誰かから。
「苦手なんだよね」
と言われたことはありますか?
面と向かって言われることもあれば。
人づてに聞くこともある。
あるいは。
陰で言われていたと知ることもあります。
どんな形であれ。
気持ちの良いものではありません。
「何が悪かったんだろう」
「嫌われているのかな」
「直した方がいいのかな」
そんな風に考えてしまう人も多いでしょう。
でも。
実は「苦手」という言葉には。
いくつかの意味があります。
相性の問題かもしれない。
誤解かもしれない。
あるいは改善できる部分が隠れていることもあります。
そこで今回は。
「苦手と言われた」
をテーマに。
苦手と言われた時の向き合い方や考え方について。
こいこと。編集部で語り合いました。

苦手と言われたらショックなのは当たり前

ミユ:今日はね。
結構しんどいテーマだと思う。
ナナ:うん。
私も言われたら普通にへこむ。
ミユ:だよね。
「苦手です」って。
結構破壊力ある。
リク:僕もそう思います。
たとえ相手に悪意がなくても。
受け取る側は傷つくことがありますよね。
ミユ:なんか。
人格否定されたみたいな気持ちになる時あるもん。
ナナ:あるある。
「私そんなに変かな?」
とか考えちゃう。
ワニオ:苦手と言われると。
通知音が鳴った気分になります。
ミユ:通知音?
ワニオ:はい。
普段は気にしていなかったのに。
急にそこだけ気になり始めるんです。
一件の通知なのに。
スマホ全部が赤く光っている気がします。
ナナ:あー。
それ分かるかも。
一人に言われただけなのに。
みんなに嫌われてる気がしてくる。
リク:実際は。
一人の意見と全員の評価は別なんですけどね。
ミユ:でも冷静でいられないんだよね。
ワニオ:人は。
褒め言葉十個より。
苦手の一言を長く保存する生き物みたいです。
ナナ:嫌な性能だなぁ(笑)
ワニオ:だからまず。
傷ついた自分を責めなくていいと思います。
苦手と言われて平気な人は。
そんなに多くないです。
ミユ:それは本当にそう。
まずは。
ショックを受けるのは普通。
そこからスタートだと思う。
リク:そして。
次に考えたいのは。
その「苦手」が何を意味しているのかです。
ミユ:たしかに。
苦手にも色々ありそう。
リク:あります。
次は。
「苦手」と言われる理由の種類。
そこを整理してみましょう。
「苦手」と言われる理由はひとつではない

ミユ:苦手って言葉。
ひとつに聞こえるけど。
中身は色々ありそうだよね。
リク:そうですね。
実は。
同じ「苦手」でも意味はかなり違います。
ナナ:だから。
苦手って言われた瞬間に。
「自分が悪いんだ」
って決めつけない方がいいのよね。
相性が合わない
リク:まず一番多いのは。
相性の問題です。
ミユ:性格の相性とか?
リク:そうですね。
話すテンポ。
価値観。
距離感。
色々あります。
ナナ:別に悪い人じゃないんだけど。
なんか合わない人っているよね。
ミユ:いる。
逆に。
理由は説明できないけど居心地いい人もいる。
ワニオ:ありますね。
椅子も同じです。
ミユ:椅子?
ワニオ:高級な椅子でも。
座ると落ち着かないことがあります。
安い椅子なのに。
なぜか長時間座れることもあります。
ナナ:なんか分かる(笑)
ワニオ:椅子が悪いわけではありません。
体との相性です。
人間も少し似ています。
誤解されている
ミユ:これはありそう。
リク:かなりありますね。
例えば。
無口な人が冷たいと思われたり。
真面目な人が怖いと思われたり。
ナナ:第一印象で決まっちゃうことあるもんね。
ミユ:実際話したら全然違うのに。
リク:そうです。
苦手と言われても。
その人が見ているのは。
本当のあなたではなく。
イメージの場合もあります。
相手が余裕を失っている
ミユ:これどういうこと?
リク:人は余裕がなくなると。
普段なら気にならないことが気になる場合があります。
ナナ:あるある。
疲れてる時って。
全部うるさく感じたりする。
ミユ:私もあるかも。
寝不足の日とか。
世界全員ちょっとうるさい。
ワニオ:空腹のスーパーに似ています。
ミユ:どういうこと(笑)
ワニオ:お腹が空いていると。
通路が狭く感じます。
人が多く感じます。
レジも長く感じます。
同じスーパーなのにです。
ナナ:あー。
自分の状態で見え方変わるってことね。
ワニオ:はい。
人への評価も。
その日のコンディションが混ざることがあります。
自分の課題が影響している場合もある
リク:もちろん。
耳が痛い話もあります。
ミユ:来た。
リク:もし複数の人から。
同じ指摘を受けるなら。
改善のヒントが隠れている可能性があります。
ナナ:例えば?
リク:話を遮る癖。
否定から入る癖。
距離感が近すぎるなどですね。
ミユ:それは確かに見直した方が良さそう。
リク:ただし。
ここで大事なのは。
「苦手と言われた=全部自分が悪い」
ではないということです。
ナナ:そこ重要。
反省と自己否定は別だからね。
ミユ:なるほどなぁ。
苦手って一種類じゃないんだ。
ワニオ:そうですね。
苦手という箱の中には。
相性。
誤解。
疲労。
改善点。
色々入っています。
リク:だからまず。
中身を見ずに自分を否定しないことですね。
ミユ:でもさ。
苦手って言われた後に。
やっちゃいけないこともありそう。
ナナ:あるある。
次はそこ話そう。
苦手と言われた時にやってはいけないこと。
結構大事だと思う。
苦手と言われた時にやってはいけないこと

ミユ:これ気になる。
苦手って言われた後って。
結構パニックになるもん。
ナナ:分かる。
冷静じゃいられない。
リク:だからこそ。
避けた方がいい行動もあります。
傷ついた直後ほどやりがちなんですけどね。
全員に好かれようとする
ミユ:あ。
これ私やりそう。
ナナ:みんな一回は通る道よ。
ミユ:なんか。
苦手って言われたら。
急に完璧な人になろうとしちゃう。
リク:でも。
それはかなり苦しいと思います。
なぜなら。
全員に好かれる人は存在しないからです。
ワニオ:全員に好かれようとするのは。
全員の好きな味のカレーを作ろうとする感じです。
ミユ:始まった(笑)
ワニオ:甘口派もいます。
辛口派もいます。
野菜が多い方が好きな人もいます。
肉が多い方が好きな人もいます。
結果として。
何を入れればいいのか分からなくなります。
ナナ:妙に分かるなそれ。
ワニオ:全員向けを目指しすぎると。
自分の味が消えることがあります。
必要以上に自分を責める
ミユ:これはある。
一人に言われただけなのに。
人生全部ダメだった気分になる。
リク:人はショックを受けると。
物事を大きく解釈しがちです。
ナナ:「嫌われた」から。
「みんなに嫌われてる」になるんだよね。
ミユ:そうそう。
脳内で勝手に増殖する。
ワニオ:一匹見つけた虫が。
翌日には百匹になっている現象です。
ミユ:怖い例えだな(笑)
ワニオ:実際には一匹なのに。
頭の中だけ大量発生します。
苦手と言われた時の不安も似ています。
リク:だから。
事実以上に膨らませないことが大切ですね。
相手を敵認定する
ナナ:これも結構あると思う。
ミユ:あー。
傷つくと腹立つもんね。
リク:気持ちは分かります。
ただ。
相手にも相手の事情があるかもしれません。
ナナ:もちろん。
意地悪な人もいる。
でも全員が悪人とは限らない。
ミユ:ただ合わなかっただけかもしれないしね。
ワニオ:苦手は。
悪人判定ではないと思います。
ミユ:ほう。
ワニオ:僕はパクチーが苦手です。
でも。
パクチーを憎んではいません。
ナナ:急にパクチー出てきた(笑)
ワニオ:世の中には。
パクチーが大好きな人もいます。
つまり。
苦手は価値の否定ではなく。
相性の表明であることも多いです。
リク:これは大事な考え方ですね。
相手が苦手と言ったからといって。
あなたの価値がなくなるわけではありません。
ミユ:なるほどなぁ。
傷つくのは仕方ないけど。
そこから暴走しないことが大事なんだ。
ナナ:そういうこと。
リク:そして次は。
実際にどう向き合えばいいのか。
そこを整理してみましょう。
ミユ:一番知りたいところだね。
苦手と言われた時の向き合い方。
次はそこを話そう。

苦手と言われた時の向き合い方

ミユ:結局さ。
苦手って言われた後。
どう考えればいいんだろう。
ナナ:そこよね。
傷つくのは仕方ないとして。
その後どうするか。
リク:僕は。
無理に前向きにならなくていいと思います。
ただ。
少し整理した方が楽になることはあります。
まず事実と感情を分ける
ミユ:事実と感情?
リク:はい。
例えば。
事実は。
「ある人から苦手と言われた」
です。
ナナ:うん。
リク:でも感情が混ざると。
「みんなに嫌われている」
「自分には価値がない」
に変わってしまうことがあります。
ミユ:あー。
めちゃくちゃある。
ワニオ:雨が降ると。
世界が雨になった気分になります。
ミユ:また来た(笑)
ワニオ:でも実際は。
一部の空だけです。
苦手と言われた時も。
人生全体まで雨にしない方がいいと思います。
ナナ:それは分かりやすいかも。
改善できる部分だけ受け取る
リク:次に。
もし相手の言葉に改善のヒントがあるなら。
そこだけ受け取ればいいと思います。
ミユ:全部受け入れなくていい?
リク:はい。
全部信じる必要はありません。
ただ。
参考になる部分があるなら使う。
それで十分です。
ナナ:私はこれ好き。
反省と自己否定は別だもんね。
ワニオ:魚をさばく時も。
骨まで食べません。
ミユ:急に魚(笑)
ワニオ:食べられる部分だけ取ります。
意見も似ています。
全部飲み込む必要はありません。
リク:ワニオさんにしては珍しく実用的ですね。
ワニオ:たまにあります。
合わない人は存在すると知る
ナナ:私は結局ここかな。
ミユ:どこ?
ナナ:合わない人はいる。
それだけ。
ミユ:シンプル。
ナナ:だって本当だもん。
私にもいるし。
みんなにもいる。
それって悪いことじゃない。
リク:僕もそう思います。
人間関係は正解探しではないですからね。
相性の要素も大きいです。
ワニオ:靴に似ています。
ミユ:今度は靴?
ワニオ:人気の靴でも。
自分の足には合わないことがあります。
でも。
靴が悪いわけではありません。
足も悪くありません。
ナナ:なるほどね。
ワニオ:人間関係も。
誰かが悪いより。
サイズが違うことがあります。
ミユ:なんか少し楽になったかも。
ナナ:苦手って言葉は痛いけどね。
リク:だからこそ。
必要以上に自分を否定しないことです。
ミユ:うん。
それ大事。
ワニオ:苦手と言われた日は。
自分を裁判しない方がいいと思います。
ミユ:どういうこと?
ワニオ:判決を出すには。
少し早いからです。
ナナ:それいいな。
今日は採用。
リク:では最後に。
今回の話をまとめましょう。
苦手と言われても価値がなくなるわけではない。
その話で締めたいと思います。
まとめ|苦手と言われても価値がなくなるわけではない

ミユ:今日の話。
思ったより救われたかも。
ナナ:分かる。
苦手って言葉だけ聞くと。
結構きついもんね。
リク:そうですね。
だからこそ。
言われた瞬間のショックだけで判断しないことが大切なんだと思います。
苦手と言われる=人格否定ではない
ミユ:まずこれだよね。
リク:はい。
今回一番伝えたい部分です。
苦手と言われたことと。
価値がないことは別です。
ナナ:ここ混ざっちゃうんだよね。
ミユ:うん。
「苦手」から。
「ダメな人間」まで飛躍しちゃう。
リク:でも実際は。
相性だったり。
誤解だったり。
色々な理由があります。
まずはそこを切り分けることですね。
改善できる部分だけ受け取ればいい
ナナ:全部背負わなくていいって話も良かった。
ミユ:あれ好き。
リク:誰かの意見は参考になります。
でも。
絶対の正解ではありません。
ミユ:受け取る部分は受け取る。
違うと思う部分は置いておく。
そんな感じだね。
ワニオ:試着室みたいなものです。
ナナ:お。
今回は何だ。
ワニオ:店員さんが。
おすすめの服を持ってきます。
でも。
全部買う人はいません。
ミユ:たしかに。
ワニオ:着てみて。
合うものだけ選びます。
意見も似ています。
全部自分に着せなくていいと思います。
ナナ:今日は例えの当たり日だな。
合わない人がいるのは自然なこと
リク:そして最後に。
これは覚えておいてほしいです。
合わない人がいるのは自然なことです。
ミユ:なんか。
大人になるほど分かるかも。
ナナ:全員と仲良くできたら理想だけどね。
現実はそうじゃない。
リク:だから。
苦手と言われたことより。
自分を大切にしてくれる人を見た方がいいと思います。
ミユ:それ大事だ。
ワニオ:僕は。
苦手と言われた時は。
駅の案内板を思い出します。
ミユ:また始まった(笑)
ワニオ:案内板を見ると。
右に行く人もいます。
左に行く人もいます。
でも。
右へ行く人が。
左へ行く人を否定しているわけではありません。
ナナ:あー。
行き先が違うだけか。
ワニオ:はい。
苦手も時々そうです。
敵だからではなく。
向かう方向が少し違うだけのことがあります。
リク:いいまとめですね。
ミユ:珍しく素直に終わった。
ワニオ:年に数回あります。
ナナ:レアだ(笑)
ミユ:もし今。
誰かに苦手と言われて落ち込んでいる人がいたら。
まずは思い出してほしい。
苦手と言われても。
あなたの価値がなくなるわけじゃない。
ってこと。
リク:そして。
必要以上に自分を裁かないことですね。
ナナ:今日はそれで十分。
ワニオ:判決は後日でも間に合います。
ミユ:だから裁判やめなさい(笑)



