:なに?怖いんだけど。
ナナ:ユウカさ。本音を言わないまま恋を終わらせてない?
ユウカ:……。
ミユ:お。
リク:核心に入りましたね。
ユウカ:いや、でもさ。
ユウカ:私、一応ちゃんと付き合ってるんだよ?努力もしてるし。
ナナ:そこじゃない。
ナナ:楽しい話はするでしょ。
ナナ:でも、本当に相手に知ってほしい部分は見せてない気がする。
ユウカ:……。
ミユ:図星だ。
ユウカ:いや、ちょっと待って。
ユウカ:それ言われると否定できないかも。
ユウカ:好きになられるのは平気なの。
ユウカ:でも相手が近づいてくると、ちょっと怖くなる。
ミユ:なんで?
ユウカ:分かんない。
ユウカ:本当の自分見せたらガッカリされる気がするし。
ユウカ:嫌われるかもしれないし。
ユウカ:だったら先に距離置いた方が楽かなって。
リク:それは興味深いですね。
リク:ユウカさんは人が苦手なわけではありません。
リク:むしろ人付き合いは得意です。
リク:ただ、関係が深くなることには慎重なのかもしれません。
ナナ:慎重っていうか怖いんでしょ。
ユウカ:うん。
ユウカ:たぶん怖い。
ユウカ:だから本音を言えないんじゃなくて、本音を言った後が怖いのかも。
ミユ:それめちゃくちゃ分かる。
ミユ:言う瞬間より、その後の反応の方が怖いんだよね。
ワニオ:深い川ですね。
ナナ:どういうこと?
ワニオ:浅い川なら飛び越えられます。
ワニオ:でも深い川は向こう側が見えていても飛べません。
ワニオ:本音も同じです。
ワニオ:伝えたいことは分かっていても、その先が怖いと飛べません。
ユウカ:今日のワニオなんか強いな。
ナナ:でもさ。
ナナ:本音を言わないまま終わる恋って、本当の意味では始まってない気もする。
ユウカ:それは……刺さるなぁ。
本音は全部言えばいいわけじゃない

ミユ:でもさ。本音が大事なら全部言った方がいいのかな?
ユウカ:それ思った。
ユウカ:本音を隠すのがダメなら、全部言えばいいってことになるじゃん。
ナナ:いや、それも違うと思う。
ミユ:違う?
ナナ:だって「今ムカついた」とか「なんか冷めたかも」とか、その瞬間の感情を全部投げつけたら大変でしょ。
ナナ:それは本音というより感情の丸投げだと思う。
リク:僕もそう思います。
リク:感情をそのままぶつけることと、本音を伝えることは別です。
リク:例えば「最近連絡が少なくて寂しい」という本音があったとします。
リク:でも実際には「なんで連絡くれないの?」という怒りになって出てしまうことがある。
リク:すると相手には本音ではなく攻撃として届いてしまいます。
ユウカ:あー……それやったことある。
ユウカ:本当は寂しかっただけなのに、怒ってるみたいになっちゃうやつ。
ミユ:あるある。
ナナ:だから本音って、整理してから伝える方がいいんだよね。
ナナ:「私はこう感じた」「私はこうしてほしかった」って。
ナナ:相手を裁くんじゃなくて、自分の気持ちを説明する感じ。
ワニオ:料理みたいですね。
ミユ:また始まった。
ワニオ:生の玉ねぎをそのまま渡されると辛いです。
ワニオ:でも調理すると食べられます。
ワニオ:本音も少し調理した方が親切です。
ユウカ:なんか今日ずっと納得しちゃうな。
リク:本音を言う目的も大切です。
リク:相手を変えるためなのか。
リク:それとも理解してもらうためなのか。
リク:この違いは大きいと思います。
ユウカ:なるほどね。
ユウカ:私、本音って「言うか言わないか」の問題だと思ってた。
ユウカ:でも実際は「どう伝えるか」の方が大事なのかも。
ナナ:私はそう思う。
ナナ:本音は大事。
ナナ:でも、相手を傷つけるための武器にしちゃダメなんだよ。
恋人に本音を伝える3つのコツ

ユウカ:じゃあ最後は実践編いこう。
ユウカ:本音を言った方がいいのは分かった。でも実際どうすればいいの?
リク:まず一つ目は、相手を主語にしないことですね。
ミユ:どういうこと?
リク:例えば「なんで連絡くれないの?」ではなく、「連絡が少ないと私は寂しい」です。
リク:相手を責めるのではなく、自分の気持ちを説明する。それだけで伝わり方はかなり変わります。
ナナ:これは本当にそう。
ナナ:責められると人は反論したくなるけど、気持ちを話されると聞こうとするんだよね。
ユウカ:確かに。「なんで?」から入ること多いかも。
リク:二つ目は、限界まで我慢しないことです。
ミユ:あ、それ私だ。
ミユ:我慢して我慢して、最後に爆発する。
ナナ:そして相手は「なんで急に?」ってなる。
ユウカ:あるあるすぎる。
リク:本音は小さいうちに伝えた方がいいんです。
リク:大きな不満になる前なら、お互い冷静に話せますから。
ワニオ:火事と同じですね。
ユウカ:今日は例えが防災寄りなんだけど。
ワニオ:小さい火なら消火器で済みます。
ワニオ:大きくなると消防車が必要です。
ミユ:分かりやすい(笑)
リク:三つ目は、相手を変えるためではなく理解してもらうために話すことです。
ユウカ:それ大事そう。
リク:「私はこう感じている」を伝える。
リク:相手を自分の理想通りに変えるためではありません。
ナナ:恋人って結局、他人だからね。
ナナ:全部分かり合うのは無理。でも知ろうとすることはできる。
ユウカ:なんか今日、ちょっと考え方変わったかも。
ミユ:お。
ユウカ:本音って怖いものだと思ってた。
ユウカ:でも、いきなり全部さらけ出すんじゃなくて、小さいところから話せばいいのかもしれない。
ナナ:その方が現実的だと思う。
まとめ|本音を言えない自分を責めなくていい
ユウカ:今日話してて思ったんだけどさ。
ユウカ:私、本音を言えない自分が嫌だったんだよね。
ユウカ:恋愛経験だけは無駄にあるのに、本当に大事なことになると急に弱くなるし。
ユウカ:だから、自分は恋愛下手なんだと思ってた。
ミユ:でも今日の話聞くと、そう単純でもないよね。
ナナ:うん。
ナナ:本音を言えない人って、相手との関係を大事にしたい人でもあるから。
リク:本音を言えないこと自体が問題なのではなく、言えないまま苦しくなってしまうことが問題なのかもしれません。
リク:だから大切なのは、全部さらけ出すことではなく、少しずつ伝えることだと思います。
ユウカ:なんか安心した。
ユウカ:本音って、一か百かだと思ってたんだよね。
ユウカ:でも今日話してみて、少しずつでもいいんだなって。
ミユ:私も今度、ちゃんと話してみようかな。
ナナ:その方がいいと思う。
ナナ:本音を言ったら嫌われるって思い込んでる人、多いから。
ナナ:案外、相手は普通に受け止めてくれるかもしれないよ。
ワニオ:本音は金庫みたいです。
ミユ:金庫なんだ(笑)
ワニオ:開けないと中身は誰にも分かりません。
ワニオ:でも無理に全部開ける必要もありません。
ワニオ:今日は一段だけ。
ワニオ:明日はもう一段だけ。
ワニオ:それでも十分だと思います。
ユウカ:珍しくいいこと言うじゃん。
ワニオ:たまには言います。
ユウカ:もし今、恋人に本音を言えなくて悩んでいる人がいたら。
ユウカ:まずは自分を責めないで。
ユウカ:そして、ほんの少しだけでも気持ちを伝えてみて。
ユウカ:もしかしたら、その一言が二人の距離を縮めるきっかけになるかもしれないから。



