好きな人が二人いるのはおかしい? 迷ってしまう心理と、後悔しにくい考え方【座談会】

「ねえ、急に変なこと聞いていい?」

編集部の片隅で、アカリがミユにスマホをいじりながら声をかけた。

アカリ: 好きな人が二人いたことって、ある?

ミユは一瞬きょとんとしたあと、少し笑った。

ミユ: え、あるある。 ていうか、その質問の仕方、もう“何かある”でしょ。

アカリ: やっぱあるんだ。 なんかさ、最近そういう話を聞いてて。

どっちも嫌いじゃない。 むしろ、どっちもちゃんと好き。

でも、そう思った瞬間から、 「こんな自分ってどうなの?」って急に不安になる。

アカリ: 好きな人が二人いるって、 ズルいのかなって思っちゃうらしくて。

ミユ: あー……その気持ち、分かる。

そこへ、会話を聞いていたメンバーたちが、自然と集まってきた。

ミカコ: 二人とも好き、は別に珍しくないけど。

リク: ただ、気持ちの整理が追いつかなくなるんですよね。

マリ: 罪悪感を抱えてしまう人、多いわ。

好きな人が二人いる。 それは本当に「間違い」なのか。

それとも、 気持ちの揺れ方を知らないだけなのか。

今日はこいこと。編集部で、 「好きな人が二人いるとき、どう考えればいいのか」を、 感情と現実の両方から話していくことにした。

目次

好きな人が二人いると、なぜこんなに苦しくなるのか

「どっちも好き」は、実はよくある感情

ミユ: 好きな人が二人いるって聞くと、 なんかドラマみたいに感じる人もいるけどさ。

ミユ: 実際は全然キラキラしてなくて、 めちゃくちゃ心が落ち着かないんだよね。

アカリ: 分かる。 どっちかに決めなきゃって思えば思うほど、 余計に混乱する感じ。

「好きな人が二人いる」と検索する人の多くは、 恋を楽しんでいるというより、 気持ちの揺れに疲れてしまっている状態です。

リク: 人は本来、感情を一つに整理するのが得意じゃないんです。

リク: 特に恋愛感情は、 安心・ときめき・尊敬・依存など、 複数の要素が混ざり合って生まれます。

だから、 「同時に二人を好きになる」こと自体は、 珍しいことでも、異常なことでもありません。

罪悪感が生まれるのは「選ばなきゃ」という思い込み

ミカコ: 苦しくなる原因って、 気持ちそのものより考え方なんだよね。

ミカコ: 「好きになったら一人に決めるべき」 っていう前提が強すぎる。

アカリ: 確かに。 自分で自分を責めちゃってる感じある。

好きな人が二人いると、 「優劣をつけなきゃ」「どっちが本命?」と考え始めてしまう。

でも実際は、 感情に順位をつけようとすること自体が無理なんです。

マリ: どちらも本気、という時期があってもいいの。

マリ: 問題は、 その状態でどう行動するか、だけ。

「好きな人が二人いる」ことで苦しくなるのは、 あなたの心が不誠実だからではありません。

気持ちを整理しようとしている証拠なんです。

その「好き」、同じ意味で使っていないかもしれない

安心の好き/ときめきの好きは、同時に存在する

アカリ: 好きって言葉、便利だけどさ。 全部同じ「好き」じゃないよね。

ミユ: うん。 一緒にいると落ち着く人と、 会う前からドキドキする人とか。

好きな人が二人いると悩むとき、 多くの場合は種類の違う「好き」を同時に感じています。

リク: 恋愛感情には、 安心感・高揚感・承認・依存など、 別々の要素が含まれています。

リク: それぞれを別の人が満たしていると、 「二人とも好き」という状態が生まれやすいんです。

ミカコ: だから優劣つけようとすると、 だいたい失敗する。

「どっちが本当に好きなのか分からない」と感じるのは、 気持ちが曖昧なのではなく、 基準が混ざっているだけの場合が多いのです。

「今の自分」が求めているものを見失っていないか

ミユ: 昔は刺激が好きだったのに、 今は安心がほしいとかもあるよね。

アカリ: 分かる。 気持ちのフェーズ変わってるのに、 昔の感覚で悩んじゃう感じ。

恋の迷いは、 相手の問題というより、 自分の変化に気づいていないことで起きることがあります。

マリ: どちらを選ぶかより、 「今の自分は何に安心するか」を 見てあげるといいわ。

好きな人が二人いるときは、 まず「選択」ではなく、 自分の状態を理解する時間が必要です。

焦って答えを出そうとすると、 どちらを選んでも後悔しやすくなります。

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選ばないままでいると、何が起きるのか

気持ちが宙ぶらりんのまま、疲れていく

ミユ: 決められない期間が長いとさ、 ずっと頭の中で考えちゃって、 普通に疲れるよね。

アカリ: うん。 どっちといても、 「もう一人のこと」考えちゃったり。

好きな人が二人いる状態がつらくなるのは、 感情そのものよりも、 宙ぶらりんの状態が続くことが原因です。

リク: 人は未決定の状態が長引くほど、 精神的な負荷を感じやすくなります。

ミカコ: しかも恋愛って、 日常の感情も全部引っ張られるから。

「まだ決めなくていい」と思っているつもりでも、 心は少しずつ消耗していきます。

無意識に誰かを傷つけてしまうこともある

アカリ: 自分は何もしてないつもりでもさ、 相手って、 なんとなく違和感に気づくよね。

ミユ: 連絡のテンポとか、 会うときの温度感とか。

どちらとも曖昧な関係を続けていると、 無意識のうちに態度に差が出ます。

マリ: 意図していなくても、 期待させてしまうこともあるわ。

「選ばない」という選択も、 実はひとつの行動です。

誰も悪者にならないためにも、 この状態をどう扱うかは、 自分で決めてあげる必要があります。

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後悔しにくい考え方と、今できる行動

「どちらを選ぶか」より先にやるべきこと

ミカコ: 先に言っとくけど、 完璧な選択なんてないから。

アカリ: それ聞くと、ちょっと安心する。

好きな人が二人いるとき、 多くの人は「どっちが正解か」を探します。

でも実際に大事なのは、 どちらを選んでも、自分が納得できるかです。

リク: まずは、 「この人と一緒にいる自分を、ちゃんと好きでいられるか」 を考えてみてください。

ドキドキするかどうかよりも、 無理をしていないか、 自分を偽っていないか。

そこを見るだけで、 気持ちが少し整理されることがあります。

決めるまでにやっていいこと・やってはいけないこと

ミユ: 迷ってる時期って、 自分を責めがちだけどさ。

ミユ: 考える時間は、 悪いことじゃないと思うんだよね。

決めるまでの間にやっていいことは、

  • 自分の気持ちを書き出す
  • 誰かに正解を聞くのではなく、気持ちを話す
  • 一度、距離を置いて感情の変化を見る

逆に、避けたいのは、

  • どちらにも期待を持たせ続けること
  • 罪悪感から無理に関係を進めること

マリ: 迷っている自分を、 雑に扱わないであげて。

好きな人が二人いるという状況は、 あなたの誠実さが足りない証拠ではありません。

ちゃんと考えようとしている証拠です。

まとめ|好きな人が二人いることは、間違いじゃない

好きな人が二人いる。 その事実だけで、 自分を責めてしまう人は少なくありません。

アカリ: でもさ、 好きになっちゃった気持ち自体は、 どうしようもないよね。

ミユ: うん。 気持ちが生まれた時点で、 もう正解も不正解もないと思う。

この記事で伝えたかったのは、 「どちらを選ぶべきか」という答えではありません。

大切なのは、

  • 好きの種類は一つじゃないこと
  • 迷うのは誠実さの裏返しであること
  • 放置ではなく、向き合おうとしている自分を否定しないこと

リク: 気持ちを整理する過程そのものが、 恋愛の一部なんですよね。

ミカコ: 無理に早く答え出さなくていい。

マリ: でも、自分の心から目を逸らさないで。

好きな人が二人いる今のあなたは、 軽いわけでも、ずるいわけでもありません。

ちゃんと悩める人です。

だからこそ、 誰かを選ぶにしても、 選ばない時間を取るにしても、

「自分を雑に扱わない選択」を、 してあげてください。

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