こいこと。編集部。
休憩中、ミユがスマートフォンを見ながら難しい顔をしていた。
ユキノ:ミユ、どうしたの?
ミユ:友達から相談が来てて。
ミカコ:恋愛?
ミユ:恋愛……なんだけど、相手が彼氏じゃないの。
マリ:浮気?
ミユ:違います(笑)。彼氏のお母さん。
ミカコ:ああ。
ミユ:彼氏のことは好きなんだけど、彼氏の親がどうしても苦手なんだって。
ユキノ:なるほど。
ミユ:会うと疲れるし、何を話してもチェックされてる感じがするし。
ミユ:でも彼氏のお母さんだから、嫌いになっちゃいけない気もするって。
ミカコ:会わなきゃいいんじゃない?
ミユ:始まって30秒で解決しないで。
ミカコ:ダメ?
マリ:ミカコ、それで済むなら相談してないのよ(笑)。
ミカコ:彼氏と付き合ってるんでしょ? 親とは付き合ってないじゃない。
ミユ:そうなんだけど。
ミユ:結婚とか考えたら、ずっと関係あるかもしれないじゃん。
ミカコ:もう結婚するの?
ミユ:私じゃないよ!
ユキノ:ミユが途中から相談者になってるね。
ミユ:こういう話、聞くと自分だったらって考えちゃうの。
マリ:でも、珍しい悩みじゃないと思うわ。
ミユ:やっぱり?
マリ:彼氏のことは好き。でも彼氏の親は苦手。
マリ:その二つは、普通に両立するから。
ミユ:両立していいんですか?
ミカコ:何その許可制。
ミユ:だって、彼氏の大事な家族だよ?
ミカコ:彼氏が大事にしてる人を、ミユも好きにならなきゃいけないの?
ミユ:……。
ミユ:彼氏の高校時代の担任とかも?
ミカコ:なんでそこまで行ったの。
ユキノ:でも、ミカコが言いたいことは分かるかな。
ユキノ:彼氏を好きなことと、彼氏の親と気が合うことは別の話なんだよね。
マリ:そうね。
マリ:彼氏の親だからって、無条件で好きになれるわけじゃないもの。
ミユ:じゃあ、苦手でもいい?
ミカコ:いいんじゃない。
ミユ:早い。
ミカコ:苦手なものは苦手でしょ。
マリ:ただね。
ミユ:はい。
マリ:苦手だから全部避ければいいかというと、それも少し違うのよ。
ミユ:やっぱり難しい。
ユキノ:今日はそこを話そうか。
ユキノ:彼氏の親が苦手な時、無理に仲良くする必要はあるのか。
ユキノ:彼氏にはどう伝えればいいのか。
ユキノ:そして、結婚を考えているなら何を見ておいた方がいいのか。
ミカコ:意外と見るべきなの、親じゃなかったりするしね。
ミユ:え?
マリ:その話はあとでね。
彼氏は好き。でも、彼氏の親が苦手。
そんな時、「私が我慢すればいいのかな」「彼氏に言ったら傷つけるかな」と一人で悩んでしまう人もいるでしょう。
今回は、彼氏の親が苦手な時の付き合い方や彼氏への伝え方、結婚を考えるなら確認しておきたいことについて、こいこと。編集部で話していきます。

彼氏の親が苦手…そう感じる女性は珍しくない

ミユ:でもさ。
ユキノ:うん。
ミユ:彼氏の親が苦手って、本人にはすごく言いにくくない?
ミカコ:言いにくいでしょうね。
ミユ:「あなたのお母さん、ちょっと無理」なんて言えないよ。
マリ:それは言わない方がいいわね(笑)。
ミユ:ほら。
ミカコ:言い方の問題でしょ。
ミユ:でも、苦手だと思ってること自体に罪悪感を持つ人もいそう。
ユキノ:彼氏の大切な家族だからね。
ミユ:そう。
ミユ:彼氏が「うちの母さん面白いでしょ」って笑ってる横で。
ミユ:全然面白くないなって思ってても?
ミカコ:思うだけなら自由。
ミユ:強い。
マリ:でも本当に、そこは分けて考えていいと思うわ。
マリ:恋人同士だって、育った家庭は違うでしょう?
ミユ:はい。
マリ:家族の距離感も違うし、会話の仕方も違う。
マリ:「家族なんだから何でも言う」という家庭もあれば、「家族でもあまり干渉しない」という家庭もある。
ユキノ:自分の家では普通だったことが、相手の家では全然普通じゃないこともあるよね。
ミユ:ああ、それはありそう。
ミカコ:初めて彼氏の実家に行ったら、知らない国だったみたいな。
ミユ:パスポートいる?
ミカコ:いらない。
マリ:でも、ちょっと近いかもしれないわね(笑)。
ミユ:近いんだ。
マリ:その家だけのルールや空気ってあるもの。
マリ:長くそこで育った彼氏には普通でも、外から来た人には驚くことがある。
ユキノ:だから、彼氏の親が苦手だからといって、自分の性格が悪いと決めつける必要はないと思う。
ミユ:合わないこともある。
ユキノ:うん。
ミカコ:職場でも学校でも、全員と気が合うわけじゃないでしょ。
ミユ:まあね。
ミカコ:それが彼氏の親になった瞬間だけ、絶対に好きにならなきゃいけない方がおかしい。
ミユ:たしかに。
マリ:ただ、「苦手」の中身は一度考えた方がいいかもしれないわね。
ミユ:中身?
マリ:緊張して疲れるだけなのか。
マリ:価値観が合わないのか。
マリ:それとも、本当に嫌なことを言われたり、されたりしているのか。
ミカコ:全部同じ「苦手」にすると分からなくなる。
ミユ:ああ。
ユキノ:彼氏の親に会うと緊張するから苦手なのと、毎回嫌味を言われるから苦手なのでは、対処法も違うからね。
ミユ:そう考えると、友達の話は……。
マリ:どんな感じなの?
ミユ:彼氏のお母さんに、いろいろ聞かれるみたい。
ミカコ:いろいろ。
ミユ:仕事とか、料理するのとか。
ミユ:あと「将来どうするつもり?」みたいなことも。
ミカコ:面接?
ミユ:友達もそんな気分になるって。
マリ:なるほどね。
ユキノ:それなら、単に緊張しているだけではなさそうだね。
ミユ:やっぱり?
ミカコ:質問の内容だけじゃ分からないけど。
ミカコ:毎回チェックされてるように感じるなら、疲れるのは普通だよ。
マリ:彼氏の親が苦手になる理由って、一つじゃないのよ。
ミユ:どんな理由が多いんだろう。
ユキノ:じゃあ、そこから整理してみようか。
彼氏の親が苦手だと感じても、それだけで「自分は心が狭い」と責める必要はありません。
彼氏を好きな気持ちと、彼氏の親との相性は別のものです。
まずは「なぜ苦手なのか」を整理すること。
緊張なのか、距離感の違いなのか、それとも我慢を続けるべきではない言動があるのか。
理由が分かれば、彼氏の親との付き合い方も考えやすくなります。
彼氏の親が苦手になる5つの理由

ミユ:じゃあ、彼氏の親が苦手になる理由。
ミカコ:五つくらいに分けられそう。
ミユ:もう分けたの?
ミカコ:今。
ミユ:仕事が早い。
1.距離感が近すぎる
マリ:まずは距離感ね。
ミユ:距離感。
マリ:付き合って間もないのに結婚の話をされたり、頻繁に連絡が来たり。
ユキノ:二人の予定を細かく聞かれることもあるかな。
ミユ:「今週どこ行くの?」とか?
ミカコ:毎週聞かれたら私は予定表を共有したくなる。
ミユ:しないで(笑)。
マリ:親としては親しくなりたいだけでも、受け取る側には負担になることがあるのよね。
2.息子への干渉が強い
ユキノ:彼氏への干渉が強い親もいるよね。
ミユ:大人なのに?
ミカコ:大人になったら自動的に親が離れるわけじゃないから。
マリ:服装や仕事、休日の過ごし方まで口を出す。
マリ:そこに彼女のことまで加わると、息苦しく感じる人はいるでしょうね。
ミユ:二人のことなのに、三人で付き合ってるみたい。
ミカコ:人数が増えた。
3.価値観や考え方が合わない
マリ:結婚観や仕事への考え方が違うこともあるわね。
ミユ:「女性は料理できないと」とか?
ユキノ:そういう価値観を強く言われると、苦手に感じることはあると思う。
ミカコ:価値観が違うだけならいいの。
ミユ:いいの?
ミカコ:違う価値観をこっちに着せようとしてくると面倒。
ミユ:服みたいに言うね。
ミカコ:サイズ合わないのに着せられたら嫌でしょ。
4.嫌味や失礼なことを言われる
ミユ:これは普通に嫌だ。
マリ:そうね。
ユキノ:容姿や仕事、家族のことを悪く言われる。
ユキノ:元カノと比べられる。
ミユ:元カノ!?
ミカコ:「前の彼女は料理上手だったのよ」とか。
ミユ:帰る。
ミカコ:早い。
ミユ:さっきミカコさんも会わなきゃいいって言ってたじゃん。
ミカコ:成長したね。
ミユ:褒められた。
マリ:そこは褒めてないと思う(笑)。
5.彼氏の前と自分の前で態度が違う
ミユ:これ怖い。
ユキノ:彼氏がいる時は優しいのに、二人になると冷たい。
マリ:そういうケースもあるわね。
ミユ:彼氏に言っても信じてもらえなさそう。
ミカコ:だから余計にしんどい。
マリ:そうね。
マリ:「私が気にしすぎなのかな」と一人で抱えやすくなるから。
ユキノ:彼氏の親が苦手な理由によっては、無理に我慢し続けない方がいいこともある。
ミユ:でも、やっぱり仲良くした方がいいんだよね?
ミカコ:なんでそんなに仲良くなりたいの。
ミユ:なりたいんじゃなくて、ならなきゃいけない気がするの。
マリ:じゃあ次は、その「仲良くしなきゃ」を考えてみましょうか。
彼氏の親が苦手でも無理に仲良くしなくていい

ミユ:でも、彼氏の親とは仲良くした方がいいよね。
ミカコ:また戻った。
ミユ:だって!
ミユ:彼氏のお母さんと二人でランチとか行ける関係の方が良くない?
ミカコ:私は行かない。
ミユ:ミカコさんの話はしてないよ。
ミカコ:聞かれた気がした。
マリ:ミユは、どうしてそこまで仲良くしなきゃって思うの?
ミユ:え。
ミユ:……好かれた方がいいから?
マリ:誰に?
ミユ:彼氏の親に。
マリ:どうして?
ミユ:……。
ミユ:結婚の許可が下りる。
ミカコ:いつの時代。
ミユ:違うの?
ユキノ:家庭によっては親の意見を気にする人もいると思うよ。
ユキノ:でも、彼氏の親に好かれることが恋愛の合格条件ではないかな。
ミユ:合格条件。
マリ:彼氏の親に会うと、つい「良い彼女でいなきゃ」と思ってしまう人はいるでしょうね。
ミユ:それは思いそう。
マリ:料理できます。
マリ:仕事もちゃんとしてます。
マリ:息子さんを大切にしています。
ミカコ:プレゼンが始まった。
ミユ:彼女説明会。
マリ:でもね。
マリ:ずっと自分を良く見せ続けるのって疲れるでしょう?
ミユ:疲れます。
マリ:それなら、最初から目標を少し下げてもいいと思うの。
ミユ:目標を下げる?
マリ:彼氏の親と大親友になる必要はない。
マリ:必要な時に、普通に挨拶して、普通に話せる。
マリ:それくらいの関係でも十分じゃない?
ミユ:……それでいいんだ。
ミカコ:親友募集の面接じゃないんだから。
ミユ:さっきから面接に引っ張られてるね。
ミカコ:友達の話が面接っぽかったから。
ユキノ:彼氏の親が苦手なら、会う頻度を少し減らす方法もあるよね。
ミユ:減らしていいの?
ユキノ:毎週会って疲れているなら、月に一度にするとか。
ユキノ:二人きりになるのがつらいなら、彼氏がいる時だけ会うとか。
マリ:自分が無理をしない距離を探すの。
ミユ:でも、避けてるって思われないかな。
ミカコ:多少思われてもよくない?
ミユ:ミカコさんは強いんだよ。
ミカコ:違う。
ミユ:違うの?
ミカコ:全員に好かれるのを諦めてるだけ。
ミユ:……。
ミユ:それ、強いんじゃない?
ミカコ:知らない。
マリ:でも大事なことかもしれないわね。
マリ:彼氏の親に嫌われたくないと思うほど、自分の限界を超えて我慢してしまうことがあるから。
ユキノ:嫌なことを言われても笑う。
ユキノ:急に呼ばれても予定を変える。
ユキノ:本当は会いたくないのに、毎回付き合う。
ミユ:……それは疲れそう。
マリ:最初はできるのよ。
ミユ:最初は?
マリ:良い彼女でいたいから。
マリ:でも一年、二年と続いたら?
ミユ:無理かも。
マリ:でしょう?
マリ:これから長く続くかもしれない関係ほど、無理を前提にしない方がいいの。
ミユ:長く続くから頑張るんじゃないんだ。
マリ:長く続くかもしれないから、続けられる距離を探すのよ。
ミカコ:毎回全力疾走してたら、そのうち倒れる。
ミユ:恋愛の話なのに急に陸上部。
ミカコ:例え。
ユキノ:もちろん、最低限の礼儀は必要だと思う。
ミユ:挨拶とか?
ユキノ:うん。
ユキノ:わざと無視したり、露骨に嫌な態度を取ったりする必要はないよね。
マリ:苦手だから失礼にしていいわけではないもの。
ミカコ:普通でいい。
ミユ:普通。
ミカコ:挨拶する。必要なら話す。帰る。
ミユ:最後が早い。
ミカコ:長居して疲れるなら帰ればいいでしょ。
マリ:ふふ。でも、それくらいシンプルに考えてもいいと思うわ。
ユキノ:彼氏の親が苦手だからといって、無理に好きになる必要はない。
ユキノ:仲良し親子みたいな関係を目指す必要もない。
ユキノ:大切なのは、自分が無理なく続けられる付き合い方を見つけること。
ミユ:でもさ。
マリ:うん?
ミユ:会う回数を減らしたい時って、彼氏には何て言えばいいの?
ミカコ:「あなたのお母さん無理」
ミユ:それダメって最初に言ったじゃん!
ミカコ:覚えてた。
マリ:そこは少し、言い方を考えた方がいいわね(笑)。
彼氏の親が苦手でも、無理に仲良くなる必要はありません。
目指すのは「大好きな家族になること」ではなく、自分が無理をしすぎず、必要な時に普通に接することができる関係でも十分です。
会う頻度を調整する。二人きりになる状況を避ける。最低限の礼儀は守る。
長く続くかもしれない関係だからこそ、最初から我慢だけで乗り切ろうとしないことが大切です。
彼氏に「あなたの親が苦手」と伝えてもいい?

ミユ:これ、一番難しくない?
ユキノ:彼氏に伝えること?
ミユ:うん。
ミユ:自分の親を苦手って言われたら、普通に傷つきそう。
ミカコ:言い方による。
ミユ:じゃあ、「大変申し上げにくいのですが、お母様が苦手です」
ミカコ:会見?
マリ:丁寧に言えばいいわけじゃないのよ(笑)。
ミユ:難しい。
ユキノ:まず、「あなたの親が苦手」とそのまま伝える必要はないと思う。
ミユ:言わない?
ユキノ:うん。
ユキノ:親そのものを評価する言い方じゃなくて、自分が何に困っているのかを具体的に伝える方がいいかな。
ミユ:具体的に。
マリ:例えば、さっきのお友達なら?
ミユ:彼氏のお母さんに、仕事とか料理とか将来のことを聞かれる。
マリ:そうね。
マリ:だったら、「お母さん苦手」ではなくて。
マリ:「将来のことを何度も聞かれると、試されているように感じて緊張する」と伝える。
ミユ:ああ。
マリ:「料理のことを聞かれるのが嫌」でもいい。
マリ:自分がどう感じているかを話すの。
ミカコ:「あなたのお母さんは失礼な人」だと喧嘩になる。
ミユ:うん。
ミカコ:「私はあの言い方をされるとしんどい」なら、まだ話ができる。
ミユ:親を攻撃しない。
ユキノ:そうだね。
ユキノ:彼氏にとっては、長い間一緒に暮らしてきた家族だから。
ユキノ:いきなり人格を否定されると、内容より先に親を守ろうとする人もいると思う。
ミユ:「母さんはそんな人じゃない」って?
ミカコ:あるでしょうね。
マリ:だから、勝ち負けの話にしないこと。
ミユ:勝ち負け?
マリ:彼氏に「私が正しいって認めて」と迫らない。
マリ:お母さんが悪い。私は悪くない。どっちの味方なの。
ミカコ:裁判が始まった。
ミユ:被告、お母さん。
ユキノ:やめようか(笑)。
マリ:彼氏に伝える目的は、お母さんを有罪にすることじゃないの。
ミユ:じゃあ何?
マリ:これから自分がどうすれば少し楽になるか、一緒に考えてもらうこと。
ミユ:……なるほど。
マリ:「しばらく会う回数を少し減らしたい」とか。
マリ:「二人きりになると緊張するから、一緒にいてほしい」とか。
マリ:お願いを具体的にすると、彼氏も動きやすいでしょう?
ミユ:確かに。
ミカコ:「何とかして」だけ言われても困るしね。
ミユ:でも、彼氏が「気にしすぎじゃない?」って言ったら?
ミカコ:出た。
ミユ:何が?
ミカコ:よくあるやつ。
マリ:親子だと気づかないこともあるのよ。
ミユ:気づかない?
マリ:彼氏にとっては、お母さんが将来のことを聞くのも昔から普通なのかもしれない。
マリ:だから、本当に悪気があるとは限らない。
ユキノ:でも、悪気がないことと、ミユの友達がつらくないことは別だよね。
ミユ:そうだよ。
ミカコ:悪気って万能カードじゃないから。
ミユ:万能カード。
ミカコ:「悪気ないから」で全部無効にはならない。
マリ:そうね。
マリ:だから彼氏には、「悪い人だと言いたいわけじゃない」と伝えてもいいと思う。
マリ:その上で、「でも私はこう感じている」と話す。
ミユ:お母さんの評価じゃなくて、私の気持ちを話す。
ユキノ:うん。
ユキノ:彼氏の親が苦手だと伝える時は、「親の悪口」ではなく「自分が困っていることの相談」にする。
ミユ:それなら言えるかも。
ミカコ:で、彼氏の反応を見る。
ミユ:反応?
ミカコ:ちゃんと話を聞くのか。
ミカコ:「母さんに悪気ないから」で終わるのか。
ミカコ:逆にいきなり母親に電話して、「彼女がお母さん嫌だって」と伝えるのか。
ミユ:最後最悪!
マリ:それは困るわね(笑)。
ミユ:絶対言わないでほしい。
ミカコ:だから相談する時に、「すぐお母さんに伝えてほしいわけじゃない」と言っておけばいい。
ユキノ:どうしてほしいのかも、一緒に伝えるんだね。
ミカコ:そう。
ミユ:ミカコさん、今日すごく頼りになる。
ミカコ:今日?
ミユ:いつもです。
マリ:修正が早い(笑)。
ミユ:でも、彼氏の反応を見るって大事なの?
ミカコ:大事。
マリ:特に結婚を考えているならね。
ミユ:また結婚の話。
マリ:だって、そこで見えることがあるから。
ミユ:何が?
マリ:彼氏が、自分の親と恋人の間でどういう人になるのか。
ミユ:……。
ミカコ:さっき言ったでしょ。
ミカコ:意外と見るべきなの、親じゃなかったりするって。
彼氏の親が苦手だと感じた時、その気持ちを彼氏に伝えてはいけないわけではありません。
ただし、「あなたのお母さんが嫌い」「親がおかしい」と相手の家族そのものを否定すると、彼氏も感情的になりやすくなります。
「私はこの言葉を言われるとつらい」「二人きりになると緊張する」など、自分が困っていることを具体的に伝えてみましょう。
そして、ただ不満を伝えるだけではなく、「会う頻度を少し減らしたい」「一緒にいてほしい」など、どうしてほしいのかを相談すること。
彼氏の親が苦手な時、大切なのは親を悪者にすることではなく、二人で無理のない付き合い方を考えることです。
彼氏の親が苦手な時にやってはいけないNG行動

ミユ:じゃあ、彼氏に相談して、会う回数とか調整して。
ユキノ:うん。
ミユ:それで解決?
ミカコ:人間関係がそんな簡単なら、このサイトの記事半分になる。
ミユ:困る。
マリ:サイトの心配なのね(笑)。
ミユ:じゃなくて。
ミユ:彼氏の親が苦手な時って、やらない方がいいこともある?
マリ:あると思うわ。
ミカコ:特に、我慢しすぎる人は気をつけた方がいい。
ミユ:我慢するのがNGなの?
ミカコ:限度による。
無理に好かれようとする
マリ:まずは、彼氏の親に好かれようと頑張りすぎることね。
ミユ:でも、嫌われるよりよくない?
マリ:もちろん、わざと嫌われる必要はないわ。
マリ:ただ、好かれるために何でも合わせ始めると大変なのよ。
ミユ:例えば?
マリ:本当は料理が苦手なのに、「毎日作ってます」と言ったり。
ミカコ:嘘じゃん。
ミユ:早い。
マリ:休日は家で寝ていたいのに、「アウトドアが大好きです」とか。
ミユ:それは何のアピール?
ミカコ:息子さんと健全に山へ行けます。
ミユ:彼女プレゼン続いてた(笑)。
マリ:ふふ。
マリ:でも、最初に作った自分を何年も続けるのは難しいでしょう?
ミユ:確かに。
ユキノ:彼氏の親に好かれることより、無理をしないで普通に接することを目指した方がいいと思う。
彼氏の前で親の悪口を言い続ける
ミカコ:これは普通にやめた方がいい。
ミユ:「お母さん本当に嫌い」とか?
ミカコ:一回気持ちを伝えるのと、会うたび悪口を言うのは違うから。
マリ:彼氏自身も親に不満を持っているかもしれない。
マリ:でも、恋人からずっと悪く言われると複雑な気持ちになることはあるわね。
ミユ:自分が言うのはいいけど、人に言われると嫌みたいな?
ミカコ:よくある。
ミユ:面倒だね、人間。
ミカコ:今さら?
ユキノ:不満を伝えるなら、人格の悪口ではなく具体的な出来事を話す。
ミユ:さっきの話につながるんだ。
ユキノ:そうだね。
我慢を続けて突然爆発する
マリ:私は、これが一番心配かな。
ミユ:爆発?
マリ:うん。
マリ:嫌味を言われても笑う。
マリ:急な誘いにも応じる。
マリ:彼氏には「大丈夫」と言う。
ミユ:良い彼女。
マリ:そう見えるでしょう?
ミユ:うん。
マリ:でも、本人の中には少しずつ溜まっている。
ミユ:……。
マリ:そして、ある日。
ミカコ:ドン。
ミユ:爆発した。
マリ:彼氏からしたら、「昨日まで大丈夫だったのに」なのよ。
ミユ:本人は昨日まで大丈夫じゃなかった。
マリ:そう。
マリ:我慢していることを伝えなければ、相手には我慢していることが見えないの。
ユキノ:小さいうちに話した方がいいんだね。
マリ:私はそう思うわ。
彼氏の親と直接対決する
ミユ:直接言うのは?
ミカコ:内容による。
ミユ:「私はあなたの息子さんと付き合っています。あなたとは付き合っていません」
ミカコ:言ってみたいだけでしょ。
ミユ:ちょっとだけ。
マリ:気持ちは分からなくもないけど(笑)。
マリ:最初から直接ぶつかるのは、あまりおすすめしないわね。
ユキノ:彼氏の親との関係は、二人の恋愛にも影響する可能性があるからね。
ミカコ:一回喧嘩すると面倒。
ミユ:ミカコさんの理由が一番現実的。
ミカコ:面倒なものは面倒。
マリ:まずは彼氏に相談して、彼氏から伝えてもらえることなのか考える。
マリ:直接話すとしても、感情が爆発している時は避けた方がいいわ。
彼氏に「私と親、どっちが大事?」と迫る
ミユ:これは聞きたくなる人いそう。
ミカコ:聞いて何になるの。
ミユ:私って言ってくれる。
ミカコ:親って言われたら?
ミユ:泣く。
ミカコ:聞かない方がいいじゃん。
ミユ:確かに。
ユキノ:そもそも、恋人と親を同じ場所に並べて比べる必要はないと思う。
マリ:大切にする形が違うものね。
ミユ:でも、彼氏が毎回親の味方だったら?
ミカコ:それは別の問題。
ミユ:別?
ミカコ:「どっちが大事?」じゃなくて。
ミカコ:彼女が困っている時に、この人はどう動くのか。
マリ:そうね。
マリ:親を捨てて彼女を選べ、という話ではないの。
マリ:でも、親の言うことを全部受け入れて、彼女にだけ我慢を求めるなら。
ミユ:……それは嫌だ。
ユキノ:結婚を考えているなら、そこはよく見ておいた方がいいかもしれないね。
ミユ:やっぱり、見るべきなのは彼氏?
ミカコ:私はそう思う。
ミカコ:親がちょっと面倒でも、彼氏がちゃんとしてれば何とかなることはある。
マリ:逆もあるのよね。
ミユ:逆?
マリ:親は普通。でも彼氏が全部親の言う通り。
ミユ:……。
ミユ:そっちの方が怖いかも。
ミカコ:だから次は彼氏を見る。
彼氏の親が苦手な時、無理に好かれようとしたり、我慢を続けたりすると、自分自身が疲れてしまいます。
一方で、親の悪口を言い続けたり、感情的に直接対決したりすれば、彼氏との関係まで悪くなる可能性があります。
大切なのは、「親に勝つこと」でも「全部我慢すること」でもありません。
困っていることを小さいうちに彼氏へ伝え、二人で適切な距離を考えること。
そして結婚を考えているなら、彼氏がその問題にどう向き合うのかを見ておきましょう。
結婚を考えているなら彼氏の態度を見ておこう

ミユ:でも、彼氏の親が苦手なのに結婚するって、ちょっと怖くない?
ユキノ:不安になる人はいると思う。
ミユ:今はたまに会うだけだけど。
ミユ:結婚したら、もっと会うかもしれないし。
ミユ:お正月とか。
ミカコ:うん。
ミユ:お盆とか。
ミカコ:うん。
ミユ:謎の親戚の集まりとか。
ミカコ:謎なら行かなくていいんじゃない。
ミユ:そうなの?
マリ:家庭によるわね(笑)。
ユキノ:結婚すると、恋人同士だった頃より家族との関わりが増える可能性はあるよね。
ミユ:じゃあ、彼氏の親が苦手なら結婚はやめた方がいい?
マリ:私は、それだけでは決めなくていいと思うわ。
ミユ:大丈夫なんですか?
マリ:大丈夫かどうかは、親だけを見ても分からないの。
ミカコ:彼氏を見る。
ミユ:さっきからミカコさん、それ言うね。
ミカコ:大事だから。
ユキノ:例えば、親が二人の予定に口を出してきた時。
ユキノ:彼氏はどうする?
ミユ:どうするんだろう。
ミカコ:「母さんが言ってるから予定変えよう」なのか。
マリ:「その日は二人で予定があるから無理だよ」と伝えられるのか。
ミユ:全然違う。
マリ:でしょう?
マリ:親が過干渉でも、彼氏自身がきちんと線を引ける人なら、二人の生活を守れることはある。
ミユ:線を引く。
マリ:うん。
マリ:親を嫌いになる必要もないし、縁を切る必要もない。
マリ:ただ、「ここからは自分たちで決める」と言えるかどうか。
ミカコ:大人なら必要。
ミユ:逆に言えなかったら?
ミカコ:結婚後も親が参加してくる。
ミユ:参加。
ミカコ:家をどこにする。
ミカコ:仕事を続けるのか。
ミカコ:子どもはどうする。
ミカコ:正月はどっちの実家に行く。
ミユ:議題が重くなってきた。
ユキノ:結婚生活に関わることだね。
ミカコ:そのたび彼氏が「母さんはこう言ってる」だったら?
ミユ:……嫌だ。
マリ:だから、彼氏の親が苦手な時ほど、彼氏が親とどんな距離で付き合っているかを見ておいた方がいいの。
ミユ:仲が良いのはダメ?
ユキノ:もちろん、そんなことはないよ。
マリ:親を大切にする男性は素敵だと思うわ。
ミカコ:親を大切にするのと、親の言いなりは別。
ミユ:ああ。
ミカコ:彼女を大切にするのと、親を捨てるのも別。
ミユ:全部別なんだ。
ミカコ:全部一緒にするから「私とお母さんどっち?」になる。
ユキノ:大切なのは、誰を選ぶかではなくて。
ユキノ:問題が起きた時に、それぞれの話を聞いて、自分で考えられる人かどうかだと思う。
ミユ:自分で考える。
マリ:そうね。
マリ:彼女が困っているのに、「母さんは悪気ないから我慢して」で終わらせない。
マリ:逆に、彼女が少し不満を言っただけで、すぐ親と縁を切ろうともしない。
ミユ:それも怖い。
ミカコ:極端な人は疲れる。
マリ:彼女の話を聞く。
マリ:親のことも知っている。
マリ:その上で、自分たちに必要な距離を考える。
マリ:私は、そういう人なら一緒に話し合っていけると思うわ。
ミユ:じゃあ、親との問題が起きた時って。
ミユ:ある意味、彼氏のことを知る機会でもある?
ミカコ:そう。
ミユ:即答。
ミカコ:普段優しい人でも、親が出てきた瞬間に変わることあるから。
ミユ:怖い話みたいに言わないで。
ユキノ:でも、家族との関係って、その人のいろいろな面が見えることはあるよね。
マリ:彼氏自身も気づいていない場合があるの。
ミユ:何に?
マリ:自分が親の言うことを断れないことに。
ミユ:そんなことある?
マリ:あるわよ。
マリ:子どもの頃からずっと同じ関係だから、それが普通になっているの。
ミカコ:本人は「仲が良い家族」だと思ってる。
ミユ:でも彼女から見ると?
ミカコ:お母さんが全部決めてる。
ミユ:……。
ミユ:怖い話だった。
ユキノ:怖がらせたいわけじゃないよ(笑)。
ユキノ:ただ、結婚を考えているなら見ないふりはしない方がいいということかな。
マリ:彼氏の親がどんな人か以上に、彼氏が親との間に適切な境界線を持てる人なのか。
マリ:そこは大切だと思うわ。
ミユ:親が苦手だから別れるんじゃなくて。
ミユ:その問題に彼氏がどう向き合うかを見る。
ミカコ:そういうこと。
ミユ:じゃあさ。
ユキノ:うん?
ミユ:彼氏が全然向き合ってくれなかったら?
ミカコ:そこまで来たら、別れる理由になることもあるんじゃない。
ミユ:やっぱり?
マリ:次は、その話をしましょうか。
彼氏の親が苦手だからといって、それだけで結婚を諦める必要はありません。
ただし、結婚を考えているなら、親との間で問題が起きた時の彼氏の態度はよく見ておきましょう。
親を大切にすることと、親の言いなりになることは違います。
彼女の気持ちを聞けるか。親に必要な線引きができるか。二人のことを二人で決めようとする人なのか。
彼氏の親との問題は、時に彼氏自身の家族との向き合い方を知る機会にもなります。
彼氏の親が苦手なのは別れる理由になる?

ミユ:彼氏の親が苦手で別れるって、ありなのかな。
ミカコ:ありでしょ。
ミユ:早い。
ミカコ:別れる理由なんて本人が決めることだから。
ミユ:それはそうなんだけど。
ミユ:彼氏本人は好きなのに、親が原因で別れるのってもったいなくない?
マリ:そう感じる人は多いでしょうね。
ユキノ:「彼氏は悪くないのに」と思ってしまうのかも。
ミユ:そう。
ミユ:お母さんが苦手なだけなら、我慢すればいいのかなって。
ミカコ:また我慢に戻った。
ミユ:だって彼氏は好きなんだもん。
マリ:うん。
マリ:だから、すぐに別れなくてもいいと思うわ。
ミユ:ですよね。
マリ:でも、「親の問題だから彼氏には関係ない」と考えるのも違うかな。
ミユ:え?
マリ:だって、その親との付き合い方を決める時、彼氏はどこにいるの?
ミユ:……間?
ミカコ:間というか、普通に当事者。
ミユ:当事者なんだ。
ユキノ:彼氏の親との問題だからね。
ユキノ:特に結婚を考えているなら、完全に無関係ではいられないと思う。
ミカコ:彼女が毎回嫌味を言われてる。
ミカコ:彼女が困ってるって相談する。
ミカコ:彼氏が「母さんは悪気ないから」で終わり。
ミユ:嫌だ。
ミカコ:毎回それなら?
ミユ:もっと嫌。
マリ:その場合、別れを考える理由は「彼氏の親が苦手だから」だけじゃないのよ。
ミユ:じゃあ何?
マリ:自分が困っている時に、彼氏が向き合ってくれないから。
ミユ:……ああ。
ユキノ:問題の場所が少し変わるんだね。
ミカコ:親が問題を起こしてる。
ミカコ:彼氏が放置してる。
ミカコ:だったら、彼氏との関係の問題でもある。
ミユ:そう考えると、彼氏は悪くないとは言い切れないのか。
マリ:もちろん、彼氏にもできることとできないことはあるわ。
ミユ:できないこと?
マリ:親の性格そのものを変えること。
ミユ:ああ。
マリ:「明日からお母さんを優しい人にしてください」と言われても無理でしょう?
ミカコ:設定変更できないから。
ミユ:人間だからね。
マリ:でも、会う頻度を考えたり、二人きりにならないようにしたり。
マリ:失礼なことを言われた時に、その場で話を変えたり。
マリ:できることはある。
ユキノ:完璧に解決できるかではなく、向き合おうとしているかを見るんだね。
マリ:私はそう思うわ。
ミユ:じゃあ、別れを考えてもいいのはどんな時?
ミカコ:彼氏がずっと気持ちを軽く扱う。
マリ:親からの嫌味や失礼な言動を放置する。
ユキノ:何があっても親の意見を優先して、彼女にだけ我慢を求める。
ミカコ:二人のことを全部親に話す。
ミユ:全部?
ミカコ:喧嘩した。
ミカコ:彼女が怒った。
ミカコ:結婚の話をした。
ミユ:実況中継みたい。
ミカコ:家族会議の資料にされる。
ミユ:嫌すぎる(笑)。
マリ:二人の間に必要なプライバシーを守れないことも、結婚を考えるなら気になるところね。
ミユ:彼氏のお母さんが苦手って思ってたら。
ミユ:いつの間にか彼氏の問題がいっぱい出てきた。
ミカコ:だから言ったでしょ。
ミカコ:見るべきなのは親だけじゃない。
ミユ:はい。
ミカコ:今日は素直。
ミユ:だって納得したから。
ユキノ:逆に、彼氏がきちんと話を聞いてくれて。
ユキノ:できる範囲で距離を調整してくれるなら?
ミユ:親が苦手でも、付き合っていけるかも。
マリ:そうね。
マリ:彼氏の親と気が合わなくても、二人で相談しながら関係を作っている夫婦はいると思うわ。
ミユ:仲良しじゃなくてもいいんだ。
ミカコ:まだ言ってる。
ミユ:確認。
マリ:いいのよ。
マリ:仲良しじゃなくても。
マリ:お互いに必要な距離を守って、普通に付き合えるなら。
ミユ:普通に。
マリ:うん。
ユキノ:彼氏の親が苦手という理由だけで、すぐに別れる必要はありません。
ユキノ:でも、その問題を何度伝えても彼氏が向き合わず、自分だけが我慢し続ける関係なら。
ユキノ:別れを考える理由になることはあると思う。
ミユ:親を好きになれるかじゃない。
ミカコ:うん。
ミユ:彼氏と一緒に問題を考えられるか。
マリ:そういうことね。
ミユ:じゃあ友達には、「お母さん苦手でも大丈夫だよ」って言っていいかな。
マリ:いいと思うわ。
ミユ:そのあと、彼氏がどうしてるか聞く。
ミカコ:相談員みたいになってきた。
ミユ:今日いっぱい勉強したから。
ユキノ:じゃあ最後に、ミユの友達に伝えるつもりでまとめようか。
彼氏の親が苦手だからといって、すぐに別れる必要はありません。
ただし、嫌味や過干渉に悩んでいることを伝えても彼氏が取り合わない、何があっても親を優先する、自分にだけ我慢を求める。
そんな状態が続くなら、問題は「彼氏の親との相性」だけではなく、彼氏との関係にもあります。
彼氏の親を変えられるかではなく、二人で問題に向き合えるか。
結婚や将来を考えているなら、その視点も大切にしてみてください。
まとめ|彼氏の親が苦手でも、あなたまで無理をしなくていい

ユキノ:じゃあ、最後にまとめようか。
ミユ:はい。
ユキノ:彼氏の親が苦手な時、まずどうする?
ミユ:自分を責めない。
ミカコ:うん。
ミユ:彼氏が好きでも、彼氏の親と気が合うとは限らない。
マリ:そうね。
ミユ:それから、なんで苦手なのか考える。
ユキノ:緊張なのか、距離感なのか。
マリ:それとも、実際に嫌味や失礼なことを言われているのか。
ミユ:で、無理に仲良くしない。
ミカコ:やっと覚えた。
ミユ:今日ずっと言われたからね。
ミカコ:途中で何回か戻ったけど。
ミユ:人は迷いながら成長するの。
ミカコ:便利な言葉。
マリ:ふふ。
ユキノ:彼氏の親が苦手な時に意識したいことを整理すると、こんな感じかな。
- 彼氏を好きな気持ちと、彼氏の親との相性は分けて考える
- なぜ苦手なのかを具体的に整理する
- 無理に好かれようとしない
- 必要なら会う頻度や距離を調整する
- 彼氏には親の悪口ではなく、自分が困っていることを伝える
- 我慢を続けて突然爆発しない
- 結婚を考えているなら、彼氏が親と適切な線引きをできるかを見る
ミユ:こうやって見ると。
ユキノ:うん。
ミユ:彼氏のお母さんに好かれる方法、一個も話してないね。
ミカコ:最初からその記事じゃない。
ミユ:そうだった。
マリ:でも、そこが大事なのかもしれないわね。
ミユ:どこですか?
マリ:彼氏の親が苦手だと、「どうすれば好かれるんだろう」と考えてしまうでしょう?
ミユ:うん。
マリ:でも、本当に考えた方がいいのは。
マリ:「私はこの人と、どんな距離なら無理なく付き合えるんだろう」なのかもしれない。
ミユ:好かれる方法じゃなくて。
マリ:続けられる距離。
ミユ:……今日のマリさん、それずっと言ってましたね。
マリ:そうね(笑)。
ミカコ:長く続くかもしれないから、無理を前提にしない。
ミユ:ミカコさんも覚えてる。
ミカコ:聞いてたから。
ユキノ:恋人の家族だから、大切にしたい。
ユキノ:そう思うことは、とても自然だと思う。
ユキノ:でも、そのために自分だけがずっと我慢する必要はないよね。
ミユ:うん。
ミカコ:挨拶する。
ミユ:うん。
ミカコ:必要なら話す。
ミユ:うん。
ミカコ:帰る。
ミユ:やっぱり帰るの早い(笑)。
ミカコ:疲れる前に。
マリ:それも一つの距離感ね。
ミユ:認められた。
ユキノ:そして、彼氏には困っていることを話す。
ミユ:「あなたのお母さん嫌い」じゃなくて。
ユキノ:うん。
ミユ:「こういうことを言われるとつらい」とか。
マリ:「二人きりになると緊張する」とかね。
ミユ:それで彼氏がどう向き合ってくれるかを見る。
ミカコ:満点。
ミユ:やった。
ミカコ:何のテストか知らないけど。
ミユ:彼氏の親苦手検定。
ユキノ:資格にしないで(笑)。
マリ:でもミユのお友達には、まず伝えてあげてもいいんじゃない?
ミユ:何を?
マリ:彼氏の親が苦手でも、それだけで悪い彼女にはならないって。
ミユ:……うん。
ミユ:それ、最初に言ってあげよう。
ミカコ:そのあと質問攻めにされてる話を聞く。
ミユ:聞く。
ユキノ:彼氏がどうしているのかもね。
ミユ:聞いてみる。
マリ:相談に乗るミユが、無理に答えを出さなくてもいいのよ。
ミユ:え。
マリ:話を聞いて、「それは疲れるね」と言ってあげるだけでもいい。
ミユ:……はい。
ミカコ:ミユ、それは得意そう。
ミユ:褒めてる?
ミカコ:褒めてる。
ミユ:今日は素直に受け取る。
ユキノ:それがいいね(笑)。
彼氏の親が苦手でも、無理に好きになる必要はありません。
彼氏を大切に思っているからこそ、「親とも仲良くしなければ」と頑張ってしまう人もいるでしょう。
けれど、長く続くかもしれない関係だからこそ、我慢だけを前提にしないこと。
彼氏の親に好かれる方法を探すより、自分が無理なく付き合える距離を探してみてください。
そして、一人では調整できない問題があるなら、彼氏に話してみる。
その時に大切なのは、彼氏が親を変えてくれるかではありません。
あなたの話を聞き、困っていることを理解し、二人で付き合い方を考えようとしてくれるかどうか。
彼氏の親との問題は、二人で向き合える問題でもあります。
彼氏の親が苦手だからといって、あなたまで無理をし続けなくていいのです。




