「彼氏はいるけど…正直ちょっと揺れてる」
「やばい、ちょっと揺れてるかも…」
編集部に久しぶりに顔を出したユカリが、アイスコーヒー片手にふとつぶやいた。
恋人がいる。
関係も壊れていない。
それなのに、別の誰かに少しだけ心が揺れる。
——そんな経験、実は珍しくないのかもしれない。
ミユ:ちょ、なにそれ唐突すぎ(笑)何に揺れてんのよ〜!
ユカリ:いや〜、彼氏はちゃんといるんだけどさ。
最近ちょっと別の人が気になるっていうか……
ナナ:お〜〜〜!来たわね、恋愛あるあるランキング上位。
マリ:これは座談会案件ね。はい、全員飲み物持った?本音で行きましょう。
こうして、急きょ始まった“恋人がいるのに他の人が気になる”問題についての恋バナ座談会。
元こいこと。メンバーのユカリを迎えて、現役メンバーのマリ・ナナ・ミカコ・ミユが、いつも以上にざっくばらんに語ってくれた。
ユカリ:ほんと自分でも引いてるんだけど、最近、職場の人のことちょっといいなって思っちゃっててさ……
ミカコ:あー、それ職場ってとこがまた沼案件。
ユカリ:しかもさ、彼氏には不満とか特にないのよ?
なのに、なんかこう……気になっちゃう自分がいて。
ナナ:いやでもそれ、恋人いてもあるあるだよ〜。長く付き合ってると、気持ちって一回りするのよ。
ミユ:なんかさ、「この人じゃない誰かにドキドキする自分まだいたんだ」って確認しちゃう時あるよね〜
マリ:恋愛って、「安定」と「ときめき」が同時に手に入らないんだよね、ほんと。
そんなわけで、この日の議題は決定。
「彼氏いるのに他の人が気になるのって、アリなの?」
答えは出ないかもしれない。
でも、みんなで話すことで、少しだけ気持ちが整理される日もある。

「彼氏いるのに他の人が気になる」のって普通?
ユカリ:もうね、自分でも「え、何してんの私」って思うんだけど……LINEの通知とかちょっと期待しちゃってる時点で、だいぶ危ない気がしてる。
ナナ:いやいや、それくらい全然あるでしょ(笑)
「揺れる」って、人間だもん。
ミユ:うん、浮気したとかじゃないんでしょ?
だったら、“久々にドキドキした自分”にびっくりしてるだけな気もする〜
ユカリ:あ〜〜〜それかも。
ユカリ:なんか、「まだこんな気持ちになるんだ」って、自分でちょっと驚いてる。
ナナ:長く付き合うと、“安心”が普通になるんだよね。
ナナ:だから、たまに現れる刺激に心が持ってかれやすいのよ。
ミカコ:しかも、“今の彼氏が嫌だから”とは限らないのが厄介なんだよね。
ユカリ:そうなの!
別に不満があるわけじゃないのよ。
ユカリ:むしろ優しいし、一緒にいて落ち着くし。
ミユ:でも“落ち着く”って、時々“刺激ない”と紙一重だったりするんだよね〜
ナナ:そういう時に来るんだよ。
ちょっと優しくて、ちょっと距離感うまくて、ちょっといい匂いするやつが(笑)
ユカリ:やめて(笑)リアルすぎる。
マリ:でもね。
マリ:“心が揺れること”自体は、そんなに悪いことじゃないと思うの。
ミユ:お、マリさん優しい。
マリ:だって、人ってずっと同じ感情だけではいられないから。
マリ:大事なのは、“揺れたあと自分がどうするか”なんじゃないかな。
恋愛って、白黒だけじゃない。
安心している恋の途中で、ふと別の誰かに目が向く瞬間だってある。
だからこそ、人はときどき、自分の気持ちに戸惑ってしまうのかもしれない。
新しく気になる人が、魅力的に見える理由
ユカリ:でもさ、自分でも不思議なんだよね。
ユカリ:そんなに深く関わってるわけじゃないのに、なんか気になっちゃうの。
ミカコ:それ、新しい人特有の“バフ”かかってると思う。
ミユ:バフ(笑)ゲームみたいに言うじゃん。
ミカコ:いや実際そうだよ。
新しく気になる人って、“責任背負ってない状態”で見えるから。
ユカリ:……え?
ミカコ:生活感もないし、喧嘩もしてないし、嫌な部分もまだ見えてない。
ミカコ:だから、“今の彼氏より魅力的”に見えやすいの。
ナナ:あ〜〜〜それはある。
ナナ:付き合う前って、全部キラキラ補正かかるもんね。
ミユ:しかも職場って、良い部分だけ見えやすくない?
ちゃんとしてる姿しか知らないというか。
ユカリ:たしかに……。
ユカリ:家でダラダラしてる姿とか想像できないもん。
ミカコ:でしょ。
ミカコ:でも今の彼氏は、良い部分だけじゃなく“現実”込みで一緒にいる存在だから。
ミユ:うわ、それ言われると急に現実。
マリ:でもね、その“キラキラ”に惹かれる気持ち自体は自然なんだと思う。
マリ:人って、“今持ってないもの”に目が向く生き物だから。
ユカリ:……。
ナナ:特に、今の恋が安定してる時ほどね。
ナナ:悪くない。むしろ幸せ。
ナナ:でもその分、“ドキドキ”には弱くなるのよ。
ユカリ:なんか今日、めちゃくちゃ心えぐられるな……。
新しく気になる人は、まだ“未知”のままだから魅力的に見える。
でもそのとき、人が本当に惹かれているのは、“相手そのもの”なのか。
それとも、“今の自分に足りない感情”なのか。
その境界線は、意外と曖昧なのかもしれない。
その“ドキドキ”は、本当に恋?
ユカリ:でもさ、こういうのって結局、“本気の恋”なのか、“一時のときめき”なのか、自分でもよくわかんなくなるんだよね。
ミユ:それめっちゃわかる〜!
なんか、LINE来るだけでテンション上がる時点で「好きなのか!?」ってなるし。
ミカコ:私は、“その人と何をしたいか”で考えるかも。
ユカリ:何をしたいか?
ミカコ:例えば、一緒にご飯行きたいとかは普通にあるじゃん。
ミカコ:でも、“人生の話したい”とか、“弱ってる時に会いたい”まで行くと、ちょっと本気寄り。
ナナ:逆に“夜ごはん行ったら危ないな”って思う相手は、だいたい危ない(笑)
ミユ:あ〜〜〜それある!!
「行ったら絶対好きになる」って直感ある人いる!
ユカリ:やめて、それ今ちょっとあるんだけど……。
マリ:あとね。
マリ:“新しい人を好きになった”というより、“新しい自分”に惹かれてる時もあるのよ。
ミユ:え、それどういうこと!?
マリ:その人といる時の自分が、魅力的に感じるの。
マリ:ドキドキしてる自分とか、女性として見られてる感覚とか。
ユカリ:……あ。
ユカリ:なんかそれ、めちゃくちゃわかるかも。
ミユ:うわ〜〜〜恋って怖い(笑)
ミカコ:本当に相手を好きなのか、“恋してる自分”が好きなのかって、意外と大事なんだよね。
ナナ:でも逆に、それを超えても「会いたい」ってなるなら、本気の入り口かもしれない。
ユカリ:あ〜〜〜もう、整理されるどころか余計悩む(笑)
マリ:ふふ。でも、恋ってそういうものなのよね。
ドキドキは、一瞬で心を揺らす。
でもその感情が、“相手への恋”なのか。
それとも、“今の自分に足りなかった感覚”なのか。
ちゃんと向き合ってみることで、見えてくるものもあるのかもしれない。
罪悪感がある時点で、まだ大切に思ってる
ユカリ:でもさ、やっぱりちょっと罪悪感あるんだよね。
ユカリ:彼氏いるのに別の人でドキドキしてる時点で、「うわ、自分最低かも」って思う時あるし。
ミユ:うーん、でも気持ちってコントロールできなくない?
好きになろうとして好きになるわけじゃないし。
ナナ:逆に、本気で恋に落ちた時って、罪悪感どころじゃなくなる場合もあるしね。
ミカコ:あー、「もう止まれない」になるやつ。
ナナ:そうそう。
「彼氏に悪い」より、「この人といたい」が勝つ瞬間ってあるのよ。
ユカリ:ってことは、今の私はまだそこまでじゃないってことなのかな。
マリ:でもね。
マリ:罪悪感がある=気持ちが軽い、ってわけでもないと思うの。
ミユ:あ、それちょっとわかるかも。
マリ:だって、本当に大切に思ってるからこそ葛藤する場合もあるじゃない?
マリ:「今の人を傷つけたくない」と、「でも惹かれてる」が同時に存在することって、普通にあると思う。
ユカリ:……。
ユカリ:なんかそれ聞くと、ちょっとだけ救われる。
ミカコ:結局、“気持ちがある”と“行動する”は別なんだよね。
ミカコ:本気でも踏みとどまる人もいるし、逆に軽い気持ちで一線超える人もいる。
ナナ:だから結局、“どう感じたか”より、“どう向き合ったか”なんだと思う。
ミユ:うわ〜〜〜恋ってほんと正解ない。
ユカリ:でも今日話してて思った。
ユカリ:たぶん私、“揺れたこと”を必要以上に悪いことにしてたのかも。
マリ:揺れること自体は、人間らしいことだと思うよ。
マリ:そのあと、自分がどうしたいかをちゃんと考えればいいの。
罪悪感は、まだ誰かを大切に思っている証拠なのかもしれない。
だからこそ、人は簡単に割り切れない。
恋愛は、ときめきだけでは終わらない。
“誰を傷つけたくないか”まで含めて、人は悩んでしまうのかもしれない。
結論|揺れることは悪じゃない。でも、どう向き合うかは自分次第
マリ:結局ね。
マリ:誰にだって、“ちょっと心が揺れる瞬間”ってあると思うの。
ミユ:うんうん。
「彼氏いるんだから絶対ブレません!」の方が逆に難しい気がする(笑)
ナナ:人間だもんねぇ。
ナナ:長く付き合えば、慣れも安心も出てくるし、その中で刺激に心動く瞬間は普通にあると思う。
ミカコ:ただ、“揺れた”と“だから乗り換える”は全然別の話だけどね。
ユカリ:あ〜〜〜、そこなんだろうな。
ユカリ:なんか私、“揺れた時点でアウト”って思い込んでたかも。
マリ:でもね。
マリ:大事なのは、“揺れた自分”を責めることじゃなくて、その気持ちとどう向き合うかだと思うの。
ミユ:深い〜〜〜。
ナナ:結局さ、“今の恋に何が足りないのか”考えるきっかけにもなるしね。
ミカコ:逆に、“ただ刺激に飢えてただけ”って気づく場合もあるし。
ユカリ:なんか今日話してて、ちょっと整理できた気がする。
ユカリ:すぐ答え出すんじゃなくて、まず自分の気持ちちゃんと見てみようかなって。
ミユ:えらい。
とりあえず夜に勢いでLINEしないところから始めよ(笑)
ユカリ:それはほんとにそう(笑)
マリ:恋って、“揺れないこと”じゃなくて。
マリ:揺れたあと、自分でどう選ぶかなんだと思う。
恋人がいるのに、別の誰かに心が動く。
それはきっと、誰にでも起こり得ること。
でも、その“揺れ”をどう受け止めるかで、恋の形は変わっていく。
“揺れた自分”を責めるより。
その揺れが、自分に何を教えようとしているのか。
そこに目を向けることの方が、大事なのかもしれない。



