「これって彼氏のこと好きじゃないってことなのかな……。」
編集部の休憩スペース。
ミユがスマホを見ながら小さくつぶやいた。
ナナ:どうした?
ミユ:相談なんだけどね。
「彼氏といるより男友達といる方が楽しいです。」
「男友達の方が自然体で笑えます。」
そんな相談が来てた。
ケンジ:意外と多そうな悩みだな。
ミカコ:多いと思う。
しかも本人は結構悩む。
ミユ:そうなんだよね。
彼氏のことは嫌いじゃない。
でも。
男友達といる方が気楽。
いっぱい笑える。
素の自分でいられる。
ナナ:それだけ聞くと。
「男友達の方が好きなんじゃない?」
って思っちゃう人もいるよね。
ケンジ:男側でもそう考える人は多いかもしれない。
ミカコ:でも。
楽しいと好きは必ずしも同じじゃない。
ミユ:え?
ミカコ:例えば。
学生時代の友達と会うと気楽で楽しい。
でも結婚したいかと言われたら別でしょう?
ミユ:あぁ……。
確かにそうか。
ナナ:恋愛になるとね。
嫌われたくないとか。
ちゃんとしなきゃとか。
無意識に力が入ることもあるから。
ケンジ:彼氏だから緊張する。
それは決して珍しいことじゃないよ。
ミユ:じゃあ。
男友達の方が楽しいからって。
彼氏への気持ちが冷めたとは限らない?
ミカコ:限らない。
むしろ。
そこを勘違いして別れてしまう人もいる。
ナナ:もったいない話だよね。
ケンジ:だから今日は。
彼氏より男友達の方が楽しいと感じる理由。
その気持ちは恋なのか、それとも安心感なのか。
その違いを整理してみるか。

男友達の方が楽に感じる理由

ミユ:まず知りたいのはこれ。
なんで男友達の方が楽に感じるんだろう?
ミカコ:理由はいくつかあると思う。
でも一番大きいのは。
恋愛として見られていない安心感。
かな。
ケンジ:なるほど。
男友達には「良い彼女」でいる必要がないもんな。
ナナ:そうそう。
すっぴんでも。
変なテンションでも。
多少だらしなくても平気。
ミユ:分かる。
変に気を遣わない。
気を遣わなくていい
ミカコ:彼氏って。
好きだからこそ気を遣う。
ミユ:嫌われたくないもんね。
ミカコ:そう。
LINEの返事。
服装。
言葉遣い。
全部少しだけ意識してしまう。
ケンジ:男も同じだよ。
付き合いたてなんて特にそう。
ナナ:男友達にはそこまで力入らないからね。
ミユ:だから自然と楽なんだ。
素の自分でいられる
ナナ:あとね。
素の自分でいられる。
これも大きい。
ミユ:あー。
それある。
ナナ:恋愛って。
どうしても少し背伸びするじゃん。
ケンジ:良く見られたいからな。
ミカコ:でも男友達なら。
変な見栄を張る必要もない。
ミユ:笑いたい時に笑えるし。
くだらない話もできる。
恋愛の期待がない
ミユ:期待って?
ミカコ:恋人同士って。
無意識に期待し合うの。
連絡してほしい。
分かってほしい。
優しくしてほしい。
ケンジ:期待があるから。
すれ違いも起きる。
ナナ:男友達には。
そこまで期待しない。
だから楽。
ミユ:期待しないから。
イライラもしにくいんだ。
「楽しい」と「安心」は違う
ケンジ:でもさ。
ここで勘違いしちゃいけないこともある。
ミユ:何?
ケンジ:男友達といる時間は。
確かに楽しい。
でも。
その人と人生を一緒に歩きたいかは別なんだ。
ミカコ:そこ。
すごく大事。
ナナ:友達として最高な人と。
恋人として最高な人は。
必ずしも同じじゃない。
ミユ:確かに。
友達なら笑って終わることでも。
恋人だと将来とか生活とか。
考えること増えるもんね。
ミカコ:だから。
男友達の方が楽しい。
その気持ちだけで恋愛を判断しない方がいい。
ミユ:じゃあ。
「楽しい」と「好き」って。
やっぱり違うんだ。
ミカコ:私はそう思う。
じゃあ次は。
楽しい=好きとは限らない理由。
そこを整理してみよう。
楽しい=好きとは限らない|彼氏より男友達が楽しいと感じる女性心理

ミユ:さっきから気になってるんだけど。
「楽しい」と「好き」って。
本当に別なの?
ミカコ:私は別だと思う。
ケンジ:俺もそうかな。
ナナ:うん。
重なることもあるけど。
同じではないね。
男友達といる時間は「気楽」で楽しい
ミカコ:男友達といる時って。
評価される心配が少ない。
ミユ:評価?
ミカコ:可愛いと思われたい。
嫌われたくない。
返信遅かったかな。
そういうことを考えなくて済む。
ナナ:だから純粋に笑えるんだよね。
ケンジ:男友達には。
「恋人としてどう思われるか」
がないからな。
ミユ:それだけでも結構違うかも。
彼氏とは将来を考えるから疲れることもある
ケンジ:彼氏ってさ。
デートして終わりじゃない。
ミユ:うん。
ケンジ:将来。
価値観。
お金。
結婚。
色んなことが頭をよぎる。
ナナ:無意識でも考えてるよね。
ミカコ:だから疲れることもある。
でも。
疲れる=好きじゃない。
ではない。
ミユ:そこ勘違いしそう。
彼氏より男友達が楽しいのは自然なこともある
ミユ:じゃあ。
男友達の方が楽しいって。
そんなに珍しくない?
ナナ:全然珍しくないよ。
ミカコ:恋愛は楽しいだけじゃないから。
安心もあるし。
不安もあるし。
真剣だから悩む。
ケンジ:だから。
男友達と笑ってる時間だけ切り取って。
比べちゃダメなんだ。
ミユ:確かに。
比べるものが違うね。
本当に大切なのは「一緒に人生を歩みたい相手」
ミカコ:私が考える一番大事な基準はこれ。
「誰といると楽しいか」ではなく。
「誰と人生を歩みたいか」。
ミユ:おぉ。
ケンジ:それは分かる。
友達として最高の人と。
結婚相手として最高の人は違うことも多い。
ナナ:恋愛って。
ドキドキだけじゃ続かないからね。
信頼とか安心とか。
そういうものも必要。
ミユ:なるほど。
「男友達の方が楽しい」だけじゃ。
答えは出せないんだ。
ミカコ:そういうこと。
じゃあ次は。
男友達を好きになったのか見極めるポイント。
そこを整理してみよう。

男友達を好きになった?恋愛感情か見極めるポイント

ミユ:じゃあさ。
ここが一番難しいところだよね。
ナナ:そうだね。
「男友達の方が楽しい。」
それが恋なのか。
ただ居心地がいいだけなのか。
ここはちゃんと考えたい。
男友達に恋人ができたら素直に喜べる?
ミカコ:まず一つ目。
男友達に恋人ができた時。
どう感じるか。
ミユ:あ。
それ大きいね。
ケンジ:友達なら。
「よかったじゃん。」
って思える。
ナナ:でも。
モヤモヤしたり。
寂しかったり。
嫉妬したり。
その気持ちが強いなら。
恋愛感情がある可能性はあるね。
二人きりで会いたいと思う?
ミユ:これもあるよ。
みんなじゃなくて。
二人で会いたいか。
ミカコ:そう。
グループなら楽しい。
でも二人だと特に何もない。
なら。
友達の可能性が高い。
ケンジ:逆に。
二人で会いたい。
もっと話したい。
そう思うなら。
少し意味は変わってくる。
彼氏と比べてしまうことが増えた?
ナナ:あとね。
彼氏と比べ始めるか。
ここもポイント。
ミユ:例えば?
ナナ:「男友達ならこうしてくれるのに。」
「彼氏より話が合う。」
そんなふうに。
日常的に比べるようになったら。
一度立ち止まって考えた方がいい。
ケンジ:彼氏側からすると。
そこは結構危険信号だな。
ミカコ:ただし。
一時的な感情で決めないこと。
これも大事。
彼氏への不満から男友達が魅力的に見えていない?
ミカコ:実はこれが一番多いかも。
ミユ:どういうこと?
ミカコ:彼氏に不満がある時って。
男友達の良いところばかり見える。
ケンジ:隣の芝生が青く見える。
ってやつだな。
ナナ:男友達とは。
生活してないからね。
嫌な部分を見る機会も少ない。
ミユ:なるほど。
楽しい時間だけ見てるんだ。
ミカコ:そう。
だから。
彼氏と男友達を同じ条件で比べているとは限らない。
そこは冷静になった方がいい。
ミユ:なるほどなぁ。
「男友達の方が楽しい。」
だけじゃ。
恋とは言えないんだね。
ナナ:そう。
でも。
その気持ちを放置するのも違う。
ケンジ:一番大事なのは。
彼氏との関係を見つめ直すことかもしれないな。
ミカコ:じゃあ最後に。
彼氏との関係を見直す前に考えてほしいこと。
そこを話そうか。

彼氏との関係を見直す前に考えたいこと

ミユ:もし。
「彼氏より男友達の方が楽しい。」
って感じたら。
すぐ別れを考えた方がいいのかな?
ナナ:私は。
その前に考えてほしいことがあるかな。
ケンジ:俺も同じ。
結論を急がない方がいい。
ミカコ:恋愛って。
一時の感情だけで判断すると後悔しやすいから。
彼氏といる自分は無理をしていない?
ナナ:まず考えてほしいのは。
彼氏といる時の自分。
ミユ:自分?
ナナ:うん。
良い彼女でいよう。
嫌われないようにしよう。
そんなふうに頑張り過ぎてない?
ミユ:それはあるかも。
ケンジ:恋愛って。
好きだからこそ無理することがある。
ミカコ:だから。
疲れる原因が彼氏なのか。
無理をしている自分なのか。
そこは分けて考えたいね。
彼氏と友達みたいな関係は作れない?
ミユ:でも。
男友達みたいに笑える彼氏っているのかな?
ナナ:いるよ。
むしろ理想じゃない?
ケンジ:恋人だからって。
ずっと気を張る関係は疲れる。
ナナ:付き合いが長くなるほど。
恋人でも。
友達みたいに笑い合える時間は大事だと思う。
ミカコ:恋人と親友。
両方になれたら強いよね。
今の不満は話し合いで変えられる?
ケンジ:もう一つ。
別れる前に。
話し合えることはないか考えてほしい。
ミユ:話し合いか。
ケンジ:デートがマンネリとか。
連絡の頻度とか。
会う時間とか。
改善できることも意外と多い。
ナナ:恋愛って。
黙ってたら伝わらないからね。
ミカコ:相手を変える前に。
関係を変えられないか。
そこは考える価値があると思う。
「楽しい」だけで将来を決めない
ミユ:今日は。
何回も出てきたね。
「楽しい」と「好き」は違うって。
ミカコ:そう。
そしてもう一つ。
楽しいと幸せも同じではない。
ケンジ:笑いが多い相手が。
人生のパートナーとは限らない。
ナナ:逆に。
一緒にいると安心できる。
困った時に支え合える。
そういう人と長続きすることも多い。
ミユ:なるほど。
今が楽しいだけじゃなくて。
未来も考えることが大切なんだね。
ケンジ:男友達といる時間が楽しい。
それ自体は悪いことじゃない。
ナナ:でも。
その楽しさだけで。
今の恋愛を終わらせるのは少し早いかな。
ミカコ:一度立ち止まって。
自分の気持ちを整理してみる。
それだけでも見えるものは変わると思う。
ミユ:今日の話聞いて。
「楽しい」の意味をちゃんと考えてみようって思った。
ナナ:じゃあ最後にまとめようか。
彼氏より男友達の方が楽しいと感じた時。
本当に大切なことを整理して終わろう。

まとめ|彼氏より男友達の方が楽しいと感じた時に大切なこと

ミユ:今日の話を聞いて思った。
「男友達の方が楽しい。」
って感じること自体は。
そんなに珍しいことじゃないんだね。
ナナ:うん。
それだけで。
彼氏を好きじゃない。
とは言えないよ。
彼氏より男友達が楽しいのは自然なこともある
ケンジ:男友達って。
責任も期待も少ない。
だから気楽なんだ。
ミカコ:恋愛には。
将来や価値観。
不安や期待もある。
その違いは大きい。
ミユ:だから。
単純に楽しさだけでは比べられないんだね。
「楽しい」と「好き」は同じではない
ナナ:今日一番伝えたかったのはこれかな。
楽しい相手と。
好きな相手は必ずしも同じじゃない。
ケンジ:もっと言えば。
好きな相手と。
人生を歩みたい相手も。
同じとは限らない。
ミユ:恋愛って。
本当に奥が深いね。
彼氏と比べる前に関係を見直してみよう
ミカコ:もし。
彼氏より男友達の方が楽しい。
そう感じたら。
まず考えてほしい。
彼氏に不満があるのか。
それとも自分が無理をしているのか。
ナナ:そこが分かるだけでも。
次にどうすればいいか見えてくる。
ケンジ:話し合えば変わることもある。
焦って結論を出さなくていいよ。
恋人にも友達みたいな時間は作れる
ミユ:なんか希望が持てた。
ナナ:私はね。
恋人だからって。
ずっと恋人らしくいる必要はないと思う。
ケンジ:笑って。
ふざけて。
気を遣わず話せる。
そんな時間も大事。
ミカコ:恋人と友達。
その両方の関係になれたら理想だね。
ミユ:じゃあ結論は。
ナナ:彼氏より男友達の方が楽しい。
そう感じても。
すぐに恋愛が間違っているとは思わなくていい。
ミカコ:大切なのは。
誰と一番笑えるかではなく。
誰となら安心して未来を歩いていけるか。
ケンジ:その答えを。
ゆっくり考えればいい。
ミユ:「楽しい」の意味を知ると。
恋愛の見え方も少し変わるのかもしれないね。



