昼下がりの編集部。
休憩中のミユがスマホを眺めていると、ふと指を止めた。
ミユ:あー……これ、寂しいなぁ。
ソウタ:どうしたの?
ミユ:SNSで見つけたんだけどね。「彼氏が全然会ってくれない」って悩んでる人がいて。
ナナ:全然って、どのくらい?
ミユ:彼氏は仕事が忙しいって言ってるみたい。でも、なかなか会う予定を作ってくれなくて、「本当に忙しいだけなのかな」「もう会いたくないのかな」って不安になってるみたい。
ミユ:これ、つらくない? 好きな人と付き合ってるのに、ずっと会えないんだよ。
ソウタ:でも、男側からすると、本当に余裕がないってこともあるよ。
ミユ:そうなんだけどさぁ……。
ミユ:「忙しい」って言われたら、それ以上何も言えなくなりそう。
リク:難しいですよね。会ってくれないからといって、必ずしも気持ちが冷めたとは限りません。
リク:仕事で余裕がない人もいますし、そもそも恋人と会いたい頻度が違うこともあります。
ナナ:ただし、「忙しいなら全部仕方ない」で終わらせるのも違うと思うけどね。
ミユ:おっ。
ナナ:本当に忙しくて会えないのと、恋人と会うために何もしなくなるのは別でしょ。
ミサキ:そこよ。
それまで黙って聞いていたミサキが、すっと顔を上げる。
ミサキ:見るべきなのは、「何回会えているか」だけじゃない。
ミサキ:その男が、あなたに会おうとしているか。
ミユ:うわ、なんか急に核心きた。
ミサキ:だってそうでしょう? 忙しくて会えないことはある。でも、本当に会いたいなら「今週は無理だけど来週なら」とか、「今日は一時間だけなら」とか、何かしら動こうとする人もいる。
ソウタ:あー、それは男側から見ても分かる。
ソウタ:会う頻度が少なくても平気な男はいるけど、「別にもう会わなくていい」と思ってるのとは違うからね。
ミユ:なるほど……。「会ってくれない」だけじゃ、まだ答えは出せないんだ。
リク:そうですね。まずは、なぜ彼氏が会ってくれないのか、その理由を切り分けて考える必要があります。
ナナ:じゃあ今日はそこからいこうか。
ナナ:「彼氏が会ってくれなくて寂しい。でも理由が分からない」って人のために、みんなで整理してみよう。
ミユ:賛成。あと、「寂しいって言ったら重いかな」問題もやりたい。
ミサキ:もちろん。
ミサキ:会いたい女が重いんじゃないわ。問題は、その気持ちを二人でどう扱うかよ。
ミユ:よし。それも聞こう。
彼氏が会ってくれないのは、仕事が忙しいからなのか。
一人の時間が欲しいのか。それとも、本当に気持ちが冷めてしまったのか。
今回は、彼氏が会ってくれない理由と、寂しいときの対処法、そして二人の関係を見極めるポイントについて、こいこと。編集部で考えていきます。

彼氏が会ってくれないのはなぜ?まず考えたい6つの理由

ミユ:じゃあさ、そもそもなんだけど。
ミユ:好きな彼女がいるのに、なんで会わなくても平気なの?
ソウタ:え、平気なときは平気じゃない?
ミユ:出た。いきなり分かり合えない。
ソウタ:え? なんで?
ナナ:ソウタ、たぶん今の一言で全国の彼女を少し敵に回したよ。
ソウタ:いやいや、違うって。会いたくないって意味じゃなくてさ。
ソウタ:好きでも「今日は家でゲームしてたいな」みたいな日、普通にあるじゃん。
ミユ:彼女よりゲーム。
ソウタ:そういう比較じゃないって!
リク:でも、ソウタさんの言っていることは一つのポイントだと思います。
リク:「好きならいつでも会いたいはず」という感覚が、すべての人に共通しているわけではないんですよね。
ミサキ:そうね。だからまず、「彼氏が会ってくれない=冷めた」と即決しないこと。
ミサキ:理由はいくつも考えられるわ。
1.仕事や学校が本当に忙しい
ナナ:まずは一番分かりやすいところね。本当に忙しい。
リク:仕事が立て込んでいたり、試験や資格の勉強があったりすると、時間だけでなく精神的な余裕もなくなることがあります。
ミユ:でもさ、好きなら疲れてても会いたくならない?
リク:会いたい気持ちと、実際に会える余裕は別なんです。
ソウタ:俺、めちゃくちゃ疲れてる日に会ったら、たぶん途中から無言になる。
ミユ:それはそれで嫌だな。
ソウタ:でしょ? だから「今日はやめとこう」ってなる。
ナナ:珍しく説得力あるじゃん。
ソウタ:珍しくって何。
リク:余裕がない状態で会って彼女を楽しませられないなら、落ち着いてから会いたいと考える男性もいます。
ミサキ:ただし。
ミサキ:「忙しい」は便利な言葉でもある。
ミユ:おお……。
ミサキ:本当に忙しいのか。それとも、会わないための言葉として使っているのか。それは後でちゃんと見分けましょう。
2.一人で過ごす時間も大切にしたい
ミユ:これがさっきソウタくんが言ってたやつ?
ソウタ:そうそう。彼女が嫌とかじゃなくて、一人でボーッとしたい日ってあるよ。
ソウタ:何もしないで昼まで寝て、適当にご飯食べて、気づいたら夕方みたいな。
ナナ:休日をものすごい勢いで無駄にしてるね。
ソウタ:あれ最高なんだけど。
ミユ:なんかソウタくん見てると、「会ってくれない=嫌われた」って考えなくてもいい気がしてきた。
ソウタ:どういう意味?
ミサキ:褒められてないわよ。
リク:一人の時間を必要とする度合いは、人によってかなり違います。
リク:恋人ができても、趣味や友人との時間、一人で休む時間をこれまでと同じように確保したい人もいます。
ナナ:だから彼氏が一人で過ごしているからって、「私より一人の方が好きなんだ」と考える必要はないのよね。
リク:はい。ただ、彼女が寂しいと感じるほど会えていないなら、二人の希望する距離感については話し合った方がいいと思います。
3.付き合えたことで安心している
ミユ:これはちょっと聞き捨てならない。
ナナ:付き合う前は毎週誘ってきたのに、付き合った途端に安心しちゃうタイプね。
ソウタ:あー。なんとなく分かるかも。
ミユ:分かっちゃうんだ。
ソウタ:いや、付き合う前って「他の人に取られるかも」って思うじゃん。
ソウタ:付き合ったら、「来週会えなくても再来週会えるし」みたいになるというか。
ミユ:安心しすぎです。
ソウタ:はい。
ミサキ:そこは素直なのね。
リク:関係が安定したことで、会う頻度が少し落ちること自体は珍しくありません。
リク:ただ、片方だけがその変化を当然だと思っていると、もう片方は「大切にされなくなった」と感じてしまいます。
ナナ:安心できる関係と、相手に甘える関係は違うからね。
4.そもそも恋人と会いたい頻度が違う
ミユ:例えば私は週二回会いたい。でも彼氏は月二回で十分。
リク:十分あり得ます。
ミユ:倍どころじゃない。
ナナ:でも、どっちが間違ってるわけでもないんだよね。
リク:そうですね。
リク:問題になるのは頻度そのものより、お互いの「普通」が違うことに気づいていない状態だと思います。
ソウタ:彼氏は「ちゃんと会ってるよな」って思ってるのに、彼女は「全然会ってくれない」って思ってることもあるってことか。
ミユ:同じカップルなのに。
ソウタ:なんか不思議だな。
ミサキ:恋愛なんて、だいたいそんなものよ。二人とも自分の普通を持ち寄って始めるんだから。
5.会うこと自体を少し負担に感じている
ナナ:これは彼女への気持ちとは別に、デートそのものが負担になってるケースね。
リク:毎回一日がかりだったり、お金がかなりかかったり、遠距離で移動時間が長かったりすると、会いたい気持ちはあっても頻度を増やせないことがあります。
ソウタ:毎回「朝十時集合、夜十時解散」だったら、ちょっと気合い入れる。
ミユ:デートを部活みたいに言わないで。
ソウタ:いや、十二時間だから。
ナナ:そこ計算しなくていいから。
ミサキ:でも、これは工夫できるわ。
ミサキ:食事だけ。仕事帰りに一時間だけ。近所を散歩するだけ。
ミサキ:「会うならちゃんとしたデートをしなきゃ」と思わせているなら、会い方を軽くすればいい。
6.彼女への気持ちが冷め始めている
ミユ:……やっぱり、これもあるんだ。
ミサキ:あるわよ。
ミサキ:そこだけ綺麗に避けたって意味がないでしょう。
リク:ただし、会ってくれないという事実だけで「冷められた」と判断するのは早いです。
ナナ:連絡はどうなのか。次の予定を作ろうとしてくれるのか。会ったときの態度はどうなのか。
ナナ:他の部分も一緒に見ないとね。
ソウタ:仕事が忙しくて三週間会えない人と、毎週友達とは遊んでるのに彼女とは三週間会わない人じゃ、だいぶ違うもんな。
ミユ:……ソウタくん、今日ちょいちょい鋭いね。
ソウタ:今日?
ミサキ:そこ引っかからなくていいから。
リク:つまり、「彼氏が会ってくれない」という結果だけを見るのではなく、なぜ会えないのか、そして会えない間に彼氏がどんな行動をしているのかを見ることが大切なんです。
ミユ:じゃあ次は、例の「仕事が忙しい」問題だね。
ミユ:本当に忙しい彼氏と、都合よく「忙しい」を使ってる彼氏。そこって見分けられるの?
ミサキ:ある程度はね。
「忙しい」と言う彼氏。本当に忙しいのか見極めるには?

ミユ:これ難しくない?
ミユ:彼氏に「仕事が忙しい」って言われたら、「じゃあ仕方ないね」って言うしかなくない?
ナナ:まあ、「本当に?」って取り調べ始めるわけにもいかないしね。
ソウタ:勤務表提出してもらうとか?
ミユ:嫌だよ、そんな彼女。
ソウタ:だよね。
ミサキ:そんなことしなくても見ればいいのよ。
ミユ:何を?
ミサキ:会えないときに、その人がどうするか。
リク:僕もそこだと思います。
リク:本当に忙しい人でも、恋人との関係を大切にしたいと思っていれば、何らかの形でそれを伝えようとすることが多いです。
ナナ:例えば、「今週は無理だけど来週なら空いてる」とかね。
リク:はい。ほかにも、短時間だけ会おうとしたり、次に会えそうな時期を伝えたり、会えないことを申し訳なく思っている様子があったり。
ミユ:あー……。
ミユ:「会えない」で話が終わるんじゃなくて、その後があるんだ。
リク:そうですね。
リク:「会えない人」と「会おうとしてくれない人」は、似ているようで違います。
ソウタ:忙しくても、来月なら空いてるとかは言えるもんな。
ナナ:そう。別に毎回うまく予定が合わなくてもいいのよ。
ナナ:大事なのは、「じゃあどうしようか」を二人で考えようとしてくれるかどうか。
本当に忙しい彼氏に見られやすい行動
ミユ:じゃあ、分かりやすくチェックするとしたら?
リク:例えば、こんなところですね。
- 会えない理由をきちんと説明してくれる
- 別の日や次に会えそうな時期を提案してくれる
- 長時間が無理なら短時間でも会おうとしてくれる
- 会えない間も連絡や気遣いがある
- 忙しさが落ち着いたら実際に会う予定を立ててくれる
ミユ:なるほどなぁ。
ソウタ:俺だったら、「今月ちょっと無理。でも来月どっか行こう」って言うかな。
ミユ:意外とちゃんとしてる。
ソウタ:え、俺って普段どう思われてるの?
ナナ:今そこ掘ると長くなるから進もう。
ソウタ:気になるんだけど。
「忙しい」が続くだけなら少し注意して見る
ミサキ:逆に私なら、「忙しい」の先がずっとない人は見るわね。
ミユ:例えば?
ミサキ:誘っても「忙しい」。
ミサキ:いつなら会えるか聞いても「まだ分からない」。
ミサキ:来月は?と聞いても「その頃にならないと分からない」。
ミサキ:それが何度も続く。
ミユ:……待ってる側はしんどいね。
ミサキ:そうでしょう?
ミサキ:忙しいこと自体を責める必要はない。でも、その忙しさの中にあなたとの関係を置く場所があるのかは見た方がいい。
ナナ:あと、他の予定との違いも気になるかな。
ミユ:他の予定?
ナナ:彼女にはずっと「忙しい」って言ってるのに、友達とは毎週遊んでるとか。
ソウタ:あ。それはちょっと苦しい。
リク:もちろん、友達と短時間会うことと恋人とのデートでは負担が違う場合もあります。
リク:なので、一度遊んでいたからといって「嘘をつかれた」と決めつける必要はありません。
リク:ただ、自分との時間だけが長期間ずっと後回しになっているのであれば、気になるサインではありますね。
ミユ:そっか。
ミユ:「忙しいって本当かな?」って推理するより、普段の行動を見た方がいいんだ。
ナナ:そういうこと。
ナナ:本当に仕事が忙しいかなんて、こっちには完全には分からないからね。
ミサキ:そもそも探偵になる必要なんてないのよ。
ミサキ:知りたいのは彼の勤務実態じゃないでしょう?
ミユ:うん。
ミサキ:「私はこの人に大切にされているのか」でしょう。
ソウタ:おお……。
ソウタ:勤務表いらなかった。
ナナ:最初からいらないのよ。
ミユ:でもさ。
ミユ:大切にされてるとは思う。でも、やっぱり私はもっと会いたい。
ミユ:そういう場合はどうすればいいの?
リク:そこからは、「彼氏がどう思っているか」を推測するだけではなく、自分の気持ちを伝える段階ですね。
ミユ:……やっぱり言わなきゃダメかぁ。
ミサキ:エスパーと付き合ってるんじゃないんだから、言いなさい。
ソウタ:エスパーでもたぶん言ってほしいと思う。
ミユ:じゃあ次、それやろう。
彼氏が会ってくれなくて寂しいときの対処法

ミユ:「もっと会いたい」って言えばいいのは分かるんだけどさ。
ミユ:実際に言うとなると、ちょっと怖くない?
ナナ:何が怖いの?
ミユ:「重い」って思われそう。
ミユ:あと、「俺だって忙しいんだけど」って言われたら、もう何も言えない。
ソウタ:えー。でも俺だったら言ってほしいけどな。
ミユ:本当に?
ソウタ:うん。「なんか最近機嫌悪いな」って思いながら三週間過ごすより、「会えなくて寂しい」って言われた方が分かりやすい。
ナナ:三週間も気づかない前提なんだ。
ソウタ:そこは気づくよ。たぶん。
ミサキ:最後の二文字で全部台無しね。
リク:でも、気持ちを伝えること自体は大切です。
リク:彼氏は「今くらいの頻度でお互い満足している」と思っている可能性もありますから。
「なんで会ってくれないの?」ではなく「会えたら嬉しい」と伝える
ミユ:じゃあ、「なんで全然会ってくれないの?」は?
ミサキ:喧嘩を始めたいならどうぞ。
ミユ:ダメかぁ。
ナナ:気持ちは分かるけどね。
ナナ:寂しさが溜まってると、どうしても「あなたが会ってくれないから」って言いたくなる。
リク:ただ、それだと彼氏は責められていると感じてしまうかもしれません。
リク:「最近あまり会えてなくて寂しい」「私はもう少し会えたら嬉しい」と、自分の気持ちとして伝える方が話し合いやすいと思います。
ソウタ:それなら、「ごめん、じゃあどうしようか」って考えやすい。
ミユ:なるほど。「あなたが悪い」じゃなくて、「私はこう感じてる」か。
ミサキ:そう。
ミサキ:我慢して察してもらおうとするより、ずっと健全よ。
「もっと会いたい」だけでなく、会いたい頻度を具体的に話す
ナナ:あと、「もっと会いたい」だけだと、人によって想像する回数が違うんだよね。
ミユ:確かに。
ミユ:私は週一回から週二回にしたいのに、彼氏は月一回から月二回に増やして「頑張った!」って思ってるかもしれない。
ソウタ:彼氏、めっちゃ達成感ありそう。
ミユ:こっちは全然足りてないよ。
リク:だから、「私は週に一度くらい会えたら嬉しいんだけど、どう思う?」のように具体的に相談した方が、お互いの感覚の違いが分かります。
ナナ:もちろん、自分の希望をそのまま通すって意味じゃないよ。
ナナ:彼氏にも生活があるんだから、「じゃあ二人ならどのくらいが無理なく会える?」って探していく。
ミサキ:恋人なんだから、そこは交渉じゃなくて相談ね。
会うハードルを下げてみる

ソウタ:俺、これ結構大事だと思う。
ミユ:さっきの十二時間デート?
ソウタ:そう。毎回ちゃんとしたデートじゃなくてよくない?
ソウタ:仕事帰りにラーメン食べて、一時間くらい話して帰るとか。
ミユ:ラーメンなんだ。
ソウタ:そこ重要?
ナナ:でも、それはいいと思う。
ナナ:「会う=休日を一日空ける」になっていると、忙しい時期はどうしても難しくなるから。
リク:夕食だけ、近所を散歩するだけ、仕事帰りに少し会うだけ。
リク:短時間でも満足できるなら、会える機会が増えることがあります。
ミサキ:ただし、「彼氏が会ってくれないから、全部こちらが合わせる」という話ではないわよ。
ミユ:あ、それ大事。
ミサキ:あなたが毎回彼の家まで行く。あなたが予定を全部合わせる。あなたからしか誘わない。
ミサキ:それで会えるようになっても、私は解決したとは思わない。
ナナ:二人の関係なんだから、二人で工夫しないとね。
会えない時間を「彼氏待ち」だけにしない
ミユ:これはよく見るよね。「彼氏以外のことを充実させましょう」って。
ナナ:間違ってはいないんだけど、それだけ言われるとちょっと寂しいよね。
ミユ:そうなの!
ミユ:「彼氏に会えなくて寂しいです」って相談してるのに、「趣味を見つけましょう」で終わったら、「いや、彼氏に会いたいんですけど」ってなる。
ソウタ:急に陶芸始めても彼氏には会えないもんな。
ミユ:なんで陶芸なの。
ソウタ:趣味って言われて最初に浮かんだ。
ミサキ:あなたの趣味観はあとで聞くとして。
リク:「会いたい」という気持ちを無理に消す必要はないと思います。
リク:好きな人に会えなくて寂しいのは、自然な感情です。
リク:ただ、会えない時間のすべてを「次はいつ会えるんだろう」と待つことに使ってしまうと、自分自身が苦しくなってしまいます。
ナナ:友達と出かける。一人で好きなことをする。仕事や勉強に集中する。
ナナ:彼氏とは会いたい。でも、彼氏と会えない日は全部ハズレの日。
ナナ:そうならないように、自分の生活もちゃんと持っておくってことだね。
ミユ:なるほど。
ミユ:寂しさを我慢するんじゃなくて、寂しいことは彼氏に伝える。
ミユ:そのうえで、自分の時間もちゃんと楽しむ。
リク:はい。その両方だと思います。
ミサキ:そして、ここからが大事。
ミユ:まだある?
ミサキ:あなたが「寂しい」「もう少し会いたい」とちゃんと伝えた。
ミサキ:それでも彼がずっと何もしないなら、今度は「どう伝えれば会ってくれるか」ではなく、その関係自体を見る段階よ。
ソウタ:あー……そこは確かに話が変わってくるな。
ナナ:じゃあ次は、「会えない」だけじゃ済ませない方がいいサインを見ていこうか。
これは要注意。「会ってくれない彼氏」を見直した方がいいサイン
ミユ:ここからちょっと怖いゾーンだね。
ナナ:怖がらなくていいって(笑)。
ナナ:会う回数が少ないだけなら、それぞれ事情もある。でも、他にも気になることが重なってるなら、一度ちゃんと関係を見た方がいいよって話。
リク:「彼氏が会ってくれない」という一つの事実だけではなく、普段の行動も含めて考えてみましょう。
ミサキ:寂しいときって、「忙しいって言ってるし」「付き合ってるんだから大丈夫」って、自分を納得させたくなるもの。
ミサキ:でも、都合の悪いところまで見ないふりをする必要はないわ。
自分の都合がいいときだけ会おうとする
ナナ:例えば、こっちから「土曜日会える?」って聞くと忙しい。
ナナ:でも彼氏が急に暇になった夜だけ、「今から会える?」って連絡してくる。
ミユ:あー……それ嫌だなぁ。
ソウタ:でも急に会いたくなることはあるよ?
ミサキ:一回ならね。
ソウタ:はい。
ミサキ:毎回それなら、彼女と会いたいというより、自分の空いた時間を彼女で埋めているだけかもしれないでしょう。
ソウタ:……はい。
ミユ:ソウタくんがどんどん小さくなってる(笑)。
ナナ:急なお誘い自体が悪いわけじゃないよ。でも、それしかないなら気になるよね。
こちらから誘わなければ、彼氏からはまったく誘ってこない
ミユ:これも寂しい。
ミユ:「私が誘うのやめたら、この二人もう一生会わないんじゃない?」って思っちゃいそう。
リク:誘うのが苦手な人もいますし、受け身な性格の人もいるので、それだけで愛情がないとは言えません。
リク:ただ、長期間ずっと片方だけが関係を動かしている状態なら、一度考えた方がいいですね。
ナナ:恋人関係って、一人で自転車こいで後ろに彼氏乗せてる状態じゃないからね。
ソウタ:二人乗りは危ないよ。
ナナ:そこじゃない。
ソウタ:あ、例えか。
ミユ:今まで何だと思ってたの(笑)。
次に会う予定を決めようとしてくれない
ミサキ:私はここ、かなり見る。
ミユ:そんなに?
ミサキ:今日会えないこと自体はどうでもいいのよ。
ミサキ:「じゃあ次はいつにする?」という話になったとき、その人がどう動くか。
リク:予定がまだ分からないなら、「来週になったら分かる」「仕事が落ち着くのは月末くらい」といった答え方もできますからね。
ナナ:ずーっと「分からない」だけだと、待ってる側には何もないんだよね。
ミユ:カレンダーだけがどんどん先に進んでいく……。
ソウタ:ちょっと怖い言い方するじゃん。
ミユ:言ってて自分でも寂しくなった。
「寂しい」と伝えても、まともに向き合ってくれない
ナナ:私はこれが一番気になるかな。
ミユ:例えば?
ナナ:勇気を出して「もう少し会いたい」「寂しい」って伝えたのに、「重い」「めんどくさい」で終わらせるとか。
ソウタ:それは嫌だな。
リク:彼氏が希望どおりの頻度で会えないことと、彼女の気持ちを雑に扱うことは別問題です。
リク:「今は仕事が忙しくて難しい。でも寂しい思いをさせているのは分かっている」と話し合うことはできます。
ミサキ:そう。
ミサキ:会えないことより、あなたが寂しがっていると知っても何もしようとしないことの方を見なさい。
ミユ:……これは覚えておきたい。
ミサキ:別に「寂しいと言われたら何がなんでも会いなさい」って話じゃない。
ミサキ:仕事がある。予定がある。疲れている。会えない日は当然ある。
ミサキ:でも、大切な人が困っているなら、「じゃあ二人でどうしようか」くらいは考えるでしょう?
ソウタ:うん。それは俺もそう思う。
何度話し合っても、何も変わらない
ミユ:じゃあさ。
ミユ:ちゃんと話して、彼氏も「分かった。もう少し会えるようにする」って言ってくれた。
ミユ:でも結局、何ヶ月経っても何も変わらなかったら?
リク:そこは言葉だけではなく、行動を見る段階だと思います。
ソウタ:一回くらいできなかったなら仕方ないけど、毎回だとね。
ナナ:「ごめん、これから気をつける」が永久機関になってる人いるからね。
ミユ:永久機関(笑)。
ミサキ:約束って、言った瞬間じゃなくて、その後の行動に価値があるのよ。
ミサキ:何度話しても変わらないなら、「どうすれば分かってもらえる?」って考え続けるより、この関係が自分に合っているのかを考えた方がいい。
ミユ:でも……。
ミユ:そこまで言うと、「もっと会いたい」って思うこと自体がわがままなのかなって不安になる人もいそう。
ソウタ:え? なんで?
ミユ:だって彼氏にも生活があるじゃん。「もっと私との時間作って」って言うわけでしょ?
ナナ:なるほどね。
ミサキ:じゃあ次は、そこをはっきりさせましょう。
ミサキ:「もっと会いたい」は、本当にわがままなのか。

彼氏に「もっと会いたい」と思うのはわがまま?

ミユ:これ、結構悩むと思うんだよね。
ミユ:彼氏が忙しいって分かってるのに、「もっと会いたい」って言ったら、わがままなのかなって。
ソウタ:えー、会いたいって思うだけでわがままにはならないでしょ。
ミユ:ソウタ、意外と即答だね。
ソウタ:だって彼氏なんでしょ? 会いたくなかったら、そっちの方が不思議じゃない?
ナナ:まあ、それはそう(笑)。
リク:僕も、「もっと会いたい」と思うこと自体は、わがままではないと思います。
リク:好きな人に会えなくて寂しい。もう少し一緒に過ごしたい。それは恋人がいれば自然に出てくる感情ですよね。
ミユ:じゃあ、遠慮して我慢しなくていいんだ。
ナナ:気持ちはね。
ナナ:ただ、「恋人なんだから週二回は会うのが普通でしょ」って、自分の基準を相手に押しつけ始めたら話は変わる。
ミユ:あー、そこか。
ナナ:彼氏には彼氏の生活がある。でも、彼女には彼女の寂しさがある。
ナナ:どっちかだけが正しいって話じゃないんだよ。
ミサキ:逆も同じよ。
ミユ:逆?
ミサキ:彼氏が月一回会えば十分だからって、「俺はこれで平気なんだから、お前も我慢しろ」は通らないでしょう?
ソウタ:確かに。
ミサキ:恋人が寂しいと言っているなら、その気持ちを聞く。
ミサキ:そのうえで、自分にはどこまでできるのかを話す。
ミサキ:恋愛って、どちらかの「普通」にもう一人を住まわせることじゃないのよ。
ミユ:おお……。
ソウタ:なんか引っ越しみたい。
ナナ:いい話だったのに(笑)。
ソウタ:いや、「住まわせる」って言うから。
ミサキ:あなたは黙って聞いてなさい。
リク:大切なのは、どちらかが我慢して相手に合わせることではなく、二人にとって無理のない距離感を探せるかどうかだと思います。
ミユ:例えば、私は週二回会いたい。彼氏は月二回でいい。
ミユ:だったら、「じゃあ週一回くらいならどう?」って話してみる感じ?
リク:そうですね。必ず真ん中を取れば正解というわけではありませんが、お互いの希望を知ったうえで考えることには意味があります。
ナナ:それで二人が納得できる場所を探せたらいい。
ナナ:でも、どうしても埋まらないことだってある。
ミユ:好きなのに?
ナナ:好きでも。
ナナ:会いたい頻度も、連絡したい頻度も、一人でいたい時間も、恋愛では意外と大事だからね。
ミサキ:だから「もっと会いたい自分がおかしいのかな」なんて、自分の気持ちを小さくする必要はないわ。
ミサキ:見るべきなのは、その気持ちを伝えたとき、二人で向き合える関係なのかどうか。
ソウタ:会う回数の問題だと思ってたけど、結局そこなんだな。
ミユ:うん。
ミユ:「月に何回会えば愛されてる」って答えがあるわけじゃないんだね。
リク:はい。大切なのは回数だけではありません。
リク:会えないときにも相手を思いやれるか。そして、どちらかが寂しいときに二人で話し合えるか。
ナナ:そこができるなら、会えない時期があっても乗り越えやすいと思うよ。
ミユ:なるほどね。
ミユ:じゃあ最後に、「彼氏が会ってくれない」で悩んでる人に向けて、今日の話をまとめよう。
まとめ|彼氏が「会えない」のか「会おうとしてくれない」のかを見よう

ミユ:最初は「彼氏が会ってくれないなら、気持ちが冷めたのかな」って思ってたけど、そんな単純じゃなかったね。
リク:そうですね。
リク:仕事が忙しい。一人の時間が必要。恋人と会いたい頻度が違う。付き合えたことで安心している。
リク:会う回数が減る理由はいくつもあります。
ソウタ:好きでも家でゴロゴロしたい日はあるしね。
ナナ:最後までそこは譲らないんだ(笑)。
ソウタ:大事なことだから。
ミユ:でも、ソウタくんのおかげでちょっと分かったかも。
ミユ:「一人でいたい=彼女に会いたくない」ってわけでもないんだよね。
ソウタ:そうそう。それは別。
ナナ:だから、会ってくれないというだけで悪い方向に決めつけなくていい。
ナナ:でも、自分が寂しいなら、その気持ちまで我慢しなくていいんだよ。
ミユ:「忙しいんだから仕方ない」って、ずっと自分に言い聞かせなくてもいいんだ。
リク:はい。「もう少し会えたら嬉しい」と伝えて、二人にとって無理のない会い方を考えてみる。
リク:まずはそこからだと思います。
ミサキ:そして、相手の言葉だけじゃなく行動も見ること。
ミユ:行動。
ミサキ:「忙しいから会えない」と言いながら、別の日を考えてくれる。
ミサキ:短時間でも会おうとしてくれる。会えない間もあなたを気遣ってくれる。
ミサキ:そういう人なら、今は本当に余裕がないだけかもしれない。
ナナ:逆に、何度話してもずっと後回し。次の予定も決めない。寂しいって伝えても面倒そうにされる。
ナナ:それなら、「どうすれば会ってもらえるんだろう」って自分ばかり頑張らなくてもいいと思う。
ミユ:なるほどなぁ。
ミユ:「彼氏が会ってくれない」って悩みだけど、本当に見た方がいいのは、会った回数だけじゃないんだね。
ミサキ:そういうこと。
ミサキ:「会えない」のか、「会おうとしてくれない」のか。
ミサキ:そこは同じにしない方がいいわ。
ソウタ:会えないなら二人で方法を考えればいい。でも、片方だけがずっと考えてるなら……ちょっと寂しいよな。
ナナ:お。最後にいいこと言った。
ソウタ:最後に?
ミユ:今日はそこ気にしない(笑)。
彼氏が会ってくれないと、「嫌われたのかな」「もう冷めたのかな」と不安になってしまうことがあります。
けれど、会えない理由は一つではありません。
大切なのは、彼氏の気持ちを一人で想像し続けることではなく、寂しいという自分の気持ちを伝え、二人で向き合えるか確かめてみること。
会える回数だけで愛情を測る必要はありません。
でも、あなたばかりが我慢して、あなたばかりが会うために頑張る必要もありません。
二人にとって心地よい距離を、一緒に探していける。
そんな関係であることの方が、きっと大切なのではないでしょうか。





コメント