好きな同僚に告白したい!脈ありの見極め方と失敗しにくい伝え方

好きな同僚の後ろ姿を見つめる男性。

午後の編集部。

ひと仕事終えたイツキが、飲み物を片手に休憩スペースへやってきた。

イツキ:ちょっと聞いてみたいことがあるんですけど。

ナナ:その入り方、だいたい恋愛の話だよね。

イツキ:まあ、そうですね(笑)

ミカコ:今度は何?

イツキ:もし同僚のことを好きになって、告白したいって思ったら、どうするのが正解なんですか?

リク:……今、好きな同僚がいるんですか?

イツキ:いや、いないですよ。

ナナ:いないの!?

イツキ:今後のためです。普通にありそうじゃないですか。同じ職場で毎日会ってたら、同僚を好きになることくらい。

ミカコ:恋愛の防災訓練みたいになってきたわね。

イツキ:備えは大事じゃないですか(笑)

マリ:でも、考えておくのは悪くないと思うわ。同僚への告白って、ほかの恋愛とは少し違うもの。

イツキ:そこなんですよ。

たとえば友達の紹介で知り合った女性なら、告白してダメだったら、しばらく会わないってこともできるじゃないですか。

でも同僚って、振られた次の日もいるんですよね。

ナナ:いるねえ。

イツキ:朝、「おはようございます」って。

リク:仕事ですからね。

イツキ:昨日「好きです」って言った人と、翌朝コピー機の前で会うんですよ。

ナナ:コピー機を気まずさの象徴にするのやめて(笑)

ミカコ:でも実際、そこが同僚への告白の難しいところよね。

告白する本人は覚悟を決めればいいけど、相手もそのあと同じ職場で働くんだから。

イツキ:そうなんです。だから、もし俺がいつか同僚を好きになったときに、何も考えず勢いで行くのは違う気がして。

マリ:告白するタイミングも、場所も、その前の関係も大切になりそうね。

リク:そもそも、まだほとんど仕事の話しかしたことがない状態で告白するのと、二人で何度か食事に行っている状態では全然違いますし。

ナナ:じゃあ今日は、イツキの未来の恋のためにやりますか。

イツキ:お願いします。いつ必要になるか分からないんで。

ミカコ:必要になる予定は?

イツキ:そこはこれからです(笑)

好きな同僚に告白したいと思ったとき、いきなり気持ちを伝えてもいいのか。

告白するなら、いつ、どこで、どう伝えるのがいいのか。

そして、もし振られても職場で気まずくならないためにはどうすればいいのか。

今回は「同僚に告白したい」と考えている男性に向けて、職場恋愛だからこそ押さえておきたいポイントを、みんなで話していきます。

目次

同僚に告白したい!職場恋愛はどこまで慎重になるべき?

二人で食事をする関係の同僚。

イツキ:やっぱり同僚への告白って、普通より慎重になった方がいいんですか?

ナナ:私は「同僚だからやめとけ」とまでは思わないけどね。好きになるのはしょうがないじゃん。

ミカコ:好きになるのは自由。でも、告白は相手も巻き込むからね。そこは分けて考えた方がいい。

イツキ:巻き込む?

ミカコ:だって断ったあとも毎日会うんでしょ。「断ったら仕事しづらくなるかな」と相手に心配させる可能性もあるじゃない。

イツキ:ああ……告白する側だけが気まずいわけじゃないのか。

マリ:そうね。だから職場恋愛では、告白する勇気と同じくらい、相手への配慮が必要なんだと思うわ。

ナナ:でも慎重になりすぎて、三年間ずっと「お疲れさまです」しか言えないのも違うけどね。

イツキ:それは嫌ですね(笑)

リク:僕は、同僚だから告白のハードルを上げるというより、告白する前にある程度の関係を作っておくことが大事だと思います。


ほとんど仕事の話しかしていないなら、告白はまだ早い

イツキ:例えば、毎日普通に話す女性を好きになったら?

リク:その「普通に話す」がどのくらいかですね。

イツキ:仕事中に結構話す。向こうも笑ってくれる。感じもいい。

ナナ:うん。

イツキ:好きです。

ミカコ:早い。

イツキ:仮の話ですよ(笑)

ミカコ:仮でも早いの。

仕事中に感じよく接してくれることと、個人的に好意を持っていることは別でしょ。

マリ:仕事だからこそ、誰にでも親切にしている人もいるものね。

リク:特に職場だと、「よく話す」「優しくしてくれる」だけで脈ありと判断しない方がいいと思います。

イツキ:じゃあ、その段階なら告白するより先に何かする?

ナナ:普通に仲良くなればいいじゃん。

イツキ:普通に。

ナナ:そう。なんでいきなり告白まで飛ぶの(笑)

仕事の話しかしてないなら雑談してみる。休憩中に話す。好きなものとか休日の話とか、少しずつお互いのことを知ればいいじゃん。

ミカコ:そこで向こうも楽しそうに話してくれるのか、自分からも話しかけてくれるのか。まずそこを見る。


二人で会える関係になっているかは大きな目安

イツキ:じゃあ、どのくらい仲良くなったら告白を考えていいんですか?

リク:明確な基準はないですけど、僕なら一度は職場の外で二人で会いたいですね。

イツキ:食事とか?

リク:そうですね。

ナナ:私もそれくらいは欲しいな。二人でご飯に行って、仕事以外の話も普通にできる。

ミカコ:しかも一回行けただけで「告白チャンス到来!」じゃなくてね。

イツキ:まだダメですか(笑)

ミカコ:ダメとは言ってない。でも「同僚だから断りづらくて食事に付き合った」という可能性もあるでしょ。

マリ:大切なのは、彼女の方からも関係を続けようとしてくれているかもしれないわね。

イツキ:向こうからも連絡してくれるとか?

マリ:ええ。また二人で会おうとしてくれる、仕事以外の話をしてくれる、あなたのことを知ろうとしてくれる。そういうものが少しずつ増えているなら、告白を考えてもいいんじゃないかしら。

リク:一方だけが距離を縮めている状態で告白するより、お互いに距離が近づいている状態の方が自然ですよね。


「告白して好きになってもらう」より、告白前に関係を作る

イツキ:でも告白って、「好きです。付き合ってください」で初めて相手に意識してもらうものでもないんですか?

ナナ:そういう恋もあるとは思うよ。

ミカコ:でも職場では、私はあんまりおすすめしない。

イツキ:なんでですか?

ミカコ:それまで同僚としか思ってなかった男性から突然告白されたら、女性側はその場で恋愛の答えまで求められるでしょ。

しかも断ったら、明日からも一緒に働く。

イツキ:確かに重いな……。

マリ:告白そのものを、恋を始めるための勝負にしなくてもいいのよ。

それまでに少しずつ仲良くなって、「この人といると楽しい」「また会いたい」とお互いに思える関係を作っておく。

そのうえで気持ちを言葉にする方が、相手にとっても受け止めやすいと思うわ。

イツキ:なるほど。告白する日に全部ひっくり返そうとしないってことですね。

リク:そうですね。特に同僚なら、その方がいいと思います。

ナナ:というかイツキ、まだ好きな同僚いないんだよね?

イツキ:いないです。

ナナ:なのにもう振られたあとの心配までしてるの面白いね(笑)

イツキ:だから備えてるんですって(笑)

ミカコ:じゃあ次は、未来のイツキが「そろそろ告白してもいいかも」と判断するための材料を教えてあげましょうか。

イツキ:お願いします。それは覚えておきたいです。

好きな同僚に告白する前に確認したい脈ありサイン

女性の方からも話しかけてくれる。向こうから接点を作ってくれている。

イツキ:じゃあ未来の俺が同僚を好きになったとして、何があったら「そろそろ告白してもいいかも」って考えていいんですか?

ナナ:未来のイツキ、今日は大忙しだね(笑)

リク:さっきの話ともつながりますけど、職場での態度だけでは判断しないことだと思います。

イツキ:優しいとか、よく話すとかだけじゃ弱い。

ミカコ:そう。仕事中に愛想がいい人なんて普通にいるから。

マリ:見るなら、仕事を離れたところで二人の関係がどうなっているかね。


仕事以外の連絡が自然に続いている

イツキ:LINEとかですか?

ナナ:そうね。最初は仕事の連絡だったのに、いつの間にか全然関係ない話してるとか。

イツキ:「明日の会議って10時でしたっけ?」から始まって、気づいたら好きな映画の話してるみたいな。

ナナ:そうそう。それはちょっといい感じじゃない?

リク:特に、相手からも話題を出してくれるなら判断材料になりますね。

ミカコ:こっちが毎回質問して、向こうが毎回「そうなんですね」で終わってるなら違うけど。

イツキ:それ、会話を延命してるだけですね(笑)

マリ:連絡の回数より、彼女の方にも会話を続けようとする気持ちが見えるかを大切にした方がいいと思うわ。


女性からも話しかけたり、接点を作ったりしてくれる

リク:職場でも、相手からの行動は見たいですね。

イツキ:向こうから話しかけてくれるとか?

リク:はい。自分から行かなくても向こうから雑談してくれるとか、休憩中に近くへ来てくれるとか。

ナナ:「あ、この前言ってた映画観たよ」って向こうから報告してくれたりね。

イツキ:それは嬉しいですね。

ミカコ:しかも、その方が分かりやすいのよ。

自分が好きだと、どうしても自分から相手に近づくでしょ。それで「最近よく話すから脈ありかも」って思っても、よく考えたら全部自分からだったりする。

イツキ:ああ、それはありそう。

マリ:恋をしていると、相手が返してくれたものは大きく見えるものね。

だからこそ、彼女からもあなたとの時間を作ろうとしてくれているかを見るといいんじゃないかしら。


二人で食事や遊びに行く誘いに前向き

イツキ:やっぱり二人でご飯に行けるかは大きいですか?

ナナ:私は大きいと思う。

少なくとも職場だけの関係から、一歩外には出てるもん。

リク:ただ、一度食事に行けたから脈あり確定ではないですけどね。

イツキ:分かってます。今日それ何回も習いました(笑)

ミカコ:大事なのは二回目よ。

イツキ:二回目?

ミカコ:一度行ったあとも普通に連絡が続いて、また会う流れになる。彼女の方から「今度あそこ行きたい」と言ってくれる。そういう方が私は見るかな。

マリ:一緒に過ごしたあとに、また二人で会いたいと思ってくれているかね。

ナナ:一回目の食事より、その後の方が本音が出るってことか。

イツキ:それ分かりやすいですね。


恋愛の話や休日の過ごし方など、プライベートに興味を持ってくれる

ナナ:あと、恋愛の話をしてくるのも気になるな。

イツキ:「彼女いるんですか?」とか?

ナナ:そう。「どんな人がタイプ?」とか、「休みの日何してるの?」とか。

リク:個人的なことを知りたがってくれるのは、少なくとも関心を持たれているサインにはなりますね。

ミカコ:ただし、それも一個だけ拾って「脈あり!」にはしない。

イツキ:ミカコさんの今日のテーマ、それですね(笑)

ミカコ:だって恋バナ好きな女性なら、同僚にも普通に「彼女いるの?」くらい聞くもの。

マリ:一つの言葉より、いくつかの行動が重なっているかを見る方がいいわね。


脈ありサインは「一つ」ではなく関係全体で見る

イツキ:じゃあ整理すると……。

仕事以外でも連絡する。向こうからも話しかけてくれる。二人でご飯に行ける。また会おうとしてくれる。

リク:そのあたりが自然に重なっているなら、告白を考えられる関係には近づいていると思います。

ナナ:何より、「俺が好きだから仲良くなってる」だけじゃなくて、「向こうも仲良くなろうとしてくれてる」があると強いよね。

イツキ:なるほど。

ミカコ:あともう一個。私は「告白する前に脈ありを100%確認しよう」ともしなくていいと思う。

イツキ:え、ここまで確認したのに?

ミカコ:100%なんて分からないでしょ。

マリ:そうね。告白する以上、断られる可能性はどうしてもあるもの。

リク:大事なのは「絶対に成功する」と確信することではなく、二人の関係が職場の同僚から少し先へ進んでいるかを見ることだと思います。

イツキ:そこまで来たら、あとは告白する側が腹を決める。

ナナ:そういうこと。

イツキ:じゃあ未来の俺、そこまでは来ました。

ミカコ:展開が早いわね(笑)

イツキ:次ですよ。いつ、どこで言えばいいんですか?

ナナ:未来の彼女までできそうな勢いだね(笑)

同僚への告白はいつ・どこでする?タイミングと場所の選び方

夜道を歩く同僚二人。男性は告白するタイミングを探っている。

イツキ:未来の俺、二人で何回かご飯にも行きました。向こうからも連絡くれます。そろそろ告白したいです。

ナナ:もうかなり順調じゃん(笑)

イツキ:ここまで来たら失敗したくないじゃないですか。いつ言えばいいんです?

ミカコ:まず勤務中はやめて。

イツキ:さすがに仕事中には言わないですよ(笑)

ミカコ:でもいるのよ。二人きりになった会議室とか、残業中とか、「今なら誰もいない」と思って告白しちゃう人。

リク:職場で二人きりになったことを、告白のチャンスだと思わない方がいいですね。

マリ:相手にとっては仕事をしている時間だものね。告白されても、すぐ仕事に戻らなければならないでしょう?

イツキ:確かに。「好きです」って言った五分後に「この資料確認お願いします」は嫌ですね。

ナナ:告白の余韻が全部Excelに持っていかれる(笑)


告白するなら仕事が終わったあとがおすすめ

リク:同僚に告白するなら、基本的には仕事が終わったあとがいいと思います。

イツキ:二人でご飯に行った帰りとか?

ナナ:私はそれが一番自然かな。

楽しくご飯を食べて、お店を出て、少し歩いたところで伝える。

ミカコ:ただ、次の日に二人とも朝早いとか、仕事で大きな予定がある日は避けてもいいかもね。

イツキ:そこまで考えるんですか?

ミカコ:だって告白された側だって、そのあといろいろ考えるかもしれないじゃない。

マリ:相手が落ち着いて自分の気持ちを考えられるタイミングを選んであげるのは、優しさだと思うわ。

リク:自分が言いたくなったタイミングより、相手が受け止めやすいタイミングを選ぶ。職場恋愛では特に大事かもしれませんね。


職場ではなく、相手が自由に帰れる場所で伝える

イツキ:場所はどうです? 夜景が見えるところとか?

ナナ:急に仕上げてきたね(笑)

ミカコ:別に夜景じゃなくていい。

イツキ:じゃあどこがいいんですか?

マリ:私は、相手がそのあと自由に帰れる場所がいいと思うわ。

イツキ:自由に帰れる?

マリ:ええ。例えば食事の帰り道なら、告白を聞いたあと「今日はありがとう」と別れて帰れるでしょう。

でも車の中だったり、どちらかの家だったりすると、断りたいと思ってもすぐにその場を離れにくいことがあるわ。

リク:なるほど。それは大事ですね。

ミカコ:職場の会議室も同じ。告白する側は「二人きりになれる場所」と考えるけど、相手からしたら逃げ場がない場所にもなり得る。

イツキ:二人きりならどこでもいいわけじゃないんですね。

ナナ:人だらけの駅前で大声で告白する必要もないけどね(笑)

リク:人目が多すぎず、かといって密室でもない。食事の帰りに少し静かな場所で話すくらいが自然だと思います。


お酒の勢いだけで告白しない

ナナ:あと飲みに行った帰りはありだけど、ベロベロはなしね。

イツキ:「ずっと好きだったんですよぉ!」みたいな?

ミカコ:翌日「昨日のあれ本気?」って確認させる告白はやめなさい。

イツキ:それは嫌ですね(笑)

リク:お酒が入っていても、ちゃんと自分の言葉に責任を持てる状態で伝えたいですね。

マリ:相手にとっても大切な話だからね。「酔っていたから言ったのかな」と迷わせない方がいいと思うわ。


忙しい時期や相手が弱っているときは急がない

イツキ:じゃあ、関係もいい感じ。場所も問題なし。それでも待った方がいいことってあります?

リク:仕事がものすごく忙しい時期とかですかね。

ミカコ:あとは相手が仕事で大きな失敗をした直後とか、何か悩んでいて精神的に余裕がないとき。

ナナ:そういうときに優しくすると距離は縮まりやすいけど、そこを「今ならいける!」にはしたくないね。

イツキ:ああ、それは確かに。

マリ:弱っているときに支えてあげることと、そのタイミングで答えを求めることは別だからね。

イツキ:なんとなく分かってきました。

告白って「俺が今言いたい!」だけでタイミングを決めない方がいいんですね。

マリ:そうね。

ナナ:でも条件が整うのを待ちすぎて、一年後とかにならないでよ。

イツキ:未来の俺、慎重になりすぎてません?(笑)

ミカコ:私たちが慎重にさせてるのよ。

リク:ただ、ここまで関係ができていて、相手にも余裕があるタイミングなら、最後は伝えるしかないと思いますよ。

イツキ:来ましたね。

ナナ:未来のイツキ、ついに告白。

イツキ:じゃあ最後に一番大事なところ教えてください。

何て言えばいいんですか?

ミカコ:そこまでシミュレーションするのね(笑)

イツキ:ここまで来たら最後までお願いします(笑)

同僚女性への告白はシンプルに|伝え方と振られたあとの接し方

告白を断られても、しっかり受け止める男性。

イツキ:じゃあ、いよいよ告白です。何て言えばいいんですか?

ナナ:普通に「好きです。付き合ってください」じゃダメなの?

イツキ:いや、もうちょっと何かあるじゃないですか。ここまで長い道のりだったんですよ。

ミカコ:あなたの頭の中ではね(笑)

イツキ:未来の俺は頑張ったんです。

リク:でも僕も、告白自体はシンプルな方がいいと思いますよ。

イツキ:シンプルかあ。

マリ:ここまでちゃんと関係を作ってきたなら、告白の日に全部説明しなくても、彼女には伝わるんじゃないかしら。


「好き」という気持ちは曖昧にせず伝える

イツキ:例えばですよ。

「一緒にいると楽しいし、これからもこういう時間が増えたらいいなと思ってて……」

ナナ:うん。

イツキ:「よかったら、これからも二人でご飯とか行きませんか?」

ミカコ:それ、次のご飯の約束じゃない。

イツキ:ダメですか?

ナナ:告白されたって気づかない可能性あるよ(笑)

リク:せっかく気持ちを伝えるなら、「好き」という言葉は入れた方がいいと思います。

イツキ:やっぱりそこは言うんですね。

リク:はい。例えば、「一緒にいるうちに好きになりました。よかったら付き合ってほしいです」くらいでも十分じゃないですか。

ナナ:いいじゃん。ちゃんと分かる。

マリ:飾らなくていいと思うわ。どうして好きになったのかを少し添えてもいいけれど、長い説明にしなくても大丈夫。

イツキ:好きになった経緯を第一章から話さなくていい。

ミカコ:告白で長編ドキュメンタリーを上映しないで。


返事をその場で迫らない

イツキ:告白したら、やっぱりその場で返事は欲しいですけどね。

マリ:欲しいでしょうね。でも、彼女が迷っているなら待ってあげてもいいんじゃないかしら。

イツキ:「ちょっと考えさせてください」って言われたら?

リク:「分かりました」でいいと思います。

ナナ:「いつまでに?」とか聞かない。

ミカコ:回答期限を設定しない。

イツキ:告白の締め切り(笑)

マリ:特に同僚の場合、彼女は恋愛のことだけじゃなくて、付き合ったあとの職場での関係まで考えるかもしれないでしょう?

イツキ:そっか。相手も「付き合ったら仕事どうなるんだろう」って考えるのか。

マリ:ええ。だから少し時間が必要なこともあると思うわ。


振られたら理由を追いかけない

ナナ:さて。未来のイツキには申し訳ないけど、振られるパターンもやります。

イツキ:ここまで育てた未来の恋なのに……。

ミカコ:告白に絶対はないからね。

イツキ:じゃあ、「ごめんなさい」って言われました。どうします?

リク:受け入れるしかないですね。

イツキ:「なんでですか?」は?

ミカコ:聞かない。

イツキ:「俺のどこがダメでした?」

ミカコ:聞かない。

イツキ:「じゃあ友達から――」

ミカコ:食い下がらない。

ナナ:ミカコが全部撃ち落としていく(笑)

マリ:理由を話してくれるなら聞いてもいいと思うけれど、自分から答えを求めなくてもいいんじゃないかしら。

断る側だって、同僚だからこそ言葉を選んでいるかもしれないもの。

リク:「分かりました。ちゃんと聞いてくれてありがとう」くらいで終われたらいいですね。

イツキ:きついけど、それが一番かっこいいか。


翌日から「普通に働ける」告白をしよう

ユキノ:結局、同僚への告白で一番大事なのって、ここかもしれないね。

イツキ:翌日ですか?

ユキノ:うん。付き合えたらもちろん嬉しい。でも、断られる可能性もある。

そのときに相手が「明日会社行きづらいな」と思うような告白にはしないこと。

ミカコ:断られたあと急に無視するとか、不機嫌になるとか、周りに言いふらすとかは論外ね。

リク:仕事では今まで通り接する。必要な会話は普通にする。相手が気まずそうなら、こちらから普段通りにしてあげるくらいでもいいと思います。

イツキ:自分は振られてしんどくても?

マリ:もちろん、しんどいと思うわ。無理に平気なふりをする必要はないの。

でも、その気持ちを相手に背負わせないことはできるでしょう?

イツキ:……なるほど。

ナナ:それにさ、ちゃんと断れる告白って大事だと思う。

イツキ:ちゃんと断れる?

ナナ:うん。「断ったらこの人と仕事できなくなるかも」って思わせたら、相手は本当の気持ちで答えにくいじゃん。

リク:確かにそうですね。

ミカコ:告白って、YESをもらうために相手を追い込むものじゃないから。

マリ:好きだからこそ、彼女がどちらの答えも選べるようにしてあげたいわね。

イツキ:なんか、最初に思ってた「告白成功のコツ」とちょっと違ってきました。

ナナ:どう違う?

イツキ:振られない方法を覚えるんだと思ってたんです。

でも同僚への告白って、成功するかどうかだけじゃなくて、どっちの答えになっても翌日ちゃんと仕事できるように伝えることが大事なんですね。

マリ:私は、それが一番素敵な告白だと思うわ。

ミカコ:未来のイツキ、覚えときなさい。

イツキ:覚えておきます。まず相手を探すところからですけど(笑)

ナナ:そこが一番長そう(笑)


好きな同僚に告白したいなら、職場だからといって気持ちを諦める必要はありません。

ただし、仕事上の優しさだけを脈ありだと思わず、まずは職場の外でも自然に関係を深めていくこと。

お互いに距離が近づいていると感じたら、仕事が終わったあと、相手が落ち着いて話を聞ける場所で、シンプルに気持ちを伝えてみましょう。

そして何より大切なのは、YESでもNOでも、相手が安心して次の日も同じ職場に来られる告白にすること。

好きな相手だからこそ、答えを選ぶ自由まで大切にする。

それが、同僚への告白で忘れたくない一番のポイントなのかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次