彼女が馬鹿にしてくる…下に見られてる?冗談との違いと傷ついたときの対処法

彼女に馬鹿にされる彼氏。あまりに頻繁で笑えなくなっている。

午後の編集部。

リクがコーヒーを片手に、少し考え込んだような顔をしていた。

ミユ:リクくん、なんか悩んでる?

リク:僕のことではないんですけど、知り合いの男性から少し相談されまして。

ナナ:恋愛?

リク:はい。付き合っている彼女のことで。

リク:彼女から、よく馬鹿にされるらしいんです。

ミユ:馬鹿にされる?

リク:例えば仕事の話をすると、「そういうところ本当に要領悪いよね」とか。

リク:何か失敗すると、「やっぱり〇〇君には無理だったね」って笑われたり。

リク:友達の前でも、「この人ほんと何にもできないから」みたいに言われることがあるそうです。

ナナ:……私、それ普通に嫌なんだけど。

ミユ:うん。でも、カップルってちょっといじり合ったりもするじゃん?

ミユ:その彼女は、本当に冗談のつもりなのかもしれないよね。

リク:本人も最初はそう思っていたみたいです。

リク:だから毎回笑って流していた。でも最近、「俺って彼女から下に見られてるのかな」って感じるようになったらしくて。

ケンジ:なるほどな。

ケンジ:一回二回の軽口なら、それだけで関係がおかしいとは言えない。でも、積み重なると話は変わってくる。

ナナ:しかも人前でしょ? 私なら一回は言うな。「それ普通に嫌なんだけど」って。

ミユ:ナナさんは早そう(笑)。

ナナ:だって、彼氏だから何言ってもいいわけじゃないじゃん。

ワニオ:気になるのは、「馬鹿にする言葉」そのものより、二人の間に上下ができ始めているかどうかですね。

ミユ:上下?

ワニオ:片方がいつも評価する側で、もう片方が評価される側になる。

ワニオ:「あなたはできない」「あなたには無理」と言われ続けると、恋人というより、採点されているような関係になります。

ケンジ:そこだな。

ケンジ:長く付き合えば、相手のダメなところなんて当然見えてくる。

ケンジ:でも、欠点が見えることと、相手を下に見ることは別なんだよ。

リク:知り合いも、そこが分からなくなっているんだと思います。

リク:「自分が気にしすぎなのか」「冗談を真に受けているだけなのか」って。

ナナ:じゃあ今日は、そこから考えよう。

ナナ:彼女が馬鹿にしてくると感じたとき、それはただのいじりなのか。本当に下に見られているのか。

ミユ:あと、嫌だったらどう伝えればいいのかも知りたい。

リク:そうですね。

今回は、彼女が馬鹿にしてくると感じる理由や、冗談と見下しの違い、傷ついたときの伝え方、そして関係を見直した方がいいサインについて、こいこと。編集部で話し合います。

目次

彼女が馬鹿にしてくる…冗談と「見下し」はどう違う?

友達の前で馬鹿にしてくる彼女。彼氏はうざいと思っている。

ミユ:でもさ、やっぱり難しいよね。「馬鹿にされた」って感じるラインって、人によって違わない?

ナナ:違うと思う。私は結構いじるし、いじられるのも平気な方だし。

ミユ:ナナさんは強そう。

ナナ:でも何言われても平気なわけじゃないよ。「それは笑えない」ってラインは普通にある。

ケンジ:付き合いが長くなれば、軽口くらいは出るからな。

ケンジ:俺も恋人同士で一切いじるなとは思わない。むしろ、それが二人の距離感になってるカップルもいるだろ。

リク:だとすると、「こういう言葉を使ったら見下し」と単純には決められないですね。

二人とも笑えているなら「いじり」の範囲かもしれない

ミユ:私も仲いい人には言っちゃうかも。「またやってるじゃん(笑)」とか。

ナナ:それくらいなら私も全然言う。

ミユ:でも相手も「うるさいなー(笑)」って返してくれて、こっちも自分が失敗したときはいじられる。そういう感じなら楽しいよね。

ケンジ:それなら上下じゃなくて、お互い様なんだよな。

ワニオ:二人で投げ合っているなら、ボール遊びです。

ミユ:うん?

ワニオ:片方だけがずっと投げつけられていたら、もう遊びではありません。

ナナ:急にドッジボールが殺伐としてきた(笑)。

ワニオ:しかも顔面ばかり狙われています。

ミユ:それはいじめだよ(笑)。

リク:でも、言いたいことは分かります。

リク:お互いに楽しんでいるのか、一方が我慢して成立させているのか。その違いは大きいですね。

片方だけが笑っているなら、冗談とは言い切れない

ナナ:私が嫌なのはさ、傷ついた側が黙ったら「冗談じゃん」で終わるやつ。

ナナ:冗談かどうかって、言った本人だけで決めることじゃないでしょ。

ミユ:確かに。「私は冗談のつもりだった」までは分かるけど、「だからあなたも笑ってよ」は違うか。

ケンジ:そうだな。特に人前で何度もやられるとキツい。

ケンジ:仕事ができない、頭が悪い、稼ぎが少ない、見た目がどうだって、本人が気にしてるところを友達の前で笑いのネタにされたら、そりゃ残るよ。

リク:知り合いも、人前で言われるのが一番嫌みたいです。

ナナ:それは分かる。彼女だけが知ってる彼氏の失敗談を、飲み会で勝手に披露して笑い取るとかね。

ミユ:ああ……それ嫌だな。

ナナ:しかも本人が愛想笑いしてるのを「ほら、本人も笑ってるじゃん」って扱われたら最悪。

ワニオ:愛想笑いは厄介ですね。

ワニオ:人間は困ると笑うことがあるので、「笑っている=楽しい」という判定システムには、かなりバグがあります。

ミユ:人間をシステム扱いしないで(笑)。

ケンジ:でも実際、男側もその場を壊したくなくて笑うことはあるだろうな。

リク:そうなんです。知り合いもずっと笑って流していたから、「今さら嫌だったと言っていいのかな」と。

ナナ:今さらでも言えばいいよ。

ナナ:笑って流してきたからって、これからも傷つき続ける契約をしたわけじゃないんだから。

ミユ:それはそうだね。

ケンジ:俺なら、一回の失言より「いつもそうなのか」を見るかな。

ケンジ:何かするたび否定される。失敗すると嬉しそうに笑われる。人前になると自分を下げて笑いを取られる。

ケンジ:そういうのが積み重なってるなら、「冗談がキツい彼女」で済ませない方がいい。

リク:言葉一つではなく、普段の関係を見るということですね。

ワニオ:はい。「たまに踏まれる」のと「いつも足置き場にされている」のでは、だいぶ違います。

ミユ:今日のワニオ、ずっと物理的に痛い(笑)。

ワニオ:見下されるという概念を、できるだけ体感できる形にしています。

ナナ:サービス精神だったんだ(笑)。

リク:じゃあ、もう一つ気になります。

リク:もし本当に彼女が彼氏を馬鹿にするようになっているとしたら、なぜそんなことをするんでしょう。

なぜ彼女は彼氏を馬鹿にするの?考えられる理由

距離が近くなりすぎて配慮がなくなっている彼女。

ミユ:ここ、私ちょっと気になる。好きで付き合ってるのに、なんで相手を馬鹿にするようになるんだろう。

ナナ:好きだから絶対に馬鹿にしない、とは限らないからね。

ケンジ:付き合い始めた頃は気を遣ってても、慣れてくると変わることもあるしな。

リク:もちろん本人に聞かなければ本当の理由は分かりませんが、いくつか考えられることはありそうです。

距離が近くなりすぎて、配慮がなくなっている

ミユ:これ、悪気なくやっちゃう人もいそう。

ミユ:「彼氏だからこれくらい言っても大丈夫」みたいな。

ナナ:いるいる。家族みたいになりすぎちゃうやつ。

ケンジ:親しくなるほど遠慮がなくなるのは、ある意味自然なんだよ。

ケンジ:でも、遠慮がなくなることと、雑に扱っていいことは同じじゃない。

リク:彼氏が毎回笑って流していたなら、彼女も本当に「このくらい平気なんだ」と思っている可能性はありますね。

ミユ:ああ。だったら彼女だけ悪者にするのもちょっと違うか。

ナナ:そういうケースなら、一回ちゃんと言えば変わるかもしれないね。

ワニオ:恋人になると、「親しい人専用フリーパス」を発行したつもりになる人がいるのでしょうか。

ミユ:何そのパス(笑)。

ワニオ:悪口、雑な扱い、遠慮のない発言などが通過できます。

ナナ:そんなフリーパス即回収でしょ。

ワニオ:やはり有効期限は短めがよさそうですね。

自分が上に立つことで安心している

リク:もう一つは、自分が優位に立ちたいケースでしょうか。

ケンジ:それもあるだろうな。

ケンジ:相手を褒めるより、欠点を指摘してる方が自分が上にいる感じがする。そういう関係の作り方をする人もいる。

ミユ:でも、なんで彼氏相手に上に立ちたいの?

ケンジ:そこは人によるだろ。自信がないのかもしれないし、昔からそういうコミュニケーションをしてきたのかもしれない。

ケンジ:ただ、理由をこっちで決めつけても仕方ない。

ナナ:そうそう。「本当は自信がないから私を馬鹿にするんだ……」とか、彼氏側がそこまで彼女を分析してあげなくていいと思う。

ミユ:ナナさん、そこ結構バッサリだね。

ナナ:だって傷ついてる本人が、さらに彼女の心のケアまで担当し始めたら大変じゃん。

ワニオ:馬鹿にされながら原因分析まで担当するのは、業務範囲が広すぎますね。

ミユ:しかも無給(笑)。

ワニオ:恋人に給与は出ませんからね。

リク:理由を理解することと、我慢することは別ということですね。

本当に彼氏への敬意が薄れていることもある

ナナ:で、私はこれも普通にあると思う。

ミユ:本当に下に見てるってこと?

ナナ:うん。

ナナ:何でも「あなたには無理」「どうせできない」「私の方が分かってる」って言うなら、単純に彼氏を舐め始めてる可能性もあるでしょ。

リク:ちょっと厳しいですが、否定はできませんね。

ケンジ:ただ、一言だけでそこまで決めるのは早い。

ケンジ:俺なら、普段その人が彼氏の意見をちゃんと聞くのかを見るかな。

ケンジ:何か決めるときは相談するのか。彼氏が頑張ったら認めるのか。自分が間違ったときには謝れるのか。

ケンジ:そういうところまで全部なくなってるなら、かなり気になる。

ミユ:なるほど。馬鹿にする発言だけじゃなくて、普段ちゃんと対等に扱われてるかなんだ。

ワニオ:恋人なのに、片方だけが常に「審査員席」に座っていたら妙ですからね。

ナナ:いるよね。ずっと採点してくる恋人。

ワニオ:料理68点、仕事ぶり54点、会話72点。

ミユ:嫌すぎる(笑)。

ワニオ:なお審査員本人は採点対象外です。

ナナ:それが一番腹立つ(笑)。

リク:でも、相談してくれた彼は今までずっと笑って流してきたんですよね。

ケンジ:だったら、まだ一つやってないことがあるな。

リク:本人に伝えることですか。

ケンジ:そう。

ケンジ:彼女が本当に見下しているのか考え続けるより、まず「その言い方は嫌だった」と伝えた方がいい。

ナナ:私もそれ。

ナナ:彼女の本音を推理する前に、自分が嫌だったことをちゃんと言おう。

彼女に馬鹿にされて傷つくなら、我慢せず一度伝えよう

カフェで話し合うカップル。馬鹿にしないでほしいと伝える彼氏。驚いた表情の彼女。

ミユ:でも、今までずっと笑って流してきたんだよね? 急に「実は嫌だった」って言うの、ちょっと言いづらそう。

リク:そこは本人も気にしていました。「今さら言ったら面倒くさいと思われないかな」って。

ナナ:思われたっていいじゃん。

ミユ:ナナさんは強いなあ(笑)。

ナナ:だって嫌なんでしょ? 彼女の機嫌を守るために、自分がずっと笑ってなきゃいけない方がおかしいって。

ケンジ:まあ、言わないと分からないこともあるからな。

ケンジ:特に今まで笑ってたなら、彼女は本気で「この人はいじられても平気」って思ってる可能性もある。

まずは笑って流すのをやめる

リク:大げさな話し合いをする前に、まず反応を変えてみてもいいと思います。

ミユ:反応?

リク:嫌なことを言われたとき、無理に笑わない。「それはちょっと嫌だな」と、その場で伝える。

ナナ:それでいいよ。毎回ニコニコ受け止めてたら、向こうも気づかないって。

ワニオ:今まで全部「笑」で処理していたところに、突然「嫌」が届くわけですね。

ミユ:そうなるね。

ワニオ:彼女側からすると、長年正常だと思っていた機械から突然エラー表示が出る感じでしょうか。

ケンジ:また人間を機械にしたな(笑)。

ワニオ:しかしエラーは、表示された方が修理できます。

ミユ:あ、それはちょっと分かる。

ケンジ:我慢して壊れるまで正常ランプを点けてる必要はないってことだな。

「馬鹿にするな」より、何が嫌だったか具体的に伝える

ミユ:でも、「お前、俺のこと馬鹿にしてるだろ」って言ったら喧嘩になりそう。

ナナ:それはなる(笑)。

リク:相手の気持ちを決めつけるより、されたことと自分の気持ちを伝えた方がいいでしょうね。

リク:例えば、「友達の前で仕事ができないって言われたのは嫌だった」とか。

ケンジ:「頭悪いって何度も言われるのは普通に傷つく」とかな。

ナナ:それで十分だと思う。

ナナ:変に「僕も悪いところがあると思うんだけど……」とか、前置きで自分を下げなくていいからね。

ミユ:やりそうだなあ。揉めたくない人ほど。

ナナ:恋人に嫌だったことを伝えるのに、プレゼン審査を通す必要ないでしょ。

ワニオ:「傷ついた理由を200字以内で論証せよ」ではないですからね。

ミユ:そんな彼女だったら怖いよ(笑)。

リク:嫌だったと感じたこと自体は、相手に伝えていい。そこに正当性を証明する必要はないと思います。

大事なのは、伝えたあとの彼女の反応

ケンジ:俺はここからの方が大事だと思うけどな。

ミユ:彼女の反応?

ケンジ:そう。「そんなに嫌だったんだ。ごめん」って言って、それから気をつけてくれるなら、単純に今まで気づいてなかっただけかもしれない。

ナナ:それなら全然やり直せるよね。

ケンジ:でも、「冗談じゃん」「そんなことで傷つくの?」「器小さくない?」って返されたら、俺はそっちの方が気になる。

ミユ:嫌だったって言ったことまで馬鹿にされてるもんね。

リク:そうですね。最初の発言には悪気がなかったとしても、相手が傷ついていたと知った後は話が違います。

ワニオ:知らずに踏んだ一回目と、「そこ痛いです」と聞いてから踏む二回目では、意味が変わりますね。

ナナ:また踏んでる(笑)。

ワニオ:今回は足元に問題が多いですね。

ケンジ:でもまあ、そういうことだ。

ケンジ:何を言ったか以上に、「嫌だった」と伝えたあと、その気持ちをどう扱う人なのか。

ケンジ:俺なら、そこを見る。

ミユ:それでも変わらず馬鹿にしてくるなら……。

ナナ:そのときはもう、「どう伝えれば分かってくれる?」だけの問題じゃないと思うよ。

リク:二人の関係そのものを考える必要が出てきますね。

伝えても彼女が馬鹿にしてくるなら、関係そのものを考えよう

馬鹿にしないでほしいと伝える彼氏。聞く耳を持たない彼女。

ミユ:じゃあさ、ちゃんと「嫌だった」って伝えた。それでも変わらなかったら、どうする?

ナナ:私はかなり厳しく見る。

リク:すぐ別れるべき、とまでは言い切れませんが……僕も大きな問題だと思います。

ケンジ:一回言ったら翌日から完璧に直せ、って話でもないけどな。

ミユ:ああ、つい癖で言っちゃうこともあるか。

ケンジ:そう。言ったあとに「あ、ごめん。また言っちゃった」って気づくなら、少なくとも直そうとはしてる。

ケンジ:でも、嫌だと伝えたこと自体を軽く扱うなら別だ。

「冗談も通じないの?」と言われても、我慢しなくていい

ナナ:これ私、本当に嫌。

ナナ:「冗談じゃん」「そんなことで怒る?」「めんどくさい」って、最後は傷ついた側が悪いことになるやつ。

ミユ:言われたら、「やっぱり私が気にしすぎなのかな」って思っちゃいそう。

リク:でも、笑えることの基準は人によって違います。

リク:彼女に悪気がなかったとしても、彼氏が傷ついたことまで否定する必要はありません。

ワニオ:冗談というのは便利な言葉ですね。

ミユ:どういうこと?

ワニオ:投げたあと相手が笑えば「面白いことを言った」、怒れば「冗談だった」に変更できます。

ナナ:後出しできるんだ(笑)。

ワニオ:万能カードになっています。

ケンジ:でも、そのカードで何回も相手の気持ちをなかったことにはできないよな。

ワニオ:はい。使用回数には制限を設けたいところです。

馬鹿にされ続けると、自分まで「自分はダメなのかも」と思い始める

ミユ:ずっと言われ続けるのって、やっぱりしんどいよね。

ケンジ:しんどいと思うよ。

ケンジ:最初は「また言ってる」で流せても、何年も「お前はできない」「お前には無理」って言われ続けたら、自分でもそう思い始めることがある。

リク:特に、好きな相手からの言葉ですからね。

ミユ:他人に言われるより刺さるかも。

ナナ:恋人って、本来は一番近い味方であってほしいじゃん。

ナナ:何でも肯定してほしいって意味じゃないよ。ダメなときはダメって言ってほしい。

ナナ:でも、注意することと、相手の価値を下げ続けることは全然違う。

リク:「今回のやり方は良くなかった」と「あなたは何をやってもダメ」も違いますね。

ケンジ:そういうことだな。

別れるかどうかより、「対等な二人に戻れるか」を考える

ミユ:じゃあ、ここまで来たら別れた方がいいのかな。

ケンジ:そこは本人が決めることだよ。

ケンジ:ただ俺なら、「まだ好きか」だけじゃなくて、この先この人と対等な関係に戻れるかを考える。

リク:彼女が話を聞いてくれる。自分の言動を振り返ってくれる。二人で関係を変えようとしてくれる。

リク:そういう様子があるなら、修復できる可能性はありますよね。

ナナ:逆に、何度言っても馬鹿にする。嫌がるとさらに馬鹿にする。人前でもやめない。

ナナ:そこまでいったら私は、「なんでこの人と付き合ってるんだろう」って一回ちゃんと考えてほしい。

ミユ:「好きだから」だけで全部我慢しなくていいんだね。

ナナ:当たり前だよ。

ワニオ:恋人なのに、片方だけがずっと一段高い場所にいる必要はありません。

ミユ:うん。

ワニオ:高い場所が好きなら、脚立をおすすめします。

ミユ:急にホームセンター(笑)。

ナナ:彼氏を踏み台にするな、脚立を買えってことね。

ワニオ:その方が安全です。

ケンジ:まあ(笑)、でも本当にそういうことだ。

ケンジ:恋人同士なんだから、どっちが上かを決める必要なんてない。

リク:彼女が馬鹿にしてくることに悩んでいるなら、「自分が弱いから傷つくんだ」と考える必要もありません。

リク:一度きちんと伝えて、それを彼女がどう受け止めるのか。

リク:そこに、これからの二人を考えるヒントがあると思います。

まとめ|恋人だからこそ、馬鹿にされることに慣れなくていい

夕方のベンチに座るカップル。話し合いをして関係を改善することに成功した。

ミユ:最初は「冗談なのか、本当に馬鹿にされてるのか」って難しいと思ったけど、言葉だけ見ても分からないんだね。

リク:そうですね。普段は対等で、お互いに笑える軽口なら、それが二人のコミュニケーションになっていることもあります。

ケンジ:長く付き合ってれば、相手の欠点も見えるし、遠慮も減る。ちょっとしたいじりまで全部なくす必要はないと思うよ。

ケンジ:ただ、欠点が見えることと、その人を下に見ることは別だ。

ナナ:私はやっぱり、片方だけがずっと我慢して笑ってる関係は嫌だな。

ナナ:彼女に悪気があるかどうかより、まず自分が「嫌だ」「傷つく」って思ってるなら、それは伝えていいよ。

ミユ:今まで笑って流してたとしても?

ナナ:もちろん。

ナナ:昨日まで我慢してたからって、今日も我慢しなきゃいけない理由にはならないでしょ。

リク:そのときは「僕を馬鹿にしているだろう」と彼女の気持ちを決めつけるより、「友達の前でああ言われたのは嫌だった」と具体的に伝える方がいいと思います。

ケンジ:で、俺ならそのあとの反応を見る。

ケンジ:「ごめん、そんなに嫌だったとは思わなかった」と受け止めてくれるのか。

ケンジ:それとも「冗談も通じないの?」「器が小さい」って、傷ついたことまで馬鹿にしてくるのか。

ケンジ:一回の失言より、嫌だったと伝えたあとにどうする人なのか。そっちの方が、その人との関係は見えると思う。

ミユ:それでもずっと変わらないなら、「どうすれば馬鹿にされなくなる?」じゃなくなるんだね。

ナナ:うん。「この人と付き合い続けて、私は幸せなのかな」って話になる。

ワニオ:恋人は、本来どちらかが審査員になる関係ではありませんからね。

ミユ:今日は審査員に脚立にフリーパスに、いろいろ出てきたね。

ワニオ:恋愛には意外と備品が必要です。

ナナ:必要ないよ(笑)。

ワニオ:では全部撤去しましょう。

ケンジ:それがいい(笑)。

リク:残すなら、対等な二人だけで十分ですね。

彼女が馬鹿にしてくると感じたからといって、すぐに「別れるべき」と結論を出す必要はありません。

彼女は冗談のつもりだったのかもしれませんし、あなたが嫌がっていることに気づいていない可能性もあります。

だからこそ、まずは「その言い方は嫌だった」「傷ついた」と伝えてみてください。

そして大切なのは、そのあとの彼女の反応です。

あなたの気持ちを知って態度を変えようとしてくれるのか。それとも、傷ついたことまで笑い、これまでと同じように馬鹿にし続けるのか。

恋人だからこそ、馬鹿にされることに慣れなくていい。

好きな相手と長く一緒にいるために必要なのは、どちらが上かを決めることではなく、お互いを一人の人間として尊重できることなのではないでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次